新潟県中越地方内陸部での酒集め [旅]
これは私の手元にある夏の青春18きっぷですが、あと二回分残っております。
今回はこれを使って、新潟県の中越地方の内陸部で酒集めをしてみました。
中越地方は、このブログの草創期から最近まで、越後湯沢と十日町とへ青春18きっぷのシーズン毎に足を運んで酒集めをしておりました。
今回は、それらよりも北側の街を攻めてみることにしましたよ。
まずは、上野駅から。
5:43発、高崎線の普通電車高崎行に乗りました。
あーあ。
群馬県内に入ったとたん、雨が降ってきやがった!
川なんか、濁っちゃったりなんかしちゃったりして。
上越線の群馬県と新潟県との県境付近って、夏は大雨が降ったりして、それに冬は大雪の影響で、電車が遅れたり止まってしまったりするすることが少なからずあるように思います。
かつて私は、夏の快速マリンブルーくじらなみ号の上りが大雨で大幅に遅延して帰宅が真夜中になってしまったり、あるいは冬の快速シーハイル上越号が行きの下りはなんとかたどりついたものの、帰りの上りが大雪で運休してしまったり(スキー客のための電車が雪で運休するのですよ!)したことがありました。
(それはオマエのおこないが悪いせいじゃないのか!)
今回も、なーんかいやな予感がしておりましたよ、この時は。
上野駅から2時間弱乗って、高崎駅で上越線の普通電車水上行に乗り換え。
おなじみの115系でした。
でも今後、211系リニューアル車の投入が進むことでしょうから、、もはや絶滅危惧種と言っても過言ではないと思います。
このクロスシートに座ることができるのは、今回が最後かもしれません。
高崎駅から1時間ほど乗って、終点の水上(みなかみ)駅で下車。
群馬県の、新潟県との県境の街です。
乗り換えの合間を利用して、駅の売店と駅前の土産物店とで、アルミ缶のお酒をGET。
水上駅からは、上越線の普通電車長岡行に乗りましたよ。
待っていたのは、新型のE129系でした。
シートピッチは、115系よりも若干広いみたいです。
車内はロングシートとクロスシートとで半分ずつに分かれておりました。
こりゃ水上駅でのクロスシート争奪戦がより一層過熱しそうですな。
国境の長いトンネルを抜けると、そこはやっぱり雨でした。
水上駅から一時間半ほど乗って、着いたのは小出駅。
小出の市街地は、小出駅とは魚野川を挟んで離れたところに位置しています。
そこで、雨の中をバスに乗って市街地へ向かいます。
その魚野川ですが、雨の影響で濁りまくりでしたよ。
左側の草が生えているところは、もしかしたら普段は陸地なのかもしれませんね。
湯之谷中学校前でバスを下車。
ここで、奇跡が起きました。
雨があがって、ちょっとだけ明るくなってきたのです!
あたしゃこの業界で(どの業界だよ!)3年ほど酒集めをさせてもらっておりますが、こんなことははじめてですよ!
しかも、涼しい風が吹いてきて、気持ちよいことこの上ない!
バス停付近にあったお酒の量販店で、雪鶴の純米お燗瓶をGET。
小出からは遠く離れた、上越地方は糸魚川市のお酒でした。
小出の市街地には、スキーのジャンプ台らしきものがありましたよ。
上から滑ったら、ここまで飛んで来れそうな感じです。
(そんなわけないだろ!)
緑川は、小出の地酒です。
お燗瓶もカップ酒もともに普通酒ですが、両方とも入手しました。
小出の街では、ちょうどお祭りでした。
小出の街を一時間半ほど徘徊した後、雨に降られることなく小出駅まで歩いて戻ってまいりました。
右端のちょっと離れたホームには、只見線の気動車が停まっておりました。
小出駅前の酒屋さんで、緑川の本醸造をGET。
実はこのお店で、さきほど入手した緑川のカップ酒よりも新鮮なものを見つけてしまい、ふたたび同じカップ酒を入手してしまいました。
先ほど入手したものは、記事にすることなく一人静かにいただきたいと思います。
小出駅からは、再び上越線の普通電車長岡行に乗車。
これもまた、新型のE129系でした。
あーあまた雨が降ってきたよ。
前面展望で雨の状況を報告させていただきます。
小出から4駅、約20分乗って、着いたのは小千谷駅。
小千谷は錦鯉の街だけあってか、地下道の入口が錦鯉でした。
地下道に入るためには、錦鯉に食べられてしまわなければなりません。
なんとなくではありますが、ガリバートンネル(ドラえもんより)みたいですね。
小千谷の街も駅から少し離れていますので、バスに乗って市街地を目指します。
あれ? ここへ来るまで雨が降っていたのに、小千谷はぜんぜん降っていないじゃないですか!
