南予地方での酒集め [旅]
愛媛県では、3年前に松山、今治、そして新居浜とで酒集めをしておりました。
今回は、愛媛県の南予地方(南西側)を徘徊してまいりましたよ。
この旅を計画したのは、今年の7月に入った直後。
当初は9月の初旬に出かけてやろうと目論んでおりました。
ところが、飛行機やらホテルやらを予約した日から数日後の7月7日に、愛媛県を豪雨が襲ったのです。
私が訪問する予定であった街では、洪水の被害が甚大でした。
またJR四国は全線で運休し、とくに愛媛県内では線路に被害が生じて復旧に時間を要する状態となってしまったのでした。
これでは9月初旬に訪問しても、鉄道での移動どころか徘徊すら難しいであろうと判断したのです。
そこで、飛行機と宿泊との予約を9月から12月へと変更し、復旧復興を待った次第でした。
ところがところが!
いざ出かけようとすると、またしても雨だとよ!
しかも雨が降るのはオイラが徘徊している間だけで、なぜか不思議なことにその前後は晴れるんだってさ!
(某国営局のデータ放送より)
(某やほー天気より)
どうしてワタクシが徘徊している間だけ雨が降るのでしょうね?
こっちは5か月も前から計画していたというのにさ。
しかも今回は、この計画をどこにも洩らさなかったというのに。
これさ、誰かがオイラのネット通信を傍受して計画を察知して、嫌がらせで雨を降らせてやがるんだよ。
そうじゃなきゃさ、オイラが出かけるときだけ雨が降る理由が説明できないだろ。
いったいさ、オイラがなにをしたと言うんだよ!
嫌がらせをしてやがる奴はさ、オイラが酒集めのために徘徊することがそんなに気に入らないのかよ!
誰にも迷惑をかけずに生きていくために時間と魂とを切り売りしながらやりたくもない賃労働を我慢してやってのけて、こうしてたまに出かけてストレスを発散しようとしているだけなのに、どうして雨を降らせてオイラのささやかな楽しみを邪魔するんだよ!
もうイヤ!、こんな生活。(←尊敬する小松政夫さんより)
申し訳ございません。
ワタクシ、取り乱しておりました。
皆様におかれましては、雨の降り方が毎度毎度あまりにも理不尽であるが故の乱心として、どうがご容赦いただきたく存じ奉ります。
こうなりゃさ、雨が降ろうが槍が降ろうが猫が降ろうが(それは降ってほしい!)、受けて立とうじゃありませんか!
★☆2018/10/15(土)★☆
あーあ、いい天気だこと。
この好天が明日も続いてくれるといいんだけれどな。
リムジンバスに乗ってやってきたのは、成田空港第3ターミナル。
お昼どきだということで、フードコートは超満員。
それにこういうところって、味は・・・・な割にはチョイとお高めなんですよね。
少ない資本を旅先での消費に集中させるべく、持参したおにぎりをひとり静かにいただきました。
搭乗したのは、Jetstar★GK405便松山行。
飛びます!、飛びます!(←坂上二郎さんより)
いいえ、もう飛んでいます。
飛んでからしばらくの間は景色がよく見えたのですが、
あーあ、くもっちゃった。
メガネくもっちゃった!(←月の家圓鏡より)
景色を楽しむことがほとんどできないまま、GK405便は定刻に松山空港へと到着いたしましたよ。
松山空港からはリムジンバスに乗車して、
やってきたのは、JR四国の松山駅。
松山の街ではかつて一度酒集めをしておりますので、今回は徘徊いたしません。
ですが駅の売店で、雪雀の上撰カップ(既出:デザイン変更か?)を見つけました。
松山駅からは、予讃線の16:32発特急宇和海21号宇和島行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
特急に乗るとプシューするくせがすっかりついたダメ人間だ。
宇和海21号に松山駅から20分ちょっと乗って、着いたのは内子駅(愛媛県喜多郡内子町)。
かつては“内子線(五郎-内子)”という盲腸線の終着駅だった内子駅。
その内子線(新谷-内子で現存)が予讃本線(当時)の短絡ルートに編入された際に駅が北へ移設され、かつ高架化されたのでした。
駅前にはC12形蒸気機関車が保存されておりましたよ。
内子ではスーパーを2軒回って、成果はこちら。
地酒カップを2個見つけて、これは幸先がよいなと思いましたよ、このときだけは・・・。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出します。
すっかり暗くなってしまいました。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
これはビジターセンター。
かつては警察署だったみたいでした。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
そのとなりにあった、りんすけさんに伺いましたよ。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
まずは生ビール。
注文したのは、じゃこ定食。
じゃこ天に、
じゃこカツがついておりました。
このなます、ものすごくまいう~!
お魚が入っておりましたが、種類はわかりませんでした。
お店の人に教えていただきたかったのですが、なにせ厨房に入ったきりでなかなか出てきてくださらなかったことから、伺うことはかないませんでした。
味噌汁が具だくさんなところが、これまたうれしいところ。
これならば安心して料理をつまみとして食べ尽くせますね。
燗酒一本を追加注文してちびりちびりとやりながら、内子の夜は更けていったのでした。
★☆2018/10/16(日)★☆
雨の予報は変更なし。
どうやら午後から降るみたいでした。
内子の朝。
今にも降り出しそうな空でした。
内子駅からは、内子線の7:33発伊予大洲行普通列車627Dに乗車。
やってきたのは、キハ32形の2連。
特急用からの格下車(キハ185系3100番台)が充当されていることを期待して敢えてワンマン運転ではない列車を選んだのですが、当てがはずれてしまいましたとさ。
627Dは、終点の伊予大洲駅で前の1両を切り離し。
後ろの1両が、予讃線の松山行(伊予長浜経由)4916Dとして折り返すんだってさ。
切り離し作業中に、国鉄の銘盤を発見!
そういえばこのキハ32形は、新しく誕生するJR四国の経営を安定させるために国鉄の末期に製造された車輌でしたね。
伊予大洲駅からは、その松山行(伊予長浜経由)普通列車4916Dに乗車。
ホームの反対側では、なんと憧れのキハ185系3100番台がそろい踏み!
あーあ、これに乗りたかったんだよなぁ。
伊予若宮信号場。
右が今朝乗ってきた内子方面。
この4916Dは、左へと向かいます。
伊予大洲駅から1駅だけ乗って、着いたのは井之頭、
じゃなくて五郎駅(愛媛県大洲市)。
新御三家ブームの頃には入場券を求める女性が少なからずいたのだとか。
今朝乗ってきた内子線が盲腸線だった頃は、予讃線との乗りかえ駅は伊予大洲駅ではなくて、ここ五郎駅だったのです。
その内子線の列車は、どうやらこの廃ホームから出ていたみたいでした。
私が子どもの頃に読んだ本には、ここに駅舎が建っている写真が載っておりましたよ。
解体されたみたいですね。
その五郎駅の伊予大洲方に、四種踏切(遮断機なし・警報なし)を発見!
