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【お酒】1952.初孫 酒王 300ml [06.山形県の酒]

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製造者 東北銘醸株式会社
山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
300ml
(以上、ラベルより転記)




山形県は、歴史や文化、風土、気候などから、
日本海に面する庄内地方
秋田県と県境を構える内陸部最北部の最上(もがみ)地方
県庁所在地たる山形市を抱える村山地方
福島県や新潟県と県境を構える県南部の置賜(おきたま・おいたま)地方
の4つに分けることができます。
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今日いただくこの“初孫”は、庄内地方の酒田市に蔵を置く東北銘醸さんのお酒です。
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その東北銘醸さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
132.初孫 一徹生酛 純米酒 180ml
240.酒王 初孫 180ml
251.初孫 生酛純米本辛口 魔斬 300ml
261.初孫 マイカップ
262.初孫 生酛純米酒カップ
263.初孫 本醸造 本撰ニューカップ
305.特別本醸造 銀嶺初孫 300ml
376.初孫 吟醸 生酛造り 300ml
597.初孫 生酛純米吟醸 いなほ 300ml
926.初孫 本撰 本醸造 300ml
1486.初孫 は号仕込 本醸造 180ml
1724.初孫 魔斬 生酛純米本辛口 180ml

今日いただくこの“酒王”は、どうやら普通酒のようですね。
これは私の予想ですが、蔵元さんのWebsiteでも紹介されていないほどですから、もしかしたらかつての級別制度下における二級酒相当のお酒なのかもしれません。
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それでも地元では、初孫シリーズのうち最もお手軽にいただける商品としてきっと愛飲されていることでしょう。
特に庄内地方の海産物との相性は、バッチリなのかもしれません。


それでは、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
やわらかいうまみが舌の上に薄い膜を張るようにフワッと乗っかってまいります。
苦みや雑味はまったく感じません。
酒臭さや熟成感もないですね。
キレはとてもよくてスッと引きますが、アル添酒にありがちな透明感はないですね。

酸味はややひかえめです。21885.JPG
すっぱさはかなり弱めですが、鋭さは一応わかります。
ただ、酸味自体に深みを少し感じるかな。
でもちょいスーで、かつちょいピリです。

甘みはややひかえめでしょう。
ゼロではないものの、弱めです。


淡麗ちょいスーちょいピリスッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
キレがよくて、ちょいスーでかなりスッキリしておりました。
しかも雑味がゼロで、とてもきれいな味わいでした。
それでいてけっしてスカスカではなく、やわらかいうまみが舌の上にふんわりと乗っかってくるようでした。
しかも酸味自体の深みも弱めながらに感じました。

これは海の物との相性がバッチリでしょう!



ということで、
そのスッキリした初孫酒王と合わせた今日のエサはこちら。


のらぼう菜。
既出でした。
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サッと茹でて、
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しょうゆ洗いし、
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水分を絞ったものがこちら。
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みりん、酒、酢を煮切り、味マルジュウ(だし醤油)とねりからしとを合わせたもの。
要するに、からし和えにしようという算段なのでした。
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しょうゆ洗いして水分を絞ったのらぼう菜を、からしだれに合わせて、
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のらぼう菜のからし和えのできあがり。
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青みがいい感じで、からしの辛みが爽やかでした。
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海のものは、いつものさば缶。
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さば缶で、さば缶の味噌煮を作ろうという魂胆なのでした。
この作り方は、斉藤辰夫さんがNHK『きょうの料理』で紹介なさっていた“さば缶とねぎのみそ煮”を参考にいたしました。

この料理には、いつもは名古屋の赤味噌を使うところ。
しかし今日は、広島の合わせ味噌を使用してみました。
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合わせた野菜は、しいたけ、しょうが、ねぎ。
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さば缶を、汁ごと鍋に開けて、
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酒、みりん、砂糖、味噌、水を加えたところへ、野菜を投入。
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フタをして、沸騰するまで弱火で煮て行きます。
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沸騰したら、煮汁をさばにかけながら煮詰めます。
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ここからは、私のオリジナル。
いったん火を止めて、冷ますのです。
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冷ましたのちに再度加熱することで、さばや野菜に味がなじむのです。
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皿に盛り、山椒をかけて、出来上がり。
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さば缶に、味噌の香ばしさがなじんでおいしゅうございました。
もちろん、スッキリした初孫との相性はバッチリでしたよ。
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ごちそうさまでした。









