東京での酒集め(聖地巡礼) [旅]
2019年の9月は、三連休が2回続きますね。
先週末には青春18きっぷで遠出をしたばかりでしたが、これだけ休日が続くとなると一日くらい出かけてもバチは当たらないことでしょうよ。
そこで今回は、東京都内で酒集めをしてみましたよ。
まずは東京メトロ有楽町線の東端駅たる新木場駅から。
和光市行に乗車。
有楽町線を池袋駅にて下車。
こんどは西武池袋線に乗りますよ。
飯能行の急行に乗車。
私が大学生だった頃に101系の足回りを利用して製造された9000系。
あれ?加減速がスムーズじゃん!と思ったら、VVVFインバータ制御に改造されとったがな。
ひばりが丘駅にて、小手指行の各停に乗り換え。
ひばりが丘駅から小手指行各停に3駅乗って、着いたのは秋津駅(東京都東村山市)。
東京都も秋津まで来ると、農業が盛んでのどかな雰囲気ですね。
ヤマザキの工場だ!
おそらくここは、オイラが大学生だった頃に夜勤のバイトをやらせてもらった工場だよ。
下落合にあった内外学生センターの斡旋だったっけ。
けっこうキツかったけれど、短期間でまとまったお金をもらえたので、貧乏学生にとってはありがたいバイトでした。
でもやりながら「オレ、何のために大学に入ったんだろ」な~んて考えちゃったりなんかしちゃったりして。
秋津へ来た目的は、豊島屋酒造さんの金婚を入手するため。
お休みでした。
宅地化は進んでいるみたいでしたが、それでものどかな情景だこと。
立派な長屋門がありましたよ。
しかも新しそう。
さんざん歩き回っても、金婚は見つからず。
それでも多満自慢の御神酒をGET!
あーあ。
雨が降ってきやがった。
最後に立ち寄った東村山のヨーカ堂で、金婚の純米酒(左)と吟醸(右)とをようやくGET!
ここまで歩いた2時間は完全に徒労でしたとさ。
秋津駅から2時間かけて徘徊し、東村山駅(東京都東村山市)へとたどり着きました。
“ひがしむらや~ま~♪ 【中略】 一丁目、一丁目、ワァオ!”
その東村山駅からは、西武国分寺線の国分寺行各停に乗車。
終点まで乗って、国分寺駅で下車。
国分寺駅からは、府中駅行の京王バスに乗車。
終点まで乗って、府中駅前(東京都府中市)にて下車。
雨はやんでおりました。
椅子のある立ち食いそば屋で、とろろそばをいただきました。
また地下にあった京王ストアでは、飛騨の蓬莱のアルミ缶(吟醸酒)を見つけてGET!
府中には、大國魂神社がありますよ
その大國魂神社の近くで酒造りをなさっているのが、“國府鶴(こうづる)”を造る野口酒造店さん。
その隣には、直営店と思われる中久本店さんがありました。
その中久本店さんで、國府鶴のお燗瓶とカップ酒、それに小粋なお猪口をGET!
國府鶴はほかにも数種類ありましたが、それは今後の楽しみとして取っておきました。
府中での目的を果たしたところで府中駅に戻り、京王電鉄の準特急新宿行に乗車。
京王電車の準特急に終点まで乗って、新宿駅からはJR中央線の快速(下り)に乗車。
新宿駅からJR中央線の快速に一駅だけ乗って、中野駅(東京都中野区)にて下車。
“酒集めで中野”と言えば、感の良い諸兄にはどこへ行くかはもうおわかりのことでしょう。
商店街を通り、
中野ブロードウェイを抜けて、
早稲田通りへ出たら右折して東進し、
天神坂上の交差点で左折して北上、
突き当りを右折すると、そこにあるのは、
そうです、“味ノマチダヤ”さんです。
味ノマチダヤさんと言えば、十数年前に興ったカップ酒ブームの際に、“地酒カップ”を企画して世に送り出した酒屋さんですよ。
「日本酒が低迷していた時代、何とかしたかったんです。三百円台で味見して失敗してもいいじゃないですか。美味しかったら四合瓶(七二〇ミリリットル)や一升瓶を買ってくれるかもしれない。仕掛けた当初、爆発的に売れてニュースになりました。同業他社も真似して売ったのですが、残念なのは、彼らは売れないとすぐやめてしまうこと。」(※1)という記述にあるとおり、ブームが去った今でもやめずにカップ酒を多く扱っていらっしゃる酒屋さんなのだとか。
(※1)東京人 2015年2月号 p.46(『地酒屋「味ノマチダヤ」訪問 好みの酒の選び方、教えてください!』p.45-49中 味ノマチダヤ代表取締役木村賀衛氏の発言録より) 都市出版
すなわち、ここはカップ酒愛好家にとっての聖地と言っても過言ではないのですよ。
あたしゃ去年の1月以来のご無沙汰でしたが、困ったとき(=在庫僅少時)の神頼みとして、味ノマチダヤさんオリジナルのカップ酒と思われるものを入手させていただきました。
その選んだ商品がこちら。
天明は、純米生貯カップとさらさら純米カップとをGET!
