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“七笑 カップ200(レインボーカップ)”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

製造者 七笑酒造株式会社
長野県木曽郡木曽町福島5135番地

内容量 200ml
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分:14度
(以上、カップの印刷事項より転記)


《初回記事はこちら》
【お酒】1131.七笑(ななわらい)カップ200




昨日までは、木曽福島のお酒“中乗さん(なかのりさん)”をいただきました。

今日いただくのは、“七笑(ななわらい)”のカップ200。
これも木曽福島産のお酒です。
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中善酒造店さん(中乗さん)の蔵へは高台にある木曽福島駅から西側の坂を下りて行くのに対して、七笑酒造さんの蔵は、逆に東側の坂を下りて行ったところにございます。
その場所は、行政施設や商店が集まる街の中心地。
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“七笑”という酒銘については、手元の文献では「銘酒「七笑」は、木曽駒高原入口にある七笑の地名にちなんで名付けられた。その地は、戦国の昔、朝日将軍木曽義仲が若き日を過ごした場所でもある。」(※1)とか、あるいは「『七笑』の由来は蔵にある古い絵だという。描かれているのは酒を飲みながら歌い踊っている七福神。その絵のように、酒を飲んで楽しくなって欲しいという願いをこめて命名した。」(※2)とありました。

そんな七笑酒造さんのカップ200。
木曽福島にあるスーパーでは、“レインボーカップ”なる名称で販売されておりました。
この色彩はさもありなんといったところでしょうが、由来はわかりませんでした。
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品質表示はこちら。
中乗さん紙カップと同じく、これも14度台のお酒。
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それではいただきます。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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アルコール香を少し感じます。

うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
やわらかいうまみがふわりと効いており、厚みを少し感じます。
軽い苦みをかすかに感じますが、雑味はなく、熟成感や酒臭さもありません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは鋭さを感じはするものの、かなり弱めです。
ちょいスーで、かつちょいピリかな。

甘みはややひかえめ。
存在はわかるものの、前には出て来ません。


淡麗ちょいスーちょいピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

雑味がなく、重さやクセ、枯れ具合や酒臭さも感じませんでした。
とてもきれいで、キレよくスッキリしておりました。
それでも淡めなりにやわらかいうまみが効いており、飲み応えを感じました。
ちょいスーちょいピリすら、嫌味なくいい感じに効いているようでした。

うまいね!
これは七笑白梅と同じ味わいですね。
私が毎年暮れに木曽福島へ出かけて、とちの屋さんですんきそばと共にいただくお酒です。

木曽のカップ酒は、中乗さんも七笑も、食事と合う、そして飲んでホッとするようなお酒でした。
鹿児島に“ダレヤメ”という言葉がございますが、双方ともダレヤメ最適だと思いましたとさ。

めでたし、めでたし!

(※1)川崎史郎:文・小林敬一:写真『酒蔵で訪ねる信州』p.152(2008.5 信濃毎日新聞社)
(※2)『ようこそ日本酒の國へ』p.185(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)
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