【お酒】1036.澤正宗 吟醸生酒 300ml [06.山形県の酒]
古澤酒造株式会社
山形県寒河江市丸内3-5-7
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分14度
国産米100%使用
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
古澤酒造さんのお酒は、かつて澤正宗の純米カップと、普通酒の澤正宗ヤングカップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、吟醸酒の生酒です。
吟醸酒ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、あれ?
けっこう茶色がかっていますね。
なんじゃこりゃ!
一口含むと、香ばしさというか、古い木の香りのような風味が口の中に広がりますね。
それにちょっとですが、バニラのような風味もありますね。
それらが後味が悪く、口の中でかなりしつこく残ります。
一方でお米のうまみも、それに吟醸香やフレッシュな風味も全く感じません。
酸味はないものの、甘みはけっこうはっきりしています。
その甘みが、お酒の風味のしつこさを助長促進しているように感じます。
吟醸酒なのにこんな味わいのお酒ってあるのかと不思議に思い、ラベルを確認したところ、驚愕の事実を発見してしまいました。
購入した際に、10月製造分であることにばかり気をとられてしまい、2015年の表示を完全に見落としておりました。
すなわち私は、1年も前に造られた生酒を、今年の10月に造られた新鮮なものだろうと思い込んで買ってしまったのです。
しかもそのことに、今この場ではじめて気づいたのです。
ということは、このお酒のしつこさは、おそらく劣化によって生じた味わいなのでしょう。
火入れされていない生酒ですから、たとえ冷蔵されていたとしても、製造から1年が経過すると変質してしまうのでしょうね。
私は子どものことからずっと数字や計算に弱く、しかもこういうくだらないミスを繰り返すたびにどんどん嫌いになっていっておりました。
今回もまたやってしまい、自分の不甲斐なさにいささか落ち込んでおります。
でもね、このミスのおかげで、生酒が劣化した際に生じる味わいを体感することができました。
それ故、これもよい経験になったのだと、自分に言い聞かせたいと思います。
今度山形へ行った際には、今度こそこのお酒の新鮮なものを必ず入手して、味のちがいを確認してみるつもりです。
先日、日本酒を久々に飲みました。
飲めるようになり、ほっとしています(^_^;)
by green_blue_sky (2016-11-23 21:07)
かなり色がついているのだなと思ったら
そういうことでしたか。
私も気づかないで買うことしばしばです。^^;
by rappi (2016-11-24 21:54)
green_blue_skyさん、にゃんこたちと一緒に飲むのも楽しいかもしれませんぜ。
私は、かつて親友だった猫のことを思い出しながら飲むこともあります。
by skekhtehuacso (2016-11-24 22:37)
rappiさん、買うときに色に気づいていればこんなことにはならなかったのですが、初見のお酒を目の当たりにして目が眩んでしまいました。
情けないかぎりですが、これもよい経験になったと思うことにいたします。
by skekhtehuacso (2016-11-24 22:39)