【お酒】2132.潟の井 カップ [15.新潟県の酒]
製造者 株式会社小山酒造店
新潟県上越市大潟区土底浜3627
原材料 米(国産)米こうじ(国産米)醸造用アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
上越地方(新潟県の南西部)に蔵を構える小山酒造店さん。
文献によれば、杜氏を含めてわずか5人で造る小さな蔵なのだとか。
「きめ細やかな舌触りとふくよかな味わいがこの蔵の特長。代表の小山伸一氏は、前杜氏が引退した時から杜氏も兼任。4人の蔵人と理想の味を追い求めている。」(※1)
そんな小山酒造店さんの“潟の井”。
どうやら普通酒のようでした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色で、透き通っておりました。
うまみはやや濃いめ。
熟成感が最初に来て、軽い渋みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じます。
米のうまみは弱めかな。
キレはよく、透明感がありますね。
酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめ。
かなりさらりとした甘みをかすかにかつはっきりと感じます。
やや濃醇で枯れちょい渋ちょいすっぱちょいスースッキリやや辛口のおいしいお酒でした。
枯れていてちょい渋でしたが、透明感とちょいスーとがスッキリとまとめてくれておりました。
これはアル添の成果でしょうか?
でも、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とちょいすっぱとで、けっしてペラペラには感じませんでした。
これはあくまでも私の感想ですが、濃い味の料理に合うと思います。
魚の煮付けとか、野菜の味噌和えとか。
肉でもいいかな。
(※1)『Book of Sake にいがた日本酒大図鑑』p.95(2019.02 株式会社ニューズ・ライン)