五郎駅の反対側にあるお宅の専用踏切のようでした(そのお宅は一つ前の写真をご参照下さい)。
危険なようにも見えますが、ここから20-30mほどのところに警報付の踏切があることから、その警報がこの踏切のそれをも実質的に兼ねていて問題はないのでしょう。
その五郎駅からは、肱川の堤防上に敷かれていた道路を歩いて行きます。
十夜ヶ橋(とよがはし)だってさ。
なんでも、かつて弘法大師が野宿をした聖蹟なのだとか。
こちらは大師堂。
正面右側の貼紙にご注目。
それがこれ!
7月の豪雨では、ここまで浸水したのだとか。
そのときの様子がこちら。
こんなにひどいことになっていたのに、きれいな姿へと戻したお寺の皆さんの努力はきっと並大抵のものではなかったことでしょう。
こちらは弥勒堂。
おみくじがありましたよ。
このおみくじ、吉側のみならず、凶も細かくランク付けされているのだとか。
なにが出るかな♪
なにが出るかな♪
それはおみくじまかせよ♪
ビミョー!
五郎駅から歩いた成果はこちら。
メルシャン八代工場の白水はかつて米焼酎をいただいておりますが、今回は麦焼酎を見つけました。
高知県の土佐鶴上等(左)と、大分県は八鹿の麦焼酎(右)。
内子で見つけた麦焼酎いいともですが、ここでは黒麹仕込のものを入手することができました。
さらには、壱岐焼酎(長崎県の壱岐で江戸時代から造り続けられている麦焼酎)まで見つけちゃったりなんかしちゃったりして。
五郎からの成果はこれでおしまい。
おいおい!
ここまで、九州産の麦焼酎ばっかりじゃないか!
愛媛の地酒カップなんて、影もかたちもありゃしない。
それとも大洲市じゃ、麦焼酎が広く好まれているのでしょうか?
五郎駅から2時間ちょっとかけて歩いて、伊予大洲駅へと戻ってまいりました。
今朝乗りかえた駅です。
その伊予大洲駅からは、予讃線の10:22発八幡浜駅行普通列車4633Mに乗車。
キハ54形の単行ワンマンでした。
そのキハ54にも、国鉄の銘盤がありましたよ。
伊予大洲駅を出るとすぐに、車窓から大洲城を拝むことができました。
今回は訪問しませんでしたが、もしも城下にある(と思われる)土産物店へ立ち寄っていたら、おみやげ用の地酒カップに出会えたかもしれませんね。
伊予大洲駅から4633Mに20分ちょっと乗って、着いたのは八幡浜駅(愛媛県八幡浜市)。
“めいぢばし”なる古い橋。
コンクリート製のアーチ橋でした。
そのめいぢばしのそばにあるのが、“鯉の勢”を造る小泉酒造さん。
この日(日曜日)はお休みとのことでした。
八幡浜駅からこの橋の周辺へとかけてスーパーを数軒訪問してみたのですが、残念ながら成果はゼロでした。
あーあ。
やっぱり降ってきやがったぜ。
雨の中を歩いて、道の駅八幡浜みなっとへやって参りました。
ですが、ここでも成果ゼロ!
酒類の取扱はありましたが、どれもみな四合瓶以上の大きなものばかり。
しかもそのうち清酒は数本のみで、ほとんどが焼酎でいやがんの!
失意のうちに道の駅八幡浜みなっとを後にしたのですが、最後に立ち寄ったスーパーで鯉の勢カップを見つけてGET!
でも残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
ただ、まさかこれがこの旅で入手できた最後の地酒カップだったとは、このときのワタクシには知る由もなかったのでした。
雨がひどくなってきたことから、アーケードのある商店街へ避難しました。
とても静かな商店街。
佐川急便のトラックが発するエンジン音が無粋に響くのみでした。
その静かな商店街の中で活気を感じたのが、食堂のロンドンさん。
八幡浜には“八幡浜ちゃんぽん”なる独自発展のちゃんぽんを提供する店が少なからず存在するとのこと。
その中でもこのロンドンさんは、元祖であるのとの説もあるほどの老舗中の老舗なのだとか。
まずはビール。
つづけて、ちゃんぽんをいただきますよ。
麺はこんな感じ。
ラーメンの太麺みたいでした。
長崎のちゃんぽんとは異なって、スープは澄んでおりました。
見た目どおりあっさりしていて、やさしいお味でしたよ。
老舗のおいしいちゃんぽんをしばし堪能させていただいた次第でした。
みかんは無料なんだってさ。
お腹が満たされたところで、八幡浜駅までの帰途を利用して散策してみることにいたしました。
よくぞ生き残った我が精鋭たちよ!(←谷隼人より)
人間の都合なんかに負けることなく、これからも大いに枝を伸ばし太く生長してくれたまえ。
八幡神社
どうやらここが、八幡浜の名前の由来なのだとか。
60°くらいある(推定)階段を登っていきます。
その階段を登ると、景色は・・・、
ビミョー。
でも昔はきっと、遠くまで見渡せたのでしょうね。
拝殿にて一礼。
雨が止みますように。
こういうのはね、降りるほうがこわいんですよ。
急ですし、雨でぬれていて滑りそうなものですから。
さらに歩いていると、煙突を発見。
煙がうっすらと出ていたことから、現役のようでした。
表に回ってみると、銭湯でした。
通りがかった御仁が教えてくださったのですが、なんと大正初期の創業なのだとか。
散策を終えて、八幡浜駅へと戻ってまいりました。
八幡浜駅からは、予讃線の13:14発特急宇和海13号宇和島行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
ちょっと前に飲んだばかりだというのに特急に乗るとプシューするくせがすっかりついたダメ人間だ。
八幡浜駅から特急宇和海13号に15分ほど(特急の停車駅では1駅のみ)乗って、着いたのは卯之町駅(愛媛県西予市)。
雨が降る中を、古い街並が残る場所へと歩いて行きます。
これは末光家住宅。
明和7年(1770年)に建てられたという、この辺りじゃ一番古い建物なんだってさ。
こちらは宇和ヤマミ醤油さん。
その宇和ヤマミ醤油さんで、しょうゆをGET!
あたしゃ最近、地方へ行くとその先々の地しょうゆを入手するようになっております。
(味の感想は報告いたしません。)
こちらは“開明”を造る元見屋酒店さん。
お休みでした。
いいんです、見に来ただけですから。
卯之町駅から古い街並みを抜けたのち、スーパー2軒を訪問してみたのですが、成果はゼロでした。
さらに雨の中を歩いて、道の駅どんぶり館へとやってまいりました。
この道の駅どんぶり館、なんとまたしても成果はゼロでした。
地酒の取り揃えは豊富でしたが、どれもみな四合瓶ばかり。
完全に私の守備範囲外でした。
あーあ。
こんなことならば、ここではなくて大洲の城下へ立ち寄っていたほうがよかったかも。
でもしかたがありません。
こればかりは、実際に来てみなければわからないことですからね。
憂さ晴らしを兼ねて、生フランク(ハーブ入り)を食べてみましたよ。
ジューシーでまいう~!
