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【お酒】1669.石鎚 吟醸酒 夏吟 槽搾り カップ [38.愛媛県の酒]

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石鎚酒造株式会社
愛媛県西条市氷見丙402-3

[原材料]米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
[使用原料米]兵庫県産特等山田錦20% 愛媛県産松山三井80%
[精米歩合]山田錦50%(麹米) 松山三井60%(掛米)
[日本酒度]+4.0
[酸度]1.7
[使用酵母]蔵内自家培養酵母
[醸造年度]平成30BY
[アルコール分]15度
180ml詰
(以上、裏のラベルより転記)




今週は、今年の9月に味ノマチダヤにて入手したお酒を消費していこうと思っております。
その第一弾として、この“夏吟”なる石鎚を選びました。

石鎚酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
石鎚 純米吟醸 緑ラベル 槽搾り カップ
石鎚 媛カップ
黒松石鎚 上撰 ゼットカップ
石鎚 燗酒純米 カップ


この“夏吟”なるカップ酒には、品質表示が二か所に施されておりました。
ですが裏のラベルのほうが詳細に表示されておりましたので、冒頭ではそちらを紹介しておきました。
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吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香、ありますね。
ほんのりフルーティーです。
そして一口含むと、フレッシュな風味と共に花っぽい香りを少し感じます。

うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
米のうまみに鋭さを感じ、舌の上をピンと突いてくるみたいです。
苦みがあって、弱めですが重さを感じます。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはとてもよく、スッと引いて行きます。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、これにも鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょうか。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


爽快淡麗ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味がちょうどよく効いており、それに酸味が相俟って爽やかでした。
うまみの鋭さも爽やかさを助長促進しているようでした。
苦みが弱めながらも重めで、やや辛口であることとともにいい感じにキリッと引き締めているようでした。

“夏吟”の名のとおり、これは完全に夏向けでしょう。
暑い日に、キュウリやナスのお漬物をかじりながらいただけば、最高じゃないでしょうか。








☆★☆★【予告】☆★☆★

先週末には、出かけておりました。

鳥居越しに海を望める神社を参拝したり、
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素朴でやさしいお味の料理と女将さんの人柄とにつられてついつい饒舌になってしまい、余計な身の上話をこぼしたり、
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里山にある酒蔵を訪ねたり、
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「かつてここで採れた石の分布が縄文期の交易範囲の指標となる」
と、日本史の授業で習った山を眺めたり、
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路面電車の前面展望を楽しんだりしておりました。
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その顛末は、今週末に報告させていただきます。