熊本県での焼酎集め&酒集め【鉄分濃いめにつき要注意】 [旅]
先般、球磨焼酎の白岳をいただいた際に、あたしゃその舌の付け根から鼻腔の入口にかけての辺りで感じ取る香るような味わいにすっかり魅了されてしまいました。
今回は、「もしかしたら、焼酎の本場へ行けば、カップや少量瓶の焼酎に出会うことができるのではないか?」と思い、その本場へと出かけてまいりましたよ。
☆★☆★9/2(土)☆★☆★
まずは、成田空港からJetstar★の鹿児島空港行に搭乗。
このブログを始めてから飛行機に乗るのはこれで4回目ですが、4回目にしてようやく景色のよい状態にめぐり合うことができましたよ。
富士山が、雲間から頭を出していらっしゃいました。
これは愛知県の知多半島ですね。
セントレアがくっついているのがわかります。
でもでもでも、
こんなに景色のよいときにかぎって、睡魔が襲って来やがんの。
眠ってしまい、気がついたら着陸態勢だとさ。
飛行機は、約15分遅れで鹿児島空港へ到着。
当初、空港の売店を物色する計画でしたが、到着遅れの影響でバスの発車時刻が迫ってきてしまい、断念しました。
鹿児島空港からは、妙見温泉経由隼人駅行のバスに乗車。
10分ちょっと乗って、着いたのは嘉例川駅バス停。
JR肥薩線の嘉例川駅に隣接するバス停でした。
嘉例川駅にはね、古くて立派な駅舎があるのです。
なんとこの駅舎、明治36年(1903年)に建てられたものなのだとか。
明治36年ったらさ、日露戦争開戦の一年前でっせ!
駅舎の中は、落ち着いた雰囲気でした。
しかもこの駅舎、外は暑いのに、中に入ると風が吹き抜けてとても涼しいのです。
改札口もいい感じ。
かつての事務室内には、閉塞機が展示されておりましたよ。
ホームは一面のみ。
反対側にはもう一つホームの跡らしきものがありましたが、使われなくなって久しいようでした。
この嘉例川駅には、にゃんこの駅長がいらっしゃるのです。
このお方に会うことも、この旅の目的の一つでした。
ですが残念ながら、この日はお休みでした。
嘉例川駅からは、肥薩線の吉松行普通に乗車。
ワンマンの単行でした。
単行でも、けっこう乗っていましたよ。
途中、大隅横川駅には、機銃掃射の跡が残る柱がありましたよ。
上の穴なんか向こう側にある駅舎の壁が見えていて、貫通していることがわかりますね。
終点吉松駅で、今度はしんぺい2号(普通列車扱い)に乗りかえ。
ここからが、いよいよ面白くなってくるのです。
しんぺい2号は、ここ吉松駅からたった4駅しか走りません。
でも、この区間は“矢岳越え”と呼ばれる峠越えの場所で、車窓の景色のみならず、勾配を克服するための工夫がよくわかるところなのです。
まずは車内にて腹ごしらえ。
嘉例川駅で買ったお弁当をいただきます。
かつては蒸気機関車が苦労して登った坂ですが、ディーゼルカーのしんぺい2号はぐんぐんと力強く登っていきます。
吉松駅から一駅目の真幸(まさき)駅。
しんぺい2号は終点までの各駅(3駅)に7~8分ずつ停車するので、それぞれの駅を見学することができるのです。
しんぺい2号は左奥の本線から真幸駅へ入ってきて、今、左の線路の手前(この写真を撮影している私のうしろ)に停車しています。
このあと、いったんバックで発車して本線を戻り、その途中で本線の隣に設けられた引込線に入って、その後右上の築堤上にある本線へと上がっていきます。
これがいわゆるひとつの“スイッチバック”ってやつでして、高低差を克服するための工夫なのです。
引込線に入りました。
窓の下には、吉松駅からの本線が見えます。
この時点で、すでにかなりの高低差を確認することができますね。
そして、引込線から築堤上の本線に上がって、さらに山を登っていくのでした。
途中、日本三大車窓の一つでのサービス停車があっちゃったりなんかしちゃったりして。
次の停車駅は、矢岳駅。
矢岳越えの最高地点(標高537m(※1))で、ここからは坂を下っていきます。
(※1)今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 九州沖縄 大改訂2014』p.10より(2013.10 新潮社)
矢岳駅の駅舎も古そうでした。
三つ目の停車駅である大畑(おこば)駅に入る前に、駅を見渡せる場所でまたまたサービス停車があっちゃったりなんかしちゃったりして。
しんぺい2号は、ここから時計回りに大回りをして、写真中央に見える大畑駅の向こう側から進入します。
これがいわゆるひとつの“ループ線”ってやつですよ。
しかも、そのまま駅に入らずに、入る前にもう一回スイッチバックがあるという楽しさ満載の駅なのです。
列車は今、下記地図のループが始まるところ(線路が交差しているところ)の真上あたりにいます。
上の写真は、その交差している場所から大畑駅方面を撮影したものです。
その大畑駅に到着しました。
私には、大畑駅に来たらぜひとも見ておきたいものがあったのです。
それがこの“湧水盆”。
でもでもでも、水が枯れとるやないか~い!
