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【お酒】1877.深山菊 カップ [20.長野県の酒]

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製造者 有限会社舩坂酒造店
岐阜県高山市上三之町105番地

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、高山の街中に蔵を構える舩坂酒造店さんの“深山菊(みやまぎく)”をいただきます。
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品質表示から察するに、普通酒でしょう。
それに小印の表示がないということは、佳撰クラス(かつての級別制度下における二級酒相当)なのでしょうか。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかに茶色がかっていて、透き通っておりました。
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うまみは濃くもなければ、淡くもないですね。
重いね、枯れた感じもするから、これって熟成感かな?
それに渋みが重なるようです。
米のうまみはわかりませんでした。
キレはとてもよく、透明感がバッチリです。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロではないものの、ごくかすかです。
でもスースー感は少しはっきりしております。
ピリピリ感はありません。

甘みはちょいはっきりかな。
べとつかないものの、幅を少し感じます。


ちょい枯ちょい重ちょい渋ちょいスースッキリやや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の感想ですが、荒め(粗め?)の味わいを、アル添の効果で和らげているように感じました。

そういえば、
これまでにいただいた飛騨や美濃北部(郡上市)のお酒の佳撰クラスって、こういう荒め(粗め?)なのに透明感があってやや甘口のお酒が多いように思いますよ。
もしかしたら、この地域で好まれている何らかの“味”(料理か?、あるいは調味料か?)に合うように造られているのでしょうか?
あくまでも、私の予想ですけれどね。

《焼酎》163.三岳 25度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造元:三岳酒造株式会社
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2625-19

本格焼酎
原材料:さつまいも、米こうじ(タイ米)(米こうじ好適米)
アルコール分25%
内容量200ml詰
(以上、包装フィルムより転記)




屋久島で焼酎を造る三岳酒造さんの焼酎は、これまでに以下のものをいただきます。
158.三岳 25度 360ml【翌日追記あり】
159.愛子 25度 200ml

今日いただくこの三岳は、容量こそ異なるものの、158.三岳 25度 360ml【翌日追記あり】と同じ中身でしょう。
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同じ中身でしょうから、味わいはわかっております。
それ故に、さっさといただいてみちゃいましょう。


まずは半量をお湯割りで。
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ものすごくやわらかいわー!
重さゼロ!、雑味もゼロ!
これが芋焼酎かよ!、って思うくらいやわらかいわー。
それでいて、芋のふっくらした風味をふんわりと感じます。
お湯割りで出がちな酸味はあるものの、弱めですよ。


そして、残りの半量をロックでいただきます。
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アルコール香とともに、芋のふっくら感がよくわかります。
ロックでありがちな苦みはわかりますが、弱めです。
引き締まっているものの、甘みはわかります。


三岳はやっぱりおいしいね。
私はどちらかと言うと、さつま白波みたいなどっしりとした重みのある芋焼酎が好きなのです。
でもこの三岳は、とてもやわらかくてきれいなのに、芋のふっくらした風味をふんわりと感じることができるおいしい芋焼酎だと思いますよ。

ああ、またいつか屋久島へ行きたいな。






そんなやわらかくてきれいな三岳と合わせた今日のエサはこちら。

ナスを食べたかったので、ナスの味噌炒め。
味噌は愛知県の赤味噌(豆味噌)を使いました。
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刺身も食べたかったので、安物のまぐろを買ってまいりました。
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それを大分の“りゅうきゅう”風に仕上げてみましたよ。
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“りゅうきゅう”ってのは、あたしゃ安物の刺身でもおいしくしてくれる調理方法だと思いますよ。
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ごちそうさまでした。








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雨がやんでよかったね。
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(友情出演)

《焼酎》162.れんと 16度 300ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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株式会社奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2

本格焼酎
原材料/黒糖・米こうじ(タイ産米)
アルコール分/16度
内容量/300ml
(以上、ラベルより転記)



おまっとさんでした!(キンキンより)

喉の痛みは完全に消え去りました。
いやー、医学の進歩はすごいねぇ!
あれほど痛かったのに、処方された薬を飲んだら、きっちりと治っちゃったんだからさ。


もちろんその間は禁酒・・・・!

