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【お酒】26.ちばの地酒 通酒 カップ [12.千葉県の酒]

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醸造元
株式会社飯沼本家
千葉県印旛郡酒々井町馬橋106番地

発売元
千葉県酒類販売株式会社
千葉県千葉市中央区要町5番7号

原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、フタとラベルとから転記)

このお酒ですが、醸造元のオリジナル商品ではなく、発売元である千葉県酒類販売株式会社が企画立案したもののようです。
この会社ですが、Website上の会社沿革を見ると、もともと戦時中の酒類配給統制会社として発足したとのこと。
今では、お酒のほか、合成清酒も企画販売しているようです。
酒類統制の必要性のかけらもない今日までそのような会社が生き残っているということは、何か別の、凡人では到底理解し難い必要性がきっとあるのでしょう。

邪推はこのくらいにして、せっかく購入したのですから、心していただきます。
今日もぬる燗でいただきます。


フタを開けた途端に、強いアルコールの香りが漂ってきました。
かなり強い香りでした。

ぬる燗にすると、アルコールの香りがさらに強くなりました。
甘みやうまみもあるようですが、アルコールの香りに負けてしまっています。
アルコールの香りの強い、辛口のお酒でした。
飯沼本家さんの普通酒である「甲子正宗」は、もっとまろやかでおいしいお酒だっただけに、ちょっと残念です。


このお酒の醸造元である飯沼本家さんの酒蔵は、千葉県酒々井(しすい)町にあります。
千葉駅から総武本線の普通電車に30分弱乗ると、無人駅の南酒々井駅に着きます。
駅前の集落を抜け、県道を渡って、麦畑と雑木林とに挟まれた細い道を進んでいくと、飯沼本家さんの酒蔵にたどり着きます。歩いて20分ほどの道のりです。
とてものどかなところです。

酒々井町には、最近、アウトレットモールができました。
成田空港から車で10分ほどの場所にあることから、きっと空港利用の外国人を目当てにしているのでしょう。
飯沼本家さんも、これを商機として、外国人に対しておいしいお酒をどんどん売ればよいと思います。
しかし、飯沼本家さんの酒蔵に外国人が大挙して押しかける様子を想像すると、複雑な思いがします。
酒蔵周辺ののどかな雰囲気だけは、いつまでも続いてほしいものです。
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