機能しているときは、上の盆の中心から水が湧いて、盆の周囲に付いている溝から下へ水が垂れ落ちるしくみなのです。
かつては蒸気機関車に牽かれた客車に乗ってきた乗客たちが、ここで煤(スス)が付いた顔を洗ったのだとか。
あたしゃ中学生のときにこの湧水盆を鉄道ジャーナル誌で見て以来、ここで顔を洗うことが夢だったのです。
しかしその夢も、今こうして潰えてしまったのでした。
失意のうちに列車は大畑駅を発車し、球磨川を渡っていきます。
人吉駅へ到着。
しんぺい2号の終点です。
人吉駅の構内では、ハチロクが煙を吐いていましたよ。
大正生まれの大先輩は、まだまだお元気のようでした。
人吉は、球磨焼酎が製造されている一帯の中心に位置する街です。
駅前にあったみやげ物店では、球磨焼酎の繊月カップ(左)と白岳360ml(右)とをさっそく入手できましたよ。
まあでも、繊月(せんげつ;左)も白岳(右)も、もっとも頻繁に出会った球磨焼酎ですけれどね。
なお中央のミニボトルは、球磨焼酎の蔵元が造る芋焼酎でした。
白岳しろは、あまりにも有名な球磨焼酎ですね。
ですがここ人吉で買えば、きっと一味ちがった味わいを楽しむことができることでしょうよ。
(そんなわけないだろ!)
人吉の街を歩いていたら、大きな神社を発見。
青井阿蘇神社だそうです。
かやぶきの拝殿で一礼。
お約束のおみくじを引かせていただきますよ。
ほーら、やったぜ!
ざまぁみろってんだバカヤロー!
(誰に言ってんだよ!)
大吉を引いて、すがすがしい気分で球磨川を渡っていきます。
この日の人吉は気温が高めでしたが、湿気が少なくてカラッとしていて、しかも風があったことから、快適に歩き回ることができましたよ。
人吉には、球磨焼酎の蔵元がいくつかあるのです。
訪問してみましたが、どこもみなお休みでした。
これは“山河”の福田酒造商店さん。
“武者返し”の寿福酒造場さん。
渕田酒造場さんは、芋焼酎にも力を入れていらっしゃるようです。
街を徘徊しながらスーパーに立ち寄って、入手した成果はこちら。
ひむかのくろうまも海童も球磨焼酎ではない他県産の焼酎ですが、入手してみましたよ。
左の“あなたにひとめぼれ”なる焼酎は宮崎県都城市の蔵元さんが造ったものですが、原料米の一部にタイ米が使われているのだとか。
右の蔵八は球磨焼酎です。
品質表示を確認したところ、なんと米だけでなく麦も使われておりました。
これは両方とも球磨焼酎でした。
さらに歩いていると、繊月(せんげつ)を造る繊月酒造さんの蔵がありました。
ここは営業中で、見学をさせていただきましたよ。
見学中は撮影禁止でしたが、見学後の試飲タイムは撮り放題でした。
これらをすべて試飲できるのです。
しかも、商品棚に陳列されている商品の見本も勝手に持ってきて飲んでよしとの太っ腹!
まずは、繊月酒造さんでもっともスタンダードな銘柄である繊月から。
減圧蒸留とのことで、さらりとした飲みやすいお味でした。
この写真の左上に背中が写っている御仁は、かなり回っているみたいでした。
「この繊月、いつ造ったの?」「先月だろ!」って、何回も言っていやがんの。
オイラもどこかで使わせてもらおうかな。
(使う相手もいないくせに。)
この峰の露は黒麹仕込で常圧蒸留の、昔ながらの造りの焼酎。
焼酎の焦げ臭さや味わい深さがはっきりしていましたよ!
あたしゃこっちのほうが好きだな。
焼酎のアルコール度数は25度ですからね、ちょっとずつでも数多く飲むとけっこう回ってしまうのです。
それ故、この後でさらに歩き回る予定であることを考慮して、繊月酒造さんでの試飲はこの2杯だけにさせていただきましたよ。
これは一期屋(いちごや)という酒屋さん。
このお店には、108ml詰のミニボトルがたくさんありました。
108mlってことは、焼酎:お湯=6:4でお湯割りにすればちょうど一合になるということでしょうか?
