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【お酒】1945.沢の鶴 SHUSHU 180ml [28.兵庫県の酒]

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製造者 沢の鶴株式会社
神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号

原材料名 米(日本産)、米麹(日本産米)
精米歩合 麹米65%・掛米75%
アルコール分 10.5度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




灘五郷の最も西側の地域である“西郷(にしごう)”に蔵を置く沢の鶴さん。
そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
151.沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml
286.沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml
526.沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶 (二回目はこちら
584.沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml
1030.沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒
1327.沢の鶴 純米樽酒 180ml
1442.沢の鶴 生酛造り 純米 カップ 200ml
1498.純米吟醸 瑞兆 山田錦 180ml

今日いただくこのお酒は、
“ピュアな純米酒”
“食事がすすむ、クセのない今までにない新しい純米酒。”
“飲みやすい日本酒”
なんだってさ。
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飲みやすさを追求した結果でしょうか?
アルコール度数は10度台とかなり低めでした。
ということは、薄くて軽いのかな?
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限定ボトルらしいのですが、なかなか面白いラベルでした。
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冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

訳あって、この日は台所での立ち飲みスタイル。
お酒の色は、ごくかすかでした。
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香りはないですね。

意外にも、うまみはやや濃いめです。
米のうまみがしっかりしていて、厚みを感じますよ。
それが舌の上にどっしりと乗っかってくるみたいです。
吟醸酒のような苦みをかすかに感じるものの、雑味はまったくありません。
熟成感もなく、酒臭さも感じません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、鋭さもそれほどでもないみたいです。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みははっきりでしょう。
さらりとしておりますが、幅をはっきりと感じます。


やや濃醇で旨甘口のおいしいお酒でした。

ぜんぜん薄くないね!
むしろ米のうまみがしっかりしておりましたよ。
甘めでしたが、しつこくはありませんでした。
弱めの酸味もいい感じに引き締めているようでした。

これ、おいしいじゃん!
低アル酒でこれだけ飲み応えがあれば、大満足でしょう。


ここで、燗にしてみましたよ。
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キレがよくなりましたね。
それに酸味が少し立ってまいりました。
甘みはやや引いて、前に出て来なくなったみたいです。
うまみはそのまま、しっかりしています。

これは燗がいいね!
甘口ですが、キレのよさと酸味とで口当たりがキリッと引き締まっておりました。
燗にすると、甘口ながらも灘酒らしさが出てくるみたいでした。

【お酒】1944.寿恵広老松 カップ [28.兵庫県の酒]

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製造者 宍粟 老松酒造有限会社
兵庫県宍粟市山崎町山崎12

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




明和五年(西暦1768年)創業という老松酒造さん。
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当時の屋号は「北門屋」で山崎藩御用酒屋だった。現在の「老松酒造」に改称したのは昭和20年代。」(※1)
周囲が山に囲まれた盆地。1万石の城下町山崎は、山から湧き出る豊富な水と良質な米に恵まれている。その立地条件のよさを生かして酒造り歴37年の丹波杜氏尾崎晶さん(72)は伝統の味をしっかりと守り続けてきた。」(※2)のだとか。
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そんな老松酒造さんですが、今日いただくこのカップ酒は糖類添加の三増酒でした。
ただし、酸味料の表示はありませんでした。
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このお酒は、蔵に併設されていた自動販売機で入手したものでした。
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でもね、蔵の近くにあったスーパーで販売されていた同じものには、ゴム印らしきもので“酸味料”の文字が押されていたのでした。
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今日いただくこのお酒はスーパーで販売されていたものとは別物で、本当に酸味料は使用されていないのでしょうか?
それとも同じものだけれども、酸味料を表示をし忘れたまま販売されたものなのでしょうか?

それを確かめるべく、舌に全神経を集中していただきたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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ははぁーん!

枯れた感じが少しありますが、角はないですね。
渋みが来ます。鋭くはないものの重さを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も一応感じますが、それとともに醸されたものとはちがう画一的な風味も少し感じますよ。
キレはとてもよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロでね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
クドさはないものの、少しべとつくみたいです。


やや濃醇でちょい枯ちょい渋スッキリやや甘口のお酒でした。

これはあくまでも私の感想ですが、画一的な風味を感じたということは、酸味料が使用されているんじゃないの?
その画一的な風味と共に、枯れていて渋みを感じるものの、キレがよいためかしつこさは感じませんでした。
透明感を少し感じたことから察するに、このキレのよさはおそらくアル添の効果でしょう。
おいしいかどうかは、好みの分かれるところだと思います。
(と言って、お茶を濁しておきましょう。)



