青春18きっぷを使った酒集め:2020年夏 [旅]
今回は、2020年夏の青春18きっぷを3回分使用して酒集めをしてみましたよ。
果たして酔っぱらいは、どこをうろついていたのでしょうか?
それでは、とくとご覧あれ!
★☆2020年8月16日(日)★☆
早朝の津田沼駅から。
ああ、そうだよ!
どうせオイラは千葉県民なんだよ!!
なんか文句あるか???
この旅最初の列車は、4:56発の総武快速線横須賀行484F。
いつもブレるんだよな。
東京駅で東海道本線に乗り換え。
5:40発の沼津行普通323Mでした。
熱海駅まで完全に寝ておりましたよ。
沼津駅で、8:09発の静岡行普通2745Mに乗りかえ。
静岡県内の313系にしてはめずらしく、セミクロスシートでした。
この2745Mは御殿場線から東海道本線に乗り入れる列車だったからでしょうか?
車窓から見える空は若干曇っておりました。
それでも富士山を拝むことがかないましたよ。
終点の静岡駅に到着。
時間短縮を図るべく、
静岡駅から豊橋駅までは新幹線に乗車。
この日はとあるお店で昼食をいただく予定で、そのお店へ一刻もはやく到着したかったのでした。
そこで静岡駅からは、9:21発の東海道新幹線こだま707号に乗車。
新幹線に乗ったのにビールを我慢できたワタクシ。
初めて自分で自分をほめたいと思います。
(有森裕子さんより)
こだま707号に40分ほど乗って、豊橋駅にて下車。
豊橋駅からは、10:21発の特別快速大垣行5117Fに乗りかえ。
浜松から来た列車でしたけれど、時節柄、余裕で座れちゃいましたよ。
でも実は、この時点で完全にだまされていたのでした。
5117Fの終点である大垣駅で、12:12発の米原行普通3215Fに乗りかえ。
でもこの列車、豊橋駅を5117Fの一本後に出た10:32発の特別快速大垣行5319F(となりのホームに停まっていた電車)が終点の大垣駅でそのまま米原行3215Fへと変わっただけだったのでした。
3215Fを終点まで乗って、米原駅で北陸本線に乗りかえ。
13:01発の新快速(ただしここからは各駅停車)近江塩津行3248Mでした。
びわこ大仏が見えてくると、
そこはもう、長浜駅(滋賀県長浜市)。
駅前には、豊臣秀吉と石田三成との“出逢いの像”がありましたよ。
このブログを始めてから、長浜へはもう何度も来ております。
今回長浜へやってきた目的は、駅前にある中島屋食堂さんでおいしいものをいただくためだったのでした。
それ故に、午後1時過ぎまで飲まず食わずで我慢していたのでしたよ。
その中島屋食堂さんがこちら!
あれ?
♪ちゃらり~♪
♪鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
中島屋食堂さんでは、“鮎の姿煮”をいただきたかったのでした。
それがこれ!(2019年8月撮影)
新幹線を利用して時間短縮を図った意義は、すっかりと消え去ってしまったのでした。
でもね、思い返してみると、
中島屋食堂さんにはほぼ2分の1の確率でフラれちゃっていたのよね。
女将さんがご高齢ですし、家族で切り盛りなさっているので、しかたがないのかも。
空腹を満たす店をさがすべく、古い街並みが残る場所へと向かいます。
すじですね!
そのスーパージャイアンツの隣に、川魚料理店を発見!
空腹が限界近くに達していたことから、品書きをろくに確認することなく吸い込まれてしまいました。
まずはビール。
この日最初の一杯でした。
ご飯ものには心惹かれたものがまったくなかったので、川魚料理を2点選択。
ビワマスの燻製。
これはうまかった!
そして鮎の甘露煮。
残念ながら、稚鮎でした。
中島屋食堂さんの姿煮とちがって、浅炊きなのね。
それに砂を含んでいる個体もあって、ワタクシにはいまいちでした。
それでも大好きな川魚で空腹をしのぐことができてよかったよかった!