ミニボトルはこれらの4~5倍の数が販売されおりましたが、あたしゃ常圧蒸留のものを中心にこれだけ選びましたよ。
真ん中の“球磨焼酎”のラベルのもの以外は、すべて常圧蒸留の焼酎です。
一期屋さんでは、お店のお姐さんに試飲を勧めていただいちゃいましたよ。
まずは、球磨拳なる常圧古酒。
これは味わい深いだね。
青井阿蘇神社ラベルの大和一も常圧。
ここでおいとましようかと思ったのですが、なんとお店のやさしいお姐さんがきくらげの佃煮を出してくれたじゃあ~りませんか!
そうなりゃねぇ、もう一杯いただかないわけにはまいりません罠。
何度も言うようですが、焼酎の度数は25度ですからね。
ちょっとずつでも、これだけ飲むとけっこう回ってきちゃうんですよ。!
しかも試飲だけで酔えるわけですから、人吉ってところはかなり危険な街ですぞ♪
けっこう回ってきてしまい、もう酒集めなんかどうでもいいや!、ということになって、ホテルにチェックイン。
そのホテルにあった温泉に入り、そののちひと寝入りして、酔いをさましたのでした。
夕方になると、人吉の街は涼しさがよりいっそう増してまいりました。
過ごしやすいね。
かわいいにゃんこ発見。
触らせてくれましたよ。
細い路地を歩いて行きます。
着いたのは、入道さん。
今宵はここでお世話になることにしましたよ。
入道さんを選んだ理由のひとつがこれ。
球磨焼酎の取扱いが豊富で、しかも蒸留方法のちがい(常圧/減圧)がわかるようになっているのです。
(常圧/減圧のちがいについては、こちらをお読み下さい。)
まずはお通しと、桜の里(減圧)をロックでいただきました。
減圧蒸留らしい、淡麗で雑味のないきれいな味わいでした。
このお店はご主人がお一人で忙しく切り盛りなさっていらっしゃったので、「瓶を見せろ!」とは言えなかったことをどうかご理解下さい。
これは、生きくらげの刺身。
こりこりと歯ごたえがあって、きのこの味が濃いのです。
しかもそれが、南九州特有の甘いしょうゆとよく合うのですよ。
二杯目は、極楽(常圧)をお湯割で。
これね、ものすごくまいう~!
焦げ臭さ(←あくまでもほめ言葉です)満載でガツンと来るのに、キレがよくて後味すっきりしているのです。
人吉に来て本当によかったと思わせてくれる一杯でした。
この極楽にあわせたのが、鮎の塩焼き。
川辺川産の落ち鮎で、腹に赤い線が出ておりました。
それでもふっくらしていて、とてもおいしい鮎でしたよ。
この鮎がさ、常圧の極楽とものすごく合うんだなこりゃ。
お酒も焼酎も、やはり地の食べ物と合わせることでおいしさがいっそう増すのですね。
最後の一杯は、球磨の泉。
常圧でしたが、極楽ほど力強くはありませんでした。
人吉の入道さん、焼酎もお料理も堪能させていただきました。
いい気分でホテルへ帰る途中で酒屋さんを見つけて、山河の特醸(減圧)をGet!
それに、なぜか不思議なことに遠く離れた山形の大山(加藤嘉八郎酒造さん)があって、初見かつ新鮮だったので買ってしまいましたよ。
こうして、人吉の夜は更けていったのでした。
☆★☆★9/3(日)☆★☆★
人吉の朝。
日曜日だからでしょうか、静かな朝でした。
鼻腔の中にかすかに残っている焼酎の香りを感じながら、人吉駅へ向かいました。
二日酔いにはなっていないのですが、焼酎の香りって、次の日になんとなく残りますよね。
構内踏切を通って、3番線へ渡ります。
人吉駅からは、快速熊本行3282Dに乗車。
快速ですが、キハ40の単行で、しかもワンマンでした。
それでも新八代から熊本までの間はノンストップで、けっこう飛ばしていましたよ。
肥薩線は、球磨川の流れに沿いながら、八代を目指して走って行きます。
最初は荒かった流れも、八代に近づくにつれてだんだんと穏やかになりました。
人吉から1時間半乗って、着いたのは熊本駅。
まずは、熊本駅の西側に広がるスーパー密集地帯を攻めてみました。
一時間ほど歩き回って、成果はこちら。
これは熊本で造られた芋焼酎(左)と、宮崎の麦焼酎(右)
焼酎だけではなく、お酒もGet!
