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《焼酎》144.松の泉 25度 360ml【翌日追記あり】 [9943.熊本県の焼酎]

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松の泉酒造合資会社
熊本県球磨郡あさぎり町上北169番地1

本格焼酎
アルコール分25度
原材料名 米・米こうじ
内容量 360ml詰
(以上、ラベルより転記)





松の泉酒造さんの米焼酎“松の泉”は、かつて200ml詰のものをいただいております。
今日いただくこれは二合詰(360ml)でした。
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松の泉酒造さんは、内村光良さんのお母さんのご実家なんですってね。
あたしゃ“六角精児の呑み鉄本線・日本旅”で知りましたよ。
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キャップがお猪口のようになった二合詰めのペットボトルは、熊本の米焼酎や鹿児島の芋焼酎でよく見かけます。
でもこれってさ、持ち歩きながら25度の焼酎を生で飲めってこと?
南九州の皆さんは、25度の焼酎を生で二合飲んでも平気でいられるほど、アルコールに強いのでしょうか?
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あたしゃそれほど強くはないので、飲み方を変えながら楽しんでみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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米の風味に鋭さを感じます。
広がらず、舌の上にピンと乗っかってくるみたいです。
ピリピリ感は少しはっきりしています。
軽い苦みをかすかに感じます。


次に、ロックで。
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米の風味がキリッと引き締まってきました。
それとともに、常圧蒸留の焼酎みたいな重さをかすかに感じます。
甘みは引きました。
ロックで出がちな苦みはそれほど感じません。
ピリピリ感はちょっと残るみたいです。


最後はお湯割りでいただきます。
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米の風味はキリッとしていますが、まろやかさもちょっとだけ出るみたいです。
それとともに、重さがわずかながらにもいい感じに出ています。
甘みは弱めですが、ロックよりもはっきりしています。
お湯割りで出がちな酸味は弱めです。


キリッと引き締まったおいしい米焼酎でした。
生で甘みを、ロックで引き締まった風味を、そしてお湯割りで豊かな風味を感じることができました。
減圧蒸留でしょうけれど、飲み応えがありました。



台風が接近しつつある今日のつまみは、冷蔵庫の在庫処理。

しいたけと魚ソーとの卵炒め。
あたしゃしいたけが好きで、大袋で売っているとついつい買ってしまうのです。
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炊き込みご飯(にんじん・しいたけ・油揚げ)。
麦飯なのは、どうかご愛嬌。
“貧乏人は、麦を食え”(池田勇人)ですからね。
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ごちそうさまでした。




翌日の昼食時(といってもまだ午前中ですが)。
残った焼酎を。“燗ロック”(割らずに燗にした焼酎をロックで飲む方法)で試してみましたよ。
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甘みが豊かになりますね。
お湯割りの時よりも厚みがありますよ。
同時に、米の風味の引き締まりも和らいでまいりました。

かなりまろやかな味を楽しむことができましたよ。
燗ロック、いいね!
別の焼酎でも試してみたいな。