鹿児島県での焼酎集め:3回目 [旅]
芋焼酎を飲みたいな~♪
そう思うようになってしまったワタクシ、
そこで今回は、鹿児島県を徘徊して焼酎集めをしてやろうと目論んだのでした。
このブログでは、過去に2度、鹿児島県内を徘徊しております。
1度めは、日南線に乗った際、終点の志布志駅の周辺を徘徊。
2度めは、鹿児島市内を徘徊したあと指宿枕崎線に乗って枕崎まで行き、そこから鹿児島交通のバスで北上した薩摩地方での焼酎集め。
今回は、これらとは異なる場所を徘徊いたしましたよ。
果たして酔っぱらいは、いったいどこを徘徊していたのでしょうか?
それは、これからお読みいただくまでのお楽しみ。
とくとご覧あれ!
★☆2020年8月1日(土)★☆
いったいいつになったら梅雨明けするのやら。
この日はそうボヤきながら、バス停に向かっておりました。
自宅の近くにあるバス停からバスに乗って、成田空港第3ターミナルに到着。
いつもはJetstar★なワタクシですが、この日は人生初のPeach!
バスに乗って飛行機へと向かいます。
車内放送の声は大橋照子さんだったよ!
ラジアメ、夜中に聞いていたな。
飛行機へ到着。
予約していたのは、1F(先頭の右側)。
Peachの先頭席は足元が広いのね!
隣も、その隣もいやしない!
でも、公共の場所たる機内で裸足って、どういう了見なのかね。
うしろにも誰もいないので、リクライニングのし放題♪
飛びます、飛びます!(坂上二郎さんより)
いいえ、もう飛んでいます。
富士山を拝むことがかないました。
昨今ではあたかも噴火の恐怖を煽るようなNet上の記事を散見しますね。
セントレアだねこりゃ。
その機内で、持参したおむすびをいただきました。
(マズソ。)
おむすびを食べたら眠くなってしまいました。
気が付いたら、鹿児島空港に到着しておりましたよ。
鹿児島空港からは、京セラ国分行のバスに乗車。
京セラ国分行のバスは、山を越えて行きました。
当初は徒歩での攻略を考えておりましたが、こりゃ無理だったな。
起伏が多くて路肩がないし、交通量も少なくないみたいですし。
20分ちょっと乗って、国分駅(鹿児島県霧島市)に到着。
日豊本線の国分駅の周辺で徘徊してやろうという算段だったのでした。
地焼酎を簡単にGET!
さつま国分は前割りや20度をいただいておりますが、これは25度でした。
白金乃露の前割。
黒麹モノは既出でしたが、これはどうやら白麹仕込みたいでした。
マチルダさぁぁぁ~ん!(アムロ・レイより)
でもオイラはマチルダさんより、早瀬未沙のほうがいいな。
1時間ほど徘徊したのち、広場で祝杯。
国分駅周辺での徘徊はこれで終了。
次の目的地へと向かうべく、霧島市役所前バス停へ。
バスに乗って、来た道を引き返します。
肥薩線の線路をくぐって、
鹿児島空港へ戻ってまいりました。
次に乗るのは、JAC(千葉真一ではありません)の屋久島行(15:25発)。
出発までは、まだ1時間以上もありました。
飛行機を眺めながら、しばし休憩。
よう!
ご同輩!
屋久島行の飛行機に搭乗。
人生初のプロペラ機(ターボプロップですけれど、なにか。)でした。
予約した際には中型機(ATR72)に搭乗できるはずだったのに、
知らん間に小型機(ATR42)へと変更されとったやないか~い!
そのせいで、先頭席を予約したワタクシは、小汚いオッサンと向かい合わせで座らなければいけなくなってしまったのでした。
(オマエだって小汚いオッサンじゃないか!)
プロペラ機(ターボプロップですけれど、なにか。)ってプロペラの音がうるさいのかと思ったのですが、全然気になりませんでしたよ。
離陸前と着陸後に少し聞こえただけで、飛行中はとても静かでした。
開聞岳だ!
