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9946.鹿児島県の焼酎 ブログトップ
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《焼酎》216.しまっちゅ伝蔵 ワンカップ [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者:喜界島酒造株式会社
鹿児島県大島郡喜界町赤連2966-12

品目:本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料:黒糖(国内製造・ボリビア製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分:12度
内容量:200ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




喜界島酒造さんの黒糖焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》82.喜界島 20度 200ml【追記あり】
《焼酎》148.喜界島 25度 200ml
2回目はこちら

今日いただくこの“しまっちゅ伝蔵(でんぞう)”は、
12度の前割り
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常圧蒸留だってさ。
でもさ、黒糖焼酎の常圧蒸留って、米焼酎や芋焼酎ほど重さやクセが出ないように思うのって私だけ?
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オイオイ!
思いっきし“ワンカップ”だってさ。
いいのかよ?
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黒糖焼酎は冷やしていただくのが好みのワタクシ。
そこで冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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かすかに爽やか。
含むとそれがふんわりと広がります。

甘みがとてもしっかり!
黒糖の風味と香ばしさともよくわかる。
重さはないですね。
それでいてさっぱりしています。
水の風味も一応感じます。


甘みしっかりで風味ふんわりなのにさっぱりしている、おいしい前割り黒糖焼酎でした。

12度まで割ってあるのに風味や香ばしさを感じることができました。
就中、甘みがしっかり!
口当たりよくさっぱりしておりましたが、薄さは感じませんでした。

これ、うまいね!
前割りにする前のしまっちゅ伝蔵は、しっかりした風味のものなのかな?
手元には25度のものがあるので、楽しみです。

《焼酎》215.まんこい 30度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者:合資会社弥生焼酎醸造所
鹿児島県奄美市名瀬小浜町15-3

品目:本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名:黒糖(沖縄製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分:30%
内容量:360ml
(以上、ラベルより転記)




弥生焼酎醸造所さんの黒糖焼酎は、これまでに《焼酎》211.彌生 20度 360mlをいただいております。

今日いただくのは、まんこい!
“まんこい”は、“千客万来”という奄美の方言なんだってさ。
誰だぁ?、ニヤついているドスケベは!(オマエだろ。
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なんでもこのまんこい、
樫樽で貯蔵された熟成焼酎なんだってさ。
このうっすら黄色は、熟成による着色でしょうか?
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30度で二合ですからね、1日では飲み切れません。
今日明日と2日かけて、ちがう飲み方で試してみようと思います。
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それではいただきます。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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上立ち香、ウィスキーっぽい樫樽香をうっすらと感じます。
含むとそれがクセなくふんわりと広がります。

米の風味が鋭いね。
熟成感は穏やかです。
一方で黒糖の風味はほとんどわからないくらい。
角や重さはまったく感じません。
甘みは弱めながらにわかります。
スースーですが、ピリピリ感はありません。


次に、ロックで試してみました。
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トロリとした口当たり。
樫樽香が穏やかに鼻へ抜けて行きます。
軽い苦みがちょっと出ました。
風味はキリッと引き締まって、スッキリしておりました。


最後は、ちょい水足しの水割りで。
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香りがこれが最もはっきり。
風味は穏やか。角はまったく感じません。
やっぱりスッキリしていました。


まんこいは、樫樽熟成の風味が穏やかに効いていて風味がスッキリしたおいしい黒糖焼酎でした。

たしかに彌生がスッキリしていましたから、それを樫樽で熟成させてもスッキリ感は維持されているのでしょうね。
熟成の風味は穏やかで重さやしつこさがなく、いい感じでした。
ロックでトロリスッキリ、ちょい水足しの水割りで香りふんわりスッキリのおいしい黒糖焼酎でした。







そのまんこいと合わせた今日のエサはこちら。


今日は冷蔵庫の在庫一掃セール。
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全部刻んで、フライパンで炒めて、
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卵でとじて、
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かつおぶしをかけて、
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ソース。
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できあがり。
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粉のない粉もんってとこだね。
おいしゅうございました。
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ごちそうさまでした。
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雨が降っていたせいか、落ち着きがなかった黒猫のダンナでしたが、
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それでも遊んでいただけるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
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(友情出演)

