青春18きっぷで山形へ行ってきました [旅]
山形欠乏症が再発してしまったワタクシ。
それを治癒すべく、青春18きっぷの4回目と5回目とを使って、山形へ出かけてまいりましたよ。
なお、今回の旅の目的はあくまでも山形欠乏症の平癒、すなわち山形へ行っておいしいお酒やおいしものものをいただくことに尽きるわけでして、酒集めが目的ではございません。
しかし、ただ山形へ行っておいしいものを飲み食いして帰ってくるだけの内容では、酒ブログの記事としては些か面白味に欠けるかもしれないことを危惧いたしました。
(そもそもつまらんブログじゃないか。)
そこで酒集めのための徘徊も、少しだけいたしております。
お読みいただいているみなさまにおかれましては、その徘徊時に生じたことも含めて、鼻でクスリと笑っていただければ幸甚です。
★☆2020年4月4日(土)★☆
まずは、上野駅から。
東北本線(宇都宮線)の6:08発宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅で、7:41発の黒磯行普通635M乗り換え。
635Mを終点まで乗って、黒磯駅で9:08発の新白河行普通4129Mに乗り換え。
新白河駅で、9:57発の郡山行普通2131Mに乗り換え。
郡山駅で、11:05発福島行普通1137Mに乗り換え。
1137Mの車中にて、昼食。
経費の節減を図るべく、持参したおにぎりをいただきました。
(マズソ。)
もちろん飲みまっせ。
(経費の節減になっていないじゃないか。)
途中、安達太良山やら、
吾妻小富士やらを眺めちゃったりなんかしちゃったりして、
11:54に、福島駅(福島県福島市)に到着。
環状線のとちゃいまっせ!、東北本線でっせ!
福島駅の売店にて、こちらひさびさの大七カップを入手。
何年ぶりかな。
福島駅からは、奥羽本線(山形線)に乗って板谷峠を越えて行きます。
12:51発の米沢行普通441Mに乗車。
前面展望で板谷峠を越えるところを撮影してやろうと思ったのに、閉められちゃった。
トンネルが多いから仕方がないのね。
それでも負けずに、隙間から撮影。
441Mは、板谷峠を登って行ったのでした。
峠駅(山形県米沢市)は、板谷峠の頂点。
ここからは逆に下って行ったのでした。
板谷峠を越えて、米沢駅(山形県米沢市)に到着。
ここで、13:40発の山形行普通443Mに乗り換え。
標準軌の単線を100km/hでかっ飛ばす電車に乗ると、
“山形へ来たんだなぁ!”って実感するのって私だけ?
443Mに2駅だけ乗って、最初の目的地に到着。
高畠駅(山形県東置賜郡高畠町)です。
とてもよい天気!
でも4月の初めにしては、かなりの暑さだなこりゃ。
半袖Tシャツ一枚だけで歩いていても、汗をかいてしまうほどでしたよ。
高畠駅で降りたのは、駅前にあるこのスーパーを訪問するため!
5年前に高畠駅を訪問した際には開店時間前で訪問できず、その後ずっと行けずじまいだったのでした。
あれ?
誰もいない。
先月末で閉店しちゃったんだってさ。
(近くにいた人に聞きました。)
5年越しの恋だったのに、わずか4日の差でフラれてしまったのね。
それでも手ぶらで帰るのは悔しいので、コンビニで羽陽辯天の本醸造をGET!
高畠町(糠野目)の地酒です。
失意のうちに、高畠駅へと戻ってまいりました。
温泉?
JR?
高畠駅の駅舎内には、温泉があるのです。
高畠駅の売店。
羽陽辯天のカップ酒と、米鶴のかっぱとをひさしぶりにGET!
玉こん!
高畠駅からは、14:47発の山形行普通445Mに乗車。
445Mに1駅だけ乗って、赤湯駅(山形県南陽市)にて下車。
赤湯駅からは、山形鉄道フラワー長井線に乗車。
青春18きっぷは使えないので、乗車券を購入いたしましたよ。
15:35発の荒砥行普通215Dに乗車。
単線非電化のローカル線に揺られて行きます。
赤湯駅から2駅だけ乗って、宮内駅(山形県南陽市)にて下車。
相変わらずの暑さでしたが、山から吹いてくる風が気持ちいい!