と言いたいところですけれど、

ごめん!
ビールは飲んじゃった。
ピタッと止められない自分が情けない。

健康保険制度を使っているのだから、もし酒のせいで治らなかったら保険料を払っている人たち全体に迷惑がかかるというのにね。
この場にて、お詫び申し上げます。
 陳謝!
<(_ _)>


まあでも、治ったからには、めでたしめでたし!
今日からは、またじゃんじゃん飲みまっせ!!





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今日は、奄美大島で造られた“黒糖焼酎”をいただきます。
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造っているのは、奄美大島開運酒造さん。
かつてすっきりれんと たんかんフレーバーをいただいております。
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もともとは、「結婚式場・宴会場を経営するサービス業からの参入」(※1)であって「名瀬市の戸田酒造所から経営を引き継ぎ。96年に奄美大島開運酒造として新たに出発。(中略)翌97年には、水の重要性を考え、社長、渡博文さんの出身地でもある宇検村に工場を稼働させた。」(※2)のだとか。


その奄美大島開運酒造さんが造る黒糖焼酎“れんと(Lento)”は「音楽用語で「ゆっくりと」の意」(※3)であって、「貯蔵タンクに音響振動を与えじっくりと熟成させたやさしい香りとライトな飲み口が特徴の黒糖焼酎。」(※3)なのだとか。
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そういえば、これまでにワタクシがいただいたお酒や焼酎の中では、音楽を聴かせて仕込んでいる蔵元さんは、喜多方の小原酒造さんと、鹿児島で麦焼酎を得意となさっている田苑酒造さんとがございました。
複数の蔵元さんが実践なさっているということは、きっと一定の効果があるのでしょうね。

一方、れんとの“飲み口”については、たしかに他の文献にも、「減圧蒸留で飲みやすい」(※4)のみならず、「よい香りを出す酵母とよい味を出す酵母で造った原酒をブレンドし、今までの黒糖焼酎にはない味と香りを追求した。また、丸3ヵ月間音響熟成させることで、分子が小さくなり焼酎の飲み口がまろやかになる」(※1)、とか、あるいは「減圧蒸留により黒糖の香りは少なく、メロンのようなフルーツ香が前面に出てくる。弱いアルコール臭が香り全体をコーティングして軽快な印象にまとまっている。ほのかな甘みが口中に広がる。ライトな仕上がりだが、全体的にバランスよくまとまっている。」(※5)といった、飲みやすさを追求した商品である旨の記載がありましたよ。


要するに、軽めで甘口の焼酎ってことね。

でもさ、飲み口についていくら説明されても、実際に自分の舌で味わってみなければ本当の味はわかりませんよね。
それ故に、さっそくいただいてみたいと思いますよ。


飲み方については「お湯割りよりもロックあるいは水割りに向く。」(※5)とありましたが、このれんとは16度の前割りです。
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そこで、冷蔵庫で冷やしたものをそのままいただきます。
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香りがありますね。
上立ち香はないものの、含むと花っぽい香りをふんわりと感じます。

アルコールの辛みが最初に来ますね。
でも、重さや雑味はなくてきれいな味わいです。
黒糖由来と思われる香ばしさがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
甘みはほんのりでしつこさはないものの、舌に当たる感じがシャープです。


穏やかだけれどもキリッと引き締まった、爽やかな黒糖焼酎でした。
香りがありましたが、穏やかで奥ゆかしい感じでした。
アルコールの辛みと香ばしさとが引き締めておりましたが、これも穏やかでした。
甘みもほんのりでいい感じでした。

これは夏の暑いときにピッタリじゃないの?
焼酎ですから清酒のようなうまみはないものの、鼻を抜ける風味が爽快でした。
これはスイスイと行けてしまいましたぞ!

燗でも試してみようと思ったのですが、後の祭り。
スイスイと行けてしまい、あっちゅう間でございましたとさ。
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そのれんとにあわせた粗末なエサはこちら。