気をよくして、次なる目的地へと向かいます。
門徒の端くれといたしましては、ここ長浜へ来たら是非ともご挨拶しておかねばならない場所があるのです。
それがここ。
真宗大谷派(いわゆる東本願寺)長浜別院 大通寺。
広い敷地に、真宗らしい大きな建物が並びます。
これは太鼓楼。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来(限りない命の如来に帰命し)
南無不可思議光(思いはかることのできない光の如来に帰依し奉る)
参拝を終えて戻る途中に、いつも立ち寄る酒屋さんを覘いてみました。
そうしたら、初見のカップ酒が鎮座ましましていらっしゃるじゃあ~りませんか!
さらに別の店でこれらをGET!
“石田三成”は、七本槍の原酒なんだってさ。
“Shiga Lucky”は、太田酒造さん(道灌)が造った米焼酎でした。
あたしゃ長浜へは何度も来ているのですが、
長浜ってところは、なぜか不思議なことに何度来ても新しいお酒に出会うことができる街のですよ。
これもきっと、仏様のおかげでしょう。
さらには雑貨屋を覘いたら、さやえんどうの箸置き(120円)に心惹かれて連れて帰ってきてしまいましたとさ。
長浜での徘徊はこれでおしまい。
長浜駅へ戻り、14:57発の新快速(米原まで各駅停車)播州赤穂行3487Mに乗って、来た道を引き返します。
もちろん、飲みながら乗って行きましたよ。
米原駅で、15:30発の大垣行普通228Fに乗りかえ。
そして大垣駅では、16:11発の新快速豊橋行5344Fに乗りかえ。
大垣駅から3駅乗って、着いたのは岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
駅前には、金色の織田信長公が鎮座まします。
時節柄、信長公はマスクを着用なさっておいででした。
岐阜駅へ来たら挨拶すべきなのは、信長公だけではございません。
大正生まれの大先輩にも、是非ともご挨拶しなければならないのです。
私が子供の頃は、このモ510様が相棒のモ520と組み、先頭に〇に“急”(急行)の識別を掲げてここ岐阜駅前の電停から本揖斐駅や谷汲駅へと走っていたのでした。
釣り合い梁バリバリのこの台車に揺られたことも、今となっては昔の思い出となってしまいました。
それにしても岐阜の街は暑いこと暑いこと!
日差しが刺すように痛いぜ。
37℃だそうですが、体感的には40℃以上だろ!
この日はここ岐阜にて宿泊。
ホテルにチェックインしたのち、岐阜の街を徘徊。
金公園(こがねこうえん)へとやってまいりました。
ここは、さきほど岐阜駅前でご挨拶させていただいたモ510様がかつて保存されていた場所。
こんな感じでした(2017年8月撮影)。
移設前のお化粧直し中のお姿はこちら(2019年8月撮影)。
今はもぬけの殻ですが、レールだけは残っておりました。
その金公園の隣にあるのが、金神社(こがねじんじゃ)。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
さっそく参拝のご利益あり!
髙島屋にて、御幸鶴(武内さん;岐阜県大垣市)の御神酒をGET!
日が暮れ始めたので、お店へと向かいます。
私が選んだのは、“Martin Grill Pooh”さん。
まずはビール。
暑いから余計にうまいね!
ピクルスをつまみつつ、
バランタインのハイボールへ移行!
この日は洋酒の気分だったのでした。
そしてロコモコ丼を注文。
まいう~でした!
こうして、岐阜の夜は更けていったのでした。
★☆2020年8月17日(月)★☆
未明の岐阜駅。
この日は、高山本線に乗りました。
まずは岐阜駅を5:36発の高山行普通1705C(美濃太田からは1705D)に乗車。
気動車(ディーゼルカー)ですが、昨日乗った電車とそっくりのキハ25形。
転換クロスシートで(´▽`) ホッ!
キハ25形には、ロングシート仕様のものもあるのです。
古井(こび)だってさ!
知らないと読めないね。
高山本線は、飛騨川をさかのぼって走って行きます。
飛騨川って、川岸には岩場が露出しているのね。
かと思うとダムが少なからずあって、ダム湖みたいなっちゃったりなんかしちゃったりして。
それにしてもいい天気!