瑞鷹(左)とれいざんのカップ酒(右)でした。
これは米焼酎ですが、メルシャン製でした。
このあと、バスに乗って熊本駅へ戻って、
熊本駅からは、豊肥本線の肥後大津行普通電車に乗車。
熊本駅から2駅だけ乗って、着いたのは南熊本駅。
まず南熊本駅周辺のスーパーを潰して、その後北上しながら酒集めをする計画でした。
途中で立ち寄った大手チェーン店の定食屋では、ぶりの照り焼きの甘さに一瞬戸惑いましたよ。
そうそう、ここは熊本ですからね、醬油が甘いんですよ。
でも甘い照り焼きも、ごはんに合っておいしいですね。
川を渡ると、やはり風が涼しいですね。
南熊本駅から約2時間かけて歩き回りましたが、残念ながら成果はゼロでした。
焼酎はこれまでに集めたものばかり。
カップ酒は通潤や瑞鷹に出会ったのですが、半年以上も前の製造分でしたので敬遠しました。
まあでも、これでまた熊本へ来る楽しみができたというわけですよ。
最後は辛島町電停から、熊本市電の田崎橋行に乗車して、
熊本駅前電停で下車し、
駅の売店で、熊本の甘いしょうゆを買って、
熊本駅から新幹線さくらに新大阪まで乗って、新大阪でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
さくらはシートの並びが2列×2列で、座席の幅が広いんですよ。
だから当初の計画では、新大阪までビールを飲みながらゆったりと座って行こうと目論んでいたのです。
しかし、博多から隣に座った小太りの若造がオイラを閉じ込めやがったよ!
これじゃさ、トイレに行きたいときにサッといけないじゃないか!
しかもこの小太りの若造、自分が足を伸ばせないもんだから横に足を出してきて、居眠りしながら俺の足を時々蹴りやがんの。
この日は酒集めの成果も芳しくなかったし、最後の最後でこれなんて、本当についていない一日でしたよ。
どうやら青井阿蘇神社で引いたおみくじの効果は、昨日限りだったようですわ。
以上、カップ酒1個、酒一合瓶1本、カップ焼酎10個、焼酎200ml瓶1本、焼酎ミニボトル(108ml・90ml)9本、焼酎360mlペットボトル1本の旅でした。
今回は、「もしかしたら、焼酎の本場へ行けば、カップや少量瓶の焼酎に出会うことができるのではないか?」と思い、その本場へと出かけてまいりましたよ。
☆★☆★9/2(土)☆★☆★
まずは、成田空港からJetstar★の鹿児島空港行に搭乗。
このブログを始めてから飛行機に乗るのはこれで4回目ですが、4回目にしてようやく景色のよい状態にめぐり合うことができましたよ。
富士山が、雲間から頭を出していらっしゃいました。
これは愛知県の知多半島ですね。
セントレアがくっついているのがわかります。
でもでもでも、
こんなに景色のよいときにかぎって、睡魔が襲って来やがんの。
眠ってしまい、気がついたら着陸態勢だとさ。
飛行機は、約15分遅れで鹿児島空港へ到着。
当初、空港の売店を物色する計画でしたが、到着遅れの影響でバスの発車時刻が迫ってきてしまい、断念しました。
鹿児島空港からは、妙見温泉経由隼人駅行のバスに乗車。
10分ちょっと乗って、着いたのは嘉例川駅バス停。
JR肥薩線の嘉例川駅に隣接するバス停でした。
嘉例川駅にはね、古くて立派な駅舎があるのです。
なんとこの駅舎、明治36年(1903年)に建てられたものなのだとか。
明治36年ったらさ、日露戦争開戦の一年前でっせ!
駅舎の中は、落ち着いた雰囲気でした。
しかもこの駅舎、外は暑いのに、中に入ると風が吹き抜けてとても涼しいのです。
改札口もいい感じ。
かつての事務室内には、閉塞機が展示されておりましたよ。
ホームは一面のみ。
反対側にはもう一つホームの跡らしきものがありましたが、使われなくなって久しいようでした。
この嘉例川駅には、にゃんこの駅長がいらっしゃるのです。
このお方に会うことも、この旅の目的の一つでした。
ですが残念ながら、この日はお休みでした。
嘉例川駅からは、肥薩線の吉松行普通に乗車。
ワンマンの単行でした。
単行でも、けっこう乗っていましたよ。
途中、大隅横川駅には、機銃掃射の跡が残る柱がありましたよ。
上の穴なんか向こう側にある駅舎の壁が見えていて、貫通していることがわかりますね。
終点吉松駅で、今度はしんぺい2号(普通列車扱い)に乗りかえ。
ここからが、いよいよ面白くなってくるのです。
しんぺい2号は、ここ吉松駅からたった4駅しか走りません。
でも、この区間は“矢岳越え”と呼ばれる峠越えの場所で、車窓の景色のみならず、勾配を克服するための工夫がよくわかるところなのです。
まずは車内にて腹ごしらえ。
嘉例川駅で買ったお弁当をいただきます。
かつては蒸気機関車が苦労して登った坂ですが、ディーゼルカーのしんぺい2号はぐんぐんと力強く登っていきます。
吉松駅から一駅目の真幸(まさき)駅。