今日もまた、豚ロース肉。
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両面にこしょうと小麦粉とをまぶしておきます。
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合わせた野菜は、玉ねぎとしめじ。
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調味料は、酒(左)と味噌(右)。
上記の通り、れんとは甘口だとの情報を得ておりましたので、合わせる料理には甘味の素となる砂糖やみりんは使いませんでした。
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なお、味噌は九州の麦味噌を使いました。
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その酒と味噌とに、にんにくの賽の目切りを合わせました。
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これらを混ぜ合わせて、“味噌だれ”を準備しておきます。
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火はやや強めの中火。
しょうが焼きを作った際は焦げ目をつけないようにするために弱火で調理いたしましたが、味噌を使う場合は軽い焦げ目が付くことで香ばしさが出るのです。
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その中火にかけたフライパンで、豚ロース肉を焼きます。
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火が通ったら裏返して、野菜を投入。
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野菜に半分くらい火が通ったところで、味噌だれを投入。
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水分が飛んだら、“豚ロース肉の味噌だれ焼”の完成です。
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味噌の風味がガツンと来るね。
にんにくもうまく働いていますよ。
また甘味(砂糖・みりん)を使わずに作ったことで、れんとの甘みが引き立ったようでした。
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ごちそうさまでした。








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黒猫のダンナは、連日の雨に不機嫌気味でしたとさ。
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(友情出演)

(※1)株式会社フード・ビジネス発行p.58『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)(※1)p.56
(※3『鹿児島の焼酎』p.081(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部))
(※4)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.11』p.9(2003年11月 星雲社)
(※5)(※4)p.40

病気になってシマッタの記 [雑感]

病気と言っても、例のアレではございません。



10月3日(土)
朝起きたら、喉が痛かったのよ。
そういうことはたまにあるので、その時点ではそれ以上悪化するとは思わなかったのでした。

ただ、今思うといつもよりひどかったね。
食べ物を飲み込むと痛いし、
声を出すとピリピリと痛むのでした。



その日の深夜。

初めてのことだね。
自分の“いびき”の音で目が覚めたのは。

もう一度寝ようとしてあおむけになると、今度は鼻がつまって呼吸ができなくなってしまったのでした。
これは横向きに寝ることで改善しました。
ただ、鈍い痛みを鼻の奥で感じるようにはなっていたのでした。
それでも鼻水はまったく出ず、くしゃみもしないのよ。

そのうち、耳までおかしくなってきやがった。
新幹線に乗っていてトンネルに入ったときや、飛行機が急降下するときに起こるような“耳ツン”の状態がずっと続いてしまったのでした。

一方で、体温は36度台前半のいわゆる“平熱”のまま。
倦怠感はなく、むしろ休日の日課であるジョギングだっていつもどおりしていたくらい元気でした。
食欲も旺盛で、酒(焼酎)の記事を書けたほど味覚も嗅覚も正常でした。



日曜日はそのまま過ごしたのですが、今日(10月5日(月))になってもおさまらないどころか、痛みがひどくなってしまったのでした。

そこで耳鼻科を受診しようと思い、午前中に電話を掛けたところ、なんと夕方の16:30以降なら診察可能とのこと。
時節柄、風邪の症状がない患者とある患者とで診察時間を分けているが故の順番待ちなんだってさ。
それでも受診をお願いし、予約を入れておいたのでした。



16:30に耳鼻科へ到着したのち、15分ほど待って診察開始。

先生によれば、耳と鼻とには異常はないとのこと。
でも喉の腫れがかなりひどくて、それが耳と鼻とへ影響を及ぼしているのだとか。

そこで抗生剤や炎症を抑える薬、それに痛み止めなど、4種類の薬を処方されたのでした。
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あーあ、

昨日の記事でも書きましたが、オイラは普段から4種類の薬を服用しているのよね。
そこへ“倍率ドン!さらに倍!!”(巨泉より)の薬を飲まなきゃいけないなんて、これじゃあたかも合法的な薬漬けの如くです罠。



そこで、みなさまにお知らせ。

お酒の記事は、今週末までお休みいたします。

少なくとも10月9(金)まではお休みとし、その時点での回復状況を考慮してそれ以降再開するかどうか決めたいと思います。

味覚と嗅覚とに異常を感じてはおりませんので、お酒の記事を書こうと思えば書けるのです。
でも、もしかしたら処方された薬を服用することで正常な味覚と嗅覚とを持ち続けることができなくなってしまい、それを自分で自覚できていないままお酒の記事を書くことになってしまうかもしれません。
そんないいかげんな状態で記事を書いたのでは、(ただでさえ失礼なことを書いているのに)お酒に対して失礼を重ねることになってしまうことでしょう。


