SSブログ

【お酒】2019.奥の松 あだたら吟醸 カップ(東北MONO) [07.福島県の酒]

23443.JPG23444.JPG
奥の松醸造元
製造者:東日本酒造協業組合
福島県二本松市休石167番地
加工者:奥の松酒造株式会社
福島県二本松市長命69番地

内容量180ml
アルコール分 15度
精米歩合60%
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




奥の松酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
218.奥の松 純米吟醸 180ml
515.奥の松 本醸造辛口酒カップ
516.奥の松 超カップ200
1414.奥の松 サクサク辛口 180ml

今日いただくこのお酒は吟醸酒ですが、「東日本大震災から10年目となる2021年4月より実施される「東北デスティネーションキャンペーン」を契機として、さらなる東北地域の復興を加速するために、JR東日本グループが連携して行うプロジェクト。」(Websiteより)である“東北MONO”キャンペーンの一環として世に送り出された商品のようでした。
23445.JPG

ええ!
奥の松酒造さんって、自醸していないの?
23456.JPG

これについて蔵元さんのWebsiteでは以下のように紹介されておりましたよ。
昭和40年代の大量生産大量消費の時代の中、国の中小企業近代化政策において中小企業の成長と集約化(合弁化、協業化)が進み、共同製造による「生産・販売の集約」が行われました。

その時流に合わせ、奥の松酒造は昭和49年に近隣エリアの醸造元数社と共に共同組合を設立し、現在の「東日本酒造協業組合」が誕生しました。

時が流れ、奥の松以外の醸造元は継続または休止されました。

そして現在、奥の松酒造の創業者である遊佐家の19代当主である遊佐丈治が奥の松酒造株式会社の代表取締役と東日本協業組合の代表理事を務めております。

昔も今も、奥の松のお酒は東日本酒造協業組合で醸されて、奥の松ブランドで販売させて頂いておりました。

要するに、昭和の中期から“奥の松”は東日本酒造協業組合にて製造しそれを奥の松酒造が瓶詰して販売していたものの、2020年4月の食品表示法改正によって製造者と加工者とが異なる場合はそれぞれをを明記する必要が称したことから斯様な表示方法となったわけですね。
すなわち、法令遵守、コンプライアンスってやつですね。


まあでも、消費者としては、たとえ製造者と加工者とがちがっても、おいしければ何の問題もないわけですよ。
それをたしかめるべく、いただいてみたいと思います。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いておりました。
23457.JPG

上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。
ただ、アルコール香を少しだけ感じます。

うまみは淡めです。
米のうまみがうっすらで、そのまま舌の上にフワッと乗っかって来ます。
軽い苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
キレはよく、スッと引きますね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロですね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめです。
かなり弱めです。


淡麗ちょい苦ちょいスー辛口のお酒でした。

うまみが薄めであったが故か、ちょい苦とちょいスーとが強くはないものの目立つようでした。
酒の味わいは腰が弱いように思いましたが、それ故に、食事とは合うのではないかと感じました。
あ~酒臭かった!(30)  酒くさコメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

あ~酒臭かった! 30

酒くさコメント 0

酒くさコメント、書いちゃう!

お名前:[必須]
URL:
酒くさコメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。