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【お酒】1852.佐久の花 カップ [20.長野県の酒]

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製造者 佐久乃花酒造株式会社
長野県佐久市下越620

内容量180ml
アルコール分15度
精米歩合59%
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




佐久の花酒造は、明治25年、現在の小海線臼田駅前で創業。当時の下越区は戸数わずか十四戸の田んぼに囲まれた寂しい町だった。しかし、近くに千曲川が流れ、酒造りには恵まれていた。その佐久平に咲く大輪の花のような酒をという蔵元の願いが込められたものだ。」(※1)という佐久乃花酒造(佐久の花酒造?)さん。
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蔵の隣には小売部があって、そこでこのお酒を入手いたしました。
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今日いただくこのカップ酒には特定名称は表示されておりませんでしたが、精米歩合59%と刻んてきておりましたよ。
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普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は深い金色でしたが、透き通った感じがありました。
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燗をつけると、枯れたような香りが少し立ってまいりました。

うまみはやや濃いめでしょう。
熟成感がしっかりしておりますよ。
でも、角や荒さはありません。
米のうまみもあって、広がらずに舌の上にフワッと乗っかってくるみたいです。
苦みや雑味はありません。
キレはよく、スッと引いて行きますよ。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは、熱いうちはわかりませんでしたが、冷めるにつれて少し出てくるみたいです。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


やや濃醇で枯旨辛口のおいしいお酒でした。
熟成感満載でかなり枯れておりますが、角や荒さがまったくなく、しかも苦みや雑味も感じませんでした。
辛口でキレがよいことからキリッと引き締まっておりましたが、米のうまみもあって、けっしてスカスカではありませんでした。

これ、うまいね!
ここまで熟成しているのに、ぜんぜん重くないね。
しかもこんなにうまいのに普通酒なのですよ。
これはぜひとも特定名称酒も試してみたくなってまいりましたよ。

(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.98(2008.5 信濃毎日新聞社)
あ~酒臭かった!(30)  酒くさコメント(2) 
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あ~酒臭かった! 30

酒くさコメント 2

リュカ

佐久乃花。こういう雰囲気のところにあるのですね^^
by リュカ (2020-08-25 06:46) 

skekhtehuacso

リュカさん、小海線臼田駅のすぐ近くでしたが、文献に書かれていたような静かな場所でした。
by skekhtehuacso (2020-08-25 20:49) 

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