お読みいただいているみなさまにおかれましては、どうか再開までお待ちいただきたく存じ奉ります。



ごきげんよう!
あ~酒臭かった!(40) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

《焼酎》161.さつま国分 25度 360ml 【翌日追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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国分酒造株式会社
鹿児島県霧島市国分川原1750

本格焼酎
原材料:さつまいも 米麹(国産米)
アルコール分:25度
容量:360ml詰
(以上、包装フィルムより転記)




70年、鹿児島県国分市と姶良郡の焼酎メーカー10社が加治木酒造協業組合を設立し、共同ビン詰め工場を建設。この時点で一部協業化事業だったが、86年、製造免許の一本化に賛同した6社により、国分酒造協業組合が設立。」(※1)という、もともとは複数蔵の協業組合として出発なさった国分酒造さん。
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これまでに、以下のものをいただいております。
89.さつま国分 15度 200ml
137.さつま国分 20度 360ml

今日いただくこの芋焼酎も同じくさつま国分ですが、これは25度でした。
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代表銘柄で、白麹を使用した焼酎。霧島山系の清らかな伏流水を仕込みに使用している。甘口ですっきりとした味わい。」(※2)とか、あるいは「すこし甘口、穏やかな表情の味わいを持つこの「さつま国分」」(※3)といった記述から察するに、甘口で穏やかな味わいなのでしょう。
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

なお、25度で二合詰ですから、今日は半分の一合のみをいただきます。
残りは今日中に加水して“前割り”にし、明日それをいただきます。
その感想は、この記事に追記します。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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やっぱりスースーで、ちょいピリだね。
それでも芋のふっくら感がしっかりしています。
甘みもじんわりと感じます。
重さはなく、苦みもありません。


次に、お湯割りで。
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芋の風味が最初に来るね。
ふっくらで、とても穏やかです。
酸味は出るものの、弱めです。
重さはなく、スースーやピリも引きました。


この日の最後は、ロックで。
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ロックで出がちな苦みはありますが、強くはないですね。
一方で、風味に華やかさが少し出るみたいです。
それが芋のふっくら感とともに風味を形成しています。



生だとスースーちょいピリでしたが、お湯割りでふっくら感を、そしてロックだと華やかさがちょっと出るおいしい芋焼酎でした。
軽めの口当たりでしたが、それでも風味をふんわりと感じておいしくいただけました。










その軽くてふんわりの芋焼酎と合わせたのは、



あーあ、
かわいそうな貧困中年男性(独身)だこと!

今日は“もやし”しか買えなかったんだってさ。
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もやしはしっかり洗ったほうがおいしいね。
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冷蔵庫に残っていたしめじ、にんじん、キャベツの芯を刻みます。
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昨日で賞味期限が切れてしまった油揚げも同じく刻みます。
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調味料は、九州の甘いしょうゆに、さけ、中華の顆粒だし、
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そしてこしょう、刻みにんにく、愛知県の赤味噌(豆味噌)を使います。
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これらをフライパンで炒めて、
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とろみもつけてみちゃったりなんかしちゃったりして。
でも、緑色が欲しかったな。
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愛知県の赤味噌(豆味噌)を使ったことで、味に深みが出ましたとさ。
豆板醤や甜面醤なんかそろえても、どうせ冷蔵庫の肥やしになるだけ。
普段から味噌汁で使っている味噌でも、深い味を出すことは可能なのですよ。
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あーあ、
かわいそうな貧困中年男性(独身)だこと!

人間ドックの結果は、Fラン(要医療)だってさ。
Fランなんて、大学入試の模試でもとったことがなかったのに。
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“要医療”なのは、“逆流性食道炎”
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そのせいで、飲まなきゃいけない薬がまた一つ増えましたとさ。
でもこの薬、ものすごくよく効くんだぜ!
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それにしても、通院先と飲まなきゃいけない薬とが増えるのは、面倒なことですよ。
あたしゃただでさえ、月一で精神病院へ行ってこれらの薬を処方してもらわないと日常生活をまともに送ることすらできないキチガイだというのにさ。
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さらには春になったらこの薬で花粉症を抑えるために、もう一軒医者のハシゴをしなけりゃならないし。
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人間ってのは、ほんとうにメンドウな生き物だぜ!
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(友情出演)