★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

黒猫のダンナにおかれましては、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

《焼酎》187.丹波篠山 山の芋焼酎 130ml [9928.兵庫県の焼酎]

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製造者 合資会社多胡本家酒造場
岡山県津山市楢69番地

販売者 田中正一商店
兵庫県篠山市味間新391-2

本格焼酎
原材料 山の芋(兵庫県篠山市産)・米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分 25度
容量 130ml
(以上、ラベルより転記)




今日は、丹波篠山で採れた山の芋を使用して造られた“山の芋焼酎”をいただきます。
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製造者は、多胡本家酒造場さん。
“加茂五葉(かもいつは)”でおなじみの、岡山県津山市に蔵を置く蔵元さんでした。
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おいおい!
だったら、“兵庫県の焼酎”じゃなくて、“岡山県の焼酎だろ”!!

そうお思いの御仁もいらっしゃるかと存じます。

でもね、販売者(田中正一商店さん)のWebsiteによれば、「丹波篠山産の山の芋を使って醸造しました。田中正一商店のオリジナルブランドです。」とありました。
さらに田中正一商店さんでは、この“丹波篠山 山の芋焼酎”を登録商標になさっているのだとか。

ということは、おそらく多胡本家酒造場さんは田中正一商店さんから篠山で採れた山の芋の提供を受けて製造を委託されているだけであって、商品の企画立案は田中正一商店さんでなさっているのではないでしょうか?
それ故に、今回は“兵庫県の焼酎”という扱いにさせていただきました。



それでは、いただいてみたいと思います。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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甘いね!
甘みがけっこうはっきりしておりますっよ。
芋の風味と思われるふっくら感はあるものの、かなり穏やかです。
重さゼロ、焦げ臭さもありません。
苦みや雑味も、華やかさもなければ、25度なのにピリピリ感すら感じませんよ。


これはお湯割りで薄めてしまうよりも、ロックでしょうよ!
ということで、残り全量をロックでいただきました。
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甘みはしっかりと残っております。
ロックで出がちな苦みがありますが、軽めです。
芋の風味らしいふっくら感はおだやかながらに効いておりますよ。
ロックにしても、重さや雑味は出ませんね。


“丹波篠山 山の芋焼酎”は、甘みがしっかりしていて、風味が上品なおいしい本格焼酎でした。

山の芋の風味と思われるふっくら感がかなり穏やかでしたが、じっくりと味わうとよくわかりました。
一方で重さや雑味がなく、華やかさすら感じることはありませんでした。
穏やかで繊細な風味を楽しむ、上品な本格焼酎でございました。
それでいて甘みがしっかりしていて、一層飲みやすく感じました。



その上品な本格焼酎に合わせた今日の下品なエサはこちら。

きゅうりを食べたかったので、
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桃屋の梅ごのみを煮切りみりんでのばしたもので、きゅうりを和えて、
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きゅうりの梅肉和えを作りました。
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午前中に作っておいたことから、味がしっかりしみておいしゅうございました。
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そしてもう一つ、
今日はどうしても牛肉を食べたかったので、安物を買ってまいりました。
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その安物、じゃなかった牛肉を、このくらいに切りました。
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合わせた野菜は、ピーマンと玉ねぎ。
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いずれもみじん切りにいたしました。
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調味料。
みりんと刺身醤油(奥)、
それにレモン汁に、にんにく(手前)。
刺身醤油にはうまみ成分が添加されているので、それを活用してやろうという魂胆なのでした。
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フライパンにオリーブオイルをひいて、
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火は中火。
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まずは肉を炒めます。
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肉に油が回ったら、ピーマンと玉ねぎ、にんにくを投入。
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火が通ったらみりんを入れて、煮詰めます。
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煮詰まったら、冷やごはんを投入。
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混ざったところで、刺身醤油。
真ん中へ焦がしながら入れると、醤油の香りが立つのです。
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そして最後にレモン汁を入れて混ぜれば、
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できあがり。
“佐世保レモンステーキ風牛肉炒飯”でございます。
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予想通り!
旨さわやかな、おいしい牛肉炒飯でございました。
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ごちそうさまでした。