岐阜駅から1705C→1705Dに3時間08分乗って、終点の高山駅へ到着。
この時点でまだ午前9時前。
酒集め目的で徘徊するにはちと早過ぎました。
そこでさらに列車に乗って高山本線を北上!
高山駅を9:40発の猪谷行普通1825Dに乗車。
上枝(ほずえ)だってさ!
これも知らないと読めないね。
高山駅から1825Dに3駅乗って、着いたのは飛騨古川駅(岐阜県飛騨市)。
お寺の立派な門を発見。
その隣には、親鸞聖人の像が鎮座ましましていらっしゃるじゃあ~りませんか。
本光寺だってさ。
後で調べたら、浄土真宗本願寺派(いわゆる西本願寺)のお寺のようでした。
大きな本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
飛騨古川駅の駅近くには、蔵元さんが2軒あるのです。
その一つが、“白真弓”を造る蒲酒造場さん。
カップ酒3種を無事GET!
こちらは“蓬莱”の渡辺酒造店さん。
既出でしたので、退散いたしました。
川が流れる道へとやってまいりました。
鯉がいっぱい。
歩いていると集団で付いてきやがるの。
やつらのお目当ては、どうやらこれらしい。
阿鼻叫喚の巷と化したのでした。
40分ほどかけて徘徊し、飛騨古川駅へと戻ってまいりました。
ここで食事でも、と思ったのですが、
歓迎していただけるお店が少ないみたいでしたのでやめておきましたよ。
その飛騨古川駅からは10:51発の高山行普通1852Dに乗って、今朝来た道を引き返しました。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
特急ワイドビューひだ号との交換もあるでよ。
飛騨古川駅から3駅引き返して、高山駅(岐阜県高山市)へと戻ってまいりました。
午前11時を回り、腹が減ってまいりました。
そこで、駅前で見つけたそば屋さん(“飛騨”さん)に入ることにいたしましたよ。
まずはビール。
きゅうりのしょうゆ漬けを出してくださいました。
パリパリで味がしみていてまいう~!
私が選んだのは、十割ざるそば。
生わさびをちょっとつけて食べるとおいしいとのこと。
そばの風味とわさびの香りとが相俟ってまいう~♪
もちろんつゆでもおいしくいただけましたよ。
そば湯も濃厚でまいう~♪
最後は、そばがきに桑の実のジャムを乗せたもので〆。
ごちそうさまでした。
おいしいお蕎麦でございました。
お腹も心も満たされたところで、高山の街へと歩いて行きました。
宮川に架かる柳橋より。
川風が気持ちいいね。
ここから、めくるめくほどの楽しみが始まったのでした。
“山車(さんしゃ)”を造る原田酒造場さん。
カップ酒2種をGET!
“深山菊”を造る舩坂酒造店さん。
カップ酒3種をGET!
“久寿玉”を造る平瀬酒造店さん。
佳撰カップと上撰カップとをGET!
“ひだ正宗”を造る川尻酒造場さん。
カップ酒の取り扱いはございませんでした。
“玉の井”を造る二木酒造さん。
大吟醸や吟醸酒のカップをGET!
“飛騨の華”を造る平田酒造場さん。
お前、平田酒造場だろ!(藤波辰巳(当時)より)
そのスーパーストロングマシーンならぬ平田酒造場さんで、カップ酒3種のセットをGET!
そして最後は、“飛騨自慢”、“鬼ころし”の老田酒造店さん。
飛騨自慢のカップ酒をGET!
怒涛の酒蔵七連発を終えて、時刻は午後一時過ぎ。
いかんいかん、調子に乗って速く回り過ぎました。
となれば、お礼参りに高山別院へ。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
疲れを少し感じたことから、“カレリア”さんで休憩させていただきました。
入店時には、アイスコーヒーを飲みたいと心に決めておりました。
しかし店内に鎮座ましましていらっしゃったビールサーバーを見て条件反射的に「ビールを下さい。」と言ってしまったアル中ハイマーなワタクシだったのでした。
女将さんが出してくださったサラダせんべい。
塩気が疲れを癒してくれましたよ。
カレリアさんのおかげで、疲れは完全に回復いたしました。
それでもホテルのチェックイン開始まで時間があったことから、街中を散策することにいたしましたよ。
しかし、しかし、
怒るでしかし!