《焼酎》214.浜千鳥乃詩 25度 100ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 奄美大島酒造株式会社
鹿児島県奄美市名瀬入舟8-21
製造所 鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2

品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名 黒糖(奄美大島製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分 25度
内容量 100ml
(以上、ラベルより転記)




昨日に引き続き、今日も“浜千鳥乃詩”(はまちどりのうた)をいただきます。
奄美大島酒造さんの焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》51.JOUGO(じょうご) 25度 100ml【追記あり】
2回目はこちら
《焼酎》53.高倉 100ml
《焼酎》121.奄美の結(あまみのゆい) 100ml
《焼酎》208.じょうご 12度 500ml【追記あり】
《焼酎》213.浜千鳥乃詩 A 20度 360ml

今日いただく浜千鳥乃詩は、25度。
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今日はいきなりちょい水足しの水割りで。
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黒糖の風味と香ばしさとをほんのりと感じます。
米の風味もかすかに感じます。
軽い苦みをちょっとだけ。
重さもやっぱりちょっとだけ。
甘みも弱めながらに効いていますね。


ちょい重で風味ほんのりでスッキリのおいしい黒糖焼酎でした。

風味や甘みが穏やかに効いていて、かつ重さもちょっとだけあって、飲み応えがありました。
それでいてスッキリしているので、飲みやすさも兼ね備えておりました。

おいしいね。
20度のものよりも風味がしっかりしているように思いました。
っていうかやっぱり、焼酎は、25度以上のものをちょい水足しでいただくのが風味が映えておいしいと思うな。
お酒好きの皆さま、この説、どうでしょうか?

《焼酎》213.浜千鳥乃詩 A 20度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 奄美大島酒造株式会社
鹿児島県奄美市名瀬入舟町8-21
製造所 鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2

品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名 黒糖(奄美大島製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分 20度
内容量 360ml
(以上、ラベルより転記)




奄美大島酒造さんの焼酎は、以下のものをいただいております。
《焼酎》51.JOUGO(じょうご) 25度 100ml【追記あり】
2回目はこちら
《焼酎》53.高倉 100ml
《焼酎》121.奄美の結(あまみのゆい) 100ml
《焼酎》208.じょうご 12度 500ml【追記あり】

今日いただくこの“浜千鳥乃詩(はまちどりのうた)”は、20度。
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“(A)”ってなんだ?
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まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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上立ち香はないものの、含むと華やかな香りをかすかに感じます。
それとともに、黒糖の風味と香ばしさとを穏やかに感じます。
透明感があってスッキリですが、重さも少し感じるよ。
苦みがあって、強くはないものの鋭さが少しありますね。
それにちょいピリです。


次に、ちょい水足しの水割りで。
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黒糖の香ばしさが映えますね。
しかも甘みも出て来ました。
重さは維持されています。
それでいてピリがとれて、とてもまろやかです。


最後はロックでいただきました。
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トロリとした口当たり。
ロックでありがちな苦みが出るね。
香ばしさと甘み、重さもよくわかる。
一方で、甘みは引くかな。