しんぺい2号は終点までの各駅(3駅)に7~8分ずつ停車するので、それぞれの駅を見学することができるのです。
しんぺい2号は左奥の本線から真幸駅へ入ってきて、今、左の線路の手前(この写真を撮影している私のうしろ)に停車しています。
このあと、いったんバックで発車して本線を戻り、その途中で本線の隣に設けられた引込線に入って、その後右上の築堤上にある本線へと上がっていきます。
これがいわゆるひとつの“スイッチバック”ってやつでして、高低差を克服するための工夫なのです。
引込線に入りました。
窓の下には、吉松駅からの本線が見えます。
この時点で、すでにかなりの高低差を確認することができますね。
そして、引込線から築堤上の本線に上がって、さらに山を登っていくのでした。
途中、日本三大車窓の一つでのサービス停車があっちゃったりなんかしちゃったりして。
次の停車駅は、矢岳駅。
矢岳越えの最高地点(標高537m(※1))で、ここからは坂を下っていきます。
(※1)今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 九州沖縄 大改訂2014』p.10より(2013.10 新潮社)
矢岳駅の駅舎も古そうでした。
三つ目の停車駅である大畑(おこば)駅に入る前に、駅を見渡せる場所でまたまたサービス停車があっちゃったりなんかしちゃったりして。
しんぺい2号は、ここから時計回りに大回りをして、写真中央に見える大畑駅の向こう側から進入します。
これがいわゆるひとつの“ループ線”ってやつですよ。
しかも、そのまま駅に入らずに、入る前にもう一回スイッチバックがあるという楽しさ満載の駅なのです。
列車は今、下記地図のループが始まるところ(線路が交差しているところ)の真上あたりにいます。
上の写真は、その交差している場所から大畑駅方面を撮影したものです。
その大畑駅に到着しました。
私には、大畑駅に来たらぜひとも見ておきたいものがあったのです。
それがこの“湧水盆”。
でもでもでも、水が枯れとるやないか~い!
機能しているときは、上の盆の中心から水が湧いて、盆の周囲に付いている溝から下へ水が垂れ落ちるしくみなのです。
かつては蒸気機関車に牽かれた客車に乗ってきた乗客たちが、ここで煤(スス)が付いた顔を洗ったのだとか。
あたしゃ中学生のときにこの湧水盆を鉄道ジャーナル誌で見て以来、ここで顔を洗うことが夢だったのです。
しかしその夢も、今こうして潰えてしまったのでした。
失意のうちに列車は大畑駅を発車し、球磨川を渡っていきます。
人吉駅へ到着。
しんぺい2号の終点です。
人吉駅の構内では、ハチロクが煙を吐いていましたよ。
大正生まれの大先輩は、まだまだお元気のようでした。
人吉は、球磨焼酎が製造されている一帯の中心に位置する街です。
駅前にあったみやげ物店では、球磨焼酎の繊月カップ(左)と白岳360ml(右)とをさっそく入手できましたよ。
まあでも、繊月(せんげつ;左)も白岳(右)も、もっとも頻繁に出会った球磨焼酎ですけれどね。
なお中央のミニボトルは、球磨焼酎の蔵元が造る芋焼酎でした。
白岳しろは、あまりにも有名な球磨焼酎ですね。
ですがここ人吉で買えば、きっと一味ちがった味わいを楽しむことができることでしょうよ。
(そんなわけないだろ!)
人吉の街を歩いていたら、大きな神社を発見。
青井阿蘇神社だそうです。
かやぶきの拝殿で一礼。
お約束のおみくじを引かせていただきますよ。
ほーら、やったぜ!
ざまぁみろってんだバカヤロー!
(誰に言ってんだよ!)
大吉を引いて、すがすがしい気分で球磨川を渡っていきます。
この日の人吉は気温が高めでしたが、湿気が少なくてカラッとしていて、しかも風があったことから、快適に歩き回ることができましたよ。
人吉には、球磨焼酎の蔵元がいくつかあるのです。
訪問してみましたが、どこもみなお休みでした。
これは“山河”の福田酒造商店さん。
“武者返し”の寿福酒造場さん。
渕田酒造場さんは、芋焼酎にも力を入れていらっしゃるようです。
街を徘徊しながらスーパーに立ち寄って、入手した成果はこちら。
ひむかのくろうまも海童も球磨焼酎ではない他県産の焼酎ですが、入手してみましたよ。
左の“あなたにひとめぼれ”なる焼酎は宮崎県都城市の蔵元さんが造ったものですが、原料米の一部にタイ米が使われているのだとか。
右の蔵八は
品質表示を確認したところ、なんと米だけでなく麦も使われておりました。
これは両方とも球磨焼酎でした。
さらに歩いていると、繊月(せんげつ)を造る繊月酒造さんの蔵がありました。
ここは営業中で、見学をさせていただきましたよ。
見学中は撮影禁止でしたが、見学後の試飲タイムは撮り放題でした。
これらをすべて試飲できるのです。
しかも、商品棚に陳列されている商品の見本も勝手に持ってきて飲んでよしとの太っ腹!
