【お酒】1067.櫻室町 契約栽培純米酒 瀬戸雄町 ムロマチワンカップ [33.岡山県の酒]
室町酒造株式会社
岡山県赤磐市西中1342の1
原材料 米・米麹
※使用米は全て岡山県産使用。
アルコール分14.0度以上15.0度未満
精米歩合 65%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
室町酒造さんのお酒は、かつて櫻室町の純米吟醸生貯蔵酒 雄町米でつくったおいしいお酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、契約栽培の雄町を使用しているという純米酒です。
品質表示の字がものすごく細かいぜ。
雄町発見の経緯については、簡単にではありますがかつてこちらで触れております。
また、雄町と似て非なるものに広島雄町という酒米があることについては、こちらでまとめております。
フタには、おもいっきり“ワンカップ”と書いてありましたよ。
ワンカップは大関さんの登録商標なのにね。
純米酒ではありますが、蔵元さんの直販サイトでは「冷や(5~10℃)もしくは常温で美味しく戴けます。またぬる燗(40度位)も美味です。」と、燗よりも先に冷やまたは常温でいただくことを推奨なさっておりました。
そこで、まずは冷蔵庫で軽く冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し茶色がかっているようでした。
うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
お米の味がピンと効いておりますが、アル添酒のようにキレがよく、透明感を感じます。
それに、軽い苦みが少しあるみたいです。
酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めではあるものの、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。
米のうまみがピンと来て、軽い苦みと酸味とが味を引き立てる、スッキリ辛口のお酒でした。
甘みがほとんどないほどの辛口で、酸味も効いていて、かなりキリッと引き締まっています。
それにキレもよく、スッと引いていきます。
ここで、燗にしてみました。
(すみません、写真をとることを忘れてしまいました。)
燗にすると、苦みが引く一方で、酸味が少し立ってまいりました。
そのためか、透明感が増して、しかもよりいっそうスッキリした味わいになったようです。
これは燗のほうがきれいな口当たりに感じると思います。
もしかしたら、このきれいでスッキリした味わいが雄町の特徴なのでしょうか?
しかし、安酒に慣れきってしまった私としては、もう少しコクがほしいところでした。
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