SSブログ
20.長野県の酒 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

【お酒】2055.北安大國 カップ [20.長野県の酒]

24097.JPG24098.JPG
製造者 北安醸造株式会社
長野県大町市大町2340-1

アルコール分:15度
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)醸造アルコール
内容量180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




北安醸造さんのお酒は、かつて1348.北安大國(ほくあんだいこく) 濃醇原酒 300mlをいただいております。

今日いただくこのカップ酒は、普通酒でした。
24099.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
24100.JPG


燗をつけると、アルコールの香りが少し立ちました。

うまみはやや淡め。
枯れていて、少し粗いかも。
米のうまみはふんわり。
渋みがあって、強くはないものの鋭いですね。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みははっきり。
けっこう厚め。


やや淡麗でちょい枯ちょい渋ちょいスースッキリ甘口のお酒でした。

アル添多めなのか、けっこう軽くてスッキリしていました。
ちょい枯ちょい渋でしたが、突出はしていませんでした。

食事と合うお酒。
私はししゃもフライ(値段からしてカラフト-のほう)と合わせましたが、いい感じでした。

【お酒】2054.御湖鶴 辛口純米酒 アルミ缶 [20.長野県の酒]

24093.JPG
製造者 磐栄運送株式会社
福島県いわき市泉町下川字大剣1番97

製造場 磐栄運送株式会社 諏訪御湖鶴酒造場
長野県諏訪郡下諏訪町3205番17

アルコール分/16度
原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)
精米歩合/麹米60%掛米70%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)





このお酒、製造者と製造場とが別記になっておりました。
しかも製造者は、いわきの運送会社なんだってさ。
24094.JPG

私の手元にあった文献には、御湖鶴の製造元は菱友酒造さんとありました。
でも、蔵元さんのWebsiteには、「信州下諏訪の日本酒「御湖鶴」は、2017年の事業停止後、多くの皆様からのご支援により、2018年10月より仕込みを再開、初年度の試験醸造実施後、老朽化の激しかった蔵を解体、新築し、2020年1月より仕込みを本格稼働させました。」とありましたよ。
いわきの磐栄運送さんが買い取って再建なさったのでしょうね。

そんなこの御湖鶴は、辛口純米酒なんだってさ。
24095.JPG


純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
24096.JPG


燗をつけると、お酒の甘い香りがフワッと漂ってまいりました。

うまみはやや濃いめ。
酒臭さ(ほめ言葉です)がふんわりと広がります。
米のうまみは厚みはないものの、舌の上を突いてくるみたいです。
渋みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱く、鋭さもそれほど感じません。
でもちょいスーで、ちょいピリです。

甘みはひかえめ。
かなり弱めです。


やや濃醇でちょい渋ちょいスーちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。

酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)と米のうまみとで、飲み応えがありました。
ちょい渋でちょいピリでしたが、突出することなく味わいを引き締めておりました。
しかもちょいスーでキレがよく、かつ辛口でキリッとしておりました。

これはうまいね!
あたしゃどちらかというと純米酒よりもアル添酒のほうが好みですけれど、こういうキレがよくて辛口なのに飲み応えのある純米酒は好きだなぁ。

【お酒】2053.金蘭黒部 カップ [20.長野県の酒]

24084.JPG
製造者 株式会社市野屋
長野県大町市大町2527番地イ号

内容量 180ml
アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




黒部観光の玄関口にあたる大町市。慶応元年創業の市野屋は、市街地の街並みの中に酒屋の象徴でもある高い煙突をそびえ立たせる。もともと土地の庄屋でもあった蔵元の福島家。最初は「福正宗」と銘打った酒を醸していたが、昭和6年、「富久蘭」と改めた。しっかりとした味わいの酒として地元に愛されてきたが、昭和38年、黒部ダム建設を記念して、新たに「金蘭黒部」を加えた。現在の中心銘柄である。」(※1)という金蘭黒部。

今日いただくこのお酒は、普通酒でした。
24085.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
24086.JPG


うまみは淡め。
淡めながらにも酒臭さ(ほめ言葉)をふんわりと感じます。
米のうまみも、かなりうっすらながらにわかります。
軽い苦みがちょっとありますね。
キレはよいです。

酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんど感じないくらい。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなり弱めですが、その存在はわかります。


淡麗ちょい苦ちょいスースッキリやや辛薄口のお酒でした。

薄口で、お酒だけだとちょっとつらいかも。
でも食事とはよく合いました。
もしかしたら、濃い味の食べ物と合わせることを目的としているのではないでしょうか?
刺身とか生野菜とかじゃ、合わないだろうなぁ。

(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.166(2008.5 信濃毎日新聞社)

【お酒】1877.深山菊 カップ [20.長野県の酒]

20983.JPG20984.JPG
製造者 有限会社舩坂酒造店
岐阜県高山市上三之町105番地

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、高山の街中に蔵を構える舩坂酒造店さんの“深山菊(みやまぎく)”をいただきます。
20985.JPG
2020sum136.JPG
2020sum137.JPG

品質表示から察するに、普通酒でしょう。
それに小印の表示がないということは、佳撰クラス(かつての級別制度下における二級酒相当)なのでしょうか。
20986.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかに茶色がかっていて、透き通っておりました。
20987.JPG


うまみは濃くもなければ、淡くもないですね。
重いね、枯れた感じもするから、これって熟成感かな?
それに渋みが重なるようです。
米のうまみはわかりませんでした。
キレはとてもよく、透明感がバッチリです。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロではないものの、ごくかすかです。
でもスースー感は少しはっきりしております。
ピリピリ感はありません。

甘みはちょいはっきりかな。
べとつかないものの、幅を少し感じます。


ちょい枯ちょい重ちょい渋ちょいスースッキリやや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の感想ですが、荒め(粗め?)の味わいを、アル添の効果で和らげているように感じました。

そういえば、
これまでにいただいた飛騨や美濃北部(郡上市)のお酒の佳撰クラスって、こういう荒め(粗め?)なのに透明感があってやや甘口のお酒が多いように思いますよ。
もしかしたら、この地域で好まれている何らかの“味”(料理か?、あるいは調味料か?)に合うように造られているのでしょうか?
あくまでも、私の予想ですけれどね。

【お酒】1865.牧水 本醸造 生酛造り カップ [20.長野県の酒]

20761.JPG20762.JPG
製造者 武重本家酒造株式会社
長野県佐久市茂田井2179
内容量180ml
(カップの印刷事項より転記)

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合65%
アルコール分15度
長野県産美山錦100%使用
(フタに貼られたラベルより転記)




武重本家酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
802.御園竹 カップ二回目はこちら
1717.御園竹 濃醇旨口生酛原酒 蔵内生熟成 限定品 生酒 常温熟成 二〇一九年醸造 ひやおろし アルミ缶

今日いただくこのお酒は、生酛造り本醸造なんだってさ。
また製造時期(「当該清酒を販売する目的をもって容器に充塡し密封した時期」(※1))とともに、“出荷年月”が表示されておりましたよ。
20763.JPG
20764.JPG


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はわずかに茶色がかっていて、透き通っておりました。
20765.JPG


うまみはやや濃いめでしょうか。
最初に熟成感が来て、角はないもののの重さを少し感じます。
米のうまみは弱いね。
苦みがわずかにあって、弱めですが鋭さを少し感じます。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めで、鋭さはないみたいです。
一方でスースー感は少しはっきりです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめですね。
弱めではあるものの、幅を少し感じます。


やや濃醇で枯ちょい重ちょいスースッキリやや辛口のお酒でした。
枯れていて重さを少し感じますが、キレがよくてスッキリでした。
ただ、ペラペラ感がちょっとあるかな。
まあでも、きっと濃い味の食べ物とは合うのでしょう。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年11月22日国税庁告示第8号)3(2)

【お酒】1863.初鶯 本醸造 180ml [20.長野県の酒]

20742.JPG
木内醸造株式会社
長野県佐久市大沢985

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合65%
180ML詰
(瓶の印刷事項より転記)




品質表示から察するに、このお酒はきっと、3日前にいただいた1861.初鶯 ウグイスカップ 本醸造と同じ中身でしょう。
20743.JPG

本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、やはりこれもわずかにわかる程度でした。
20744.JPG


ああ、
このやや淡めで苦みがちょっと効いている感じ、覚えがありますよ。

これはまちがいなく同じ中身でしょう。
やや淡麗でちょい苦やや辛口のお酒でした。


めでたしめでたし。


















なーんてね。
これで終わったんじゃ、2013年8月から7年以上も酒ブログを書いているにもかかわらず、まったく芸がない。

ウグイスカップをいただいた際には、「揚げ物など、ジャンクっぽい食べ物」と合わせた方がよいのではと書いて締めくくりました。

本当にそうなのでしょうか?
だったら、同じ中身であろうこのお酒で確かめてみようではあ~りませんか!



