“太平山 ロングカップ”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]
小玉醸造株式会社
秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚34の1
原材料/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分/14度
200ml
(以上、ラベルより転記)
《初回記事はこちら》
【お酒】406.太平山 ロングカップ
今日は、小玉醸造さんの“太平山 ロングカップ”を再度いただいてみることにいたしました。
これは普通酒のカップ酒です。
なお、小玉醸造さんのお酒はこれまでに以下のものをいただいております。
本醸造 太平山 ユアカップ
太平山 生酛純米 300ml
太平山 ロングカップ(普通酒)
太平山 本醸造 にごり酒 300ml
太平山 純米大吟醸 天巧 180ml
ところで、カップ酒といえば、一合(180ml)詰のものが一般的ですよね。
たとえば、カップ酒の元祖であるワンカップ大関はその代表格ではないでしょうか。
一方で、秋田県で販売されているカップ酒には一合詰のものだけではなくて、200ml詰のものも散見されました。
これまでにいただいたものでは、大手蔵では両関や美酒爛漫、高清水が200ml詰でしたし、日本海側では由利正宗や秋田誉、飛良泉、鳥海山麓の天壽と出羽の冨士、そして北部では千歳盛なんかもそうでした。
また、入手してはいるもののまだ紹介しておりませんが、五城目町の福禄寿も200ml詰でした。
なぜ秋田県では、200ml詰のカップ酒が多く販売されているのでしょうか?
もしかしたら、大手蔵(両関、美酒爛漫、高清水)で先行して導入した例を各蔵元が倣ったのでしょうかね。
それとも、他に理由があるのかもしれません。
それを調べてみるのもなかなかおもしろそうですが、そのことについて触れている文献に出会うことは難しそうな気がしますよ。
一方で、今日いただくこの太平山ですが、普通酒は200mlであるものの、かつて本醸造のユアカップをいただいた際には一合詰でした。
ですがこの本醸造ユアカップ、それを4年前にいただいて以来、ぴたっと見ることがなくなってしまいましたよ。
あたしゃそれ以降も秋田県内を何度か徘徊しておりますが、一切出会っておりません。
もしかしたら小玉醸造さんでは、カップ酒の商品をこのロングカップ一本のみになさったのでしょうか?
今日は疑問ばかりで、結論が一切出ておりません。
これもひとえに、なんら下調べをすることなくこのお酒を飲もうと決めた私の不徳の致すところでございます。
読者の皆様に深くお詫びしつつ、そろそろいただいてみたいと思います。
(悪かったなんて、これっぽっちも思っちゃいないくせに。)
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は濃くはないものの、きれいな金色でした。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
かもし出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみが、やや薄めではあるもののしっかりしています。
熟成感もちょっとあるみたいです。
また軽い苦みがあって、弱めではあるものの重さを少し感じます。
キレはとてもよく、透明感を少し感じます。
酸味はややひかえめです。
すっぱさはちょっとだけですが、アルコールに由来すると思われるさわやかさが少しはっきりしています。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりしています。
クドさはないものの、少し厚めで、少しべとつくかもしれません。
しっかりしているもののクドさがない、ちょい苦旨口のおいしいお酒でした。
透明感が少しあるのは、醸造アルコールの添加量と加水量とが多めだからでしょうか?
それでもうまみがしっかりしていて甘みがコクを添えているので、物足りなさはありませんでした。
苦みが抑えられているのも、もしかしたらアル添のおかげでしょうか?
それにしても、初回記事と比べると、感想の内容にちがいがあり過ぎるな。
もっと気合を入れて味わって、もっと正確に記述しなければいけませんね。
ありがとうございます^^
むらからまちから館、そして浅草ですね!!!
了解っ。
美味しい日本酒じゃないと受け付けなくなってきてて。
行ってきまーーーす。
アルコール添加、糖類添加なしのおいしいお酒。ですよ!!!
うちもたまに添加されてるのを買ってきてしまいますが、なんかちがうw
by ake_i (2018-06-15 22:20)
やはり秋田・・・
180ml程度では物足りない猛者の多いエリアなのでは!?
ウチにやって来る秋田人は、下戸ですが・・・(^_^;)
by やなぼー (2018-06-16 05:55)
ake_iさん、私は当初、糖添三増酒なんか飲めないと思って敬遠しておりました。
しかし、ごくまれにですが、糖添三増酒でもおいしいお酒があるのです。
それ故、あたしゃ出合ったものは三増酒であろうがなかろうがいただいてみることにしております。
by skekhtehuacso (2018-06-16 20:22)
やなぼーさん、大手蔵が200ml詰めを出したことから他社も追随せざるを得なかったのかと思ったのですが、大酒飲みの需要を満たすためだったのかもしれませんね。
by skekhtehuacso (2018-06-16 20:24)