【お酒】1444.美濃菊 180ml [21.岐阜県の酒]
玉泉堂酒造株式会社
岐阜県養老郡養老町高田800-3
アルコール分:15度以上16度未満
原材料名:米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)
親孝行の息子のために神様が滝の水を酒に変えたという伝説のある“養老の滝”。
今日はその養老の滝のお膝元である岐阜県養老町に蔵を置く蔵元さんのお酒をいただきます。
さらに話を展開させることができるだけのネタを持ち合わせておりませんので、さっそくいただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしているようです。
やわらかいうまいがほんのりと効いていますが、ほんのりなりに厚みがあるみたいです。
軽い苦みがほんの少しあるみたいですが、穏やかです。
雑味はなく、熟成感も感じません。
キレはとてもよく、アルコール由来と思われる透明感を少しだけ感じます。
酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさがありますが、弱めで、鋭さをちょっとだけ感じます。
これもアルコール由来と思われるさわやかさ・スースー感が少しあるみたいです。
ただ、ちょっとピリっと来るかな。
甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めでほんのりと感じる程度です。
淡めのうまみをほんのりと感じて、軽い苦みと弱めの酸味とが引き締める、淡麗ちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
淡めでクセがなく、深みもないものの、うまみに淡めなりに厚みを感じることから物足りなさはないですね。
ちょっとピリッと感じますが、それもまた味わいのうちでしょうよ。
これは食べ物の味を引き立ててくれるお酒ですね。
一日の終わりに食事といっしょにいただくことで、ホッとすることができると思います。
“どうだ!どうだ!”と香りや味わいの凄さを主張してくる吟醸酒や純米酒もたまにはいいかもしれませんが、毎日いただくとなると、あたしゃちょっと疲れてしまいますよ。
むしろこういう淡めて穏やかな味わいの普通酒のほうが、毎日の晩酌には向いているのではないでしょうか。
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