小出に続けて小千谷でも雨を回避できたなんて、私にとってはまさに奇跡ですよ!
平沢町のバス停で下車。
ここから駅方面へ歩きながら、途中にあるスーパーを潰していきます。
バス停近くにあったスーパーで、ふじの井(高橋留美子ラベル)を入手してしまいました。
小千谷からはちょっと離れた下越地方、新発田市のお酒です。
歩いていると、開けた一角を見つけました。
はからずも、西小千谷駅跡に遭遇しましたよ!
昭和の頃に廃線となった、魚沼線の終点です。
このレールは、当時のものなのでしょうか?
これは、ディーゼルカーの車軸を半分にカットしたものでしょうかね。
現役当時のものと思われる駅名標がありました。
あれ?
“にしおじや”?
“にしおぢや”じゃないの!
これはプラットホーム跡でしょうか。
こっちの駅名標(復元か?)は、“にしおぢや”でした。
これは連結器ですね。
魚沼線の由来を説明する看板です。
内容をすべて拡大してご紹介してもよかったのですが、冗長ですので、私がグッときたところだけお見せします。
私は魚沼線に乗ったことはありませんでしたが、ここでまぶたを閉じると、ディーゼルカーがこのホームでアイドリングの音をカラカラとたてながら停まっている状況を想像することができましたよ。
それにこの説明ですが、最後に“小千谷市長”とだけあって、個人名を伏せているところがまたニクイ!
話をお酒に戻します。
小千谷では、高橋留美子の他にはこれだけ。
小千谷の地酒は長者盛と高の井とですが、カップ酒はいずれもこのブログでは既出でした。
300ml瓶のお酒はこれといって心惹かれるようなものを見つけることができなかったのですが、小千谷まで来て地酒を買わずに帰るのは癪でしたので、長者盛の吟醸酒をGETしました。
小千谷の街では一時間半ほど徘徊したのち、小千谷駅まで歩いて戻ってきて、三たび上越線の普通電車長岡行に乗車。
またしても新型のE129系でした。
上越線の水上以北では、もはや115系に乗ることはできなくなってしまったのでしょうか?
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
小千谷駅から3駅を20分弱乗って、着いたのは長岡駅。
長岡ではまず、駅構内でお福正宗の大花火カップをGET。
長岡の地酒です。
花火大会はもう終わっていましたが、絶賛売出し中でした。
想天坊も長岡の地酒でした。
駅近くに位置するイトーヨーカドーでは、なぜか不思議なことに、長岡からは遠く離れた上越地方のお酒が充実しておりましたよ。
一番右の謙信カップって、小出で入手した緑川とカップのデザインが同じですね!
今日の酒集めはこれでおしまい。
長岡駅の近くにあった松本さんの店構えに心惹かれて、吸い込まれてしまいました。
お通しは煮貝でした。
実はワタクシ、貝は苦手なほうなのです。
でもね、板前さんがちゃんと手をかけて作ってくださったからでしょうか、おいしくいただくことができましたよ!
お酒は〆張鶴の本醸造を燗で。
「これでは本当に〆張鶴かどうかわからんじゃないか!」とのご批判もおありかと存じます。
しかし、初めて入ったお店で「おい女将!、写真を撮るから酒の瓶を見せろ!!」とは言えやしないことを、どうかご理解いただきたく存じます。
〆張鶴は辛口で、酸味がちょっとあってスッキリしたお酒でした。
栃尾揚げ(ハーフサイズ)をいただきます。
長岡へ来たら、絶対にこれをいただこうと心に決めていたのですよ!
豆の味がしっかりしていて、とてもおいしゅうございました。
でもね、初めての栃尾揚げがこんなに上品なお味だったら、きっと他の(上品でない)栃尾揚げを食べられなくなってしまいそうです。
まるで磯田園のお茶(←音が出ます)みたいな栃尾揚げでした。
二杯目は、鶴齢の純米吟醸をいただきました。
これも「これでは本当に鶴齢かどうかわからんじゃないか!」というご批判もおありかと存じますが、どうかご容赦下さい。
鶴齢に合わせたのは、鮎の塩焼き。
板前さんが他の人の分を私の目の前で串にさして塩を打っていたところを見て、思わず「私にも焼いてください!」って注文してしまいました。
これはうまかった!