このおいしさに、疲れも失意もしばし癒されました。
雨の中をさらに歩いて、下宇和駅(愛媛県西予市)へとたどりつきました。
この時点で、15時10分過ぎ。
しかし次の列車は、16:05までやって来ないのです。
もし酒集めが順調に進んでいればレジに並んだり撮影したり記録したりする時間が必要になるため、あたしゃそれらの時間を見込んで計画を立てていたのです。
しかし卯之町駅からの成果が皆無だったことから、結果として下宇和駅でこんなにも待ち時間が発生してしまった次第でした。
しかたがなく、暖房のない待合室で寒さを堪えながら列車の到着を待つことにいたしました。
雨の中を歩いたことから、かばんはびしょぬれ。
ようやく列車がやってまいりました。
予讃線の16:05発宇和島行普通4641Dです。
宇和海が見えてまいりました。
下宇和駅から25分乗って、宇和島駅(愛媛県宇和島市)に到着。
この日の最終目的地でした。
宇和島駅の周辺ではスーパーを3軒回ってみました。
しかし成果はまたしてもゼロ!
ここまで成果が乏しいと、もう飲むしかないでしょうよ!
(乏しくなくたって飲むじゃないか。)
失意のうちにホテルにチェックインし、夜の街へ繰り出して憂さを晴らすことにいたしました。
やってきたのは、かどや駅前本店さん。
まずは一口ビール。
撮影を忘れて一口飲んでしまいました。
奮発して、“伊達御膳”なるセットメニューを注文してみましたよ。
じゃこ天。
丸すし。
すしといっても、中身はご飯ではなくておからなのでした。
きびなごの南蛮漬け。
一口ビールをさっさとあけて、燗酒をいただきましたよ。
まずは、野武士。
酸味が鋭いね。
しかも辛口で、きりっと引き締まっておりましたよ。
これは魚料理に合いますわ。
郷土料理の“さつま”。
焼き魚と麦味噌とをすり合わせたものなのだとか。
ふくめん。
カラフルな具の下には、甘辛く煮てある糸こんにゃくが敷かれています。
それをまぜていただくのです。
実はわたくし、これをもっとも楽しみにしていたのですよ。
甘辛いこんにゃくと魚のそぼろがよく合い、さらにゆずの香りがさわやかでした。
そしてこれが、満を持しての鯛めし。
さしみもつまも、すべてたれの中に放り込みます。
それをご飯にかけていただくのでした。
どうしてくれるんだ!
こんなにおいしいものばかり出されたら、酒が進んで進んでしかたがないじゃないか!
ということで、次に選んだのは“御予栄”?
おそらく“御代栄”の誤植でしょう。
これはバランスがいい。
穏やかな味わいでした。
ついつい、じゃこカツも追加で頼んでしまいましたとさ。
こうして、宇和島の夜は更けていったのでした。
★☆2018/10/17(月)★☆
三日目。
楽しかった旅も、今日でおしまい。
あーあ、帰りたくないなぁ。
この日の朝は、雨は止んでおりました。
予報では、くもりなのだとか。
降らないことを祈るばかりです。
宇和島の朝は、この川端の道沿いにある白壁の民家?から始まるのです。
実はここは民家ではなく、“やまこうどん”といううどん屋さん。
しかも朝5時-9時(日祝休)しか営業していないのです。
中に入ると、おかみさんがうどん(¥380)を出してくださいました。
かまぼこにじゃこ天、そしてかき揚げは小柱入りでした。
お出しがやさしいお味で、朝からゆったりとした気分にどっぷりと浸ることができるおいしいうどんでした。
このお店では、常連さんが次々と来店し、厨房へ勝手に入っておかみさんと雑談をしながら自分でうどんを作って食べておられましたよ。
その様子を撮影することはさすがに憚られましたけれどね。
うどんでお腹が満たされたところで、徘徊を開始します。
ん?
大和田建樹?
だれやねん?
あー知らなんだ知らなんだ!
鉄道唱歌の作詞者だったのですね。
おいおい!
くもりのはずなのに、雨が降ってきやがったぞ!
降ったり止んだりを2回繰り返すといういやがらせを受けたのでした。
市街地の南側にあったスーパーを5軒回ったのですが、地酒カップに出会うことはまたしてもかないませんでした。
やけになって、宇和島でわざわざ買わなくてもよいものばかり入手してしまいましたよ。
これは鹿児島県産麦焼酎の前割り。
ここ宇和島でも、最初に見つけたのはやはり九州産の麦焼酎でした。
高知の土佐鶴良等(左)と、栗焼酎ダバダ火振(右)。
道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場までやってまいりました。
道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場での成果はこの300ml瓶一本だけ。
それでもようやく地酒に出会うことが叶い、しかも本醸造でしたのでうれしいところでした。
酒集めの行程をすべて消化してしまいましたが、宇和島駅から乗る列車の発車時刻まではまだ余裕がありました。
そこでここはひとつ、宇和島の街の中心に聳え立つ“宇和島城”へ登城してやろうと目論んだのでした。
石段をひたすら上がって行きます。
けっこうな急勾配でしたよ。
それに一段一段の高さに幅があったことから、脚をかなり高く上げないと登れませんでした。
しかも石段自体が苔生している上、雨が降ってぬれていることから、滑らないように気をつけなければならないのですよ。
けっこう上がったところには、井戸がありましたよ。
もちろん井戸おやじはいませんでした。
それにしても、こんなに高いところでも水が湧くのですね。
石段はさらに続き、酒を担いだ中年男性が必死のパッチで登って行きます。
ようやく天守が見えてまいりました。
この天守は模造ではなくて、江戸時代からここにある建物なのだとか。
その天守にも登っていきますよ。
なにせ階段も昔のままで、角度がものすごく急なのです。
あたしゃ暗峠の酷道を思い出しましたよ。
天守からは、宇和島の街を一望することができました。
こちらは宇和海。
宇和島城は、昔のままの状態が保たれていて面白いところでした。
下りてきて門の脇を見たところ、なんとそこには無料のコインロッカーがあったじゃあ~りませんか!
ここにかばんを置いておけばもっとラクに登れたのに、トホホ。
昼どきになりました。
そこで今回の旅での最後の食事は、商店街で見つけた“KITCHEN NICORI”さんのお世話になることに決めましたよ。
なぜこのお店に決めたのか?
それは、店先に置かれていた週替りランチのメニューに“アジフライ”の文字を見つけたから。
ここでもまずはビール。
そしてこちらが週替りランチ。
あたしゃフライの中ではアジフライが一番好きなもので。
しかもこのアジフライ、肉厚でジューシーでものすごくまいう~!
きっと地の魚なのでしょうね。
KITCHEN NICORIさんでは食後に供されたコーヒーを飲みながらゆっくりしすぎたことから、帰りの列車の時刻が迫ってきてしまいました。
そこで急いで宇和島駅へ向かったのですが、その途中にあった古書店でかわいい看板にゃんこを発見!
