【お酒】556.557.花の舞 純米吟醸&吟醸酒 飲み比べ [22.静岡県の酒]
花の舞酒造株式会社
静岡県浜松市浜北区宮口632
花の舞酒造さんのお酒は、かつて本醸造のカップ酒と、静岡で育成された酒造好適米“誉富士”を使用した純米吟醸酒(世界遺産富士山と共にカップ)、そして静岡県産山田錦を使用した純米吟醸酒とをいただいております。
今日は、純米吟醸酒と、醸造アルコールが添加されている吟醸酒とを飲み比べてみたいと思います。
双方とも、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
花の舞 純米吟醸 カップ
原材料名/米(静岡県産誉富士100%)・米こうじ(静岡県産米誉富士100%)
精米歩合/60%
アルコール分/15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)
このお酒の品質表示は、かつていただいた純米吟醸酒 世界遺産富士山と共にカップと全く同じですね。
ということは、おそらく中身も同じでしょう。
ですので、味の感想は上記リンク先をご参照ください。
(手抜きかよ!)
お酒の色は、こんな感じでした。
うまみだけを抽出したような、やや濃醇でやや辛口のおいしいお酒でした。
花の舞 吟醸酒 カップ
原材料名/米(静岡県産)・米麹(静岡県産米)・醸造アルコール
アルコール分/15度以上16度未満
精米歩合/55%
180ml
(以上、ラベルより転記)
こちらは、醸造アルコールが添加されている吟醸酒です。
それ以外のちがいは、米の品種が特定されていないこと、そして精米歩合が純米吟醸酒よりも高いことでしょうか。
お酒の色は、純米吟醸酒よりも淡いですね。
ああ、こっちはちょっとだけ香りがありますよ。
フルーティというか、なんとなく上等な接着剤のような香りです。
(上等な接着剤のにおいを嗅いだことがあるのかよ!)
うまみは淡めですが、ピンと舌を突いてくる感じです。
酒臭さや熟成感はなくて、お米のうまみそのものだと思います。
それが口の中で広がったあと、スッと引いていきます。
苦みや雑味は感じませんでした。
酸味はほとんど感じません。
わずかにさわやかさを感じる程度です。
当然ながら、刺激やピリピリ感はありません。
甘みもほとんど感じません。
ほんのわずかにあるかどうかです。
吟醸香がわずかにあって、淡めながらお米のうまみが舌を突いてくる、淡麗やや辛口のおいしいお酒でした。
純米吟醸酒と比べると、香りがはっきりしています。
それに、うまみが淡いだけでなく、雑味がなくてきれいな味わいでした。
醸造アルコール添加の効果についてはかつてこちらでまとめておりますが、今回の飲み比べではそれを実感することができました。
こんばんは!
ツッコミが面白くて✿
「上等な接着剤の匂い」をアレコレ考えています(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2015-05-19 21:43)
ちゅんちゅんちゅんさん、たしかに“上等な接着剤”って何なんでしょうね。
自分で書いていてもよくわかりませんわ。
とにかく、ちょっとケミカルな感じだけれども、いやなにおいじゃないといったところでしょうか。
by skekhtehuacso (2015-05-19 22:57)