あたしゃ曙酒造さんが蔵を置く会津坂下では2度徘徊しておりますが、こんなのには出くわしませんでしたよ。
白隠正宗の純米酒カップ。
300ml瓶は既出でしたが、カップ酒は初見でした。
来福はかつて蔵元さんを訪問しましたが、こんなのなかったぜ。
北條蔵へ行けばあるのかな?
大田市の開春は緑色ラベルのものをいただいておりますが、雄町使用のこれは知らんかった知らんかった!
国権は会津田島まで行って入手しましたが、純米酒カップなんて影もかたちもなかったよ。
最後は石鎚三種。
かつて愛媛で吟醸やら三増酒やらを入手しましたが、こんなのがあるなんて知りませんでした。
大漁大漁!
気をよくして、ビールを飲みながら歩いて帰ったのでした。
飲酒運転は違法ですが、飲酒徒歩は天下御免だぜ!
(両方ともまともな大人がすることじゃないな。)
中野駅へ戻って、中央線快速の東京行に乗って帰ったとさ。
このあと、とある場所で一人打ち上げをする予定でした。
ですが、電話が入って急用ができてしまったことから、帰路を急いだのでした。
今回は急用ですからね、いつものこの御仁とは関係がございませんでしたとさ。
(友情出演)
以上、カップ酒10個、一合瓶4本の旅でした。
先週末には青春18きっぷで遠出をしたばかりでしたが、これだけ休日が続くとなると一日くらい出かけてもバチは当たらないことでしょうよ。
そこで今回は、東京都内で酒集めをしてみましたよ。
まずは東京メトロ有楽町線の東端駅たる新木場駅から。
和光市行に乗車。
有楽町線を池袋駅にて下車。
こんどは西武池袋線に乗りますよ。
飯能行の急行に乗車。
私が大学生だった頃に101系の足回りを利用して製造された9000系。
あれ?加減速がスムーズじゃん!と思ったら、VVVFインバータ制御に改造されとったがな。
ひばりが丘駅にて、小手指行の各停に乗り換え。
ひばりが丘駅から小手指行各停に3駅乗って、着いたのは秋津駅(東京都東村山市)。
東京都も秋津まで来ると、農業が盛んでのどかな雰囲気ですね。
ヤマザキの工場だ!
おそらくここは、オイラが大学生だった頃に夜勤のバイトをやらせてもらった工場だよ。
下落合にあった内外学生センターの斡旋だったっけ。
けっこうキツかったけれど、短期間でまとまったお金をもらえたので、貧乏学生にとってはありがたいバイトでした。
でもやりながら「オレ、何のために大学に入ったんだろ」な~んて考えちゃったりなんかしちゃったりして。
秋津へ来た目的は、豊島屋酒造さんの金婚を入手するため。
お休みでした。
宅地化は進んでいるみたいでしたが、それでものどかな情景だこと。
立派な長屋門がありましたよ。
しかも新しそう。
さんざん歩き回っても、金婚は見つからず。
それでも多満自慢の御神酒をGET!
あーあ。
雨が降ってきやがった。
最後に立ち寄った東村山のヨーカ堂で、金婚の純米酒(左)と吟醸(右)とをようやくGET!
ここまで歩いた2時間は完全に徒労でしたとさ。
秋津駅から2時間かけて徘徊し、東村山駅(東京都東村山市)へとたどり着きました。
“ひがしむらや~ま~♪ 【中略】 一丁目、一丁目、ワァオ!”
