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【お酒】1848.喜久水 銀泉 パーソナルカップ 180ml [20.長野県の酒]

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製造者 喜久水酒造株式会社
長野県飯田市鼎切石4293


原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール
アルコール分 15度
内容量180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




昭和19年、戦時下の統制経済で下伊那郡下の三十七の酒造家が合併して誕生した」(※1)とあるとおり、戦時統合によって設立された喜久水酒造さん。
それ故か、飯田市では唯一の蔵元さんのようですね。

そのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
219.銀泉 喜久水 パーソナルカップ 200ml
789.喜久水 本醸造 にごり酒 白貴天龍 カップ
1528.純米吟醸 猿庫の泉(さるくらのいずみ) カップ

今日いただくこのお酒も普通酒の銀撰でしたが、こちらは内容量が180mlのものでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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うまみはちょい濃いめかな。
米のうまみをじんわりと感じ、厚みもちょっとあるみたいです。
苦みがあって、弱めですが重さがあることがわかります。
熟成感や酒臭さはありません。
キレはそれほどでもなく、重さが残ります。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
べとついた感じはないものの、幅を感じる甘みです。


ちょい濃醇でちょい重ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
ちょい重でしたが、それも私としてはいい感じでした。
スースー感や甘みがちょい重を和らげていたのかもしれません。


(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.220(2008.5 信濃毎日新聞社)