東側にある岡児ヶ水(おかちょがみず)の集落をかつて訪問しましたよ。
硫黄島(上)だってさ。
噴火しとりゃあすがね。
屋久島が見えてきました。
30分ほど飛んで、屋久島空港に到着。
人生初の屋久島上陸を果たしたところで、夕食の確保へと向かいます。
存在するはずのスーパーを探したものの、
行けども行けども見つからない!
場所は若干異なるものの、それらしい建物はありました。
でも、スーパーじゃなくてドラックストアですし、
しかも今日までお休みでしたよ!
この日は、屋久島空港の近くにあるホテルに宿泊しました。
ところがその周辺には、飲食店がまったくなかったのでした。
それ故にスーパーで、と思ったのでしたが、
これでは完全に食いっぱぐれ!
そのことをホテルのフロントで話したら、
なんと飲食店までの送迎サービスがあるとのこと!
心の底から感謝しつつ、ありがたく利用させていただきましたよ。
山紫水明の情景を眺めつつ、
紹介していただいたのは“潮騒”さん。
まずはビール!
私が注文したのは、飛び魚唐揚げ定食(お造り付)。
トビウオの唐揚げ、
ものすごくまいう~♪
臭みゼロ!、ふわっふわ!
青魚なのに、むしろ白身だなこりゃ。
ヒレも頭も全部食べられました。
こちらはお造り。
カツオ、サワラ、そしてトビウオかな。
南九州特有の“甘いしょうゆ”がとても合う!
これらのお料理には焼酎でしょうよ(お湯割りです)!
三岳(屋久島の地焼酎)って、クセがまったくなくてものすごく飲みやすいのね!
酢の物も茶碗蒸しもおいしかった!
潮騒さん、堪能させていただきました。
そして紹介していただいたホテルのスタッフのかたにも感謝です。
食後、ホテルのスタッフのかたに迎えに来ていただいて、この日は終わったのでした。
こうして、屋久島の夜は更けていったのでした。
★☆2020年8月2日(日)★☆
早朝の屋久島。
朝7時から開店しているお店を目指して歩いて行きました。
人嫌いのワタクシは、こういう誰もいない場所を歩くのが大好き!
気温は高めですが、ジメジメしてはいませんね。
愛子岳。
藪の中に、バナナの木を発見!
南国だねぇ!
花が咲いていて、実もついている。
もしかして、野良バナナ?
橋の上より、女川を望む。
ジャングルだね、これは。
と思ったら、
歩いていた道もジャングルみたいになっちゃった。
これ、ジャングルの掟、ウラ!(ジャングル黒べえより)
あ、トカゲ星人だな!
トーケー!(コサキンより)
ジャングルやらトカゲ星人やらを、なんとか乗り越えました。
ホテルから45分ほどかけて歩いて、たどり着いたのはエムマート愛子寺田商店さん。
エムマート愛子寺田商店さんで、屋久島の地焼酎(三岳・愛子)を無事GET!
“愛子”はエムマート愛子寺田商店さんのオリジナル商品でした。
エムマート愛子寺田商店さんの近くにあった、小瀬田バス停。
その小瀬田バス停からは、種子島・屋久島交通バスに乗車。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
宮之浦港に到着。
宮之浦港からは、種子屋久高速船トッピーに乗船。
人生初のジェットフォイルでした。
先頭右側の座席を確保いたしましたよ。
屋久島よ、さようなら。
次に来るときは、ちゃんと観光しようかな。
ジェットフォイルは翼走を開始!
ヨーソロー!
次なる目的地が見えてまいりました。
やって来たのは、種子島の西之表港。
人生初の種子島上陸でした。
午前11時半になり、腹が減ってまいりました。
“スキマカフェ”なるお店を発見!
