【お酒】586.真鶴 金紋 カップ [04.宮城県の酒]
株式会社田中酒造店
宮城県加美郡加美町字西町88-1
アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米（国産）・米麹（国産米）・醸造アルコール・糖類・酸味料
180ml詰
（以上、フタより転記）
田中酒造店さんのお酒は、かつて真鶴の特別純米酒カップを、そして昨日、糖類酸味料添加の真鶴銀カップをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、カップに鶴の絵柄が描かれています。
なかなか繊細な絵のようです。
このお酒は“金紋”という名称とのこと。
レシートを見ると、昨日いただいた銀カップ（銀紋）よりも、スーパーで30円ちょっと高く販売されていることがわかります。
ということは、このお酒はいわゆる上撰クラス（旧制度下における一級酒クラス）ということでしょうか。
ところが、残念ながら、銀カップと同じくこのお酒も、糖類も酸味料も添加された三増酒でした。
二日連続で三増酒をいただくのはちょっときついものがありますが、これも修行ですからしかたがありません。
（いやなら飲まなきゃいいじゃないか！）
昨日いただいた銀カップとのちがいを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、銀カップとあまり変わらないようです。
うまみはやっぱり濃いめです。
添加された味が主ですが、醸し出された酒臭い（←ほめ言葉です）うまみもわずかに感じます。
苦みや雑味は感じませんでした。
酸味は少しはっきりしています。
銀カップと同じく、かなりスーッとさわやかです。
しかし、刺激やピリピリ感はありません。
甘みはやっぱりはっきりしています。
糖添酒らしい、とろみのような舌触りを感じますね。
やや濃醇で甘口のお酒でした。
うまみに酒臭さ（←あくまでもほめ言葉です）をわずかに感じるところが、銀カップとのちがいだと思いましたよ。
これは使われている米や麹の量のちがいでしょうか？
それとも、熟成によるものでしょうか？
でも、甘みにとろみのような舌触りを感じるので、私としてはやっぱり苦手な味でした。
２日連続、「真鶴」の普通酒ですか。
３月の農家の青年部の総会の後の懇親会で真鶴の燗酒を呑んだ記憶が・・・。
さて、真鶴の蔵元「田中酒造店」の有る加美町には他に二軒の酒蔵が有ります。
一つは先日呑まれた「鳴瀬川」の中勇酒造店、もう一つは首都圏などでも人気に成っている「山和（やまわ）」や「わしが國」を造っている山和酒造店が有ります。数キロ圏内に有りまして歩いても直ぐに着くと言うか。
２月に加美町では鍋まつりが行われて、各ブースで色んな鍋が売られて、この三蔵も開放して蔵見学も出来ますが、季節柄、新酒が出たりして鍋を肴に酒を呑むなんて・・・。（車を運転している人は駄目だけど）
by エクスプロイダー (2015-06-16 22:46)
エクスプロイダーさん、情報提供ありがとうございます。
わしが國、明日飲む予定でしたよ。
でも糖添なんで、そろそろ健全な普通酒を一つ挟んでおきたいとも思うところです。
by skekhtehuacso (2015-06-16 23:26)
こんにちは！
この鶴の絵柄 すごくいいと思います✿
夏の金魚と同じ感覚でしょうか 自分は好きです～！
今年は 「冷や」を楽しむ夏にしたいです(^^)
酒臭いうまみを早く感じられるようになりたい！！
by ちゅんちゅんちゅん (2015-06-17 17:13)
ちゅんちゅんちゅんさん、たしかにカップの絵は繊細で洗練されていますが、肝腎の中身はというと…。
あたしゃ夏でも燗ですわ。
クーラーをガンガンにかけていただく一杯がたまらねぇんですよ。
by skekhtehuacso (2015-06-17 23:18)