★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

雨が降ってきたせいか、落ち着きがなかった今日の黒猫のダンナ。
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それでも遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

【お酒】1951.浪漫の街 舞鶴 カップ [26.京都府の酒]

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醸造元 ハクレイ酒造株式会社
京都府宮津市字由良949

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
180mk詰
(以上、ラベルより転記)




ハクレイ酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
470.純米白嶺 カップ
1949.酒呑童子 山廃本醸造 大辛口 カップ
1950.日本三景 天の橋立 カップ

今日いただくこの“浪漫の街 舞鶴 カップ”も、天の橋立カップと同じく普通酒でした。
ということは、同じ中身なのでしょうか?
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

あれ?

お酒の色は、少し茶色がかっていて、透き通っておりました。
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あれ?

うまみはやや淡めですぞ!
最初に熟成感が来て、枯れていて角を少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)はかなり弱めで、米のうまみはほとんどわからないくらいです。
渋みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はひかえめです。
すっぱさはゼロですね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
幅があって、ちょっとべとつくみたいです。


やや淡麗でちょい枯ちょい渋ちょいスーやや甘口のお酒でした。

天の橋立カップよりも枯れているようでした。
その分、うまみが引いて、渋みが目立つようでした。
酸味はほとんどなく、スースー感だけが目立ちました。
甘みには、べとつきを少し感じました。

天の橋立カップの中身とは別のお酒なのでしょうか?
それとも仕込みタンクのちがいによる個体差でしょうか?
いやいや、一番可能性が高いのは、私の舌がいいかげんなだけでしょう。

【お酒】1950.日本三景 天の橋立 カップ [26.京都府の酒]

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製造者 ハクレイ酒造株式会社
京都府宮津市字由良949

内容量 180ml
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)




ハクレイ酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
470.純米白嶺 カップ
1949.酒呑童子 山廃本醸造 大辛口 カップ

今日いただくこの天の橋立カップは、どうやら普通酒のようでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いていて、透き通った感じがいたしました。
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うまみはちょい濃いめでしょうね。
米のうまみが最初に来て、じんわりと広がります。
酒臭さ(ほめ言葉です)も弱めなりに広がるみたいです。
軽い渋みをほんの少し感じます。
熟成感はなく、雑味は感じません。
キレはとてもよく、透明感をちょっとだけ感じます。

酸味はひかえめでしょう。
すっぱさはほとんどわかりません。
ただちょいスーです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
さらりとしていますが、幅を少し感じます。


ちょい濃醇でちょい渋ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。

米のうまみと酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とが効いていてしっかりしておりました。
でもキレがよく、後味はスッキリしておりました。
軽い渋みもいい感じに味を引き締めていて、そこで甘みがコクを添えておりました。

これはおいしいね。
それに嫌味がなくて飲みやすく感じましたよ。


今日はどうしてもフライを食べたかったので、ささみフライを買ってまいりました。
キレのよい天の橋立カップが油っぽさをサッと流してくれましたとさ。
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【お酒】1949.酒呑童子 山廃本醸造 大辛口 カップ [26.京都府の酒]

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製造者 ハクレイ酒造株式会社
京都府宮津市字由良949

内容量 180ml
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 酒母米・麹米60% 掛け米65%
アルコール分 15度
(以上、ラベルより転記)




ハクレイ酒造さんのお酒は、かつて470.純米白嶺 カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、山廃造り本醸造“大辛口”なんだってさ。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。
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うまみはちょい濃いめかな。
酒臭さ(ほめ言葉です)をじんわりと感じ、枯れた感じも少しあるみたいです。
でも、苦みや雑味はまったく感じません。
そしてキレはとてもよく、スッと引いて行きますよ。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはほとんど感じないくらいです。
ただ、酸味自体に深みを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みは、あれ?
“大辛口”のはずなのに、ややはっきりですぞ!
べとついた感じはなく、かなりさらっとしているものの、甘み自体に幅があることがわかります。