ステキなおねえさん2人がやっているお店でした♪
まずは“種子島のもえぎ”という、お茶を使用した地ビール。
お茶の風味がほんのりでまいう~♪
そして私が選んだメニューは、さばの照り焼きサンド。
さばの照り焼きサンド、
ものすごくまいう~♪
さばがジューシーで臭みゼロ!
さばの塩気が、野菜にかかっているドレッシング?とともに絶妙な味を醸し出しているじゃあ~りませんか!
そのさばの照り焼きサンドが、お茶の地ビールととてもよく合いました。
スキマカフェさん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、種子島での徘徊を開始しました。
まずはカフェの近くにあった酒屋さんで、甘露(しまかんろ)2種をGET!
それにしても、
種子島の道は起伏がはげしいことはげしいこと!
はげしい起伏の連続に耐えつつも、島乃泉と久耀とをGET!
久耀は二合ペットも見つけました。
鉄砲館がありましたよ。
旅の目的は観光ではなくて焼酎集めですので、入館は敬遠させていただきました。
(ウソだろ有料だったからケチったんだろ。)
その鉄砲館の道路を挟んだ反対側には、種子島時尭公の像がありましたよ。
鉄砲の国産化に成功したご領主様だと、日本史の授業で習いましたね。
(こっちは無料だったんだな。)
さらに徘徊をすすめて、南泉をGET!
カップは見当たりませんでした。
菅原神社を発見。
茅の輪がありましたよ。
疫病退散を願いながらくぐっておきました。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
おかげさまで、地の焼酎をたくさん見つけることができました。
種子島では、西之表の街をおよそ2時間半かけて徘徊し終えました。
ホテルのチェックイン開始時刻までまだ30分ほどあったので、再び(2人のステキなおねえさんがいる)スキマカフェさんに入店。
アイスコーヒーをいただきながら、涼ませていただきました。
ホテルにチェックインしたのちしばらく休憩し、午後5時を回ったところで街へと繰り出しました。
この日は“井元(いのもと)”さんへ。
「一人です。」と言ったのに、広い個室へ通されちゃった。
これも新型コロナウィルス対策なのでしょうか?
(オマエのキチガイが他の客にうつらないようにするためじゃないのか。)
私が頼んだのは、寿司天麩羅定食。
どうしても寿司を食べたかったものでね。
割烹料理屋さんの寿司ですが、おいしいお寿司でした。
あれ?、種子島って、サーモン獲れるんだっけ?
な~んて野暮なことは言わないの!
最初は生ビールを飲んでいたのですが(撮影を忘れました)、さっさと空けて焼酎へ移行。
種子島産の地焼酎は全蔵(4蔵)分を入手したつもりでしたが、とりこぼしがあったみたいでした。
“蔵弥一”をお湯割りで。
芋の風味と甘味とをしっかり感じるものの、苦みとピリピリ、スースーが目立つね。
でもそれが不思議と寿司に合いましたよ。
天麩羅があとから来ました。
カラッと揚がっていてまいう~でした。
井元さん、おいしゅうございました。
こうして、種子島の夜は更けていったのでした。
★☆2020年8月3日(月)★☆
最終日の朝は、種子島にて。
ホテルの窓から外を眺めていたら、鳥居を発見。
栖林神社(せいりんじんじゃ)。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
楽しい旅をどうもありがとうございました。
これで種子島でのお楽しみはすべて終了。
鳥居越しに見える西之表港から船に乗って、島を離れます。
いい感じの階段を降りて、
西之表港にたどり着きました。
西之表港からは、種子屋久高速船ロケットに乗船。
ありゃ!
ロケットは、先頭席には窓がなかったのね。
しかたがないので、ビールを飲んで寝てしまいます。
(窓があっても飲むつもりだったんだろ。)
ロケットに1時間半ほど乗って、着いたのは鹿児島本港南埠頭。
桜島は、曇っていて見えませんでした。
姿は見えなくても、桜島の爪痕はしっかりと残っておりました。
砂のように見えるこれは、桜島から降ってきた火山灰なのです。
まずは、鹿児島の甘いしょうゆとさつま白波とをGET!