まずは、繊月酒造さんでもっともスタンダードな銘柄である繊月から。
減圧蒸留とのことで、さらりとした飲みやすいお味でした。
この写真の左上に背中が写っている御仁は、かなり回っているみたいでした。
「この繊月、いつ造ったの?」「先月だろ!」って、何回も言っていやがんの。
オイラもどこかで使わせてもらおうかな。
(使う相手もいないくせに。)
この峰の露は黒麹仕込で常圧蒸留の、昔ながらの造りの焼酎。
焼酎の焦げ臭さや味わい深さがはっきりしていましたよ!
あたしゃこっちのほうが好きだな。
焼酎のアルコール度数は25度ですからね、ちょっとずつでも数多く飲むとけっこう回ってしまうのです。
それ故、この後でさらに歩き回る予定であることを考慮して、繊月酒造さんでの試飲はこの2杯だけにさせていただきましたよ。
これは一期屋(いちごや)という酒屋さん。
このお店には、108ml詰のミニボトルがたくさんありました。
108mlってことは、焼酎:お湯=6:4でお湯割りにすればちょうど一合になるということでしょうか?
ミニボトルはこれらの4~5倍の数が販売されおりましたが、あたしゃ常圧蒸留のものを中心にこれだけ選びましたよ。
真ん中の“球磨焼酎”のラベルのもの以外は、すべて常圧蒸留の焼酎です。
一期屋さんでは、お店のお姐さんに試飲を勧めていただいちゃいましたよ。
まずは、球磨拳なる常圧古酒。
これは味わい深いだね。
青井阿蘇神社ラベルの大和一も常圧。
ここでおいとましようかと思ったのですが、なんとお店のやさしいお姐さんがきくらげの佃煮を出してくれたじゃあ~りませんか!
そうなりゃねぇ、もう一杯いただかないわけにはまいりません罠。
何度も言うようですが、焼酎の度数は25度ですからね。
ちょっとずつでも、これだけ飲むとけっこう回ってきちゃうんですよ。!
しかも試飲だけで酔えるわけですから、人吉ってところはかなり危険な街ですぞ♪
けっこう回ってきてしまい、もう酒集めなんかどうでもいいや!、ということになって、ホテルにチェックイン。
そのホテルにあった温泉に入り、そののちひと寝入りして、酔いをさましたのでした。
夕方になると、人吉の街は涼しさがよりいっそう増してまいりました。
過ごしやすいね。
かわいいにゃんこ発見。
触らせてくれましたよ。
細い路地を歩いて行きます。
着いたのは、入道さん。
今宵はここでお世話になることにしましたよ。
入道さんを選んだ理由のひとつがこれ。
球磨焼酎の取扱いが豊富で、しかも蒸留方法のちがい(常圧/減圧)がわかるようになっているのです。
(常圧/減圧のちがいについては、こちらをお読み下さい。)
まずはお通しと、桜の里(減圧)をロックでいただきました。
減圧蒸留らしい、淡麗で雑味のないきれいな味わいでした。
このお店はご主人がお一人で忙しく切り盛りなさっていらっしゃったので、「瓶を見せろ!」とは言えなかったことをどうかご理解下さい。
これは、生きくらげの刺身。
こりこりと歯ごたえがあって、きのこの味が濃いのです。
しかもそれが、南九州特有の甘いしょうゆとよく合うのですよ。
二杯目は、極楽(常圧)をお湯割で。
これね、ものすごくまいう~!
焦げ臭さ(←あくまでもほめ言葉です)満載でガツンと来るのに、キレがよくて後味すっきりしているのです。
人吉に来て本当によかったと思わせてくれる一杯でした。
この極楽にあわせたのが、鮎の塩焼き。
川辺川産の落ち鮎で、腹に赤い線が出ておりました。
それでもふっくらしていて、とてもおいしい鮎でしたよ。
この鮎がさ、常圧の極楽とものすごく合うんだなこりゃ。
お酒も焼酎も、やはり地の食べ物と合わせることでおいしさがいっそう増すのですね。
最後の一杯は、球磨の泉。
常圧でしたが、極楽ほど力強くはありませんでした。
人吉の入道さん、焼酎もお料理も堪能させていただきました。
いい気分でホテルへ帰る途中で酒屋さんを見つけて、山河の特醸(減圧)をGet!
それに、なぜか不思議なことに遠く離れた山形の大山(加藤嘉八郎酒造さん)があって、初見かつ新鮮だったので買ってしまいましたよ。
こうして、人吉の夜は更けていったのでした。
☆★☆★9/3(日)☆★☆★
人吉の朝。
日曜日だからでしょうか、静かな朝でした。
鼻腔の中にかすかに残っている焼酎の香りを感じながら、人吉駅へ向かいました。
二日酔いにはなっていないのですが、焼酎の香りって、次の日になんとなく残りますよね。
構内踏切を通って、3番線へ渡ります。
人吉駅からは、快速熊本行3282Dに乗車。
快速ですが、キハ40の単行で、しかもワンマンでした。
それでも新八代から熊本までの間はノンストップで、けっこう飛ばしていましたよ。
肥薩線は、球磨川の流れに沿いながら、八代を目指して走って行きます。
最初は荒かった流れも、八代に近づくにつれてだんだんと穏やかになりました。
人吉から1時間半乗って、着いたのは熊本駅。
まずは、熊本駅の西側に広がるスーパー密集地帯を攻めてみました。
一時間ほど歩き回って、成果はこちら。
これは熊本で造られた芋焼酎(左)と、宮崎の麦焼酎(右)
焼酎だけではなく、お酒もGet!