昼休みに、とある酒ブログを読んでいたワタクシ。
そこで冷奴が紹介されていたことで、午後からのワタクシの頭の中は冷奴で晩酌することばかりで、仕事にはまったく集中できなかったのでした。
集中して仕事をしたことなんかないくせに。
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(※1)神戸新聞総合出版センター編『播磨の地酒 こだわりの酒蔵めぐり』p.80(2010.10 神戸新聞合出版センター)
(※2)(※1)p.82










★☆ 予告 ★☆



先週末は、出かけておりました。


青春18きっぷを使って普通列車だけを乗り継いて出かけたのに、
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あるところでは、桜が満開だったり、
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またあるところでは、散り始めだったり、
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それどころか、まだつぼみのままのところもありましたよ。
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おいしいものをたくさんいただいたり、
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もちろん、おいしいお酒もいっぱいいただきましたとさ。
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その顛末は、今週末に報告させていただきます。

2021年3月の酒集め&【追悼】 [旅]

2021年3月27日(土)と28日(日)とにかけて、
春の青春18きっぷの2回目と3回目とを利用して出かけてまいりました。
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ここにその報告をさせていただきます。


また今回の旅では、とても悲しい別れが突然にやってきてしまいました。

いままでそのおかげで困難をなんとか乗り越えてこられたのに、なくなってしまった今後心の拠り所をどこに求めればよいのか、気持ちの整理が未だついておりません。
そのことについても、哀悼の意を込めて触れさせていただきます。




★☆2021年3月27日(土)★☆


まずは、津田沼駅から。
ああ、そうだよ!
どうせオイラは千葉県民なんだよ!!
なんか文句あるか?
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その津田沼駅からは、4:56発の総武線快速横須賀行460Fに乗車。
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460Fに東京駅まで乗って、5:40発の東海道本線沼津行普通323Mに乗りかえ。
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323Mの終点である沼津駅で、8:09発の静岡行普通2745Mに乗りかえ。
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2745Mの車窓からは、富士山を拝むことかかないました。
果たしてこれは、瑞兆たるや否や?
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清水駅を過ぎて、ちびまる子ちゃんでおなじみの巴川を渡ると、
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そこはもう、終点の静岡駅。
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到達時間の短縮をはかるべく、
静岡駅からは新幹線を利用。
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豊橋駅までの特急券は分割購入いたしました。
このほうが、通しで買うよりも670円安いものでね。
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こだま707号新大阪行に乗車しましたよ。
これに乗車することで、およそ1時間の短縮をはかることができたのでした。
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新幹線には、豊橋駅まで乗車。
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豊橋駅からは、再び在来線に乗りかえ。
10:21発の特別快速大垣行5117Fでした。
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その特別快速の車中にて、昼食。
赤飯おにぎりは一個で確実に腹に溜まるので、列車での移動時には重宝いたしております。
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その特別快速を、名古屋駅で下車。
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名古屋駅からは、近鉄電車に乗りかえ。
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近鉄名古屋駅を11:21発の松阪行急行でした。
それにしても、近鉄さんは特急にも急行にも抵抗制御車を使い続けるのね。
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松阪行急行に1時間10分ちょっとのって、伊勢中川駅にて乗り換え。
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乗り換えたのは、12:48発の大阪上本町行急行でした。
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大阪上本町行急行の車窓からは、山桜を眺めることができましたよ。
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伊勢中川駅から大阪上本町行急行に1時間弱乗って、着いたのは赤目口駅(三重県名張市)。
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赤目口駅の周辺では、が満開でした!
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赤目口駅からしばらく歩いて行くと、いい景色の場所にたどり着きましたよ。
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畑の真ん中に咲く一本の桜の木なんて、可憐じゃあ~りませんか!
畑に据え付けられていた簡易トイレがかぶらない方位を探すのに苦労しましたけれど。
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その簡易トイレ、
じゃなかった、一本の桜の木のそばにあったのが、
“瀧自慢(たきじまん)”を造る瀧自慢酒造さん。
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その瀧自慢酒造さんのお店で、カップ酒と300ml瓶とをGET!
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なかなかの収穫に気をよくして、赤目口駅へ戻ってまいりました。
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赤目口駅の北側には、酒蔵がもう一軒あるのです。
でもどうやらそこは少量瓶の商品がないみたいで、訪問しても私が入手する対象としているお酒に出会うことができない可能性が高かったのでした。

それよりも、
カップ酒や少量瓶を確実に入手できる別の場所への移動を優先すべく、その酒蔵への訪問は断念したのでした。

赤目口駅の長~いベンチに座って、
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目の前に咲く満開の桜を眺めつつ、
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滝自慢酒造さんで買ってきたビールをいただいて、花見をしたのでした。
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満開の桜に乾杯!
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そうこうしているうちに、電車がやってまいりました。
赤目口駅を14:20発の、大阪上本町行急行でした。
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大阪上本町行急行に1時間ほど乗って、着いたのは布施駅(大阪府東大阪市)。
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商店街の中に、お目当てのお店があったのでした。
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というのも、ポンポンさんのYoutube動画(れいランラン)を拝見した際に、未知のカップ酒や一合瓶やらが映っていたものですから、それらを根こそぎGETしてみたくなったのでした。


