【お酒】804.渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒 氷冷熟成 300ml [20.長野県の酒]
株式会社遠藤酒造場
長野県須坂市臥竜一丁目九番一号
アルコール分 20度
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
遠藤酒造場さんのお酒は、かつて普通酒の渓流カップをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、“出品貯蔵酒”と銘打たれております。
貼られているシールから推察するに、どうやら海外の認証機関に出品して賞をとったみたいですね。
ということは、西洋料理に合わせたり、あるいは外国へ輸出したりするためのお酒なのでしょうか?
そのためかどうかは知りませんが、瓶を包んでいる新聞紙は英字新聞でした。
ルールル、ルルル、ルールル、ルルル、ルールールールールールルー♪
かな?
そんな輝かしい受賞歴を誇るこのお酒ですが、特定名称が表示されていないことや、品質表示に精米歩合の表記がないことから判断するに、どうやら普通酒のようです。
私は、外国での受賞歴を誇るお酒ということで、ナントカ祭みたいに吟醸香プンプンのお酒かと勝手に想像しておりました。
(そのうちに、ナントカ祭から怒られるぞ!)
しかし普通酒ということは、もしかして香りよりも、味と軽快さとで勝負するお酒なのでしょうか?
そろそろいただいてみたいと思います。
その前に、まずは瓶を包んでいる新聞紙を剥がさねばなりません。
剥がしてみると、新聞紙の上から貼ってあったラベルと同じものが、瓶にも貼ってありましたよ。
アルコール度数20度ということは、ほぼ原酒に近いお酒でしょう。
原酒を燗にしてひどい目にあったことが少なからずありましたし、それに冷やで飲めと書いてありますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
一口含むと、アルコールの香りがしっかりしていることがわかります。
20度ですから、こんなもんでしょう。
それとともに、生貯蔵酒のようなフレッシュさもちょっとあるみたいです、。
うまみはやや濃いめです。
お米のうまみが豊かです。
氷冷熟成と銘打たれていますが、熟成感はちょっと感じる程度です。
苦みや雑味はないみたいです。
酸味はひかえめです。
角のないすっぱさをわずかに感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりしています。
そのせいでしょうか、トロミとコクとを少し感じます。
フレッシュな風味とお米のうまみとに、甘みがコクを添える、やや濃醇でやや甘口のおいしいお酒でした。
やや濃いめですが、雑味がなくてきれいな味わいです。
それに、原酒に近いはずなのに軽快さすら感じるのは、やはりアル添の効果でしょうか?
でも、やっぱりアルコールの香りが気になります。
それに、これは回りが速いみたいで、ちょっとふらついてきてしまいましたよ。
冬ぐらいに成ると、生協で500mlのが売られていますね。渓流の朝しぼりは数年前にこれでは無いですが、大吟醸のは呑んだ事が有りますね。
by エクスプロイダー (2016-02-20 22:42)
間違い。500では無くて900mlです。
by エクスプロイダー (2016-02-20 22:43)
鉄子(?)
by hanamura (2016-02-21 02:20)
“必ず冷やのまま”ですか。これだけ呑み方を強調した表示は珍しいですねぇ^^;
by タンタン (2016-02-21 07:00)
エクスプロイダーさん、そうですか。
こっちでは見かけません。
by skekhtehuacso (2016-02-21 21:09)
hanamuraさん、徹子か鉄子か、横文字だとわかりませんね。
by skekhtehuacso (2016-02-21 21:18)
タンタンさん、燗にすると酸味が出てきて風味が崩れるのではないかと思います。
かつてそういうことがありました。
by skekhtehuacso (2016-02-21 21:20)