この風を浴びるために、わざわざ山形まで来たのですよ。
(ウソだろ飲みにきたんだろうが。)
古峯神社(栃木県鹿沼市)のお札を納める塔を発見!
火伏のおまじないで、会津地方でもよく見かけますね。
ここにお札を納めてあるみたいです。
スーパーを2軒回って、成果は樽平の雪むかえだけ。
東の麓や羽陽一献を入手できるかと目論んでいたものの、徒労でした。
駅へ戻っていた途中で、東の麓の蔵を発見。
お休みでした。
宮内駅へと戻ってまいりました。
駅舎は、おそらく国鉄時代のままですね。
窓口の右側が一段下がっているのは、こちらが荷物の窓口だったからでしょう。
その窓口で切符を買ったら、なんと硬券でしたよ。
この宮内駅には、“もっちぃ”なる、うさぎの駅長さんがいるのだそうです。
でもこの日、もっちぃ駅長はお休みでした。
トホホ・・・。
ホームがやたらと長いのは、国鉄時代の名残でしょうね。
構内踏切を渡るぜヤッホー!
屋根を支えているのは、古いレールでした。
“OH TENNESSEE 6040 ASCE 1922”と読めましたよ。
戦前のアメリカ製ですね。
その宮内駅からは、山形鉄道フラワー長井線の16:46発赤湯行218Dに乗って引き返しました。
赤湯駅へと戻ってまいりました。
その赤湯駅にあった売店で、東の麓の“なんどでも”なる純米吟醸酒をGET!
これ、宮内にあったスーパーでも見つけたのですが、古かった(あくまでも当方独自の入手基準に基づく評価です)ので入手を断念したお酒でしたよ。
この日の徘徊はこれで終わり。
このあとは、最終目的地である山形駅を目指すのみ。
しかし、ここで思案のしどころが!
この時点で、17時を回ったところ。
青春18きっぷで移動しているので、つばさ143号には乗れません。
次に来る普通電車は、17:48発。
17:48発の普通電車に乗ると、山形駅には18:21に到着します。
でも、つばさ143号に乗っちゃえば、17:46と35分もはやく着いちゃうんだよな。
あーあ、
はやく着きたいな~!
はやくおいしいものを食べたいな~!
しかたがない。
金で解決だ!
ということで、赤湯駅からは山形新幹線(実は在来線の特急)つばさ143号山形行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
新幹線(特急)に乗ると飲むクセがすっかり着いたダメ人間だ!
山形にかんぱ~い!
(バカじゃないの。)
つばさ143号に終点まで乗って、山形駅(山形県山形市)にて下車。
駅ビル内にある酒店で、羽陽辯天の生酒をGET!
これも高畠駅の近くにあったコンビニで見つけたものの、古かった(あくまでも当方独自の入手基準に基づく評価です)ので入手を断念していたお酒でした。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出します。
でも、いつもよりも人がまちがいなく少ないなこりゃ。
やってきたのは、もちろん“居酒屋伝七”さん。
晩酌コースを予約しておきましたよ。
塩蔵うどの煮物。
うどは生よりも塩蔵のほうが風味が凝縮されておいしいのですよ!
うるいとアスパラガスとホタテとのマヨネーズ和え。
アスパラガスが、皮をむいていないのにやわらかいことやわらかいこと!
うちの近所にあるスーパーで売っているやつなんかスジだらけだぜ。
ホタルイカとわかめ。
しょうがをおろさずにみじん切りにしてあることで、それがいい感じに効いておりますよ。
長芋の酢の物。
千切りだからシャキシャキで、まいう~♪
青菜(せいさい)と打ち豆との油炒めに、きゅうりのお漬物。
青菜は山形の伝統野菜で、打ち豆は大豆をたたいてつぶしておくことで水に浸す手間と時間とを省いてあるのだとか。
クリームチーズとふきのとう味噌を混ぜたもの。
これは酒が進んでしまう危険な食べ物ですぞ。
これらに合わせたのは、羽前桜川の辛口。
糖類酸味料フル添加なのになぜかおいしい不思議なお酒。
小国(山形県西置賜郡小国町)へ行ったのはたしか6年前だったけれど、また行きたくなってきちゃったぜ!