知覧茶は、必ず買うと心に決めておりました。
国分25度の二合ペットも見つけたので入手しました。
“元祖”鹿児島駅へ到着。
駅舎が建て替えられとったやないか~い!
しかも鹿児島駅前電停は閉鎖中。
隣の桜島桟橋通から乗るんだってさ。
その桜島桟橋通電停から、鹿児島市電に乗車。
車体は新しいものの、こちらひさびさのつりかけ駆動!
運転台には年代物と思われる直接制御器が鎮座まします。
鹿児島市電に3駅乗って、朝日通電停で下車。
山形屋(やまがたやじゃないよ、“やまかたや”だよ)の酒コーナーにて、
“あらわざ”なる芋焼酎をGET!
このあと、焼酎専門店を2軒回ってみました。
しかし、いずれも置いているのは4合瓶5合瓶と一升瓶のみ。
カップ詰やペットボトルは皆無でした。
そのうちの1軒で、お店の
「カップやペットボトルは置いていないのですか?」
と尋ねてみたのです。
そうしたら、
なんとその回答は、
「セブンイレブンへ行け!」
だってさ。
北方謙三かよ!
カップやペットボトルって、焼酎販売業界では下賤なものに見られているのかな?
もちろん、おっしゃるとおりにいたしましたよ。
近くにあったセブンイレブンで、小鹿を入手いたしました。
このブログでは3度めの購入ですけれど、おいしいんだもん。
天文館通まで歩いてまいりました。
天文館通電停から、再び鹿児島市電に乗車。
これも直接制御で、しかもつりかけ駆動でした。
市電を鹿児島中央駅前電停にて下車。
駅ビルの地下にあった焼酎専門店で、奄美黒糖焼酎“れんと”16度をGET!
駅の改札前にあった焼酎専門店では、金計佐(きんげさ)なる一合瓶をGET!
今回の酒集めはこれでおしまい。
一人打ち上げのために、アミュプラザ5階のレストラン街へ向かいました。
“昼飲み大歓迎”に惹かれて入ったのは、“炭焼き初代 はぜる”さん。
まずは生をグラスで。
さっさと空けて、焼酎へ移行。
やっぱり小鹿でしょう。
水割りでいただきました。
しっかりしているのに雑味がなくてスッキリうまい焼酎でした。
鶏皮ポン酢。
鶏皮パリパリで、ものすごくまいう~♪
野菜シャキシャキでこれまたまいう~♪
しかもポン酢の量がちょうどよく、すっぱくもしょっぱくもないのよ。
小鹿の次は、白金乃露。
お湯割りでいただきました。
酸味がちょっと出ていい感じ。
炭火を浴びて、どんどんおいしくなっていくオレのうなぎ。
ええじゃないか、Bじゃないか、Cじゃないか!
(↑孤独のグルメっぽく)
そして最後は、満を持してのうな丼。
うな丼、正解!
三好清海入道!(←これも孤独のグルメっぽく)
炭焼き初代はぜるさん、旅の〆にふさわしいおいしさをありがとうございました。
あとはもう、帰るのみ。
13:34発の九州新幹線さくら558号新大阪行に乗車。
終点の新大阪駅まで、車内はずっとガラガラでした。
おいおい、新大阪駅!
こんなに空いていていいのかよ!
普段はあいている場所を探すことすら難しいベンチ。
余裕で座れちゃうんだもんね。
ここなんか、一列まるごとあいていやがるの。
新大阪駅のトイレを並ばずに使えたなんてはじめてだぜ!
その新大阪駅からは、18:15発のぞみ246号東京行に乗車。
のぞみもガラガラ。
自然発生的にソーシャルディスタンスでした。
隣の席は終点まで誰も座ることがなく、とても快適でしたとさ。
以上、
カップ焼酎10個(うち再度購入2個)
一合瓶1本
300ml瓶2本
二合ペットボトル7本
の旅でした。
あー!
なにもかもが楽しかったぜ!