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【お酒】1842.つきよしの さなだどりーむ号 カップ [20.長野県の酒]

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若林醸造株式会社
長野県上田市中野466

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、フタに貼られたラベルより転記)




今日と明日とは、若林醸造さんが世に送り出した、上田電鉄の電車がデザインされているカップ酒をいただきます。
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今日いただくこのお酒は、どうやら普通酒のようでした。
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“つきよしの(月吉野)”という酒銘については、文献に以下のような記述がありましたよ。
銘柄の「月吉野」は、昔から家の近くに吉野桜がたくさん植えられており、満月の夜の花見の宴の最中に、美しく桜吹雪が舞う様を見て命名したものだという。
 吉野桜は、江戸末期に生まれた園芸品種の染井吉野とは全く別種で、山桜のことである。奈良県吉野山の山桜が最も有名で、関東から西の地域で4月上旬頃から赤みがかった花を開く。
 近郷の人々が集まって盛大な酒盛りが行われているその夜、煌々とした月に照らされながら、一面の吉野桜ははらはらと舞い散ったのであろうか。」(※1)


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いている程度でしたが、透き通ってはおりませんでした。
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うまみは濃いめですぞ!
こちらひさびさの酒臭さ(ほめ言葉です)がしっかりで、米のうまみがそれに続きます。
苦みが少しあって、鋭くはないものの重さをちょっと感じます。
それでいてキレはよく、スッと引いて行きますよ。

酸味はひかえめでしょう。
すっぱさは弱めで、鋭さはありません。
スースー感がわずかにありますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりですわ。
けっしてべとつかないものの、幅をしっかりと感じます。


濃醇どっしりちょい重スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
しっかりしていて飲み応え満載なのに、キレがよくて後味はスッキリしておりました。
重さをちょっと感じましたが、総じて味わいに角はありませんでした。

これいいね!
きっと肉料理に合うと思いますよ。

(※1)川崎史郎:文・小林敬一:写真『酒蔵で訪ねる信州』p.112(2008.5 信濃毎日新聞社)









★☆★【予告】☆★☆


先週末は、出かけておりました。

ジェット機に乗って富士山を眺めたり、
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バスに乗って、山の中を走る線路の下をくぐったり、
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人生初のプロペラ機に乗ったり、
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船に乗って海を渡ったり、
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ジャングルみたいな道を歩いたり、
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起伏の激しい道を、酒(?)を担いで乗り越えたり、
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路面電車に乗ったりしておりました。
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もちろん、おいしいものをたくさんいただきましたよ。
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その顛末は、まとめることができ次第報告させていただきます。