【お酒】987.越前岬 本醸造 カップ [18.福井県の酒]
田邊酒造有限会社
福井県吉田郡永平寺町松岡芝原2-24
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
酒銘とされている越前岬は、福井県の海岸沿いにある景勝地のようです。
しかし、このお酒の蔵元さんは内陸部の、むしろ永平寺に近いところに位置しているようです。
ちょっとわかりづらいですが、右下の拡大縮小ボタンのところに永平寺が隠れています。
今日いただくこのお酒については、文献で以下のように紹介されておりました。
「越前岬の名に恥じない酒をと、蔵の良心を込めて造る本醸造で、くせのない味わいが飲みあきさせない。」(※1)
蔵の良心を込めて造られたこのお酒、そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少しはっきりしておりました。
燗をつけると、お酒らしいいい香りが漂ってきました。
うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみですが、それほど強くはないみたいです。
香ばしさがちょっとだけあるみたいですが、麹由来でしょうか?
苦みや雑味はありません。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさも少しありますが、むしろさわやかさのほうがはっきりしています。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりしています。
でも、かなりさらっとしていて、ほんのりと感じる程度です。
さわやかな酸味が穏やかに効いた、旨ちょい甘口のお酒でした。
アル添の影響もあるのかもしれませんが、スーッとさわやかな口当たりを感じます。
濃すぎず、甘すぎず、それに角がなくて穏やかですが、飲みごたえもそこそこあります。
たしかにクセがなくて、飲み飽きしないような味わいでした。
(※1)北陸の酒蔵編集委員会編『北陸の酒蔵 銘醸50選』p.253(1996.7 能登印刷出版部)
越前岬は季節の酒は前に呑んだ事が有りまして美味かったですが、本醸造も美味いのですね。
by エクスプロイダー (2016-09-22 21:24)
エクスプロイダーさん、
んー、どうでしょう。
by skekhtehuacso (2016-09-22 21:59)