黒糖の穏やかな風味と香ばしさとを程よく感じることができた、おいしい黒糖焼酎でした。

スッキリしているけれど、風味豊かで飲み応えがありました。
やっぱり、甘みを感じることができた水割りが好みかな。








その浜千鳥乃詩と合わせた今日のエサはこちら。



“こどもピーマン”だってさ。
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肉厚ですね。
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細切りにして、
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耐熱容器に入れ、しょうゆ、みりん、かつお節をかけて、
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電子レンジ(1992年製)で3分加熱し、
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こどもピーマンのレンジ蒸しのできあがり。
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加熱してもシャキシャキ感残っていておいしい!
それに甘みもほんのり感じました。
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キャベツ。
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野菜が軒並み高値の中で、キャベツだけは安定していますね。
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豚ロース肉。
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キャベツと同じ大きさにカット。
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みそ大さじ2。
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その味噌を、みりんで溶いて、
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しょうが。
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しょうがは細かい賽の目切り。
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それを溶いた味噌へ投入。
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フライパンに油を引いて、
豚ロース肉を焼いて、
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肉に火が通ったら、
キャベツを入れてフタをして、1分待つのだぞ。
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キャベツに火が通ったら、
味噌だれを投入して、
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豚ロース肉とキャベツのしょうが味噌炒めの出来上がり。
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おいしい!
しょうがを賽の目に切ったことで、その粒を噛むたびにしょうがの香りが口の中に広がったのでした。
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ごちそうさまでした。
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日影でお休みだった黒猫のダンナ。
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それでも遊んでくださるのが、ダンナの懐の深さなのでした。
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(友情出演)

《焼酎》212.れんと 16度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者: 株式会社奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2

品目:本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名:黒糖、米こうじ(タイ産米)
アルコール分:16度
内容量:360ml
(以上、ラベルより転記)




奄美大島開運酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。
すっきりれんと たんかんフレーバー
《焼酎》162.れんと 16度 300ml 
《焼酎》207.れんと 25度 180ml

今日いただくのも、れんと。
16度の前割りでした。
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れんとは三回目なので、能書きはたれません。
冷蔵庫で冷やしたグラスでさっさといただきます。
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含むと香りほんのり。
水の風味と共に、米の風味を穏やかに感じます。
黒糖の風味はかなり弱め。
軽い苦みを少し感じて、少し鋭いかな。
でもクセや重さはまったくない。
甘みは弱いかな。


クセがなくて軽い苦みが引き締める、さっぱりスッキリの黒糖焼酎でした。
減圧蒸留だからか、飲みやすいね。








そのれんと16度と合わせた今日のエサはこちら。

キャベツ1/4。
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魚肉ソーセージ3本。
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ごま油で魚ソーを炒めて、
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キャベツを投入したのち、
酒、しょうゆ、おろしにんにく、中華のだしで味をつけて、
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卵2個でとじて、
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キャベツ魚ソー炒め卵とじ。
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まずくはない。
でも、酒じゃなくて、みりんを使ったほうが味に深みが出たかも。
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ごちそうさまでした。
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暑かったせいか、車の下でお休みだった黒猫のダンナ。
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それでも顔だけ出してくださったのでした。
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(友情出演)

《焼酎》211.彌生 20度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 合資会社弥生焼酎醸造所
鹿児島県奄美市名瀬小浜町15-3

品目:本格焼酎
原材料:黒糖(国内製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分:20度
内容量:360ml
(以上、裏に貼られたラベルより転記)




奄美大島の中心街“名瀬(なぜ)”に蔵を置く彌生焼酎醸造所さん。
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もうええわ!

今日いただくこの彌生は、20度でした。
20度モノは宮崎に多いけれど、奄美にもあったのね。
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品質表示は裏にもありました。
黒糖が奄美産ではなくて「国内製造」ということは、沖縄産を混ぜて使っているのかな?
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ところで、この彌生について、文献には以下の記述がありました。
常圧蒸留でつくるこだわりの黒糖焼酎。3年熟成のまろやかでさっぱりした口当たり、黒糖独特の甘い香りを楽しめる。」(※1)

常圧蒸留なのにまろやかでさっぱりしているのね。
これは面白そうですね。
さっそくいただいてみましょう。


まずは生(き)、
すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りはありません。

米の風味が最初に来ます。
黒糖の風味は弱めですが、香ばしさをほんのりと感じます。
甘みもほんのり。
軽い苦みがちょっとだけあるみたい。
重さはまったくありません。
20度だからでしょうか、ピリピリ感もまったくありません。