陶板焼き(加熱前)。
同(加熱後)。
たけのこまいう~♪
というか、野菜がどれもみなおいしいわ!
ここで、あら玉の改良信交使用の特別純米酒をいただきましたよ。
多収品種だったたかね錦(信交190号)の改良種として秋田県で育成されたものの、その後に長野県で育成された美山錦(これもたかね錦の改良種)に完敗して絶滅しかけた改良信交。
ところが、節(葉っぱの根元)と節との間隔が長いことが草履表(草履の足を乗せるところ)の材料として好都合だったとのことで、草履の生産地であった谷地(やち:山形県西村山郡河北町)では栽培され続けていたのだとか。
その谷地に蔵を置くのが、この“あら玉”を造る和田酒造さんなのでした。
この日のお刺身は、まぐろ(脳天)のづけ。
海のものには、海の酒。
東北泉の雄町純米生酒を燗でいただきました。
いかにも雄町らしいキリッとした味わい。
これはまちがいなく合う合う!
あう~!
〆は、きのこ汁。
しろしめじ、おおいちょう、ひらたけに、タケノコの姫皮が配合されているそうです。
きのこから出た出汁に、姫皮の香ばしい風味が相俟ってものすごくまいう~♪
あー、なにもかもがおいしかった!
いつ来ても、私に“安心”と“感動”とを提供してくださる居酒屋伝七さん。
ここに来ればまちがいなし!という“安心”。
そして提供して下さるお料理の味で、毎回毎回“感動”させていただけるのです。
ただ単に伝七さんのお料理の味が私の好みと合っているだけのことかもしれませんが、そうであるが故に、ときどき来たくなってしまうのですよ。
こうして、山形の夜は更けていったのでした。
★☆2020年4月5日(日)★☆
翌朝は、まるで冬の空。
昨日と打って変わって、冷えてきやがった。
山形では、桜は八分咲きといったところでした。
山形駅へとやってまいりました。
その山形駅からは、奥羽本線の普通電車に乗って苦界へと帰るのみ。
6:30発の福島行普通420Mに乗車。
この420M、これまではいつも部活動に行くジャージ姿の学生たちで賑わっておりました。
でもこの日は一人もいやしない!
420Mを終点の福島駅まで乗って、東北本線の電車に乗り換え。
8:12発の新白河行普通2132Mでした。
新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗り換え。
黒磯駅で、10:23発の宇都宮行640Mに乗り換え。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前10時半だというのにロングシートで飲み始めるダメ人間だ!
640Mに終点まで乗って、宇都宮駅へとやってまいりました。
いつもお読みいただいている皆さまにおかれましては、「またかよ。」と呆れていらっしゃることでしょう。
しかし、呆れられてもしかたがないほど、あたしゃ“アレ”が大好きなのです。
それ故に、あたしゃけっして宇都宮駅を素通りすることができないのですよ。
まずは、餃子像様に最敬礼!<(_ _)>
バスに乗って、東武駅前を目指します。
やってきたのは、もちろん三平食堂さん。
まずは生ビール。
(オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!)
この日のお通しは、ツナでした。
そして、野菜サラダ!
野菜がねェ、とってもおいしいのよォ~
(なんでオネエやねん。)
そしてもちろん、餃子をいただきます。
左がしそ餃子で、右が普通の餃子です。
普通の餃子。
餡がほぼ野菜で、噛むと野菜の風味がジュワ~!
これが食べたくて、あたしゃ決して宇都宮を素通りできないのですよ!
こちらはしそ餃子。
餡をしその葉で巻いてあることがわかります。
孤独のグルメ方式(こしょう+酢+ラー油)でいただきましたよ。
ビールを空けて、十一正宗の燗酒へと移行!
きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子とよく合うのですよ!
ごちそうさまでした。
三平食堂さん、毎度毎度のことながら思いっきり堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、東武デパートの地下で宇都宮産の味噌を買って、
オリオン通りを歩いて、宇都宮駅へと戻ろうとしたのですが、
二荒山神社をチラ見したら、桜がきれいに咲いているじゃあ~りませんか!
石段を登って確かめたら、散り始めのようでした。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
また来年も、桜の時期に宇都宮へ来られますように。
心が清々しくなったところで、二荒山神社の石段を下りて宇都宮駅へ向かって、
宇都宮駅からは、上野東京ラインのグリーン車に乗って、
“ピルスナー・ウルケル”を飲みながら帰ったとさ。
(まだ飲むのかよ。)
こうして、私の2020年の春は、終わりを告げたのでした。
あ、そうそう、
・カップ酒2個(いずれも再度購入)
・一合瓶1本(再度購入)
・300ml瓶4本
の旅でした。
そして帰ってからは、2日分遊んでもらいましたよ。
(友情出演)
それを治癒すべく、青春18きっぷの4回目と5回目とを使って、山形へ出かけてまいりましたよ。
なお、今回の旅の目的はあくまでも山形欠乏症の平癒、すなわち山形へ行っておいしいお酒やおいしものものをいただくことに尽きるわけでして、酒集めが目的ではございません。
しかし、ただ山形へ行っておいしいものを飲み食いして帰ってくるだけの内容では、酒ブログの記事としては些か面白味に欠けるかもしれないことを危惧いたしました。
(そもそもつまらんブログじゃないか。)
そこで酒集めのための徘徊も、少しだけいたしております。
お読みいただいているみなさまにおかれましては、その徘徊時に生じたことも含めて、鼻でクスリと笑っていただければ幸甚です。
★☆2020年4月4日(土)★☆
まずは、上野駅から。
東北本線(宇都宮線)の6:08発宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅で、7:41発の黒磯行普通635M乗り換え。
635Mを終点まで乗って、黒磯駅で9:08発の新白河行普通4129Mに乗り換え。
新白河駅で、9:57発の郡山行普通2131Mに乗り換え。
郡山駅で、11:05発福島行普通1137Mに乗り換え。
1137Mの車中にて、昼食。
経費の節減を図るべく、持参したおにぎりをいただきました。
(マズソ。)
もちろん飲みまっせ。
(経費の節減になっていないじゃないか。)
途中、安達太良山やら、
吾妻小富士やらを眺めちゃったりなんかしちゃったりして、
11:54に、福島駅(福島県福島市)に到着。
環状線のとちゃいまっせ!、東北本線でっせ!
福島駅の売店にて、こちらひさびさの大七カップを入手。
何年ぶりかな。
福島駅からは、奥羽本線(山形線)に乗って板谷峠を越えて行きます。
12:51発の米沢行普通441Mに乗車。
前面展望で板谷峠を越えるところを撮影してやろうと思ったのに、閉められちゃった。
トンネルが多いから仕方がないのね。
それでも負けずに、隙間から撮影。
441Mは、板谷峠を登って行ったのでした。
峠駅(山形県米沢市)は、板谷峠の頂点。
ここからは逆に下って行ったのでした。
板谷峠を越えて、米沢駅(山形県米沢市)に到着。
ここで、13:40発の山形行普通443Mに乗り換え。
標準軌の単線を100km/hでかっ飛ばす電車に乗ると、
“山形へ来たんだなぁ!”って実感するのって私だけ?
443Mに2駅だけ乗って、最初の目的地に到着。
高畠駅(山形県東置賜郡高畠町)です。
とてもよい天気!
でも4月の初めにしては、かなりの暑さだなこりゃ。
半袖Tシャツ一枚だけで歩いていても、汗をかいてしまうほどでしたよ。
高畠駅で降りたのは、駅前にあるこのスーパーを訪問するため!
5年前に高畠駅を訪問した際には開店時間前で訪問できず、その後ずっと行けずじまいだったのでした。
あれ?
