【お酒】1430.朝乃舞 芳醇 カップ [05.秋田県の酒]
舞鶴酒造株式会社
秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞184
アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料
200ml
(以上、ラベルより転記)
「 創業当時、蔵のすぐ近くの遊水地(原文ママ)・琵琶沼に毎朝、鶴が飛来して美しく舞ったことにちなんで、社名を舞鶴とし、酒銘を朝乃舞とした。」(※1)という舞鶴酒造さん。
そしてこれが、その“琵琶沼”なる遊水地(池?)です。
そんな優雅な酒銘のこのお酒ですが、まことに残念ながら糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、やや淡めの金色でした。
うまみは濃いめです。
熟成感が少しあって、それよりも酸味料由来と思われるクドさをはっきりと感じます。
ですが苦みや雑味はありません。
またキレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややはっきりしています。
添加された残存糖類に由来すると思われるとろみのような舌ざわりが少しあって、また少しべとついているようです。
濃醇ちょいすっぱやや甘口のお酒でした。
熟成感はともかく、それ以外の味わいはおそらく添加された副原料に由来するものでしょう。
勉強させていただきました。
(※1)秋田魁新報社事業局出版部編『あきた地酒の旅』p.106(1995.9 秋田魁新報社)
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