悲しいかな。
目に付いて手に取ってしまうのは、カップ酒ばかり。
宮川の河川敷で少し涼んだあと、ホテルへチェックインしたのでした。
これがこの日一日分の成果。
こちらひさびさの大漁でした。
翌日は未明のうちに帰途につく予定でしたので、この日は早いうちに食事を摂って眠りたいところでした。
そこで飲食店を探すべく、ホテルのロビーに置いてあった飲食店マップを眺めてみたところ、昼から夜まで通しで営業しているお店を発見しました。
しかもその店には、私がここ高山でぜひとも食べたかった料理があるとのこと。
そのお店へ電話してみたところ、いつでも来店OKとの回答を頂戴しました。
そこで午後4時、川風に当たりながら宮川沿いの道を歩いてそのお店へと向かったのでした。
私が選んだのは、“京や”さん。
まずはビール。
全自動サーバーで注がれる生ビールは泡がきめ細かくてまいう~♪
定食にセットの煮物。
こも豆腐。
豆腐なのに、出汁の味がしみていてまいう~♪
朴葉味噌(加熱前)。
朴葉味噌(加熱後)。
塩気がいやされるわ~。
これはご飯にも合うね。
私がここ高山でぜひとも食べたかった料理がこれ!
“漬物ステーキ”です。
漬物ステーキ、まいう~♪
塩気が若干強めなのは、山の食べ物だからかな?
これは漬物自体がおいしくないと、きっとうまくできないでしょうね。
そして焼酎(神の河)をロックで。
この日はさっさと酔って寝たかったものですから。
京やさん、ごちそうさまでした。
お腹も心も満たされたところで、再び宮川の川風に当たりながらホテルへ戻って、さっさと寝たのでした。
★☆2020年8月17日(月)★☆
未明の高山駅。
この日は、さっさと帰るのみ。
4:44発の岐阜行普通1702Dに乗って、昨日乗って来た高山本線を引き返したのでした。
転換クロスシートで(´▽`) ホッ。
1702Dに2時間50分乗って、終点の岐阜駅で東海道本線に乗りかえ。
7:37発の新快速豊橋行2310Fでした。
豊橋駅で、9:13発の浜松行普通928Mに乗りかえ。
浜松駅で、9:50発の静岡行普通760Mに乗りかえ。
760Mに1時間12分乗って、11:02に終点の静岡駅へ到着。
ここ静岡にて昼食。
駅の外へ出て、地下へと潜ります。
地上へ出て、
再びビルの地下へ、
ここ“鍾庵”さんで“静岡おでん”をいただくのです。
まずはビール。
セルフサービスの静岡おでん(6本)。
大根真っ黒!
中までやわらかくてまいう~♪
黒はんぺんはお約束。
卵もしみててまいう~♪
私が一番好きなのは“白焼”。
鱈のすり身を焼き固めてあるものです。
白焼の“ホロッ”と崩れるような食感があたしゃ大好きなのさ♪
ごちそうさまでした。
鍾庵さんはサッと入ってパッと食べられるので、時間に余裕のない青春18きっぷの旅ではありがたいお店なのですよ。
お腹も心も満たされたところで、静岡駅へ戻って、
11:53発の熱海行普通1448Mに飛び乗って、
(かけこみ乗車はやめましょう!)
終点の熱海駅からは、13:13発快速アクティー3528Eのグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰りましたよ。
明るいうちに帰宅できたことから、黒猫のダンナには3日分を一度に遊んでいただけましたとさ。
以上、
カップ酒21個
一合瓶1本
300ml瓶1本
そして焼酎一合瓶1本の旅でした。
高山では、今回はカップ酒のみを入手いたしました。
しかし実際には一合瓶や300ml瓶にも少なからず出会いましたので、それらもぜひ入手してみたいところです。
旅を終えたばかりの今からもう、高山への再訪が楽しみで楽しみでしかたがありませんわ。
こうして、私の2020年の夏は、終わりを遂げたのでした。
果たして酔っぱらいは、どこをうろついていたのでしょうか?