さび猫ですから、女の子でしょうね。
この子に出会ってすぐ、私がしゃがんだら、なんと私の膝の上に飛び乗ってきてくれたのですよ!
でもその時、デジカメをズボンのポケットに入れていてその上にこの子が乗っかっちゃったことから、膝の上で佇む姿を撮影できなかったのでした。
耐えがたきを耐えてにゃんこと別れ、宇和島駅へと到着いたしました。
その宇和島駅からは、12:56発の特急宇和海16号松山行に乗って、昨日乗ってきた予讃線を引き返します。
その宇和海16号は、アンパンマン列車でした。
宇和海よ、さようなら。
それにしても、どうしていつもいつも、オイラが帰ろうとすると天気が回復し始めるのかな?
特急宇和海16号を終点の松山駅まで乗って、その松山駅で14:23発の特急しおかぜ22号岡山行に乗り換え。
このしおかぜ22号もアンパンマン列車でした。
外装のみならず、車内もアンパンマンだらけ。
デッキも洗面台もアンパンマンだらけ。
私が座ったのは、一番右(窓側)のアンパンマン柄の座席。
この座席での飲酒は、いささか気が引けるな。
(だったら飲まなきゃいいじゃないか!)
しおかぜ22号は瀬戸大橋を渡って、終点の岡山駅へと向かいます。
終点の岡山駅では、新幹線の改札内にあった駅弁の売店で白鶴の特別純米酒を入手。
わざわざここで買わなくてもよいのに、愛媛県での成果が乏しかったことからついつい入手してしまいました。
お店のお姉さんに「その白鶴をください」と告げたところ、
「これ、白鶴じゃなくて山田錦ですよ。」
だってさ。
やれやれ。
┐(´д`)┌
そして岡山駅からは、のぞみ46号に乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒4個、一合瓶2本、300ml瓶2本、カップ焼酎5個、100ml詰焼酎2本、そしてしょうゆ2本(本文では1本しか紹介しておりませんが、宇和島の道の駅でもう1本入手しました)の旅でした。
あたしゃこの趣味を始めてから今年で5年が経過いたしましたが、今回の成果は‟過去最悪”と言っても過言ではないほどの惨憺たるものでしたよ。
だって、2泊3日をかけて徘徊したにもかかわらず、入手できた地酒カップはたった4個だったものですから。
また焼酎はカップ5個、100ml瓶2本の計7種を入手することができました。
これらは1種(栗焼酎)を除いてみな麦焼酎で、しかもそのすべてが九州で造られたものでした。
‟道の駅八幡浜みなっと”や立ち寄ったスーパーのいくつかでもそうでしたが、今回の旅では立ち寄ったお店での麦焼酎の取り扱いが豊富であるように感じました。
カップ焼酎に限っても、今回入手したもののほかに、いいちこはもちろんのこと、ひむかのくろうまやわかむぎも見かけましたよ。
さらにこれらの他にも麦焼酎の小瓶といくつか出会っていたのですが、きっとこの後で地酒カップをたくさん入手できるだろうとの希望を抱いていたことから、敬遠したものも少なからずあったのでした。
一方でカップ酒はというと、大洲や西予市、そして宇和島では地酒カップに出会うことはいっさいかないませんでした。
ほとんどのスーパーでの取り揃えはワンカップ大関や松竹梅に、香川の西野金陵、そして東予の梅錦といった具合でした。
南予地方では、清酒よりも焼酎、それも九州産の麦焼酎が広く飲まれているのでしょうか?
豊後水道を隔てた向こう側は大分麦焼酎の本場である大分県ですから、もしかしたら酒類の嗜好が海を越えて南予地方にも及んでいるのでしょうか?
もっともこれは、一升瓶や紙パックなどを含めた全体の流通や販売を検討しなければ解決し得ない疑問であって、その解決は私のような少量詰のものにしか関心を持たない変人にとっては到底無理なことでしょうよ。
それにしても、雨だけはやめてほしいわ。
今回は、愛媛県の南予地方(南西側)を徘徊してまいりましたよ。
この旅を計画したのは、今年の7月に入った直後。
当初は9月の初旬に出かけてやろうと目論んでおりました。
ところが、飛行機やらホテルやらを予約した日から数日後の7月7日に、愛媛県を豪雨が襲ったのです。
私が訪問する予定であった街では、洪水の被害が甚大でした。
またJR四国は全線で運休し、とくに愛媛県内では線路に被害が生じて復旧に時間を要する状態となってしまったのでした。
これでは9月初旬に訪問しても、鉄道での移動どころか徘徊すら難しいであろうと判断したのです。
そこで、飛行機と宿泊との予約を9月から12月へと変更し、復旧復興を待った次第でした。
ところがところが!
いざ出かけようとすると、またしても雨だとよ!
しかも雨が降るのはオイラが徘徊している間だけで、なぜか不思議なことにその前後は晴れるんだってさ!
(某国営局のデータ放送より)
(某やほー天気より)
どうしてワタクシが徘徊している間だけ雨が降るのでしょうね?
こっちは5か月も前から計画していたというのにさ。
しかも今回は、この計画をどこにも洩らさなかったというのに。
これさ、誰かがオイラのネット通信を傍受して計画を察知して、嫌がらせで雨を降らせてやがるんだよ。
そうじゃなきゃさ、オイラが出かけるときだけ雨が降る理由が説明できないだろ。
いったいさ、オイラがなにをしたと言うんだよ!
嫌がらせをしてやがる奴はさ、オイラが酒集めのために徘徊することがそんなに気に入らないのかよ!
誰にも迷惑をかけずに生きていくために時間と魂とを切り売りしながらやりたくもない賃労働を我慢してやってのけて、こうしてたまに出かけてストレスを発散しようとしているだけなのに、どうして雨を降らせてオイラのささやかな楽しみを邪魔するんだよ!
もうイヤ!、こんな生活。(←尊敬する小松政夫さんより)
申し訳ございません。
ワタクシ、取り乱しておりました。
皆様におかれましては、雨の降り方が毎度毎度あまりにも理不尽であるが故の乱心として、どうがご容赦いただきたく存じ奉ります。
こうなりゃさ、雨が降ろうが槍が降ろうが猫が降ろうが(それは降ってほしい!)、受けて立とうじゃありませんか!