川魚のうまみがしっかりしているのに、脂がとても軽いのです。
私は海の魚よりも川の魚のほうが好きなので、頭の先からしっぽまで全部をとてもおいしくいただきました。
これは丸茄子の田楽。
これも滋味深い一品でした。
松本さん、店構えに惹かれて入ってしまったのですが、大正解でした。
いいか!
よく聞け!!
ここをキャンプ地とする!!!
翌日の長岡は、すっかり晴れておりました。
長岡駅前からバスに乗って、信濃川を渡った対岸にあるスーパーの密集地帯を目指します。
じつによい天気です。
それにものすごく暑いというわけではなく、しかも風が涼しくて気持ちよいのです。
昭和の頃の夏って、たしかこんな感じだったような気がします。
長岡のスーパー密集地帯では一時間ほど徘徊して、成果はこちら。
左のカップ酒は今年の7月製造と新鮮だったのですが、なぜかすでに安売りされておりました。
花火大会が終わってしまったので、もう売れないと判断されたのでしょうか?
一番左の王紋は、小千谷で入手したふじの井と同じく、新発田市(下越地方)のお酒です。
かつて新潟市内で見つけたことがあったのですが、古かったことから購入を断念しておりました。
いつかまた出会うこともあるだろうと思っていたのですが、はからずも中越地方の長岡で新鮮なものに出会ってしまいました。
今回の行程はこれですべておしまい。
バスで再び長岡駅へ戻って、
上越線の普通電車水上行に乗って、昨日来た行程を逆戻りして帰ったとさ。
午前10時台のビールは沁みますね。
以上、カップ酒15個、一合瓶3本、300ml瓶2本の旅でした。
それにしても、これだけ集めても、糖添三増酒は一つもありませんでしたよ。
ただ、私としては、お目当てにしていた米百俵のカップ酒に出会うことができなかったことが残念でした。
今回はこれを使って、新潟県の中越地方の内陸部で酒集めをしてみました。
中越地方は、このブログの草創期から最近まで、越後湯沢と十日町とへ青春18きっぷのシーズン毎に足を運んで酒集めをしておりました。
今回は、それらよりも北側の街を攻めてみることにしましたよ。
まずは、上野駅から。
5:43発、高崎線の普通電車高崎行に乗りました。
あーあ。
群馬県内に入ったとたん、雨が降ってきやがった!
川なんか、濁っちゃったりなんかしちゃったりして。
上越線の群馬県と新潟県との県境付近って、夏は大雨が降ったりして、それに冬は大雪の影響で、電車が遅れたり止まってしまったりするすることが少なからずあるように思います。
かつて私は、夏の快速マリンブルーくじらなみ号の上りが大雨で大幅に遅延して帰宅が真夜中になってしまったり、あるいは冬の快速シーハイル上越号が行きの下りはなんとかたどりついたものの、帰りの上りが大雪で運休してしまったり(スキー客のための電車が雪で運休するのですよ!)したことがありました。
(それはオマエのおこないが悪いせいじゃないのか!)
今回も、なーんかいやな予感がしておりましたよ、この時は。
上野駅から2時間弱乗って、高崎駅で上越線の普通電車水上行に乗り換え。
おなじみの115系でした。
でも今後、211系リニューアル車の投入が進むことでしょうから、、もはや絶滅危惧種と言っても過言ではないと思います。
このクロスシートに座ることができるのは、今回が最後かもしれません。
高崎駅から1時間ほど乗って、終点の水上(みなかみ)駅で下車。
群馬県の、新潟県との県境の街です。
乗り換えの合間を利用して、駅の売店と駅前の土産物店とで、アルミ缶のお酒をGET。
水上駅からは、上越線の普通電車長岡行に乗りましたよ。
待っていたのは、新型のE129系でした。
シートピッチは、115系よりも若干広いみたいです。
車内はロングシートとクロスシートとで半分ずつに分かれておりました。
こりゃ水上駅でのクロスシート争奪戦がより一層過熱しそうですな。
国境の長いトンネルを抜けると、そこはやっぱり雨でした。
水上駅から一時間半ほど乗って、着いたのは小出駅。
小出の市街地は、小出駅とは魚野川を挟んで離れたところに位置しています。
そこで、雨の中をバスに乗って市街地へ向かいます。
その魚野川ですが、雨の影響で濁りまくりでしたよ。
左側の草が生えているところは、もしかしたら普段は陸地なのかもしれませんね。
湯之谷中学校前でバスを下車。
ここで、奇跡が起きました。
雨があがって、ちょっとだけ明るくなってきたのです!