これはロックでしょう。
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トロミはほとんど感じません。

生よりも米の風味が映えますね。
黒糖の風味はやっぱり弱いまま。
軽い苦みと香ばしさとをちょっとだけ感じます。
甘みも弱いね。


スッキリしているがかろうじて風味を感じることができる黒糖焼酎でした。

軽い苦みと香ばしさとが、常圧蒸留らしさでしょうか?
でもかなりスッキリしていて、むしろ減圧蒸留のような風味でした。

飲みやすいけれど、風味が弱いね。
彌生は度数の高いものも入手しているので、味の結論はそれと比べてからだな。






ということで、
スッキリした常圧蒸留の彌生と合わせた今日のエサはこちら。


今日はどうしてもこんにゃくを食べたかったので、
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煮物にしてみました。
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10分ほど煮てから冷ましたことで、味がしっかり滲みました。
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ナス。
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焼かなすのごま酢和え。
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ナスがやわらかくてトロットロ!
今日のナスは当たりでした。
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卵4個で、
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出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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これはいつもどおり。
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ごちそうさまでした。
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(※1)『鹿児島の焼酎』p.081(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)


















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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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ありがとうね。
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(友情出演)

《焼酎》210.里の曙 三年貯蔵 25度 180ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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●製造者 町田酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町大勝3321

●品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
●原材料名 黒砂糖、米こうじ(米国産米)
●内容量 180ml
●アルコール分 25度
(以上、ラベルより転記)




先週末には、里の曙 三年貯蔵 25度 300mlをいただきました。

今日いただくものも、中身は同じ。
ちがうのは、内容量だけです。
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濃いめの水割りがおいしいことはわかっているので、
もちろん今日もちょい水足しの水割りでいただきます。
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接着剤香+キュウリっぽい青い香り。
米の風味が最初に来て、黒糖の風味は弱めですがほんのりわかる。
甘みも少し出てくるね。
重さやクセはまったくない。

おいしゅうございましたとさ。


ですが、
今日はここでおしまいではごさいません。

残りをソーダ割りにしてみましたよ。
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ああ、
狐狸庵閑話!
じゃなくて、こりゃいかんわ!

香りは辛うじて残るものの、風味が完全に飛んじゃった!
その分飲みやすいけれど、味も素気もない。


里の曙はやっぱり、ちょい水足しのやや濃いめの水割りがおいしいと思います。








その里の曙に合わせた今日のエサはこちら。



どうしても今日は牛肉を食べたかった酔っぱらい。
懐具合を勘案し、安い豪州産を買ってまいりました。
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これに合わせたのは、
メークイン。
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コウケンテツさんのレシピを参考にして、
最初に薄切り玉ねぎと肉とだけで煮て、
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追加で野菜を投入して煮て、
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肉じゃがの完成!
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弱火で時間をかけて煮たことで、メークインがねっとり。
塩気は薄味でしたが、その分素材の味がバッチリ!
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お肉は時間をかけて煮たことでやわらかくなっておりました。
安い肉でも、しっかりと煮ればおいしいね。
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とは言え、
青いものも食べたかったので、
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ピーマンのぬた(酢味噌和え)。
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これはまちがいない。
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ごちそうさまでした。
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ワタクシの通行を身を挺して妨害し要求を貫徹しようとなさった黒猫のダンナ。
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負けました罠。
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(友情出演)











でも、この時期は、
黒猫のダンナと遊ぶと、
腕が加山雄三みたいになっちゃうのよね。
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《焼酎》209.里の曙 三年貯蔵 25度 300ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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●製造者 町田酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町大勝3321

●品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
●原材料名 黒砂糖、米こうじ(米国産米)
●アルコール分 25度
●内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




創業は1991年。奄美地域で土木事業を展開する町田建設が地元の蔵元から後継者がいないことで請われて酒造免許を取得し焼酎製造を始める。」(※1)という町田酒造さん。

