【お酒】1038.冨玲 180ml [31.鳥取県の酒]
梅津酒造有限会社
鳥取県東伯郡北栄町大谷1350
原材料名 米(日本産)こうじ(日本産米)
アルコール分15度以上16度未満
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
梅津酒造さんのお酒は、かつて冨玲の純米酒カップと、冨玲の原酒一合瓶とをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、ラベルには純米酒の表示がないのみならず、精米歩合や醸造アルコールが添加されている旨の表示もありません。
たとえ純米酒の基準に合致しているお酒であっても、純米酒の特定名称を名乗るかどうかはあくまでも任意です(※1)。
一方、たとえ醸造アルコールを添加していないお酒であっても、他の基準(精米歩合や使用する米の等級、麹の使用割合など)を満たさないことによって純米酒を名乗ることができない場合もあります。
細かいことをいちいち指摘するのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。
今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、けっこうはっきりしておりました。
あれ?
なんかアルコール香がしっかりしているようですよ。
うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、熟成感を少し感じます。
それでいて、苦みや雑味はありません。
それにキレがよく、スッと引いていきます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないですが、やや鋭さを感じます。
またさわやかさもちょっとだけあるみたいです。
でも、かすかにピリっと感じますね
甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。
やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
やや濃いめで、しかも醸造アルコールが添加されていない(はずな)のに、キレがよくてさっぱりしていました。
それなのに、アルコールの香りをちょっと感じました。
その一方で、甘くないことから、ややドライな味わいでした。
今の私の知見では、この味わいがどのようにして造られたのかを予想することはできませんでした。
まだまだ修行が足りないみたいです。
(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1
2016-11-25 21:47
あ~酒臭かった!(43)
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