それでは、とくとご覧あれ!
★☆2020年8月16日(日)★☆
早朝の津田沼駅から。
ああ、そうだよ!
どうせオイラは千葉県民なんだよ!!
なんか文句あるか???
この旅最初の列車は、4:56発の総武快速線横須賀行484F。
いつもブレるんだよな。
東京駅で東海道本線に乗り換え。
5:40発の沼津行普通323Mでした。
熱海駅まで完全に寝ておりましたよ。
沼津駅で、8:09発の静岡行普通2745Mに乗りかえ。
静岡県内の313系にしてはめずらしく、セミクロスシートでした。
この2745Mは御殿場線から東海道本線に乗り入れる列車だったからでしょうか?
車窓から見える空は若干曇っておりました。
それでも富士山を拝むことがかないましたよ。
終点の静岡駅に到着。
時間短縮を図るべく、
静岡駅から豊橋駅までは新幹線に乗車。
この日はとあるお店で昼食をいただく予定で、そのお店へ一刻もはやく到着したかったのでした。
そこで静岡駅からは、9:21発の東海道新幹線こだま707号に乗車。
新幹線に乗ったのにビールを我慢できたワタクシ。
初めて自分で自分をほめたいと思います。
(有森裕子さんより)
こだま707号に40分ほど乗って、豊橋駅にて下車。
豊橋駅からは、10:21発の特別快速大垣行5117Fに乗りかえ。
浜松から来た列車でしたけれど、時節柄、余裕で座れちゃいましたよ。
でも実は、この時点で完全にだまされていたのでした。
5117Fの終点である大垣駅で、12:12発の米原行普通3215Fに乗りかえ。
でもこの列車、豊橋駅を5117Fの一本後に出た10:32発の特別快速大垣行5319F(となりのホームに停まっていた電車)が終点の大垣駅でそのまま米原行3215Fへと変わっただけだったのでした。
3215Fを終点まで乗って、米原駅で北陸本線に乗りかえ。
13:01発の新快速(ただしここからは各駅停車)近江塩津行3248Mでした。
びわこ大仏が見えてくると、
そこはもう、長浜駅(滋賀県長浜市)。
駅前には、豊臣秀吉と石田三成との“出逢いの像”がありましたよ。
このブログを始めてから、長浜へはもう何度も来ております。
今回長浜へやってきた目的は、駅前にある中島屋食堂さんでおいしいものをいただくためだったのでした。
それ故に、午後1時過ぎまで飲まず食わずで我慢していたのでしたよ。
その中島屋食堂さんがこちら!
あれ?
♪ちゃらり~♪
♪鼻から牛~乳~♪(嘉門達夫より)
中島屋食堂さんでは、“鮎の姿煮”をいただきたかったのでした。
それがこれ!(2019年8月撮影)
新幹線を利用して時間短縮を図った意義は、すっかりと消え去ってしまったのでした。
でもね、思い返してみると、
中島屋食堂さんにはほぼ2分の1の確率でフラれちゃっていたのよね。
女将さんがご高齢ですし、家族で切り盛りなさっているので、しかたがないのかも。
空腹を満たす店をさがすべく、古い街並みが残る場所へと向かいます。
すじですね!
そのスーパージャイアンツの隣に、川魚料理店を発見!
空腹が限界近くに達していたことから、品書きをろくに確認することなく吸い込まれてしまいました。
まずはビール。
この日最初の一杯でした。
ご飯ものには心惹かれたものがまったくなかったので、川魚料理を2点選択。
ビワマスの燻製。
これはうまかった!
そして鮎の甘露煮。
残念ながら、稚鮎でした。
中島屋食堂さんの姿煮とちがって、浅炊きなのね。
それに砂を含んでいる個体もあって、ワタクシにはいまいちでした。
それでも大好きな川魚で空腹をしのぐことができてよかったよかった!
