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【お酒】1954.賀茂鶴 本醸造 上等酒 カップ [34.広島県の酒]

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製造者 賀茂鶴酒造株式会社+ト
広島県東広島市西条本町四番三十一号

原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分/15度
精米歩合/65%
180ml
(以上、ラベルより転記)





こちらひさびさの賀茂鶴。
このブログでは、草創期から初期にかけて以下のものをいただいておりました。
2.賀茂鶴 上等酒 カップ酒
4.純米 賀茂鶴 300ml
333.賀茂鶴 本醸造辛口カップ
357.大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴 角瓶&丸瓶
591.賀茂鶴 生囲い純米酒 生貯蔵酒 300ml

今日いただくこのお酒は、“上等酒”。
上記のとおり上等酒は既出ですが、8年弱の間隔をあけていただくこの上等酒は普通酒から本醸造へと進化しておりました。
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それではいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、あれ?
かすかに茶色がかっていて、透き通っておりました。
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燗をつけると、枯れた香りがかすかに漂ってまいりました。

うまみはちょい濃いめでしょうか。
最初に熟成感が来て、強くはないものの枯れていますね。
渋みが少しあって、鋭さを感じます。
うまみはやわらかいものを感じますが、かなり弱めです。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロですね。
スースー感が少しありますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
存在はわかるものの、幅もなく弱めです。
でも、ちょっとべとつくかな?


ちょい濃醇でちょい枯れちょい渋ちょいスースッキリやや辛口のお酒でした。

賀茂鶴って、こんなに枯れていましたっけ?
それにうまみがこんなに弱かったっけ?
しかも透明感があってスースーなのは、アル添多め?

些か意外な味わいでした。