誰もいない。
先月末で閉店しちゃったんだってさ。
(近くにいた人に聞きました。)
5年越しの恋だったのに、わずか4日の差でフラれてしまったのね。
それでも手ぶらで帰るのは悔しいので、コンビニで羽陽辯天の本醸造をGET!
高畠町(糠野目)の地酒です。
失意のうちに、高畠駅へと戻ってまいりました。
温泉?
JR?
高畠駅の駅舎内には、温泉があるのです。
高畠駅の売店。
羽陽辯天のカップ酒と、米鶴のかっぱとをひさしぶりにGET!
玉こん!
高畠駅からは、14:47発の山形行普通445Mに乗車。
445Mに1駅だけ乗って、赤湯駅(山形県南陽市)にて下車。
赤湯駅からは、山形鉄道フラワー長井線に乗車。
青春18きっぷは使えないので、乗車券を購入いたしましたよ。
15:35発の荒砥行普通215Dに乗車。
単線非電化のローカル線に揺られて行きます。
赤湯駅から2駅だけ乗って、宮内駅(山形県南陽市)にて下車。
相変わらずの暑さでしたが、山から吹いてくる風が気持ちいい!
この風を浴びるために、わざわざ山形まで来たのですよ。
(ウソだろ飲みにきたんだろうが。)
古峯神社(栃木県鹿沼市)のお札を納める塔を発見!
火伏のおまじないで、会津地方でもよく見かけますね。
ここにお札を納めてあるみたいです。
スーパーを2軒回って、成果は樽平の雪むかえだけ。
東の麓や羽陽一献を入手できるかと目論んでいたものの、徒労でした。
駅へ戻っていた途中で、東の麓の蔵を発見。
お休みでした。
宮内駅へと戻ってまいりました。
駅舎は、おそらく国鉄時代のままですね。
窓口の右側が一段下がっているのは、こちらが荷物の窓口だったからでしょう。
その窓口で切符を買ったら、なんと硬券でしたよ。
この宮内駅には、“もっちぃ”なる、うさぎの駅長さんがいるのだそうです。
でもこの日、もっちぃ駅長はお休みでした。
トホホ・・・。
ホームがやたらと長いのは、国鉄時代の名残でしょうね。
構内踏切を渡るぜヤッホー!
屋根を支えているのは、古いレールでした。
“OH TENNESSEE 6040 ASCE 1922”と読めましたよ。
戦前のアメリカ製ですね。
その宮内駅からは、山形鉄道フラワー長井線の16:46発赤湯行218Dに乗って引き返しました。
赤湯駅へと戻ってまいりました。
その赤湯駅にあった売店で、東の麓の“なんどでも”なる純米吟醸酒をGET!
これ、宮内にあったスーパーでも見つけたのですが、古かった(あくまでも当方独自の入手基準に基づく評価です)ので入手を断念したお酒でしたよ。
この日の徘徊はこれで終わり。
このあとは、最終目的地である山形駅を目指すのみ。
しかし、ここで思案のしどころが!
この時点で、17時を回ったところ。
青春18きっぷで移動しているので、つばさ143号には乗れません。
次に来る普通電車は、17:48発。
17:48発の普通電車に乗ると、山形駅には18:21に到着します。
でも、つばさ143号に乗っちゃえば、17:46と35分もはやく着いちゃうんだよな。
あーあ、
はやく着きたいな~!
はやくおいしいものを食べたいな~!
しかたがない。
金で解決だ!
ということで、赤湯駅からは山形新幹線(実は在来線の特急)つばさ143号山形行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
新幹線(特急)に乗ると飲むクセがすっかり着いたダメ人間だ!
山形にかんぱ~い!
(バカじゃないの。)
つばさ143号に終点まで乗って、山形駅(山形県山形市)にて下車。
駅ビル内にある酒店で、羽陽辯天の生酒をGET!