瑞鷹(左)とれいざんのカップ酒(右)でした。
これは米焼酎ですが、メルシャン製でした。
このあと、バスに乗って熊本駅へ戻って、
熊本駅からは、豊肥本線の肥後大津行普通電車に乗車。
熊本駅から2駅だけ乗って、着いたのは南熊本駅。
まず南熊本駅周辺のスーパーを潰して、その後北上しながら酒集めをする計画でした。
途中で立ち寄った大手チェーン店の定食屋では、ぶりの照り焼きの甘さに一瞬戸惑いましたよ。
そうそう、ここは熊本ですからね、醬油が甘いんですよ。
でも甘い照り焼きも、ごはんに合っておいしいですね。
川を渡ると、やはり風が涼しいですね。
南熊本駅から約2時間かけて歩き回りましたが、残念ながら成果はゼロでした。
焼酎はこれまでに集めたものばかり。
カップ酒は通潤や瑞鷹に出会ったのですが、半年以上も前の製造分でしたので敬遠しました。
まあでも、これでまた熊本へ来る楽しみができたというわけですよ。
最後は辛島町電停から、熊本市電の田崎橋行に乗車して、
熊本駅前電停で下車し、
駅の売店で、熊本の甘いしょうゆを買って、
熊本駅から新幹線さくらに新大阪まで乗って、新大阪でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
さくらはシートの並びが2列×2列で、座席の幅が広いんですよ。
だから当初の計画では、新大阪までビールを飲みながらゆったりと座って行こうと目論んでいたのです。
しかし、博多から隣に座った小太りの若造がオイラを閉じ込めやがったよ!
これじゃさ、トイレに行きたいときにサッといけないじゃないか!
しかもこの小太りの若造、自分が足を伸ばせないもんだから横に足を出してきて、居眠りしながら俺の足を時々蹴りやがんの。
この日は酒集めの成果も芳しくなかったし、最後の最後でこれなんて、本当についていない一日でしたよ。
どうやら青井阿蘇神社で引いたおみくじの効果は、昨日限りだったようですわ。
以上、カップ酒1個、酒一合瓶1本、カップ焼酎10個、焼酎200ml瓶1本、焼酎ミニボトル(108ml・90ml)9本、焼酎360mlペットボトル1本の旅でした。
2017-09-04 22:02
あ~酒臭かった!(43)
酒くさコメント(26)
新幹線は残念でしたが、酒、焼酎集めに温泉、居酒屋と成果の多い遠征だったようですね。何年か前に人吉でどこかの造り酒屋を訪問したのですが、どうしても名前を思い出せません。(日本酒か焼酎か醤油かさえも定かでないという体たらくです)
by やまびこ3 (2017-09-04 23:11)
休みの会社もありましたが、結構たくさん
入手出来たようですし、美味しいものも
食べられたし、良かったじゃないですか。
事故や怪我もなく帰れたということは、
最終的におみくじは当たりだったのですよ♪
お疲れさまでした!
by あとりえSAKANA (2017-09-05 00:58)
お疲れさま。
今回は九州?
美味しい物も食べて、良い旅になったような・・・
もう寝ます。
おやすみなさい。
by hatumi30331 (2017-09-05 01:02)
もしや?と思ったら、やっぱり九州でしたか!
そして、ウラヤマシイ飲み方ですね。
by hanamura (2017-09-05 07:39)
美味しい出会いがたくさんでしたねぇ♪( ´▽`)
by ニッキー (2017-09-05 08:19)
なんだか贅沢な酒集めの旅ですね。
うらやましい。
焼酎もけっこうカップとかミニボトルがあるんですね。
by yoshida (2017-09-05 09:25)
九州への旅、お疲れ様です^^
きくらげの刺身って、めずらしい♪
最後は、頭に来るねー!!!!