あたしゃこの業界で(どの業界だよ!)3年ほど酒集めをさせてもらっておりますが、こんなことははじめてですよ!
しかも、涼しい風が吹いてきて、気持ちよいことこの上ない!
バス停付近にあったお酒の量販店で、雪鶴の純米お燗瓶をGET。
小出からは遠く離れた、上越地方は糸魚川市のお酒でした。
小出の市街地には、スキーのジャンプ台らしきものがありましたよ。
上から滑ったら、ここまで飛んで来れそうな感じです。
(そんなわけないだろ!)
緑川は、小出の地酒です。
お燗瓶もカップ酒もともに普通酒ですが、両方とも入手しました。
小出の街では、ちょうどお祭りでした。
小出の街を一時間半ほど徘徊した後、雨に降られることなく小出駅まで歩いて戻ってまいりました。
右端のちょっと離れたホームには、只見線の気動車が停まっておりました。
小出駅前の酒屋さんで、緑川の本醸造をGET。
実はこのお店で、さきほど入手した緑川のカップ酒よりも新鮮なものを見つけてしまい、ふたたび同じカップ酒を入手してしまいました。
先ほど入手したものは、記事にすることなく一人静かにいただきたいと思います。
小出駅からは、再び上越線の普通電車長岡行に乗車。
これもまた、新型のE129系でした。
あーあまた雨が降ってきたよ。
前面展望で雨の状況を報告させていただきます。
小出から4駅、約20分乗って、着いたのは小千谷駅。
小千谷は錦鯉の街だけあってか、地下道の入口が錦鯉でした。
地下道に入るためには、錦鯉に食べられてしまわなければなりません。
なんとなくではありますが、ガリバートンネル(ドラえもんより)みたいですね。
小千谷の街も駅から少し離れていますので、バスに乗って市街地を目指します。
あれ? ここへ来るまで雨が降っていたのに、小千谷はぜんぜん降っていないじゃないですか!
小出に続けて小千谷でも雨を回避できたなんて、私にとってはまさに奇跡ですよ!
平沢町のバス停で下車。
ここから駅方面へ歩きながら、途中にあるスーパーを潰していきます。
バス停近くにあったスーパーで、ふじの井(高橋留美子ラベル)を入手してしまいました。
小千谷からはちょっと離れた下越地方、新発田市のお酒です。
歩いていると、開けた一角を見つけました。
はからずも、西小千谷駅跡に遭遇しましたよ!
昭和の頃に廃線となった、魚沼線の終点です。
このレールは、当時のものなのでしょうか?
これは、ディーゼルカーの車軸を半分にカットしたものでしょうかね。
現役当時のものと思われる駅名標がありました。
あれ?
“にしおじや”?
“にしおぢや”じゃないの!
これはプラットホーム跡でしょうか。
こっちの駅名標(復元か?)は、“にしおぢや”でした。
これは連結器ですね。
魚沼線の由来を説明する看板です。
内容をすべて拡大してご紹介してもよかったのですが、冗長ですので、私がグッときたところだけお見せします。
私は魚沼線に乗ったことはありませんでしたが、ここでまぶたを閉じると、ディーゼルカーがこのホームでアイドリングの音をカラカラとたてながら停まっている状況を想像することができましたよ。
それにこの説明ですが、最後に“小千谷市長”とだけあって、個人名を伏せているところがまたニクイ!
話をお酒に戻します。
小千谷では、高橋留美子の他にはこれだけ。
小千谷の地酒は長者盛と高の井とですが、カップ酒はいずれもこのブログでは既出でした。
300ml瓶のお酒はこれといって心惹かれるようなものを見つけることができなかったのですが、小千谷まで来て地酒を買わずに帰るのは癪でしたので、長者盛の吟醸酒をGETしました。
小千谷の街では一時間半ほど徘徊したのち、小千谷駅まで歩いて戻ってきて、三たび上越線の普通電車長岡行に乗車。
またしても新型のE129系でした。
上越線の水上以北では、もはや115系に乗ることはできなくなってしまったのでしょうか?
