SSブログ

【お酒】1808.あさ開 本醸造 岩手ブルー〈岩〉 [03.岩手県の酒]

19867.JPG
株式会社 あさ開
岩手県盛岡市大慈寺町10番34号

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
アルコール分 14度
180ml
(以上、瓶の印刷事項より転記)




あさ開さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
80.あさ開 アルミカップ アサビラキ
293.あさ開 本醸造生貯蔵酒 生缶2回目はこちら
409.あさ開 サケカップ(紙カップ)
412.あさ開 純米辛口 男の純米DRY
565.あさ開 本醸造 昭和旭蔵 300ml
731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180ml
1804.あさ開 純米酒 Proto type M 300ml
1806.あさ開 本醸造 岩手グリーン〈手〉

今日いただくこのお酒は、「岩手の「岩」をモチーフにしたデザイン」(蔵元さんのWebsiteより)の瓶に詰められておりました。
右側の小さな“手”と合わせて、“岩手”なのでしょうか?
19868.JPG

岩手グリーン〈手〉と同じ本醸造でしたが、こちらはアルコール度数が14度とやや低めの設定でした。
19869.JPG

しかもこちらは冷用なのだとか。
19870.JPG


本醸造ですが冷用とのことで、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
19871.JPG


一口含むと、フレッシュな風味が少しあることがわかります。

うまみは淡めです。
やわらかいうまみをほんのりと感じるとともに、水あめのような風味もかすかに感じます。
苦みがあって、弱めですが鋭さがあることがわかります。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはよく、スッと引いて行きます。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めで、鋭さをわずかに感じます。
スースー感はありませんが、ピリピリ感はかすかながらにわかります。

甘みは、これはちょっとだけはっきりでしょうか?
たしかに弱めですが、それでも幅をはっきりと感じます。


淡麗ちょい爽快でちょい苦旨口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがありましたが、しつこさは皆無でした。
淡めでしたが、それでもやわらかいうまみがほんのりと効いていてけっしてペラペラではありませんでした。
それを弱めの苦みとかすかなピリとがいい感じに引き締めておりました。
甘みは前には出てこずに、お酒の味を和らげているようでした。

これ、淡麗の冷用酒にしてはなかなかいけるのではないでしょうか。


実はワタクシ、盛岡でとあるお店を訪問し、このお酒を燗にしていただいていたのでした。

冷用とは知らずに燗でいただいて、「どえりゃあことさわやかだがね!」って思ったのですが、燗でも嫌味なくおいしくいただくことができましたとさ。