気をよくして、次なる目的地へと向かいます。
門徒の端くれといたしましては、ここ長浜へ来たら是非ともご挨拶しておかねばならない場所があるのです。
それがここ。
真宗大谷派(いわゆる東本願寺)長浜別院 大通寺。
広い敷地に、真宗らしい大きな建物が並びます。
これは太鼓楼。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来(限りない命の如来に帰命し)
南無不可思議光(思いはかることのできない光の如来に帰依し奉る)
参拝を終えて戻る途中に、いつも立ち寄る酒屋さんを覘いてみました。
そうしたら、初見のカップ酒が鎮座ましましていらっしゃるじゃあ~りませんか!
さらに別の店でこれらをGET!
“石田三成”は、七本槍の原酒なんだってさ。
“Shiga Lucky”は、太田酒造さん(道灌)が造った米焼酎でした。
あたしゃ長浜へは何度も来ているのですが、
長浜ってところは、なぜか不思議なことに何度来ても新しいお酒に出会うことができる街のですよ。
これもきっと、仏様のおかげでしょう。
さらには雑貨屋を覘いたら、さやえんどうの箸置き(120円)に心惹かれて連れて帰ってきてしまいましたとさ。
長浜での徘徊はこれでおしまい。
長浜駅へ戻り、14:57発の新快速(米原まで各駅停車)播州赤穂行3487Mに乗って、来た道を引き返します。
もちろん、飲みながら乗って行きましたよ。
米原駅で、15:30発の大垣行普通228Fに乗りかえ。
そして大垣駅では、16:11発の新快速豊橋行5344Fに乗りかえ。
大垣駅から3駅乗って、着いたのは岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
駅前には、金色の織田信長公が鎮座まします。
時節柄、信長公はマスクを着用なさっておいででした。
岐阜駅へ来たら挨拶すべきなのは、信長公だけではございません。
大正生まれの大先輩にも、是非ともご挨拶しなければならないのです。
私が子供の頃は、このモ510様が相棒のモ520と組み、先頭に〇に“急”(急行)の識別を掲げてここ岐阜駅前の電停から本揖斐駅や谷汲駅へと走っていたのでした。
釣り合い梁バリバリのこの台車に揺られたことも、今となっては昔の思い出となってしまいました。
それにしても岐阜の街は暑いこと暑いこと!
日差しが刺すように痛いぜ。
37℃だそうですが、体感的には40℃以上だろ!
この日はここ岐阜にて宿泊。
ホテルにチェックインしたのち、岐阜の街を徘徊。
金公園(こがねこうえん)へとやってまいりました。
ここは、さきほど岐阜駅前でご挨拶させていただいたモ510様がかつて保存されていた場所。
こんな感じでした(2017年8月撮影)。
移設前のお化粧直し中のお姿はこちら(2019年8月撮影)。
今はもぬけの殻ですが、レールだけは残っておりました。
その金公園の隣にあるのが、金神社(こがねじんじゃ)。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
さっそく参拝のご利益あり!
髙島屋にて、御幸鶴(武内さん;岐阜県大垣市)の御神酒をGET!
日が暮れ始めたので、お店へと向かいます。
私が選んだのは、“Martin Grill Pooh”さん。
まずはビール。
暑いから余計にうまいね!
ピクルスをつまみつつ、
バランタインのハイボールへ移行!
この日は洋酒の気分だったのでした。
そしてロコモコ丼を注文。
まいう~でした!
こうして、岐阜の夜は更けていったのでした。
★☆2020年8月17日(月)★☆
未明の岐阜駅。
この日は、高山本線に乗りました。
まずは岐阜駅を5:36発の高山行普通1705C(美濃太田からは1705D)に乗車。
気動車(ディーゼルカー)ですが、昨日乗った電車とそっくりのキハ25形。
転換クロスシートで(´▽`) ホッ!
キハ25形には、ロングシート仕様のものもあるのです。
古井(こび)だってさ!
知らないと読めないね。
高山本線は、飛騨川をさかのぼって走って行きます。
飛騨川って、川岸には岩場が露出しているのね。
かと思うとダムが少なからずあって、ダム湖みたいなっちゃったりなんかしちゃったりして。
それにしてもいい天気!