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
小千谷駅から3駅を20分弱乗って、着いたのは長岡駅。
長岡ではまず、駅構内でお福正宗の大花火カップをGET。
長岡の地酒です。
花火大会はもう終わっていましたが、絶賛売出し中でした。
想天坊も長岡の地酒でした。
駅近くに位置するイトーヨーカドーでは、なぜか不思議なことに、長岡からは遠く離れた上越地方のお酒が充実しておりましたよ。
一番右の謙信カップって、小出で入手した緑川とカップのデザインが同じですね!
今日の酒集めはこれでおしまい。
長岡駅の近くにあった松本さんの店構えに心惹かれて、吸い込まれてしまいました。
お通しは煮貝でした。
実はワタクシ、貝は苦手なほうなのです。
でもね、板前さんがちゃんと手をかけて作ってくださったからでしょうか、おいしくいただくことができましたよ!
お酒は〆張鶴の本醸造を燗で。
「これでは本当に〆張鶴かどうかわからんじゃないか!」とのご批判もおありかと存じます。
しかし、初めて入ったお店で「おい女将!、写真を撮るから酒の瓶を見せろ!!」とは言えやしないことを、どうかご理解いただきたく存じます。
〆張鶴は辛口で、酸味がちょっとあってスッキリしたお酒でした。
栃尾揚げ(ハーフサイズ)をいただきます。
長岡へ来たら、絶対にこれをいただこうと心に決めていたのですよ!
豆の味がしっかりしていて、とてもおいしゅうございました。
でもね、初めての栃尾揚げがこんなに上品なお味だったら、きっと他の(上品でない)栃尾揚げを食べられなくなってしまいそうです。
まるで磯田園のお茶(←音が出ます)みたいな栃尾揚げでした。
二杯目は、鶴齢の純米吟醸をいただきました。
これも「これでは本当に鶴齢かどうかわからんじゃないか!」というご批判もおありかと存じますが、どうかご容赦下さい。
鶴齢に合わせたのは、鮎の塩焼き。
板前さんが他の人の分を私の目の前で串にさして塩を打っていたところを見て、思わず「私にも焼いてください!」って注文してしまいました。
これはうまかった!
川魚のうまみがしっかりしているのに、脂がとても軽いのです。
私は海の魚よりも川の魚のほうが好きなので、頭の先からしっぽまで全部をとてもおいしくいただきました。
これは丸茄子の田楽。
これも滋味深い一品でした。
松本さん、店構えに惹かれて入ってしまったのですが、大正解でした。
いいか!
よく聞け!!
ここをキャンプ地とする!!!
翌日の長岡は、すっかり晴れておりました。
長岡駅前からバスに乗って、信濃川を渡った対岸にあるスーパーの密集地帯を目指します。
じつによい天気です。
それにものすごく暑いというわけではなく、しかも風が涼しくて気持ちよいのです。
昭和の頃の夏って、たしかこんな感じだったような気がします。
長岡のスーパー密集地帯では一時間ほど徘徊して、成果はこちら。
左のカップ酒は今年の7月製造と新鮮だったのですが、なぜかすでに安売りされておりました。
花火大会が終わってしまったので、もう売れないと判断されたのでしょうか?
一番左の王紋は、小千谷で入手したふじの井と同じく、新発田市(下越地方)のお酒です。
かつて新潟市内で見つけたことがあったのですが、古かったことから購入を断念しておりました。
いつかまた出会うこともあるだろうと思っていたのですが、はからずも中越地方の長岡で新鮮なものに出会ってしまいました。
今回の行程はこれですべておしまい。
バスで再び長岡駅へ戻って、
上越線の普通電車水上行に乗って、昨日来た行程を逆戻りして帰ったとさ。
午前10時台のビールは沁みますね。
以上、カップ酒15個、一合瓶3本、300ml瓶2本の旅でした。
それにしても、これだけ集めても、糖添三増酒は一つもありませんでしたよ。
ただ、私としては、お目当てにしていた米百俵のカップ酒に出会うことができなかったことが残念でした。
酒処新潟、最高ですね!!
