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【お酒】1707.桂正宗 カップ [20.長野県の酒]

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株式会社酒千蔵野
長野市川中島町今井368-1

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造用アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




信州は川中島に蔵を置く“酒千蔵野(しゅせんくらの)さん”。
どうやらもともとは、千野さんという家代々継承していた蔵のようですね。
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その酒千蔵野さん、「創業1540(天文9)年。長野県で最も古く、全国的にも七番目の歴史をもつ酒蔵だ。川中島合戦の折り、武田信玄は千野の酒を飲み交わして戦に望んだという。」(※1)ほどの古い蔵元さんなのだとか。
1540年ったらアンタ、鉄砲(1543年)やキリスト教(1549年)の伝来よりも古いってことですぞ。
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その酒千蔵野さんのお酒は、かつて川中島 純米にごり酒 180mlと、川中島 純米にごり酒 カップとをいただいております。
今日いただくこの“桂正宗”は、普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかに着いていることがわかる程度でしたが、透き通った感じはありませんでした。
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うまみはやや濃いめです。
酒臭さ(ほめ言葉です)がバッチリで、米のうまみがそれに続くようです。
苦みが少しあって、弱めですが鋭さを感じます。
キレはよいものの、透明感はありません。

酸味はややはっきりでしょうか。
すっぱさは弱めで、鋭さは感じませんが、深みを少し感じます。
ただ、ピリピリ感があって、スースーもはっきりしています。

甘みはややはっきりしています。
厚みを感じる甘みですが、べとついた感じはありません。


やや濃醇でちょい苦スーピリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみ、特に酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)がしっかりしていて、酸味に深みがありました。
それにちょい苦で、しかもスースーピリピリだったことから、けっして飲みやすくはありませんでした。
それでも甘みとキレのよさとがそれらを和らげてくれているように感じました。

飲み応えと荒々しさと甘みとキレのよさとをすべて備えたお酒。
私は好きですわ。


(※1)『ようこそ日本酒の國へ』p.017(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)
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