★☆2018/10/15(土)★☆
あーあ、いい天気だこと。
この好天が明日も続いてくれるといいんだけれどな。
リムジンバスに乗ってやってきたのは、成田空港第3ターミナル。
お昼どきだということで、フードコートは超満員。
それにこういうところって、味は・・・・な割にはチョイとお高めなんですよね。
少ない資本を旅先での消費に集中させるべく、持参したおにぎりをひとり静かにいただきました。
搭乗したのは、Jetstar★GK405便松山行。
飛びます!、飛びます!(←坂上二郎さんより)
いいえ、もう飛んでいます。
飛んでからしばらくの間は景色がよく見えたのですが、
あーあ、くもっちゃった。
メガネくもっちゃった!(←月の家圓鏡より)
景色を楽しむことがほとんどできないまま、GK405便は定刻に松山空港へと到着いたしましたよ。
松山空港からはリムジンバスに乗車して、
やってきたのは、JR四国の松山駅。
松山の街ではかつて一度酒集めをしておりますので、今回は徘徊いたしません。
ですが駅の売店で、雪雀の上撰カップ(既出:デザイン変更か?)を見つけました。
松山駅からは、予讃線の16:32発特急宇和海21号宇和島行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
特急に乗るとプシューするくせがすっかりついたダメ人間だ。
宇和海21号に松山駅から20分ちょっと乗って、着いたのは内子駅(愛媛県喜多郡内子町)。
かつては“内子線(五郎-内子)”という盲腸線の終着駅だった内子駅。
その内子線(新谷-内子で現存)が予讃本線(当時)の短絡ルートに編入された際に駅が北へ移設され、かつ高架化されたのでした。
駅前にはC12形蒸気機関車が保存されておりましたよ。
内子ではスーパーを2軒回って、成果はこちら。
地酒カップを2個見つけて、これは幸先がよいなと思いましたよ、このときだけは・・・。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出します。
すっかり暗くなってしまいました。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
これはビジターセンター。
かつては警察署だったみたいでした。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
そのとなりにあった、りんすけさんに伺いましたよ。
(マクロモードのまま撮影してしまったため、ピントが合わなかったことをお詫び申し上げます。)
まずは生ビール。
注文したのは、じゃこ定食。
じゃこ天に、
じゃこカツがついておりました。
このなます、ものすごくまいう~!
お魚が入っておりましたが、種類はわかりませんでした。
お店の人に教えていただきたかったのですが、なにせ厨房に入ったきりでなかなか出てきてくださらなかったことから、伺うことはかないませんでした。
味噌汁が具だくさんなところが、これまたうれしいところ。
これならば安心して料理をつまみとして食べ尽くせますね。
燗酒一本を追加注文してちびりちびりとやりながら、内子の夜は更けていったのでした。
★☆2018/10/16(日)★☆
雨の予報は変更なし。
どうやら午後から降るみたいでした。
内子の朝。
今にも降り出しそうな空でした。
内子駅からは、内子線の7:33発伊予大洲行普通列車627Dに乗車。
やってきたのは、キハ32形の2連。
特急用からの格下車(キハ185系3100番台)が充当されていることを期待して敢えてワンマン運転ではない列車を選んだのですが、当てがはずれてしまいましたとさ。
627Dは、終点の伊予大洲駅で前の1両を切り離し。
後ろの1両が、予讃線の松山行(伊予長浜経由)4916Dとして折り返すんだってさ。
切り離し作業中に、国鉄の銘盤を発見!
そういえばこのキハ32形は、新しく誕生するJR四国の経営を安定させるために国鉄の末期に製造された車輌でしたね。
伊予大洲駅からは、その松山行(伊予長浜経由)普通列車4916Dに乗車。
ホームの反対側では、なんと憧れのキハ185系3100番台がそろい踏み!
あーあ、これに乗りたかったんだよなぁ。
伊予若宮信号場。
右が今朝乗ってきた内子方面。
この4916Dは、左へと向かいます。
伊予大洲駅から1駅だけ乗って、着いたのは井之頭、
じゃなくて五郎駅(愛媛県大洲市)。
新御三家ブームの頃には入場券を求める女性が少なからずいたのだとか。
今朝乗ってきた内子線が盲腸線だった頃は、予讃線との乗りかえ駅は伊予大洲駅ではなくて、ここ五郎駅だったのです。
その内子線の列車は、どうやらこの廃ホームから出ていたみたいでした。
私が子どもの頃に読んだ本には、ここに駅舎が建っている写真が載っておりましたよ。
解体されたみたいですね。
その五郎駅の伊予大洲方に、四種踏切(遮断機なし・警報なし)を発見!
五郎駅の反対側にあるお宅の専用踏切のようでした(そのお宅は一つ前の写真をご参照下さい)。
危険なようにも見えますが、ここから20-30mほどのところに警報付の踏切があることから、その警報がこの踏切のそれをも実質的に兼ねていて問題はないのでしょう。
その五郎駅からは、肱川の堤防上に敷かれていた道路を歩いて行きます。
十夜ヶ橋(とよがはし)だってさ。
なんでも、かつて弘法大師が野宿をした聖蹟なのだとか。
こちらは大師堂。
正面右側の貼紙にご注目。
それがこれ!
7月の豪雨では、ここまで浸水したのだとか。
そのときの様子がこちら。
こんなにひどいことになっていたのに、きれいな姿へと戻したお寺の皆さんの努力はきっと並大抵のものではなかったことでしょう。
こちらは弥勒堂。
おみくじがありましたよ。
このおみくじ、吉側のみならず、凶も細かくランク付けされているのだとか。
なにが出るかな♪
なにが出るかな♪
それはおみくじまかせよ♪
ビミョー!
五郎駅から歩いた成果はこちら。
メルシャン八代工場の白水はかつて米焼酎をいただいておりますが、今回は麦焼酎を見つけました。
高知県の土佐鶴上等(左)と、大分県は八鹿の麦焼酎(右)。
内子で見つけた麦焼酎いいともですが、ここでは黒麹仕込のものを入手することができました。
さらには、壱岐焼酎(長崎県の壱岐で江戸時代から造り続けられている麦焼酎)まで見つけちゃったりなんかしちゃったりして。
五郎からの成果はこれでおしまい。
おいおい!
ここまで、九州産の麦焼酎ばっかりじゃないか!
愛媛の地酒カップなんて、影もかたちもありゃしない。
それとも大洲市じゃ、麦焼酎が広く好まれているのでしょうか?
五郎駅から2時間ちょっとかけて歩いて、伊予大洲駅へと戻ってまいりました。
今朝乗りかえた駅です。
その伊予大洲駅からは、予讃線の10:22発八幡浜駅行普通列車4633Mに乗車。
キハ54形の単行ワンマンでした。
そのキハ54にも、国鉄の銘盤がありましたよ。
伊予大洲駅を出るとすぐに、車窓から大洲城を拝むことができました。
今回は訪問しませんでしたが、もしも城下にある(と思われる)土産物店へ立ち寄っていたら、おみやげ用の地酒カップに出会えたかもしれませんね。
伊予大洲駅から4633Mに20分ちょっと乗って、着いたのは八幡浜駅(愛媛県八幡浜市)。
“めいぢばし”なる古い橋。
コンクリート製のアーチ橋でした。
そのめいぢばしのそばにあるのが、“鯉の勢”を造る小泉酒造さん。
この日(日曜日)はお休みとのことでした。
八幡浜駅からこの橋の周辺へとかけてスーパーを数軒訪問してみたのですが、残念ながら成果はゼロでした。
あーあ。
やっぱり降ってきやがったぜ。
雨の中を歩いて、道の駅八幡浜みなっとへやって参りました。
ですが、ここでも成果ゼロ!