ということで、近所にあるスーパーで買ってきた揚げ物。
メンチカツを用意いたしましたよ。
20745.JPG

合う!
20746.JPG

油っぽさをさっと流してくれましたよ。
お酒の苦みが、肉のしっかりした味と釣り合うね。
ソースやケチャップとの相性もいい感じでした。

初鶯は、揚げ物と合うおいしいお酒でした。




でもでもでも!

これだけで終わったんじゃ、完全に手抜き!



今日はもう一品、“ナスの味噌炒め”を作りましたよ。
味噌は愛知県の赤味噌(豆味噌)を使いました。
20747.JPG

これも合う!
20748.JPG

お酒に苦みがあることで、味噌の深みが映えるようでした。
これは赤味噌を使用して正解でしたよ。



初鶯は、濃い味の食べ物との相性が佳いお酒でしたとさ。
20749.JPG









★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

雨が降ったせいか、黒猫のダンナはいささか不機嫌のご様子。
20750.jpg

それでも遊んでいただけましたとさ。
20751.jpg
(友情出演)

【お酒】1862.井筒長 さわやか信州 カップ [20.長野県の酒]

20736.JPG
製造者 黒澤酒造株式会社
長野県南佐久郡佐久穂町穂積1400

内容量180ml
アルコール分/15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




黒澤酒造さんのお酒は、かつて白樺の里 本醸造 生貯蔵酒 紙カップをいただいております。

今日いただくのは“井筒長(いづつちょう)”
なんでも「敷地内に掘り当てた酒造りに最適な井戸水が、黒澤家に酒造りの歴史を開かせた。明治時代には「〇ト(まると)正宗」、大正時代には「井筒正宗」の銘柄を造りだし、昭和に入り「井筒長」が誕生。(中略)井筒とは、井戸の囲みのことを指し、黒澤家の家紋もまた井桁である。良水に恵まれた井戸に縁のある家系なのである。」(※1)とのこと。
20737.JPG

ラベルには、長野県の県木白樺と、県花りんどう、
20738.JPG

あー知らなんだ知らなんだ!
長野県の県鳥って、雷鳥だったんだ!
富山県ならばピンとくるけれど、そういえばアルペンルートの半分は長野県でしたね。
20739.JPG


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
20740.JPG

お酒の色はわずかに茶色がかっていて、かつ透き通っておりました。
20741.JPG


うまみはやや淡めでしょう。
最初に熟成感が来ます。けっこう枯れていて、粗さと苦みとを感じます。
米のうまみはうっすらながらに舌を突く感じがします。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめでしょう。
すっぱさはゼロですね。
スースー感が少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
かなり穏やかでべとつかないものの、厚みを感じます。


やや淡麗で枯苦ちょいスーやや甘口のお酒でした。
アル添多めなのか、ちょいスーで透明感がありましたが、米のうまみも淡めながらに感じたことからけっしてスカスカではありませんでした。
でも、けっこう枯れていて粗さがありましたし、熟成感に由来すると思われる苦みもあって、それらが目立ちました。

どんな料理に合うのかな?