これも高畠駅の近くにあったコンビニで見つけたものの、古かった(あくまでも当方独自の入手基準に基づく評価です)ので入手を断念していたお酒でした。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出します。
でも、いつもよりも人がまちがいなく少ないなこりゃ。
やってきたのは、もちろん“居酒屋伝七”さん。
晩酌コースを予約しておきましたよ。
塩蔵うどの煮物。
うどは生よりも塩蔵のほうが風味が凝縮されておいしいのですよ!
うるいとアスパラガスとホタテとのマヨネーズ和え。
アスパラガスが、皮をむいていないのにやわらかいことやわらかいこと!
うちの近所にあるスーパーで売っているやつなんかスジだらけだぜ。
ホタルイカとわかめ。
しょうがをおろさずにみじん切りにしてあることで、それがいい感じに効いておりますよ。
長芋の酢の物。
千切りだからシャキシャキで、まいう~♪
青菜(せいさい)と打ち豆との油炒めに、きゅうりのお漬物。
青菜は山形の伝統野菜で、打ち豆は大豆をたたいてつぶしておくことで水に浸す手間と時間とを省いてあるのだとか。
クリームチーズとふきのとう味噌を混ぜたもの。
これは酒が進んでしまう危険な食べ物ですぞ。
これらに合わせたのは、羽前桜川の辛口。
糖類酸味料フル添加なのになぜかおいしい不思議なお酒。
小国(山形県西置賜郡小国町)へ行ったのはたしか6年前だったけれど、また行きたくなってきちゃったぜ!
陶板焼き(加熱前)。
同(加熱後)。
たけのこまいう~♪
というか、野菜がどれもみなおいしいわ!
ここで、あら玉の改良信交使用の特別純米酒をいただきましたよ。
多収品種だったたかね錦(信交190号)の改良種として秋田県で育成されたものの、その後に長野県で育成された美山錦(これもたかね錦の改良種)に完敗して絶滅しかけた改良信交。
ところが、節(葉っぱの根元)と節との間隔が長いことが草履表(草履の足を乗せるところ)の材料として好都合だったとのことで、草履の生産地であった谷地(やち:山形県西村山郡河北町)では栽培され続けていたのだとか。
その谷地に蔵を置くのが、この“あら玉”を造る和田酒造さんなのでした。
この日のお刺身は、まぐろ(脳天)のづけ。
海のものには、海の酒。
東北泉の雄町純米生酒を燗でいただきました。
いかにも雄町らしいキリッとした味わい。
これはまちがいなく合う合う!
あう~!
〆は、きのこ汁。
しろしめじ、おおいちょう、ひらたけに、タケノコの姫皮が配合されているそうです。
きのこから出た出汁に、姫皮の香ばしい風味が相俟ってものすごくまいう~♪
あー、なにもかもがおいしかった!
いつ来ても、私に“安心”と“感動”とを提供してくださる居酒屋伝七さん。
ここに来ればまちがいなし!という“安心”。
そして提供して下さるお料理の味で、毎回毎回“感動”させていただけるのです。
ただ単に伝七さんのお料理の味が私の好みと合っているだけのことかもしれませんが、そうであるが故に、ときどき来たくなってしまうのですよ。
こうして、山形の夜は更けていったのでした。
★☆2020年4月5日(日)★☆
翌朝は、まるで冬の空。
昨日と打って変わって、冷えてきやがった。
山形では、桜は八分咲きといったところでした。
山形駅へとやってまいりました。
その山形駅からは、奥羽本線の普通電車に乗って苦界へと帰るのみ。
6:30発の福島行普通420Mに乗車。
この420M、これまではいつも部活動に行くジャージ姿の学生たちで賑わっておりました。
でもこの日は一人もいやしない!
420Mを終点の福島駅まで乗って、東北本線の電車に乗り換え。
8:12発の新白河行普通2132Mでした。
新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗り換え。
黒磯駅で、10:23発の宇都宮行640Mに乗り換え。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前10時半だというのにロングシートで飲み始めるダメ人間だ!