今日いただくこの“里の曙”は、三年貯蔵なんだってさ。
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へぇー!
麹米はタイ米じゃなくて、アメリカ米なのね。
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それはさておき、
この里の曙の味わいについて、文献では以下のように紹介されておりました。
減圧蒸留により、黒糖の香りよりもフルーティーな香りが中心。少し時間が経つと、フルーツ香がおさまりアルコール臭がほのかに立ってくる。口に含むとやわらかい甘みが広がり、後から軽い辛みが出てくる。なめらかな仕上がりで、すっーと切れていく。全体的にドライな仕上がり。ふくらみがあまりないので、お湯割りよりもロック、水割りで楽しみたい。初心者には飲みやすい黒糖焼酎。香り、味わいともおだやかで、合わせる料理の幅は広い。」(※2)

それではこの記述に従って、水割りやロックで試してみようと思います。


その前に、
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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盃に注いだ瞬間から、接着剤香がふわり。
それにキュウリのような青臭さもします。
含むとそれが口の中でパッと広がって、鼻へと抜けて行きました。

最初に米の風味が来ます。
黒糖の風味や香ばしさは感じません。
苦みや雑味はゼロ、重さやクセもまったくありません。
ただ、けっこうなピリピリです。


次に、水割りで。
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香りは生と同じ。接着剤香+青野菜の香り。
米の風味と共に、黒糖の風味らしきものが顔を出すね。
でも黒糖の風味はかなりひかえめで、香ばしさはありません。
甘みも少し出るみたいです。



最後は、ロックでいただきました。
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香りは生と同じ。
トロリとした口当たりで、米の風味に苦みを伴う鋭さが出できました。
水割りで感じた黒糖の風味は引くね。
甘みも弱い感じです。


香り豊かでクセのない、おいしい黒糖焼酎でした。

減圧蒸留らしい風味で、重さやクセとは無縁でした。
香りがものすごくはっきりで、接着剤香とともに青みのある香りが口の中で広がって鼻へと抜けて行きました。

ただ、黒糖の風味はかなり弱め。
言われないと黒糖焼酎だとはわからないかも。

私の好みは水割りでした。
夏の暑い日に、新鮮なお刺身と共にいただきたいな。
しかも欲を言えば、青い海の海岸で陽を浴びながらってのがいいかも。








その香りはっきりの里の曙と合わせた今日のエサはこちら。

またしても、
冷蔵庫内で賞味期限を徒過させてしまった油揚げ。
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冷蔵庫の残り物野菜を引きずり出して来て、
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炒めて、
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卵2個でとじて、
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油揚げ野菜炒め卵とじ。
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予想通りのおいしさでした。
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ごちそうさまでした。
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(※1)株式会社フード・ビジネス発行p.52『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.11』p.40(2003年11月 星雲社)






















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今朝7時頃、ジョギングへ出たときにはいらっしゃった黒猫のダンナ。
ところが戻ってきたら、どこかへ行っちゃっていやしない。

昼間もどこかへ行っちゃって、姿をお見せにならなかったのでした。
あちこち探してみたものの、ぜんぜん見つからない。

ところが、夕方になって食事の時間になると、
ちゃっかりと戻って来られたのよね。
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そりゃ、そうだよね。
よそでどんなに楽しいことがあっても、
おまんまだけは、我慢できません罠。
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(友情出演)

《焼酎》208.じょうご 12度 500ml【追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 奄美大島酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町1864-2

品目 本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名 黒糖(奄美大島製造)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分 12度
内容量 500ml
保存方法 直射日光や高温をさせて保存してください。
(以上、ラベルより転記)




奄美大島酒造さんの黒糖焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》51.JOUGO(じょうご) 25度 100ml【追記あり】
2回目はこちら
《焼酎》53.高倉 100ml
《焼酎》121.奄美の結(あまみのゆい) 100ml