(※1)株式会社フード・ビジネス『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.17(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)『鹿児島の焼酎』p.085(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
(※3)『庶民価格でうまい! 芋焼酎はこれで決まり』p.42(2005.5 洋泉社ムック045)







★☆ 翌 日 ★☆

前日一合分を飲み終えたものに、水90mlを足して、濃いめの“前割り”にして冷蔵庫で寝かせておきました。
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その前割りを、まずは冷蔵庫で冷やしたままでいただきます。
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かすかにスーですが、それがかえって爽やかです。
一口含むと芋の風味が穏やかに広がり、甘みがそれに続きます。
苦みや重さはありません。

これ、いいね!
ほんのりと甘口で爽やかですよ。
夏の暑い日の食事時にはピッタリでしょう。


最後は、残りを燗にしてみました。
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かすかなスースーは冷やしたものと同じです。
ですが燗だと最初に甘みがくるみたいです。
それに芋の風味が穏やかに続きます。
酸味は出るものの、弱めです。
重さや苦みはありません。

これもうまいね。
スッキリしていて甘口で、口当たりよくいただけましたよ。


前割りにしたことで、爽やかですっきりとした味わいになりましたよ。
さつま国分は確かに軽くて甘口でしたが、前割りでもそうでなくてもおいしくいただくことができました。




そのさつま国分の前割りに合わせた粗末なエサはこちら。

本当はオイルサーディンを食べたかったのですが、近所にあるスーパーでは一缶500円もしたので断念。
比較的安価な(150円)さんまの蒲焼缶に変更したのでした。
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さんまの蒲焼缶でしたら、あたしゃやっぱり“さんまざく”。
うざく(うなぎの蒲焼の酢の物)の代用です。
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そして、さつまいもとなるとの煮物(打ち豆入り)。
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さつまいもは、今日はホクホクとねっとりとの中間の煮具合でした。
前回と同様に弱火で煮ましたが、だしがさめないうちに芋を投入したことで、ねっとりになりきらなかったのかも。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

撮影しようとしたら、怒られてしまいました。
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仰せの通りにさせていただきましたとさ。
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(友情出演)

【お酒】1876.白真弓 飛騨乃 やんちゃ酒 本醸造 辛口 カップ [21.岐阜県の酒]

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製造者 有限会社蒲酒造場
岐阜県飛騨市古川町壱之町6-6

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




手元にあった蒲酒造場さんのお酒は、これが最後。
これまでに、以下のものをいただいております。
1463.白真弓 飛騨やんちゃ男酒 カップ
1873.白真弓 カップ(佳撰 芳醇)
1874.白真弓 上撰 カップ(佳撰 金紋?)
1875.白真弓 飛騨の合掌の郷 どぶろく祭 にごり酒CUP

今日いただくこのお酒は、辛口の本醸造なんだってさ。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわかりませんでした。
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燗をつけると、アルコールの香りがかすかに立ちました。

うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみはわかりますが、広がりません。
渋みが効いていて、重さは少し感じるものの鋭さは感じません。
酒臭さはかすかで、熟成感はないですね。
キレはとてもよく、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめでしょうか。
すっぱさは弱めですが、鋭さはわかります。
でも、スースー感は満載ですぞ。
ピリピリ感はありません。

甘みはちょっとだけはっきりかな。
厚みはないものの、じんわりとわかりますね。


やや淡麗で渋スーちょい甘口のお酒でした。
“辛口”とありましたが、私にはちょい甘口に感じました。
アルコールの風味と渋みとを指して“辛口”なのかな?
双方ともよくわかりましたが、突出しているというほどではないようでした。

おいしいかと問われれば否でしょうけれど、食事とは合うと思いました。
特に脂っぽい食べ物とであれば、きっと相性がよいことでしょう。

出かけるのも大変だ [雑感]

前回の徘徊から、すでに一か月以上が経過してしまいました。

今月下旬には次の徘徊に出かける予定ですが、このご時世、その計画立案がまあ大変だこと!

予約した飛行機は、こっちの都合も聞かずに勝手に運休しちゃうし。
バスは減便しやがるし。
鉄道は、区間運休だとよ。

これじゃいくら計画を立てても、リスケによるリスケのくりかえしじゃないか!


というわけで、今夜はそのリスケに手間取るでしょうから、これにして失礼。