酒類の取扱はありましたが、どれもみな四合瓶以上の大きなものばかり。
しかもそのうち清酒は数本のみで、ほとんどが焼酎でいやがんの!
失意のうちに道の駅八幡浜みなっとを後にしたのですが、最後に立ち寄ったスーパーで鯉の勢カップを見つけてGET!
でも残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
ただ、まさかこれがこの旅で入手できた最後の地酒カップだったとは、このときのワタクシには知る由もなかったのでした。
雨がひどくなってきたことから、アーケードのある商店街へ避難しました。
とても静かな商店街。
佐川急便のトラックが発するエンジン音が無粋に響くのみでした。
その静かな商店街の中で活気を感じたのが、食堂のロンドンさん。
八幡浜には“八幡浜ちゃんぽん”なる独自発展のちゃんぽんを提供する店が少なからず存在するとのこと。
その中でもこのロンドンさんは、元祖であるのとの説もあるほどの老舗中の老舗なのだとか。
まずはビール。
つづけて、ちゃんぽんをいただきますよ。
麺はこんな感じ。
ラーメンの太麺みたいでした。
長崎のちゃんぽんとは異なって、スープは澄んでおりました。
見た目どおりあっさりしていて、やさしいお味でしたよ。
老舗のおいしいちゃんぽんをしばし堪能させていただいた次第でした。
みかんは無料なんだってさ。
お腹が満たされたところで、八幡浜駅までの帰途を利用して散策してみることにいたしました。
よくぞ生き残った我が精鋭たちよ!(←谷隼人より)
人間の都合なんかに負けることなく、これからも大いに枝を伸ばし太く生長してくれたまえ。
八幡神社
どうやらここが、八幡浜の名前の由来なのだとか。
60°くらいある(推定)階段を登っていきます。
その階段を登ると、景色は・・・、
ビミョー。
でも昔はきっと、遠くまで見渡せたのでしょうね。
拝殿にて一礼。
雨が止みますように。
こういうのはね、降りるほうがこわいんですよ。
急ですし、雨でぬれていて滑りそうなものですから。
さらに歩いていると、煙突を発見。
煙がうっすらと出ていたことから、現役のようでした。
表に回ってみると、銭湯でした。
通りがかった御仁が教えてくださったのですが、なんと大正初期の創業なのだとか。
散策を終えて、八幡浜駅へと戻ってまいりました。
八幡浜駅からは、予讃線の13:14発特急宇和海13号宇和島行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
ちょっと前に飲んだばかりだというのに特急に乗るとプシューするくせがすっかりついたダメ人間だ。
八幡浜駅から特急宇和海13号に15分ほど(特急の停車駅では1駅のみ)乗って、着いたのは卯之町駅(愛媛県西予市)。
雨が降る中を、古い街並が残る場所へと歩いて行きます。
これは末光家住宅。
明和7年(1770年)に建てられたという、この辺りじゃ一番古い建物なんだってさ。
こちらは宇和ヤマミ醤油さん。
その宇和ヤマミ醤油さんで、しょうゆをGET!
あたしゃ最近、地方へ行くとその先々の地しょうゆを入手するようになっております。
(味の感想は報告いたしません。)
こちらは“開明”を造る元見屋酒店さん。
お休みでした。
いいんです、見に来ただけですから。
卯之町駅から古い街並みを抜けたのち、スーパー2軒を訪問してみたのですが、成果はゼロでした。
さらに雨の中を歩いて、道の駅どんぶり館へとやってまいりました。
この道の駅どんぶり館、なんとまたしても成果はゼロでした。
地酒の取り揃えは豊富でしたが、どれもみな四合瓶ばかり。
完全に私の守備範囲外でした。
あーあ。
こんなことならば、ここではなくて大洲の城下へ立ち寄っていたほうがよかったかも。
でもしかたがありません。
こればかりは、実際に来てみなければわからないことですからね。
憂さ晴らしを兼ねて、生フランク(ハーブ入り)を食べてみましたよ。
ジューシーでまいう~!
このおいしさに、疲れも失意もしばし癒されました。
雨の中をさらに歩いて、下宇和駅(愛媛県西予市)へとたどりつきました。
この時点で、15時10分過ぎ。
しかし次の列車は、16:05までやって来ないのです。
もし酒集めが順調に進んでいればレジに並んだり撮影したり記録したりする時間が必要になるため、あたしゃそれらの時間を見込んで計画を立てていたのです。
しかし卯之町駅からの成果が皆無だったことから、結果として下宇和駅でこんなにも待ち時間が発生してしまった次第でした。
しかたがなく、暖房のない待合室で寒さを堪えながら列車の到着を待つことにいたしました。
雨の中を歩いたことから、かばんはびしょぬれ。
ようやく列車がやってまいりました。
予讃線の16:05発宇和島行普通4641Dです。
宇和海が見えてまいりました。
下宇和駅から25分乗って、宇和島駅(愛媛県宇和島市)に到着。
この日の最終目的地でした。
宇和島駅の周辺ではスーパーを3軒回ってみました。
しかし成果はまたしてもゼロ!
ここまで成果が乏しいと、もう飲むしかないでしょうよ!
(乏しくなくたって飲むじゃないか。)
失意のうちにホテルにチェックインし、夜の街へ繰り出して憂さを晴らすことにいたしました。
やってきたのは、かどや駅前本店さん。
まずは一口ビール。
撮影を忘れて一口飲んでしまいました。
奮発して、“伊達御膳”なるセットメニューを注文してみましたよ。
じゃこ天。
丸すし。
すしといっても、中身はご飯ではなくておからなのでした。
きびなごの南蛮漬け。
一口ビールをさっさとあけて、燗酒をいただきましたよ。
まずは、野武士。
酸味が鋭いね。
しかも辛口で、きりっと引き締まっておりましたよ。
これは魚料理に合いますわ。
郷土料理の“さつま”。
焼き魚と麦味噌とをすり合わせたものなのだとか。
ふくめん。
カラフルな具の下には、甘辛く煮てある糸こんにゃくが敷かれています。
それをまぜていただくのです。
実はわたくし、これをもっとも楽しみにしていたのですよ。
甘辛いこんにゃくと魚のそぼろがよく合い、さらにゆずの香りがさわやかでした。
そしてこれが、満を持しての鯛めし。
さしみもつまも、すべてたれの中に放り込みます。
それをご飯にかけていただくのでした。
どうしてくれるんだ!
こんなにおいしいものばかり出されたら、酒が進んで進んでしかたがないじゃないか!
ということで、次に選んだのは“御予栄”?