あれ?
シャッターおりてるやん。
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臨時休業!
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でもでもでも!
自動販売機に、未知なるカップ酒を発見!
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運転免許証を持っていてよかった~!
原付だけですし、それに一度も乗ったことがありませんけれどね。
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カップ酒を無事GET!
でもこれ、糖類酸味料フル添加で13度台の安酒でした。
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小西酒店さん、
花垣の一合瓶を入手するために、いつかまた再訪したいと思います。

布施駅へ戻って、尼崎行の普通電車に乗車。
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4駅乗って、近鉄日本橋駅(大阪市中央区)にて下車。
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なんばグランド花月の近くにあったホテルにチェックインして、
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夜の街へと繰り出したのですが、
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目指したのは、もちろん地下のなんばウォーク!
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そうですよ!
初かすみ酒房さんですよ!!
“初霞”を造る久保本家酒造さん(奈良県宇陀市大宇陀)の直営酒場ですよ!!!
なんか文句あるか?
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まずは生小。
座るとすぐに飲み物を聞かれるので、生小と答えることに決めております。
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おでんの大根と卵とで、まずは空腹を満たすのです。
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生小をさっさと空けて、初霞普通酒の燗酒に移行。
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この日は熟成感はなく、甘みも控えめで新酒らしさがありました。
毎回味が変わるのが、手造りであることの証なのですよ。
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初霞には、お魚が合うのです。
それゆえに、めざしをかじりながらいただきました。
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そしてお次は、生酛のどぶを燗で。
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相変わらずの辛口で深みがありましたが、これも熟成感はありませんでした。
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さらに、大和のどぶ。
これは生貯なので、冷たいのをいただきました。
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米のうまみが満載で、辛口できりっとしていて爽やかなお酒でした。
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塩さばを焼いていただきました。
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最後にもう一杯、初霞普通酒の燗酒をいただいて、
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おでんの梅焼きとごぼう天とで〆たのでした。
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初かすみ酒房さん、今回も堪能させていただきました。
大阪へ来た際には、決して外すことができないお店なのでした。
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こうして、難波の夜は更けていったのでした。
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★☆2021年3月28日(日)★☆


小雨が降っておりました。
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小雨の中を歩いてやって来たのは、近鉄電車の大阪難波駅。
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大阪難波駅から乗車したのは、
6:00発の特急ひのとり名古屋行6列車。
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ひのとりに乗ったろみゃあか!
人生初だでよ。
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レギュラーシートに座ったった。
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シートピッチが広いがね!
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しかも背もたれにカバーがついとったがね。
リクライニングがこのカバーのところで止まるもんでよぉ、後ろの席を気にすることなくいっぴゃあいのかせるがや!
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そのカバーにはよぉ、テーブルが内蔵されとったがね。
アーバンライナーはひじ掛けの中に折り畳み式のテーブルがついとっただけだったけど、こっちのほうがどえりゃあこと使いやすいがや。
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と思ったけどよぉ、ひじ掛けにもついとったわ。
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フットレスト。
でもシートピッチが広いもんでよぉ、靴を履いたまんま足を伸ばしたほうが楽だがね。
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おしぼりはよぉ、近鉄特急の名物の一つだがね。
ビスタカーがないのは、近鉄さんがもう花形とは見とらんからかね?
昔はよぉ、始発駅を発車するとお姉さんがワゴンで木綿のおしぼりを配って、しばらくすると回収しとったがや。
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コーヒーやお菓子の自販機があったり、
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ロッカーもあるでよ。
オレは忘れ物しそうだもんで、おそぎゃあて使えんわ。
オマエいつか名古屋の人に刺されるぞ。202103087.JPG

近鉄名古屋駅まで、あっちゅう間の2時間06分の乗車でございました。
ほとんど寝ていましたけれどね。
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名古屋からは、青春18きっぷ利用でJRに乗車。
近鉄-JR連絡改札を通ったら、近鉄名古屋駅の日付印が捺印されました。
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名古屋駅から乗ったのは、8:14発の特別快速浜松行5100F。
やってきたのは、平成元年生まれの311系電車。
30歳超のご老体を120km/hで走らせるのねJR東海さんは。
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それでも、健脚未だ衰えず。
ただ、窓のビビりがひどい!
ガラスを固定するゴムが劣化しているのかな?
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地震発生で、3分間停止。
“大五郎、三分間待つのだぞ。”(笑福亭仁鶴より)
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踏切侵入(怒!)で、5分間停止。
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特別快速5100Fは合計8分の遅れで、浜松駅に到着。
ですが接続の9:50発静岡行普通762Mが待っていてくれたので、写真撮影を忘れて飛び乗っちゃいました。
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762Mは7分の遅れて、終点の静岡駅へ到着。
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11時を回り、腹が減ってまいりました。
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静岡駅で下車したのは、もちろん、
“静岡おでん”をいただくため!
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地下へ降りたのち、H出口から出れば、
“鐘庵”さんで静岡おでんにありつけるというお約束なのですよ!
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はやく食べた~い!
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ありゃ?
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ナヌー!
閉店ガラガラ・・・。
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私にとって鐘庵さんは、
静岡地獄
青春18きっぷの有効期間に発生する大混雑
を乗り越えるために必要不可欠なオアシスだったのに。