栃尾の油揚げ大好きなんです。
地元のお酒と一緒ならなおさら。
〆張鶴も鶴齢もいいですね。
長岡に行った時には是非、松本さんに寄ります。
by makoccino (2016-08-29 22:17)
makoccinoさん、けっしてお安くはなかったですが、料理は板前さんが丁寧に調理してくださっていて、みなおいしいものばかりでした。
私としては、アタリのお店だったと思います。
私も長岡へ行った際には、また寄らせていただこうと思っています。
by skekhtehuacso (2016-08-29 22:48)
お疲れさま。
楽しい旅に行って来たんやね。
新潟?
美味しいお酒飲んで集めて〜
帰って来たんやね。
レポ楽しみです。^^
by hatumi30331 (2016-08-30 05:52)
酒集めは楽しそう~
by green_blue_sky (2016-08-30 06:56)
こういう目的の旅も楽しいでしょうね^^
by 美美 (2016-08-30 10:13)
さすがに米どころ、酒どころですね。魚沼線跡も雰囲気ありますね。
by newton (2016-08-30 16:53)
新潟の酒集め、おつかれさまでした(^^)
水上以北の上越線はすっかりE129系になっちゃいましたね。。。
魚沼線の西小千谷駅跡、車軸を半分にカットしたものや、
向かい合った連結器など、
シュールなモニュメント(?)ですね〜(^^;)
めぞん一刻イラストのふじの井、いいなぁ。。。
管理人さんにお酌してもらいたいっ!
栃尾揚げ・・・私もの先日に新潟で食べました♪
by あおたけ (2016-08-30 18:14)
普通酒のレベルが高い新潟だけあって、三増酒は無いですね。
by エクスプロイダー (2016-08-30 22:11)
hatumi30331さん、これはもうほとんどビョーキでして、出かけないといられなくなってしまいましたよ。
by skekhtehuacso (2016-08-30 22:44)
green_blue_skyさん、いろいろなところへ出かけていってまだであったことがないお酒を集めるわけです。
私はスマホをもたないのでポケモンGOをやりませんが、この旅はポケモンGOを地で行くみたいなものです。
by skekhtehuacso (2016-08-30 22:46)
美美さん、私としては、大好きなわんこと一緒に船で旅をすることがうらやましく思います。
でも、私が出かけるときは、大好きだった猫のごんちゃんがいつも私の心の中にいてくれますけれどね。
by skekhtehuacso (2016-08-30 22:48)
newtonさん、新潟県は蔵元数が多いだけでなく、普通酒に糖添している蔵元さんも少ないですね。
また普通酒がおいしいところも多いように思います。
西小千谷駅跡を見つけたのは偶然でしたが、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
by skekhtehuacso (2016-08-30 22:51)
あおたけさん、西小千谷跡ですが、その手前までは完全に道路と化していて廃線跡は判別不能でしたが、ここだけ残されておりましたよ。
ふじの井は、カップ酒もらんま1/2のデザインでしたから、もしかしたら蔵元さんが高橋留美子のファンなのかもしれませんね。
by skekhtehuacso (2016-08-30 22:57)
エクスプロイダーさん、宮城県も含め、他県の蔵元さんも新潟県を大いに見習うべきでしょう。
糖類添加は、米の生産過剰が続く今日においては、もはや不要な技法だと思います。
by skekhtehuacso (2016-08-30 23:00)
skekhtehuacso さん こんにちは
素晴らしい活動されてますね!^^ 羨ましい・・・
SLみなかみのアルミ缶の酒がありましたかぁ~ 以前SLみなかみを見に水上に行った時に探し回ったんですが、見つける事ができませんでした。近々水上に買いに行ってみます。情報ありがとうございます。
by 丹醸 (2016-09-01 06:55)
めぞん一刻のラベルいいですねー
そうか、高橋留美子さん新潟出身なんですね。
こうやって見ると、お酒のラベルのデザイン、ビンの佇まいなんかもおもしろいですね。
by あおき (2016-09-01 09:08)
恐れ多くも畏くも、酒ブログの大先輩、いや師と崇め奉るべき丹醸様よりコメントを拝領し、恐悦至極に存じ奉ります(最敬礼)。
SLみなかみのお酒ですが、水上駅の待合室に併設された売店に山積みされておりました。
しかも、8月製造分と新鮮でした。
by skekhtehuacso (2016-09-01 22:47)
あおき様、私は知らなかったのですが、どうやらそうらしいですね。
このお酒をいただく際には、瓶の佇まいもうまく表現できるように注意して写真を撮影するようにがんばってみます。
by skekhtehuacso (2016-09-01 22:51)