おそらく“御代栄”の誤植でしょう。
これはバランスがいい。
穏やかな味わいでした。
ついつい、じゃこカツも追加で頼んでしまいましたとさ。
こうして、宇和島の夜は更けていったのでした。
★☆2018/10/17(月)★☆
三日目。
楽しかった旅も、今日でおしまい。
あーあ、帰りたくないなぁ。
この日の朝は、雨は止んでおりました。
予報では、くもりなのだとか。
降らないことを祈るばかりです。
宇和島の朝は、この川端の道沿いにある白壁の民家?から始まるのです。
実はここは民家ではなく、“やまこうどん”といううどん屋さん。
しかも朝5時-9時(日祝休)しか営業していないのです。
中に入ると、おかみさんがうどん(¥380)を出してくださいました。
かまぼこにじゃこ天、そしてかき揚げは小柱入りでした。
お出しがやさしいお味で、朝からゆったりとした気分にどっぷりと浸ることができるおいしいうどんでした。
このお店では、常連さんが次々と来店し、厨房へ勝手に入っておかみさんと雑談をしながら自分でうどんを作って食べておられましたよ。
その様子を撮影することはさすがに憚られましたけれどね。
うどんでお腹が満たされたところで、徘徊を開始します。
ん?
大和田建樹?
だれやねん?
あー知らなんだ知らなんだ!
鉄道唱歌の作詞者だったのですね。
おいおい!
くもりのはずなのに、雨が降ってきやがったぞ!
降ったり止んだりを2回繰り返すといういやがらせを受けたのでした。
市街地の南側にあったスーパーを5軒回ったのですが、地酒カップに出会うことはまたしてもかないませんでした。
やけになって、宇和島でわざわざ買わなくてもよいものばかり入手してしまいましたよ。
これは鹿児島県産麦焼酎の前割り。
ここ宇和島でも、最初に見つけたのはやはり九州産の麦焼酎でした。
高知の土佐鶴良等(左)と、栗焼酎ダバダ火振(右)。
道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場までやってまいりました。
道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場での成果はこの300ml瓶一本だけ。
それでもようやく地酒に出会うことが叶い、しかも本醸造でしたのでうれしいところでした。
酒集めの行程をすべて消化してしまいましたが、宇和島駅から乗る列車の発車時刻まではまだ余裕がありました。
そこでここはひとつ、宇和島の街の中心に聳え立つ“宇和島城”へ登城してやろうと目論んだのでした。
石段をひたすら上がって行きます。
けっこうな急勾配でしたよ。
それに一段一段の高さに幅があったことから、脚をかなり高く上げないと登れませんでした。
しかも石段自体が苔生している上、雨が降ってぬれていることから、滑らないように気をつけなければならないのですよ。
けっこう上がったところには、井戸がありましたよ。
もちろん井戸おやじはいませんでした。
それにしても、こんなに高いところでも水が湧くのですね。
石段はさらに続き、酒を担いだ中年男性が必死のパッチで登って行きます。
ようやく天守が見えてまいりました。
この天守は模造ではなくて、江戸時代からここにある建物なのだとか。
その天守にも登っていきますよ。
なにせ階段も昔のままで、角度がものすごく急なのです。
あたしゃ暗峠の酷道を思い出しましたよ。
天守からは、宇和島の街を一望することができました。
こちらは宇和海。
宇和島城は、昔のままの状態が保たれていて面白いところでした。
下りてきて門の脇を見たところ、なんとそこには無料のコインロッカーがあったじゃあ~りませんか!
ここにかばんを置いておけばもっとラクに登れたのに、トホホ。
昼どきになりました。
そこで今回の旅での最後の食事は、商店街で見つけた“KITCHEN NICORI”さんのお世話になることに決めましたよ。
なぜこのお店に決めたのか?
それは、店先に置かれていた週替りランチのメニューに“アジフライ”の文字を見つけたから。
ここでもまずはビール。
そしてこちらが週替りランチ。
あたしゃフライの中ではアジフライが一番好きなもので。
しかもこのアジフライ、肉厚でジューシーでものすごくまいう~!
きっと地の魚なのでしょうね。
KITCHEN NICORIさんでは食後に供されたコーヒーを飲みながらゆっくりしすぎたことから、帰りの列車の時刻が迫ってきてしまいました。
そこで急いで宇和島駅へ向かったのですが、その途中にあった古書店でかわいい看板にゃんこを発見!
さび猫ですから、女の子でしょうね。
この子に出会ってすぐ、私がしゃがんだら、なんと私の膝の上に飛び乗ってきてくれたのですよ!
でもその時、デジカメをズボンのポケットに入れていてその上にこの子が乗っかっちゃったことから、膝の上で佇む姿を撮影できなかったのでした。
耐えがたきを耐えてにゃんこと別れ、宇和島駅へと到着いたしました。
その宇和島駅からは、12:56発の特急宇和海16号松山行に乗って、昨日乗ってきた予讃線を引き返します。
その宇和海16号は、アンパンマン列車でした。
宇和海よ、さようなら。
それにしても、どうしていつもいつも、オイラが帰ろうとすると天気が回復し始めるのかな?
特急宇和海16号を終点の松山駅まで乗って、その松山駅で14:23発の特急しおかぜ22号岡山行に乗り換え。
このしおかぜ22号もアンパンマン列車でした。
外装のみならず、車内もアンパンマンだらけ。
デッキも洗面台もアンパンマンだらけ。
私が座ったのは、一番右(窓側)のアンパンマン柄の座席。
この座席での飲酒は、いささか気が引けるな。
(だったら飲まなきゃいいじゃないか!)
しおかぜ22号は瀬戸大橋を渡って、終点の岡山駅へと向かいます。
終点の岡山駅では、新幹線の改札内にあった駅弁の売店で白鶴の特別純米酒を入手。
わざわざここで買わなくてもよいのに、愛媛県での成果が乏しかったことからついつい入手してしまいました。
お店のお姉さんに「その白鶴をください」と告げたところ、
「これ、白鶴じゃなくて山田錦ですよ。」
だってさ。
やれやれ。
┐(´д`)┌
そして岡山駅からは、のぞみ46号に乗って帰ったとさ。
以上、カップ酒4個、一合瓶2本、300ml瓶2本、カップ焼酎5個、100ml詰焼酎2本、そしてしょうゆ2本(本文では1本しか紹介しておりませんが、宇和島の道の駅でもう1本入手しました)の旅でした。
あたしゃこの趣味を始めてから今年で5年が経過いたしましたが、今回の成果は‟過去最悪”と言っても過言ではないほどの惨憺たるものでしたよ。
だって、2泊3日をかけて徘徊したにもかかわらず、入手できた地酒カップはたった4個だったものですから。
また焼酎はカップ5個、100ml瓶2本の計7種を入手することができました。
これらは1種(栗焼酎)を除いてみな麦焼酎で、しかもそのすべてが九州で造られたものでした。
‟道の駅八幡浜みなっと”や立ち寄ったスーパーのいくつかでもそうでしたが、今回の旅では立ち寄ったお店での麦焼酎の取り扱いが豊富であるように感じました。
カップ焼酎に限っても、今回入手したもののほかに、いいちこはもちろんのこと、ひむかのくろうまやわかむぎも見かけましたよ。
さらにこれらの他にも麦焼酎の小瓶といくつか出会っていたのですが、きっとこの後で地酒カップをたくさん入手できるだろうとの希望を抱いていたことから、敬遠したものも少なからずあったのでした。
一方でカップ酒はというと、大洲や西予市、そして宇和島では地酒カップに出会うことはいっさいかないませんでした。
ほとんどのスーパーでの取り揃えはワンカップ大関や松竹梅に、香川の西野金陵、そして東予の梅錦といった具合でした。
南予地方では、清酒よりも焼酎、それも九州産の麦焼酎が広く飲まれているのでしょうか?
