【お酒】1854.白樺の里 本醸造 生貯蔵酒 紙カップ [20.長野県の酒]
黒澤酒造株式会社
長野県南佐久郡佐久穂町穂積1400
180ml
精米歩合65%
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分:14.0度以上15.0度未満
(以上、カップの印刷事項より転記)
「標高八〇〇mの高地にあり、千曲川の最上流の蔵元として、良質な千曲川の伏流水を生かした酒造りを行っている」(※1)という黒澤酒造さん。
なんでもかなりの名家だそうで、「蔵元の黒澤家一族は明治以降総合的な商売を展開し、現在の八十二銀行も黒澤家が興した黒澤銀行が母体となっている。」(※1)のだとか。
八十二銀行と言えば、長野県で一番大きい地方銀行じゃなかったっけ?
そんな黒澤酒造さんのはじめていただくこのお酒は、本醸造の生貯蔵酒でした。
生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
フレッシュな風味はあるものの、弱めです。
うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
酒臭さはなく、熟成感も感じません。
苦みがあって、弱めですが、重さをちょっとだけ感じます。
キレはよいですね。
酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、鋭さが少しあることがわかります。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややひかえめでしょう。
かなり弱めですが、弱めなりに厚みを感じます。
やや淡麗でちょい爽快の旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがしつこくなくていい感じで、弱めの酸味と共に爽やかさを出しているようでした。
苦みが弱めながらにあって引き締めていて、かつ甘みも弱めながらに味わいを和らげているように感じました。
食事と合う、おいしい生貯蔵酒でした。
(※1)『ようこそ日本酒の國へ』p.054(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)
こんにちは。
蔵元の黒澤家一族、商売の才覚はありそうですね。また、小生田舎でも蔵元は地元の名士・名家が多いです。生貯蔵酒の「甘みに注意しながらいただく」 は気付かなかったです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-08-27 00:42)
このお酒は知りませんでした。
機会があったら試してみたいです(^^)
by 美美 (2020-08-27 16:17)
Boss365さん、あーだこーだと考えながらお酒をいただくことも、独り飲みの楽しみの一つだと思います。
by skekhtehuacso (2020-08-27 21:07)
美美さん、このお酒は道の駅ヘルシーテラス佐久南で入手いたしました。
by skekhtehuacso (2020-08-27 21:08)