【お酒】1982.綾小町 金印 カップ [26.京都府の酒]
製造者 若宮酒造株式会社
京都府綾部市味方町薬師前4
アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
内容量 180ml
(以上、裏に貼られたラベルより転記)
昨日いただいた1981.綾小町 上撰 カップに引きつづき、今日も若宮酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒には“金印”の小印が付されておりましたが、糖類添加の三増酒でした。
ただし酸味料の表示はありませんでした。
金印という小印は、どうやら佳撰クラス(かつての級別制度下における二級酒相当か?)に付されることが多いようですね。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、上撰よりもやや濃いめでしょうか?
うまみはやや濃いめです。
最初に熟成感が来て、枯れていて角を少し感じます。
それだけでなく、うまみ自体に米のうまみでも酒臭さでもない、画一的な風味と厚みとを感じます。
渋みがあって、強くはないものの鋭いですね。
アルコールの辛みも感じます。
キレはまあまあで、透明感はありません。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みははっきりです。
幅があって、ちょっとくどいかな?
やや濃醇で枯ちょい渋甘辛口のお酒でした。
上撰よりもうまみがあってスカスカ感はなく、それ故かスッキリしてはおりませんでした。
ただそのうまみには画一的な風味と厚みとがあって、あたかも添加された味わいのように私は感じました。
それに上撰と同じく、やはり渋みが少し目立ちました。
また甘口でしたが、同時にアルコール由来と思われる辛みも感じました。
あくまでも私個人の感想ですが、これはちょっと飲みにくいね。
食事と合わせても、うまみのしつこさや渋みが残るようでした。
それとも、合わせたつまみが近所にあるスーパーで買ってきた安物のアジフライだったのがいけなかったのかな?
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