岐阜駅から1705C→1705Dに3時間08分乗って、終点の高山駅へ到着。
この時点でまだ午前9時前。
酒集め目的で徘徊するにはちと早過ぎました。
そこでさらに列車に乗って高山本線を北上!
高山駅を9:40発の猪谷行普通1825Dに乗車。
上枝(ほずえ)だってさ!
これも知らないと読めないね。
高山駅から1825Dに3駅乗って、着いたのは飛騨古川駅(岐阜県飛騨市)。
お寺の立派な門を発見。
その隣には、親鸞聖人の像が鎮座ましましていらっしゃるじゃあ~りませんか。
本光寺だってさ。
後で調べたら、浄土真宗本願寺派(いわゆる西本願寺)のお寺のようでした。
大きな本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
飛騨古川駅の駅近くには、蔵元さんが2軒あるのです。
その一つが、“白真弓”を造る蒲酒造場さん。
カップ酒3種を無事GET!
こちらは“蓬莱”の渡辺酒造店さん。
既出でしたので、退散いたしました。
川が流れる道へとやってまいりました。
鯉がいっぱい。
歩いていると集団で付いてきやがるの。
やつらのお目当ては、どうやらこれらしい。
阿鼻叫喚の巷と化したのでした。
40分ほどかけて徘徊し、飛騨古川駅へと戻ってまいりました。
ここで食事でも、と思ったのですが、
歓迎していただけるお店が少ないみたいでしたのでやめておきましたよ。
その飛騨古川駅からは10:51発の高山行普通1852Dに乗って、今朝来た道を引き返しました。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
特急ワイドビューひだ号との交換もあるでよ。
飛騨古川駅から3駅引き返して、高山駅(岐阜県高山市)へと戻ってまいりました。
午前11時を回り、腹が減ってまいりました。
そこで、駅前で見つけたそば屋さん(“飛騨”さん)に入ることにいたしましたよ。
まずはビール。
きゅうりのしょうゆ漬けを出してくださいました。
パリパリで味がしみていてまいう~!
私が選んだのは、十割ざるそば。
生わさびをちょっとつけて食べるとおいしいとのこと。
そばの風味とわさびの香りとが相俟ってまいう~♪
もちろんつゆでもおいしくいただけましたよ。
そば湯も濃厚でまいう~♪
最後は、そばがきに桑の実のジャムを乗せたもので〆。
ごちそうさまでした。
おいしいお蕎麦でございました。
お腹も心も満たされたところで、高山の街へと歩いて行きました。
宮川に架かる柳橋より。
川風が気持ちいいね。
ここから、めくるめくほどの楽しみが始まったのでした。
“山車(さんしゃ)”を造る原田酒造場さん。
カップ酒2種をGET!
“深山菊”を造る舩坂酒造店さん。
カップ酒3種をGET!
“久寿玉”を造る平瀬酒造店さん。
佳撰カップと上撰カップとをGET!
“ひだ正宗”を造る川尻酒造場さん。
カップ酒の取り扱いはございませんでした。
“玉の井”を造る二木酒造さん。
大吟醸や吟醸酒のカップをGET!
“飛騨の華”を造る平田酒造場さん。
お前、平田酒造場だろ!(藤波辰巳(当時)より)
そのスーパーストロングマシーンならぬ平田酒造場さんで、カップ酒3種のセットをGET!
そして最後は、“飛騨自慢”、“鬼ころし”の老田酒造店さん。
飛騨自慢のカップ酒をGET!
怒涛の酒蔵七連発を終えて、時刻は午後一時過ぎ。
いかんいかん、調子に乗って速く回り過ぎました。
となれば、お礼参りに高山別院へ。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
疲れを少し感じたことから、“カレリア”さんで休憩させていただきました。
入店時には、アイスコーヒーを飲みたいと心に決めておりました。
しかし店内に鎮座ましましていらっしゃったビールサーバーを見て条件反射的に「ビールを下さい。」と言ってしまったアル中ハイマーなワタクシだったのでした。
女将さんが出してくださったサラダせんべい。
塩気が疲れを癒してくれましたよ。
カレリアさんのおかげで、疲れは完全に回復いたしました。
それでもホテルのチェックイン開始まで時間があったことから、街中を散策することにいたしましたよ。
しかし、しかし、
怒るでしかし!
