【お酒】1388.富士正 辛口 あさぎり蔵出 カップ [22.静岡県の酒]
富士正酒造合資会社
静岡県富士宮市根原450-1
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
アルコール分:15度
(国産米100%使用)
180ml
(以上、ラベルより転記)
富士正酒造さんのお酒は、かつて普通酒の富士正カップをいただいております。
また無関係でしょうけれど、大阪には角(つの)のない冨士正がありました。
今日いただくこのカップ酒も普通酒ですが、こちらは“辛口 あさぎり蔵出”と銘打たれておりました。
「 『富士正』は市街地よりも北部の旧上野村(現・富士宮市下条)にあるが、仕込み蔵を平成23年にあさぎりフードパークに移した。」(※1)と文献にありましたが、“辛口 あさぎり蔵出”の酒銘はこれに由来するのでしょうか?
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、濃くはないもののきれいな金色でした。
うまみはしっかりしていますが、軽めです。
かもしだされた酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを少し、そして熟成感も少し感じますが、うまみ自体に幅や重さはまったく感じません。
軽い苦みもちょっとあるみたいです。
キレはよく、透明感すら感じます。
酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、アルコール由来と思われるさわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
これはほとんど感じません。
キリッと引き締まっていてキレのよい、軽くてちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。
辛口を名乗るだけあって、まったく甘くなくてかなりドライな口当たりでした。
それでいてうまみはしっかりしていて、薄っぺらさはまったく感じませんでしたよ。
決して淡くはありませんが、キレのよさと透明感、すなわちアル添酒特有の軽さがありました。
もしかしたら、この軽さを出すためにアル添の量が多めなのでしょうか?
それ故に、普通酒なのかもしれませんね。
(※1)鈴木真弓『杯が満ちるまで しずおか地酒手習帳』p.140(2015.10 静岡新聞社)
なんかぁ、飲みたくなっちゃいます(笑)
お酒って色でもそそられますね。
そして飲む温度も大事ですし・・・
まだ美味しい日本酒買ってきてません。ふつーのはあるけれど。
きゃ、飲みたいポン酒(*_*)
by ake_i (2018-05-02 22:55)
ake_iさん、おいしいかどうかはご自身で実際にいただいてみて決めればよいことだと思います。
誰かがまずいと書いていても、自分で飲んでみておいしいと思えば、それが自分にとってのおいしいお酒でしょう。
by skekhtehuacso (2018-05-03 20:48)
京都では、博物館を出てから、しっかり降られました。
「富士正」が読めなかった。ローカル女子の「ロ」だ。
by hanamura (2018-05-04 12:04)
hanamuraさん、降られましたか。
来週末はどうか晴れますように。
by skekhtehuacso (2018-05-04 21:09)