仕込み水は、蔵から2キロメートルほど離れた名水「じょうごの川」の地下120メートルから汲み上げ、パイプラインで引き込んだ天然硬水。豊富なミネラルが、もろみの発酵を助けてくれます。」(※1)とあるとおり、川の名に由来する“じょうご(JOUGO)”。
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その今日いただくじょうごは、12度の前割りで、しかも500mlの大容量。
前割りで360ml(二合)ってのはよくあるけれど、500mlってのは初めてです。
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奄美大島酒造さんの特徴は、使用する黒糖の全てを奄美大島産のものにこだわっていること。
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以前じょうごをいただいた際に触れましたが、「2006酒造年度における黒糖焼酎業界全体の原料糖使用量は製成量から推計して約4,000トンと思われる。奄美では、黒糖焼酎の原料糖のほとんどを沖縄と外国に依存しており、地元奄美産の使用は全体の1割(300~400トン)程度と思われる。」(※2)とあるとおり、黒糖焼酎業界では主に外国産の黒糖に頼っているのだとか。

なぜ外国産に頼ってばかりなのか。
それはお値段が安いから。
このことについて、文献に以下のような記述がありました。
 「JOUGO」はもちろん、奄美大島酒造のお酒のすごいところは、原料の黒糖がすべて奄美大島産であることだ。ここで、奄美大島なんだから黒糖も奄美大島産じゃないの?と思ったとしたら黒糖素人。実は、黒糖を含む「糖」が訳ありの存在で、黒糖、ざらめ、白糖など、同じサトウキビからつくる砂糖でも、何をつくるか、どの地域でつくるかで国からの補助金があったりなかったりするのだ。
 その補助金の有無がお値段に反映されるので、黒糖づくりに補助金がついている沖縄県産の黒糖が一袋6500円だとしたら、奄美大島産は一袋1万円ぐらいになるらしい。ちなみに、ボリビアやタイでつくられる外国糖なら一袋4000円ほどとお手ごろなので、外国糖を選ぶ蔵もめずらしくない。とはいえ、地元産の黒糖で造られた焼酎を贔屓したくなるのが人情というもの。奄美大島酒造の場合は、関連会社に製糖工場を持っているので、地元産黒糖を使用した焼酎造りが、現実的に叶えられているのだ。」(※3)


★☆2022年6月25日追記★☆

また、このことに触れつつ他の焼酎と原料の価格を比較する記述を見つけました。
これによれば、奄美大島酒造さんが奄美産の黒糖を使用できるのは自社工場を持っているが故であることがよくわかります。

 焼酎原料となる黒糖は、サトウキビの搾り汁を煮詰めて石灰を加え凝固させたもので、糖蜜を含むため「含蜜糖」と呼ばれる。砂糖には、このほか、遠心分離機を使って、砂糖の結晶と蜜分とを分離させた「分蜜糖」という種類があるが、奄美では、政府の砂糖政策により、分蜜糖生産が優先されているため(製糖工場も分蜜糖生産に対応する設備となっているため)、焼酎原料の黒糖をつくるためにはかなり金もかかり、めんどうな状況にある。
 そのため、昭和五〇年ころまでは、奄美産が使われていたが、現在では、主に沖縄産のものを使うようになっている。沖縄での含蜜糖生産には補助金が出ている。焼酎原料としての購入価格は、沖縄産(含蜜糖)の場合、キロあたり単価の目安は、およそ、三〇〇円くらいである。
 仮に、奄美の製糖工場に含蜜糖生産を委託したとすると、沖縄産に比べてはるかに高価となる。キロあたり一〇〇〇円近くになるという試算もあるほど。
 焼酎原料のさつまいもはキロあたり四〇~五〇円、大麦(輸入)はキロあたり七〇~一〇〇円、タイ米はキロあたり一〇〇円前後という相場である。比較すれば、黒糖がいかに高いかがわかる。」(※4)


そんな頑張って地元産の黒糖にこだわっている奄美大島酒造さん。
そのじょうご(JOUGO)をいただいてみましょう。

黒糖焼酎ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
グラスも冷蔵庫で一緒に冷やしておきました。
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香りはないですね。

最初に甘みが来るよ!。穏やかでほんのりと感じます。
黒糖の香ばしさもあって、ふんわりと広がります。
軽い苦みがちょっとだけ。
重さやクセはまったくありません。
しかも口当たりがさっぱりしています。

