【お酒】1717.御園竹 濃醇旨口生酛原酒 蔵内生熟成 限定品 生酒 常温熟成 二〇一九年醸造 ひやおろし アルミ缶 [20.長野県の酒]
武重本家酒造株式会社
長野県佐久市茂田井2179
原材料名 米（国産）、米こうじ（国産米）、醸造アルコール
長野県産美山錦100%使用
国産米アルコール添加
アルコール分19度
内容量200ml
（以上、ラベルより転記）
武重本家酒造さんのお酒は、かつて普通酒の御園竹カップをいただいております。
今日いただくこのお酒ですが、なんともまあ長い長い名前だこと！
能書も表示されておりました。
ですがこのお酒、精米歩合の表示がないことから、どうやら普通酒のようでした。
普通酒ですが、上にもあるとおり冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は少し茶色がかっていて、かすかに濁っておりました。
上立ち香として、お酒の甘い香りをかすかに感じます。
ですが一口含むと、それが鼻へと抜けていくことがよくわかります。
うまみは濃いめです。
酒臭さ（ほめ言葉です）が最初に来て、しっかりしていて深みがありますね。
ですがとても穏やかで、角がありません。
米のうまみもそれに続いてきて、しかも厚みを感じます。
熟成感はかすかで、むしろフレッシュさのほうが前に出ているみたいです。
それでいて、苦みや雑味はゼロでしたよ。
それにキレもよいですね。
酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、鋭さを少しだけ感じます。
スースー感はないものの、ちょいピリです。
甘みはややはっきりしています。
幅のある甘みを感じますが強くはなく、けっしてべとつきません。
濃醇深旨ちょいピリやや甘口のおいしいお酒でした。
うまみがしっかりしていて、深みを感じました。
それなのに雑味ゼロで、キレよく仕上がっておりましたよ。
甘みに幅がありましたが、前にでることなく穏やかに効いておりましたよ。
それにちょいピリでしたが、それもいい感じに味わいを引き締めてくれているようでした。
さすが御園竹！
レギュラー普通酒がおいしい蔵元さんのお酒は、どんなものでもおいしいのですね。
ああ。
佐久でも一度徘徊してみたくなりましたよ。