(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.100-101(2008.5 信濃毎日新聞社)

【お酒】1861.初鶯 ウグイスカップ 本醸造 [20.長野県の酒]

20371.JPG20372.JPG
製造者 木内醸造株式会社
長野県佐久市大沢985
(フタより転記)

アルコール分14.0度以上15.0度未満
精米歩合65%
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
(ラベルより転記)




 初鶯とは新年の季語であり、本来は人為的に飼育して新年に鳴かせる鶯のことを指す。徳川時代中期頃から、こうした鶯が盛んに飼われるようになった。」(※1)という“初鶯”。

JR小海線中込駅の駅前には蔵元である木内酒造さんの直営店がありましたが、なんでもここ「「木内醸造(株)中込支店」は、大正6年から終戦まで酒蔵があった場所。」(※2)だったのだとか。
koum37.JPG
koum38.JPG
koum39.JPG


そんな木内醸造さんのウグイスカップですが、精米歩合の表示があるのに、特定名称は表示されていないのかな?
20373.JPG

と思ったら、ラベルの隅に小さな字で“本醸造”と書かれておりましたよ。
20374.JPG


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、わずかにわかる程度でした。
20375.JPG


うまみはやや淡めでしょう。
最初に苦みが来ますね。やや強めで鋭いですね。
米のうまみは、淡めなりに幅がありますよ。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感はありますが弱めです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
でも弱めながらにその存在はわかります。


やや淡麗でちょい苦やや辛口のお酒でした。
淡めながらに米のうまみを感じました。
でも苦みが少し目立ちました。

これは合わせる食べ物を選ぶ味でしょう。
揚げ物など、ジャンクっぽい食べ物のほうがいいんじゃないかな。

(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.98(2008.5 信濃毎日新聞社)
(※2)『ようこそ日本酒の國へ』p.054(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)

【お酒】1860.福無量 アルミ缶 [20.長野県の酒]

20367.JPG
製造者:沓掛酒造株式会社
長野県上田市下塩尻35

アルコール分:15度
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
(以上、缶の印刷事項より転記)




沓掛酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
205.福無量 カップ
796.福無量 本醸造 カップ
1851.福無量 300ml

今日いただくこのお酒は、アルミ缶に詰められておりました。
20368.JPG

しかし普通酒ですから、きっと紙カップや300ml瓶と同じ中身でしょう。
20369.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、あれ?
少し茶色がかっておりましたよ。
300ml瓶は透明だったのに。
20370.JPG


うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みがあって、酒臭さ(ほめ言葉です)がそれに続きます。
苦みがあって、強くはないものの重さを少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じないくらいです。
ただスースー感が少しあるみたいです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
さらっとしているものの、甘み自体に幅を感じます。


やや濃醇でちょい重ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
やっぱりうまみはしっかりしておりましたよ。
苦みに重さを感じるものの、スースー感(アル添の効果か?)がそれを和らげているようでした。
甘みもいい感じでした。

色はちがっても、300ml瓶と同じ味わいだと感じましたとさ。

【お酒】1859.千曲錦 金紋 Chikuma Cup [20.長野県の酒]

20364.JPG
千曲錦酒造株式会社
長野県佐久市長土呂1110

内容量 180ml
アルコール分 15度
原材料名 米(長野県産)・米こうじ(長野県産米)・醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの“千曲錦”。
かつて以下のものをいただいております。
162.千曲錦 純米 藤村のにごり酒 カップ
220.千曲錦 カップちくま
1108.純米原酒 千曲錦 300ml

今日いただくこのお酒は、“金紋”の小印が付された普通酒でした。
金紋ということは、かつての級別制度下における二級酒クラスのお酒でしょうか。
20365.JPG


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっていて、透き通っておりました。
20366.JPG


うまみはやや濃いめでしょう。
最初に熟成感が来ますが、角や粗さがなくて穏やかです。
それに米のうまみが続いて、広がらずに舌の上を突くように乗っかって来ます。
苦みがあって、弱めですが、鋭さもわずかに感じます。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めで、鋭さはかすかに感じます。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめかな。
これもかなり弱めですが、幅があることはわかります。


やや濃醇でちょい枯れちょいスーすっきり旨やや辛口のおいしいお酒でした。
熟成感がしっかりなのに、角や粗さがなくて穏やかでした。
それでいて米のうまみもわかって、けっしてペラペラではありませんでした。
酸味や甘みは弱めでしたが、双方ともいい感じに効いておりましたよ。
なかんずくこのキレのよさ!、これはアル添の効果でしょうか?

しっかりなのにキレよくてすっきり。
うまいね!
私の好きな味でした。
前の10件 | 次の10件 20.長野県の酒 ブログトップ