640Mに終点まで乗って、宇都宮駅へとやってまいりました。
お こ と わ り
いつもお読みいただいている皆さまにおかれましては、「またかよ。」と呆れていらっしゃることでしょう。
しかし、呆れられてもしかたがないほど、あたしゃ“アレ”が大好きなのです。
それ故に、あたしゃけっして宇都宮駅を素通りすることができないのですよ。
まずは、餃子像様に最敬礼!<(_ _)>
バスに乗って、東武駅前を目指します。
やってきたのは、もちろん三平食堂さん。
まずは生ビール。
(オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!)
この日のお通しは、ツナでした。
そして、野菜サラダ!
野菜がねェ、とってもおいしいのよォ~
(なんでオネエやねん。)
そしてもちろん、餃子をいただきます。
左がしそ餃子で、右が普通の餃子です。
普通の餃子。
餡がほぼ野菜で、噛むと野菜の風味がジュワ~!
これが食べたくて、あたしゃ決して宇都宮を素通りできないのですよ!
こちらはしそ餃子。
餡をしその葉で巻いてあることがわかります。
孤独のグルメ方式(こしょう+酢+ラー油)でいただきましたよ。
ビールを空けて、十一正宗の燗酒へと移行!
きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子とよく合うのですよ!
ごちそうさまでした。
三平食堂さん、毎度毎度のことながら思いっきり堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、東武デパートの地下で宇都宮産の味噌を買って、
オリオン通りを歩いて、宇都宮駅へと戻ろうとしたのですが、
二荒山神社をチラ見したら、桜がきれいに咲いているじゃあ~りませんか!
石段を登って確かめたら、散り始めのようでした。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
また来年も、桜の時期に宇都宮へ来られますように。
心が清々しくなったところで、二荒山神社の石段を下りて宇都宮駅へ向かって、
宇都宮駅からは、上野東京ラインのグリーン車に乗って、
“ピルスナー・ウルケル”を飲みながら帰ったとさ。
(まだ飲むのかよ。)
こうして、私の2020年の春は、終わりを告げたのでした。
あ、そうそう、
・カップ酒2個(いずれも再度購入)
・一合瓶1本(再度購入)
・300ml瓶4本
の旅でした。
そして帰ってからは、2日分遊んでもらいましたよ。
(友情出演)
まさしく、新型コロナウィルスなんて糞食らえ!と言わんばかりの山形旅でしたね。
by エクスプロイダー (2020-04-10 21:25)
今回はずっとお天気に恵まれた素敵な旅でしたね=(^.^)=
スーパーともっちぃは残念でしたが(*_*)
山形もたっぷり補給できて美味しいご飯も食べられて
良い旅でしたねぇ*\(^o^)/*
by ニッキー (2020-04-10 21:33)
僕も山形大好きで毎月行ってますが、
僕が住む宮城も旨い地酒がありますよ(^▽^)/
by johncomeback (2020-04-10 21:54)
ほんとにダメ人間ですね(笑)
私は何とか頑張って新幹線等は使いません。
でも美味しい料理と美味しいお酒が楽しめて良かったですね。
私も宇都宮の餃子で途中下車することが多いです。
by taka (2020-04-10 22:54)
大七のカップデザインが良いなあ〜〜
ちょっとレトロで昭和な感じが好みです。
そして外せない、玉こん!!!
あー、食べたいよぉ
ふふふ。最近は金で解決することを覚えてしまったようでww
そして定番餃子も予想しておりました!(笑)
黒猫ちゃんも安定の可愛さ^^
by リュカ (2020-04-11 12:08)
おぉ、めずらしく、いいお天気じゃないですか!!!
・・・って思ったけど、いろいろお休み多くて、帳尻合わせ?!(^0^;)
ま、うまいモンのためにお金で解決は、この世の定めでございますよ♪
by のらん (2020-04-11 14:29)
時間を有効に使うには、お金をかけることも大事ですね。晩酌セットが美味しそうですね。
by newton (2020-04-11 16:27)
いいなああああああああ。
遠出したいですぅううう。
by あとりえSAKANA (2020-04-11 19:38)
すごーい、よいお天気じゃぁあーりませんか!