その東村山駅からは、西武国分寺線の国分寺行各停に乗車。
終点まで乗って、国分寺駅で下車。
国分寺駅からは、府中駅行の京王バスに乗車。
終点まで乗って、府中駅前(東京都府中市)にて下車。
雨はやんでおりました。
椅子のある立ち食いそば屋で、とろろそばをいただきました。
また地下にあった京王ストアでは、飛騨の蓬莱のアルミ缶(吟醸酒)を見つけてGET!
府中には、大國魂神社がありますよ
その大國魂神社の近くで酒造りをなさっているのが、“國府鶴(こうづる)”を造る野口酒造店さん。
その隣には、直営店と思われる中久本店さんがありました。
その中久本店さんで、國府鶴のお燗瓶とカップ酒、それに小粋なお猪口をGET!
國府鶴はほかにも数種類ありましたが、それは今後の楽しみとして取っておきました。
府中での目的を果たしたところで府中駅に戻り、京王電鉄の準特急新宿行に乗車。
京王電車の準特急に終点まで乗って、新宿駅からはJR中央線の快速(下り)に乗車。
新宿駅からJR中央線の快速に一駅だけ乗って、中野駅(東京都中野区)にて下車。
“酒集めで中野”と言えば、感の良い諸兄にはどこへ行くかはもうおわかりのことでしょう。
商店街を通り、
中野ブロードウェイを抜けて、
早稲田通りへ出たら右折して東進し、
天神坂上の交差点で左折して北上、
突き当りを右折すると、そこにあるのは、
そうです、“味ノマチダヤ”さんです。
味ノマチダヤさんと言えば、十数年前に興ったカップ酒ブームの際に、“地酒カップ”を企画して世に送り出した酒屋さんですよ。
「日本酒が低迷していた時代、何とかしたかったんです。三百円台で味見して失敗してもいいじゃないですか。美味しかったら四合瓶(七二〇ミリリットル)や一升瓶を買ってくれるかもしれない。仕掛けた当初、爆発的に売れてニュースになりました。同業他社も真似して売ったのですが、残念なのは、彼らは売れないとすぐやめてしまうこと。」(※1)という記述にあるとおり、ブームが去った今でもやめずにカップ酒を多く扱っていらっしゃる酒屋さんなのだとか。
(※1)東京人 2015年2月号 p.46(『地酒屋「味ノマチダヤ」訪問 好みの酒の選び方、教えてください!』p.45-49中 味ノマチダヤ代表取締役木村賀衛氏の発言録より) 都市出版
すなわち、ここはカップ酒愛好家にとっての聖地と言っても過言ではないのですよ。
あたしゃ去年の1月以来のご無沙汰でしたが、困ったとき(=在庫僅少時)の神頼みとして、味ノマチダヤさんオリジナルのカップ酒と思われるものを入手させていただきました。
その選んだ商品がこちら。
天明は、純米生貯カップとさらさら純米カップとをGET!
あたしゃ曙酒造さんが蔵を置く会津坂下では2度徘徊しておりますが、こんなのには出くわしませんでしたよ。
白隠正宗の純米酒カップ。
300ml瓶は既出でしたが、カップ酒は初見でした。
来福はかつて蔵元さんを訪問しましたが、こんなのなかったぜ。
北條蔵へ行けばあるのかな?
大田市の開春は緑色ラベルのものをいただいておりますが、雄町使用のこれは知らんかった知らんかった!
国権は会津田島まで行って入手しましたが、純米酒カップなんて影もかたちもなかったよ。
最後は石鎚三種。
かつて愛媛で吟醸やら三増酒やらを入手しましたが、こんなのがあるなんて知りませんでした。
大漁大漁!
気をよくして、ビールを飲みながら歩いて帰ったのでした。
飲酒運転は違法ですが、飲酒徒歩は天下御免だぜ!
(両方ともまともな大人がすることじゃないな。)
中野駅へ戻って、中央線快速の東京行に乗って帰ったとさ。
このあと、とある場所で一人打ち上げをする予定でした。
ですが、電話が入って急用ができてしまったことから、帰路を急いだのでした。
今回は急用ですからね、いつものこの御仁とは関係がございませんでしたとさ。
(友情出演)
以上、カップ酒10個、一合瓶4本の旅でした。