[ワイン]3.SORYU WINE 甲州 白ワイン カップ [999919.山梨県のワイン]
製造者:蒼龍葡萄酒株式会社
山梨県甲州市勝沼町下岩崎1841
品目:果実酒
日本ワイン
内容量:180ml
アルコール分:12.5%
原材料名:ぶどう(山梨県産)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
(以上、カップの印刷事項より転記)
今日は、蒼龍(そうりゅう)葡萄酒さんのカップワインをいただきます。
蒼龍の名は、古代中国における伝説の四神(東の蒼龍(青龍とも)、西の白虎、南の朱雀、北の玄武)に由来。
「幸福を呼ぶ神とされる「蒼龍」を社名に持ち、創業一八九九(明治三二)年、勝沼でも伝統のあるワイナリーの一つ。」(※1)なのだとか。
ミッドウェー海戦では・・・、
なーんて野暮なことは言わないの!
このカップワイン、
山梨県産のぶどうを100%使用しているんだってさ。
この書きぶりだと、
甲州ぶどうを使用しているのかな?
“日本ワイン”の呼称は、国内製造ワインのうち、 国産ぶどうのみを原料としたものだけが名乗ることができるんだってさ。
このことについて、文献には以下の記述がありました。
「そもそも、日本でつくられる国産ワインには、国産ブドウのみを原料にした「日本ワイン」と、輸入濃縮果汁などを原料にしたワインがあります。しかし、ラベル表示に関する公的なルールがなかったため、違いがわかりにくいという問題がありました。欧米では、ラベル表示を厳格に規定している国が多く、これが品質の重要な判断要素になっています。消費者にとっても、表示が明確化されれば、ワインを選ぶときに混乱せずにすみます。
そこで、2018年、国税庁が国際的ルールをふまえた表示のルールを定めました。それが「果実酒等の製法品質表示基準」です。
まず、国内に流通するワインは、「国内製造ワイン」と「輸入ワイン」に区分されます。さらに、国内製造ワインのなかでも、国産ブドウのみを原料としたワインを「日本ワイン」と明記。そして「日本ワイン」の場合のみ、ブドウの収穫地またはワインの醸造地を表示することができるようになりました。
一方、海外原料使用ワインの場合は、表ラベルに「濃縮果汁使用」「輸入ワイン使用」などの表示が義務化され、地名や品種などを表示することはできません。」(※2)
気が済んだところで、いただいてみたいと思います。
もちろん、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュかな?
含むと、軽やかな酸味が最初に来ますね。
ブドウの風味はそれほど強くはなく、むしろシャープな感じです。
重さやクセはまったくなく、キレよくてスッキリしています。
しかも辛口で、甘さひかえめ。
ちょいすっぱでスッキリ辛口のおいしい白ワインでした。
重さやクセがまったくなく、キレがよくてかなりスッキリしておりました。
酸味が軽やかで、かつ辛口でキリッと引き締まっておりました。
ブドウの風味は強くはないものの、シャープな感じでした。
うまいね!
食事と合う。
辛口でキリッとしていて、香りはそれほど強くはない。
もしかして、ワイン界の菊正宗?
そんなたとえしかできない酔っぱらいなのでした。
(※1)新田正明『山梨ワイン』p.52(2021.12 芸術新聞社)
(※2)監修:日本のワインを愛する会『日本ワインの図鑑』p.12(2020.5 マイナビ出版)
こんにちは。
甲州ワイン、利益・コスト優先で一時期輸入ワインとのブレンド物が多く出回っていました。最近は「日本ワイン」のレベル?知名度も上がり、輸入ワインよりも高くなってます。「SORYU WINE」地元ではよく知られたワイナリーです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-08-02 11:31)
Boss365さん、このカップワイン、白は日本ワインでしたが、赤はちがったのよね。
どうして赤も日本ワインにしないのか、興味深いところでございます。
by skekhtehuacso (2022-08-02 20:32)