豊後水道を隔てた向こう側は大分麦焼酎の本場である大分県ですから、もしかしたら酒類の嗜好が海を越えて南予地方にも及んでいるのでしょうか?
もっともこれは、一升瓶や紙パックなどを含めた全体の流通や販売を検討しなければ解決し得ない疑問であって、その解決は私のような少量詰のものにしか関心を持たない変人にとっては到底無理なことでしょうよ。
それにしても、雨だけはやめてほしいわ。
2018-12-21 21:38
あ~酒臭かった!(36)
酒くさコメント(24)
僕も宇和島駅前の「かどや駅前本店」で「鯛めし」いただきました(^^)
by johncomeback (2018-12-21 22:21)
johncomebackさん、日曜日の夜ってのは気の利いた居酒屋が軒並みお休みだったことから、安易にこのお店を選んだ次第でした。
でもね、おいしかったなぁ。
by skekhtehuacso (2018-12-21 23:06)
このクリスマス3連休も雨ですよ(関西)。
まあ雪よりマシだと思って下さい(^ω^;)
by あとりえSAKANA (2018-12-22 00:06)
大正の湯、中も大正チックなのかな
気になるのでググってみたら、結構渋い
行ってみたいけれど遠すぎる・・・・--;)
by さる1号 (2018-12-22 09:13)
いつもながら、酒集めの旅、楽しそうですね♪
にゃんこのカノジョもできて、最高じゃないです?!
by のらん (2018-12-22 12:02)
今年の1月に宇和島に行きました。
私は「ほづみ亭」と言うところで飲んで最後に鯛めし
鯛めし美味しかった~
by taka (2018-12-22 14:43)
宇和島の鯛めしは最高!!
前回、宇和島に行った時に食べたけど、その時は大雪で予定がボロボロ。また行かなきゃと、思いつつ
by フジトモ (2018-12-22 15:31)
天候が悪かったんで成果無しは余計身に染みた事でしょう。
でも南宇和のグルメを満喫できたし良かったのでは^^?
by タンタン (2018-12-22 15:33)
今回も楽しく拝読いたしました。
以前の旅のようなトリックプレーは効きませんで残念でした。
わたくしゃ、八幡浜~伊予大洲(予讃本線)、キハ32のロングシートでプシューいたしました。じゃこ天を片手に。
by tomo (2018-12-22 19:41)
雨の中お疲れ様でした。卯之町の元見屋酒店のお酒(熟成酒がメイン)はオススメなのに、お休みは残念でしたね。
でも、サビにゃんが膝の上に乗ってくれたのは嬉しかったでしょうね(私もにゃんこ大好きです)
by 銀さん (2018-12-22 22:09)
あとりえSAKANAさん、雨は降ってもらってもかまわないのですが、私が出かけるときだけ降るという嫌がらせ的な降り方だけはどうかやめてもらいたいものですわ。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:12)
さる1号さん、私も軽く検索してみましたが、なかなか味のある場所ですね。
関西の銭湯と同じく真ん中に丸い湯舟があるところが、東京のそれとのちがいでしょうね。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:15)
のらんさん、またこの子に会いに行くためだけに宇和島へ行きたいくらいですよ!
きっとみんなにかわいがられているんでしょうね。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:17)
takaさん、私もほづみ亭とかどやとでどちらを訪問しようか迷ったところでした。
しかし、ホテルから近かったことと、ふくめんをぜひとも食べたかったことから、かどやさんを選びました。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:19)
フジトモさん、鯛めしもさつまもふくめんも、やまこうどんもみなおいしかった!
また行きたいくらいですよ。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:20)
タンタンさん、雨は降るし成果は乏しかったことから、飲み食いでごまかすしかなかったのかも。
でも、最後に出会ったにゃんこのおかげで、いい気分で帰ることができましたとさ。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:21)
tomoさん、成果が乏しかったことは、いつかこういうことも生じ得るであろうと思っておりましたので、それほど深刻には思っておりません。
それよりも、毎度のことのように雨がふることだけはどうかやめてもらいたいですわ。
じゃこ天片手に缶ビールなんて、なかなかの上級者スタイルですね。
キハ32でも乗客が少なければ、ゆったりと楽しめるかも。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:25)
銀さん様、開明の熟成酒ですが、宇和島駅の売店でも300ml瓶が販売されておりました。
それを見つけたのはにゃんこと別れて駅に着いて帰りの宇和海号で飲むビールを買った際でしたが、銀さん様がおすすめならば買っておけばよかったかも。
by skekhtehuacso (2018-12-23 20:28)
中々売ってませんね。
宇和島城は一度訪れてみたいです。
伊達家とゆかりがあるし。
by エクスプロイダー (2018-12-25 00:36)
南予地方での酒集めおつかれさまでした。
西予の元見屋酒店さん、
私の父がこのお店を営む方と古い知り合いで、
実家には山田錦の開明が常備されています(^^)
クセがなくてどんな料理にも合う、
飲みやすいお酒ですよね。
宇和島の鯛は身が引き締まって甘みがあり、
ホントにウマいですよね♪
郷土料理のさつまも飲んだあとのシメに最高☆
by あおたけ (2018-12-25 12:13)
エクスプロイダーさん、こうも出会わない場所ははじめてでしたよ。
by skekhtehuacso (2018-12-25 21:49)
あおたけさん、開明には宇和島駅で300ml瓶に出会っていたのですが、今となっては入手しなかったことを後悔いたしておりますわ。
でも、また宇和島へ行っちゃうかも。
開明入手のためというよりも、かわいいにゃんこに会いにいくため♪。
by skekhtehuacso (2018-12-25 21:52)
東京の京急電鉄と相模鉄道ではアンパンマン列車を走らせず、代わりに京急・相鉄では美少女戦士セーラームーン、京急ではGo!プリンセスやHUGっと、スタートゥインクルの各プリキュアとキラキラプリキュアアラモードの電車を走らせるそうで、該当する編成の車内には「セーラームーンシート」なる座席が設置されるそうです(京阪と富士急との間で機関車のトーマスの対決はあるがアンパンマンの対決は無く、1994年と1995年に京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)で8000系や今はなき6000系を使ってセーラームーンエクスプレスを走らせていたが、京急や相鉄がアンパンマン列車を走らせる予定はない(京王や相鉄の8000系電車は特急の他に急行・快速・各駅停車としても走っている))。
理由として、京急の場合アンパンマンでは外国人観光客には通用しないことと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンがかつての京急1500形電車や相鉄8000系電車の事故廃車を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやプリキュア、相鉄沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンが好きな人が多いためです。 削除
by まいんど (2018-12-26 22:36)
まいんどさん、太宰治みたいな文章ですね。
by skekhtehuacso (2018-12-26 23:29)