悲しいかな。
目に付いて手に取ってしまうのは、カップ酒ばかり。
宮川の河川敷で少し涼んだあと、ホテルへチェックインしたのでした。
これがこの日一日分の成果。
こちらひさびさの大漁でした。
翌日は未明のうちに帰途につく予定でしたので、この日は早いうちに食事を摂って眠りたいところでした。
そこで飲食店を探すべく、ホテルのロビーに置いてあった飲食店マップを眺めてみたところ、昼から夜まで通しで営業しているお店を発見しました。
しかもその店には、私がここ高山でぜひとも食べたかった料理があるとのこと。
そのお店へ電話してみたところ、いつでも来店OKとの回答を頂戴しました。
そこで午後4時、川風に当たりながら宮川沿いの道を歩いてそのお店へと向かったのでした。
私が選んだのは、“京や”さん。
まずはビール。
全自動サーバーで注がれる生ビールは泡がきめ細かくてまいう~♪
定食にセットの煮物。
こも豆腐。
豆腐なのに、出汁の味がしみていてまいう~♪
朴葉味噌(加熱前)。
朴葉味噌(加熱後)。
塩気がいやされるわ~。
これはご飯にも合うね。
私がここ高山でぜひとも食べたかった料理がこれ!
“漬物ステーキ”です。
漬物ステーキ、まいう~♪
塩気が若干強めなのは、山の食べ物だからかな?
これは漬物自体がおいしくないと、きっとうまくできないでしょうね。
そして焼酎(神の河)をロックで。
この日はさっさと酔って寝たかったものですから。
京やさん、ごちそうさまでした。
お腹も心も満たされたところで、再び宮川の川風に当たりながらホテルへ戻って、さっさと寝たのでした。
★☆2020年8月17日(月)★☆
未明の高山駅。
この日は、さっさと帰るのみ。
4:44発の岐阜行普通1702Dに乗って、昨日乗って来た高山本線を引き返したのでした。
転換クロスシートで(´▽`) ホッ。
1702Dに2時間50分乗って、終点の岐阜駅で東海道本線に乗りかえ。
7:37発の新快速豊橋行2310Fでした。
豊橋駅で、9:13発の浜松行普通928Mに乗りかえ。
浜松駅で、9:50発の静岡行普通760Mに乗りかえ。
760Mに1時間12分乗って、11:02に終点の静岡駅へ到着。
ここ静岡にて昼食。
駅の外へ出て、地下へと潜ります。
地上へ出て、
再びビルの地下へ、
ここ“鍾庵”さんで“静岡おでん”をいただくのです。
まずはビール。
セルフサービスの静岡おでん(6本)。
大根真っ黒!
中までやわらかくてまいう~♪
黒はんぺんはお約束。
卵もしみててまいう~♪
私が一番好きなのは“白焼”。
鱈のすり身を焼き固めてあるものです。
白焼の“ホロッ”と崩れるような食感があたしゃ大好きなのさ♪
ごちそうさまでした。
鍾庵さんはサッと入ってパッと食べられるので、時間に余裕のない青春18きっぷの旅ではありがたいお店なのですよ。
お腹も心も満たされたところで、静岡駅へ戻って、
11:53発の熱海行普通1448Mに飛び乗って、
(かけこみ乗車はやめましょう!)
終点の熱海駅からは、13:13発快速アクティー3528Eのグリーン車に乗って、
ビールを飲みながら帰りましたよ。
明るいうちに帰宅できたことから、黒猫のダンナには3日分を一度に遊んでいただけましたとさ。
以上、
カップ酒21個
一合瓶1本
300ml瓶1本
そして焼酎一合瓶1本の旅でした。
高山では、今回はカップ酒のみを入手いたしました。
しかし実際には一合瓶や300ml瓶にも少なからず出会いましたので、それらもぜひ入手してみたいところです。
旅を終えたばかりの今からもう、高山への再訪が楽しみで楽しみでしかたがありませんわ。
こうして、私の2020年の夏は、終わりを遂げたのでした。