by caveruna (2017-09-05 17:35)
常圧の米焼酎はロックで呑むと、独特のエグミが苦手ですんで、湯割りが欲しくなる冬にしか買う事はありません。
でも生(いやロックかな?)で呑まれて減圧より良かったって事は、あの癖のある味わいも気に入られたんですね。
by タンタン (2017-09-05 19:17)
九州は焼酎が多いようですね。
開けるのが楽しみですね(∩.∩)
by 美美 (2017-09-05 19:17)
やはり球磨だと球磨焼酎ですね。やはり地元だからカップやミニボトルが充実してますね。
by エクスプロイダー (2017-09-05 21:15)
やまびこ3さん、人吉には蔵が少なからずあるので、お忘れになるのも無理はないと思いますよ。
ただ、酒を造るところはないみたいです。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:26)
あとりえSAKANAさん、終わりよければすべてよしといいますが、今回は逆でした。
まあでも、楽しかったし、米焼酎のおいしさを体感することもできたので、よかったと思いますよ。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:28)
hatumi30331さん、おやすみなさい。
ってさ、けっこう遅くまで起きていらっしゃるのですね。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:29)
そうなんですよ hanamuraさん。
っていうか、なんでバレたんやろ?
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:29)
ニッキーさん、焼酎も鮎もきくらげもおいしくて、大満足でしたよ。
そうそう、熊本の甘いしょうゆにもハマってしまい、一本買ってしまいました。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:31)
yoshidaさん、一人旅ですから、好き勝手し放題で出かけております。
カップはきっと地元向けの商品でしょうけれど、ミニボトルはおそらくみやげ物向けだと思います。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:32)
caverunaさん、きくらげって、あたしゃ今まで乾燥させたものを戻したやつしか食べたことがなく、生ははじめてでしたよ。
それにしても、新幹線の狭い車内にあんなにでかいトランクを持ち込んだら迷惑になることくらい、わからないのでしょうかね?
自分さえよければいいと思っている連中には、隣に座ってもらいたくないものですわ。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:35)
タンタンさん、今回の旅で、あたしゃ常圧蒸留米焼酎の味わいにすっかり魅せられてしまいましたよ。
試飲のときは生(き)やロックを試しましたが、やはり常圧はお湯割りが一番香りが立つみたいですし、それにまろやかになっていいですね。
ロックにすると少し角が出ることは減圧の白岳をいただいた際に感じましたが、常圧のロックだとその角がよりいっそうはっきりしてくるのかもしれませんね。
さすが焼酎好きのタンタンさん、いろいろと試していらっしゃるようですね。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:39)
美美さん、開けるのはたしかに楽しみなのですが、開けて飲んで記事にするために必要な知識を身につける必要もあるので、勉強もしなければならないのです。
でも、それがまた楽しいんですね。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:41)
エクスプロイダーさん、カップはスーパーで、ミニボトルは球磨焼酎を専門に扱っている酒屋さんで入手しました。
ということは、おそらくカップは地元向けで、ミニボトルはみやげ物向けの商品ではないかと推察しております。
by skekhtehuacso (2017-09-05 21:43)
気動車に乗って酒集めの旅
素敵ですねぇ
肥薩線、乗ってみたいな
by さる1号 (2017-09-06 02:39)
お、日本酒ではなく焼酎集めとは、
珍しいですね(笑)
国鉄型キハで巡る肥薩線の旅、
車窓が変化に富んでいていい線ですよね~♪
大畑の湧水盆、何年か前に私が行ったときは、
水がこんこんと湧いていたけれど・・・
節水で止めているのでしょうか。
観光列車の到着時くらい、水を出してくれればいいのに。。。
by あおたけ (2017-09-06 07:07)
ああ文句ってのは、新幹線の中のことですか。
これを不快に「思う」ことは自然な気もしますが。
私は旅先で、もっとあーすればいいのにこーすればいいのにと、その土地の事情も考えずに思うことがあるので、これはいかんなーと反省です。
その点、skekhtehuacsoさんは良い旅だなーといつも思っております。
by あおき (2017-09-06 07:40)
さる1号さん、肥薩線は山あり川ありで、とてもいい景色でしたよ。
それに鉄道趣味的にも面白いですしね。
肥薩線のことをあらかじめ調べてから行くと、よりいっそう楽しめると思います。
by skekhtehuacso (2017-09-06 21:17)
あおたけさんの矢岳越えの記事、拝見させていただきました。
たしかに湧水盆から水が湧いていましたね。
それに、私が見た湧水盆とは、形がちょっとちがうみたい。
もしかしたら、近年になってコンクリで補修したのかもしれませんね。
by skekhtehuacso (2017-09-06 21:18)
あおきさん、そうなんですよ。
こういう輩って、自分のことしか考えていなくて、周りにどういう不快な影響を与えているかなんてこれっぽっちも思いつかないんですよ、きっと。
こんなでかい荷物を持って乗れば隣の人に迷惑をかけることは必定なんだから別便で送ろうという発想がそもそも湧かないんでしょうね。
でも、それをいちいち愚痴にすると、やれ小さい男だとか、やれめんどくさい奴だとか言われちまうんですよ。
そう言われないようにするために、このブログ以外では口に出すことを控え、かつ常に一人で行動するようにしております。
by skekhtehuacso (2017-09-06 21:24)