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【追悼】

在りし日の鐘庵さん。
(2020年8月17日撮影)

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この一杯をここでいただけたからこそ、静岡地獄を乗り越えられたのに・・・。
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静岡おでん、おいしかったなぁ・・・。
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大根は、中まで味が滲みていたっけ・・・。
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名物の黒はんぺんは、お約束・・・。
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オイラが一番好きだったのは、白焼。
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たらのすり身を焼き固めた白焼は、ホロっとした食感が最高だったんだよなぁ・・・。
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鐘庵さんが無くなっちゃっただなんて、
今後、静岡地獄をどうやって乗り越えればよいのやら・・・。

もう、立ち直れませんでしたよ。
それに腹が減っていて、新しいお店を探す気力もなかったのでした。

しかたがなく、駅にあったうどん屋へ入って、
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もう飲まなきゃやってられねぇよ!
やってられても飲んだくせに。
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ちくわ天ぶっかけうどん(冷)で、空腹を満たしたのでした。
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あー、
もう気力が失せた。
静岡地獄を乗り越える気力が失せた。
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あー、
もう立ち直れない。
けっして立ち直れない。
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明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナに慰めていただきましたとさ。
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(友情出演)

もうどこにも行かないからね!
ずっと一緒に遊んでいようね!!
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(友情出演)






























なーんて、

うっそ~♪

\(^o^)/




私の手元にある青春18きっぷは、
まだあと2回分が使用可能の状態でございます。
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そこでこの2回分を使用して、
明日からの土日(4/3(土)‐4(日))にかけて出かけてまいります。

それ故、次回の更新は4/6(火)を予定しております。


ごきげんよう!




























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(友情出演)



あ、そうそう、


カップ酒3個、
150ml瓶1本、
300ml瓶2本

の旅でしたとさ。

【お酒】1943.香住鶴 山廃純米 カップ [28.兵庫県の酒]

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製造者:香住鶴株式会社
兵庫県美方郡香美町香住区小原600の2

内容量:180ml
アルコール分:15度
精米歩合:63%
原材料名:米(日本産)、米こうじ(日本産米)
(以上、ラベルより転記)




兵庫の北の端に位置する美方郡香美町(みかたぐんかみちょう)。のどかな日本の原風景が広がる自然豊かな町は、但馬杜氏(とうじ)の故郷としても知らわれています。香住鶴(かすみつる)は、そんな但馬を代表する地酒蔵。」(※1)という香住鶴さん。
なんでも「2011年度から、すべての仕込みで「山廃」または「生酛」を採用。」(※2)したのたとか。
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そんな香住鶴さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
164.香住鶴 但馬の誇りカップ
537.香住鶴 但馬の自信カップ
1938.香住鶴 生酛純米 270ml

今日いただくこのお酒は、山廃造りの純米酒なんだってさ。
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純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いていることがわかる程度で、純米酒の割には透き通っているようでした。
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あれ?

うまみはやや淡めです。
酒臭さ(ほめ言葉です)をほんのりと感じる程度です。
熟成感もちょっとあるみたいですが、角や粗さは感じません。
米のうまみはわかるものの、弱めです。
苦みや雑味はありません。
キレはよく、アル添酒みたいな透明感がありますね。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めですが、冷めるにつれて鋭さが少し出てくるみたいです。
酸味自体の深みは、存在はわかるもののこれも弱めです。
スースー感が少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな。
べとついた感じはなく、厚みや幅もないものの、存在はわかります。


やや淡麗でちょい深ちょい枯ちょいスー旨口のおいしいお酒でした。

淡麗な味のわりには酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)やちょい深、ちょい枯を感じたことから、飲み応えがありました。
しかも苦みや雑味はなく、アル添酒のようなキレのよさまであって、私としてはなかなか行けると思いました。

ただね、それが山廃造りの純米酒の味だっていうのだから、不思議だよね。
おいしいけれど、だったら私は普通酒(但馬の誇り/但馬の自信)を選びたいところでした。

(※1)白井操『兵庫の酒がつなぐ30の物語-その土地に、米と人あり-』p.66(2019.4 NHK出版)
(※2)(※1)p.67