【お酒】768.嘉美心(かみこころ) カップおかやま 200ml [33.岡山県の酒]
嘉美心酒造株式会社
岡山県浅口市寄島町7500-2
(以上、ラベルより転記)
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分14.0度以上15.0度未満
200ml
(以上、フタより転記)
おとといいただいた三光ひのくち しぼりたて生原酒とともに、岡山駅の新幹線構内で入手したお酒です。
岡山の蔵元さんを紹介した雑誌では、嘉美心酒造さんのことを以下のように記述していました。
「「いつの世も旨口酒は廃れず」との信念で、(中略)昭和末期の辛口全盛期にも、米由来の独特の優美な旨口を貫き、熱烈なファンから「反骨の甘口美酒」と称された。糖質などに頼らぬその上品で豊かな甘さは唯一無二。真の旨口酒造りを目指し続けている。」(※1)
今日いただくこのお酒はおそらく嘉美心酒造さんのお酒の中でも最も安いものでしょうが、はたしてこのお酒からも「反骨の甘口美酒」の味わいを感じ取ることができるのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
うまみは淡めです。
酒臭さはなくて、やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。
淡いためか、苦みや雑味は感じません。
酸味はややはっきりしています。
ちょいピリで、すっぱさが少しはっきりしています。
甘みはややはっきりしています。
べとつかないさらっとした甘みをちょっと感じます。
全体的に淡めではあるものの酸味の効いた、淡麗ちょいピリやや甘口のお酒でした。
淡いものの、甘みがコクを添えているようでした。
ちょいピリが気になるところでしたが、これはおそらく燗よりも冷や(常温)でいただいたほうが気にならなかったかもしれません。
実際に、燗が冷めるにつれて酸味がおだやかになってきました。
もしかしたら、甘口だけれどもちょいピリというところが、「反骨の甘口美酒」の味わいなのでしょうか?
(たぶんちがうだろうな。)
もう少し上のクラスのお酒もいただいてみたいところです。
(※1)OSERA オセラ 晩秋号(2013年11-12月号)vol.66 p.44(株式会社ビザビリレーションズ)
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