そして今回も¥で解決して、宇都宮に寄り道して…
一瞬デジャブかと思いました。
“居酒屋伝七”メモしました^^v
ということで信州へのお越しもお待ちしてマッスル~
by よしころん (2020-04-11 21:20)
エクスプロイダーさん、糞くらえは言いすぎです。
正しく防御した上で外出すれば、問題ないと言ったところでしょう。
でも緊急事態宣言なる自粛策が発令されたとなりゃ、出かけることも憚られてしまいます。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:06)
ニッキーさん、私にとって山形はリフレッシュとエネルギー補給の場です。
今回も、十分に堪能させていただくことがかないました。
あー、次はいつ山形へ行こうかな。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:08)
johncomebackさん、隣県が山形県でうらやましい。
宮城のおいしいお酒、わかってますとも!
玉の緒の橋平さんとか、日高見とか、森泉とか、おいしいよね~!
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:10)
takaさん、おっしゃるとおり!
本当にダメ人間中のダメ人間なのです。
しかも宇都宮はけっして素通りできないのです。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:12)
リュカさん、高畠駅の駅舎は玉こんの鍋の香りが充満していて、どうしても食べたくなっちゃう状況なのでした。
それでもそこで飲まずに玉こんだけをたべた自分を褒めてあげたい!
金で解決は、今後自重しようと思います。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:14)
のらんさん、今年はもしかしたら、一回おきに晴と雨とがくりかえされるかも。
まあでも、楽しけりゃどっちでもいいんですけれどね。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:16)
newtonさん、実は計画段階からつばさに乗ってやろうと目論んでいたのでした。
だって、やっぱりはやくおいしいものにありつけたいですからね。
晩酌セット、居酒屋伝七さんではコースのみの扱いなので、あらかじめ注文しておいた次第でした。
でも、あれこれ注文することなくおいしいものがどんどん出てきて、しかもそれが2400円(税別)とけっしてお高くはないので、わたしにとっては願ったりかなったりでございますよ。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:19)
あとりえSAKANAさん、おたがいに緊急事態宣言発令区域内にいる以上、遠出はなかなか気が引けます罠。
でも近所にあるものの普段は行かないスーパーを回ってみて、その酒コーナーでめずらしいお酒を見つけて入手するってのも、なかなか面白いものでっせ。
おためしあれ。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:22)
よしころんさん、5/6まではおとなしくしていようと思いますが、それ以降には行きまっせ!
しなの鉄道沿線とか、小布施にも行きたくてしかたがありませんわ。
by skekhtehuacso (2020-04-11 23:23)
清酒にはこれ!的な料理の数々はどれも美味しそうで、欠乏症になるのは分かる気がします。
by タンタン (2020-04-12 06:00)
金で解決、いい言葉だなぁ^^
山形欠乏症も無事治癒で良かったですね
素通りできない餃子が気になります
雨、今回は降らなかったんだ
by さる1号 (2020-04-12 08:46)
そうなんですよ川崎さん!
じゃなくて、タンタンさん。
お酒もお料理もおいしいので、どうしてもまた行きたくなっちゃうのですよ。
by skekhtehuacso (2020-04-12 19:11)
さる1号さん、味をしめることなく、金で解決は自重したいと思います。
山形も宇都宮も、おいしくてしかたがありませんでした。
雨はねぇ、禍福は糾える縄の如しでしょう。
by skekhtehuacso (2020-04-12 19:13)
宇都宮の三平食堂や東武デパートは自宅から徒歩圏内です。
三平食堂の近隣にある文具店で買い物をします。
宮内駅のもっちぃ駅長・・・見たいです。
by ミスター仙台 (2020-04-12 21:33)
ミスター仙台さん、徒歩圏内なんてうらやましいわ!
もし自分が徒歩圏内に住んでいたら、こんなくだらないブログなんかやめて毎日通いたいところですよ。
上野文具店、いい感じのお店ですね。
入ったことはありませんが(いつも三平食堂さんへ直行するので)、老舗の佇まいは感じ取っておりましたよ。
by skekhtehuacso (2020-04-12 22:00)