おいしいね!
食事に合う。
口当たりがよく、アルコール香をほとんど感じません。
でもそれ故にスイスイと行けてしまうので、かなり危険ですぞ。








そのかなり危険なじょうご12度500mlと合わせた今日のエサはこちら。


3本で148円のナス。
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輪切りにして、フライパンへ。
油を吸うので、オリーブオイルをかけながら炒めました。
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火が通ったら皿へ移し、大根おろしをトッピング。
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これに合わせたは、
奄美大島産のしょうゆ。
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電子レンジで煮切った酢と合わせて、酢醤油にして、
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それをかけて、できあがり。
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おいしい!
大根おろしと酢醤油とでさっぱりといただけました。
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奄美大島産の味噌。
残り少なくなってまいりました。
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その味噌に、酢とみりんとをあわせて煮切ったものと、砂糖をまぜて、
酢味噌をこしらえた酔っぱらい。
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その酢味噌と合わせたのは、
ねぎとちくわ。
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ぬた。
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これもおいしい!
麦麹の香ばしい風味が最高でした。
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最後は、卵4個を使って、
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出汁巻き卵。
醤油はもちろん、奄美大島産のものを使用しました。
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まいう~♪
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ごちそうさまでした。
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(※1)鯨本あつこ・石原みどり『あまみの甘み あまみの香り』p.49-50(2016.08 西日本出版社)
(※2)山本一哉『奄美黒糖焼酎産業の動向』p.15(奄美ニューズレター 33号 p.13-19 2007.12 鹿児島大学)
(※3)(※1)p.44-45
(※4)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.11』p.37(2003年11月 星雲社)



















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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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今日は晴れてよかったね。
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(友情出演)

《焼酎》207.れんと 25度 180ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2

本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名/黒糖・米こうじ(タイ産米)
アルコール分/25度
内容量/180ml
(以上、ラベルより転記)




奄美開運酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。
すっきりれんと たんかんフレーバー
《焼酎》162.れんと 16度 300ml

今日いただくこの奄美黒糖焼酎“れんと”は、25度!
れんとはたしか、減圧蒸留でしたね。
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なお、“れんと(Lento)”は、
音楽の用語で「ゆっくりと」の意味だそうだ。
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しかもこのれんと、
3ヵ月間音響振動を与えながら「ゆっくりと」熟成させることで、軽快でほんのり甘口になるんだってさ。
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その辺のことは《焼酎》162.れんと 16度 300mlをいただいた際にまとめておりますので、興味がおありの方はどうかそちらをお読みくださいな。



それではいただきましょう。

まずはちょい水足しの水割りで。
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含むと、さわやかな風味をふんわりと感じます。

米の風味らしきものが最初に来ますね。
黒糖の香ばしさはかなり弱めです。
重さやクセはまったく感じません。
甘みはほんのりと感じます。


ちょいさわやかでスッキリキレイなおいしい黒糖焼酎でした。

クセや重さがまったくなくて、かなり飲みやすく感じました。
というか、黒糖の香ばしさすら弱めで、それでいて米の風味を感じましたよ。
しかも爽やかで、かつスッキリしておりました。

こういう黒糖焼酎もあるのね。
もちろん大歓迎!
でも、これはあらかじめ黒糖焼酎だと言われないと、減圧蒸留の米焼酎とまちがえそうですね。



次に、残りをロックでいただきました。
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トロリとした口当たり。
ちょっとピリッと来るね。
それに焼酎のロックでありがちな苦みが出ます。
風味は水割りと同じ。
でも甘みはロックのほうがはっきりかな。

ロックだと、ちょいピリで苦みが効いた味わいになりました。


水割りのほうが穏やかでいいね。
というか、黒糖焼酎は水割りのほうがおいしいのかな?







そのれんとと合わせた今日のエサはこちら。


またしても賞味期限を徒過してしまった油揚げ。
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お湯で油抜きして、水気を拭きとったもの。
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細切りにして、
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きゅうり、ねぎとともに、
中華風の和え物に。
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おいしい!
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やや大きめのナス。
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味噌炒め。
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これもおいしい!
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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ありがとうね。
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(友情出演)
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