ちょい濃醇でちょい深ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

山廃造りらしい深みがありましたが、穏やかでした。
しかも雑味がなく、キレイでした。
それにキレがよく、とてもスッキリしておりました。

アルコールの風味を少し感じたことから、それ故に大辛口だったのでしょうか?
でも私の舌では甘みを捕らえましたので、それを無視することはできず、やや甘口と評しました。

いずれにせよ、おいしいお酒でした。



そのやや甘口の“大辛口”と合わせた今日のエサはこちら。

さば缶。
なぜか不思議なことに、たまに食べたくなるのです。
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合わせる野菜は、玉ねぎときゅうり。
いつもはピーマンを使うのですが、バラ売りがなかったので、きゅうりで代用しました。
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そしてレモン!
さば缶には、まちがいなくレモンの風味が合うのです!
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玉ねぎはみじん切りにして、
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水にさらしておきます。
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きゅうりは熱湯にサッとくぐらせて、
(青臭さを抑えるため)
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二つに割って、種を取り除き、
(水っぽくなるのを防ぐため)
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これもみじん切り。
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オリーブオイルを入れたボウルに、砂糖(三温糖)、こしょう、オレガノ、マジックソルトを投入。
さば缶に塩気がついているので、塩そのものは入れません。
コクを出すためには、むしろ砂糖が重要だと思います。
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そこへ、レモンを搾って混ぜます。
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さらに水気を切った玉ねぎときゅうりとを投入して混ぜて、
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冷蔵庫に10分ほど置いておくと、味がなじんでまいります。
これでドレッシングの完成です。
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さば缶を、汁気を切って皿に開けて、
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ドレッシングをかけて、できあがり。
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さばのうまみにレモンの風味がバッチリ!
キレのよい“大辛口”ともよく合いましたとさ。
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ごちそうさまでした。

【お酒】1948.おだやか 純米吟醸 160ml [07.福島県の酒]

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製造者 有限会社仁井田本家
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139番地

アルコール分 15度
精米歩合 60%
原材料名 米(国産)、米糀(国産米)
自然米 表示義務のない加工助剤・酵素剤等も不使用
内容量 160ml
(以上、ラベルより転記)




仁井田本家酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
163.穏(おだやか) 純米 180ml
1149.穏(おだやか) 純米吟醸 180ml

牛乳瓶みたいな容器に詰められた今日いただくこのお酒は、自然米を100%使用した純米吟醸酒なんだってさ。
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純米吟醸酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香はないですね。
含むとかすかにフルーティーさを感じます。
それに爽やかな風味がありました。

うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみがしっかりで、淡めなりに厚みを感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も弱めながらにじんわりと感じます。
苦みがあって、弱めながらに鋭さがわかります。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めですが、ちょいスーでした。
かすかにピリかな?

甘みはひかえめです。
かなり弱めです。


やや淡麗でちょい爽快のちょい苦ちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。
香りが弱く、むしろうまみが前に出ておりました。
爽やかさがありましたが、しつこくは感じませんでした。
キレがよく、ちょいスーで、後味はすっきりしておりました。
しかも辛口で、キリッと引き締まっておりました。


食事と合う、おいしい純米吟醸酒でした。

今日はどうしても酢の物を食べたかったので、さんまざく(さんまの蒲焼缶を使用した、うざくの代用食)とあわせました。
さっぱりしたお酒がさんまの蒲焼缶とよく合いましたとさ。
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【お酒】1947.霞城壽 銀扇 180ml [06.山形県の酒]

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製造者 寿虎屋酒造株式会社
山形市大字中里字北田93-1

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




昨日に引き続き、今日も寿虎屋酒造さんのお酒をいただきます。
そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
222.金扇 霞城壽 本醸造 カップコトブキ
256. 霞城壽 カップコトブキ
782.虎屋のから口 180ml
1931.霞城壽 大吟醸 珠玉 300ml
1946.霞城壽 金扇本醸造 300ml

昨日いただいた金扇は本醸造でしたが、このお酒には特定名称が付されておりませんでした。
ということは、普通酒なのでしょう。
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小印も付されていないようでしたけれど、
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買ったときにもらったレシートには、“銀扇”と表示されておりました。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
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燗をつけると、お酒の甘い香りがかすかに漂ってまいりました。

うまみはやや淡めでしょう。
最初に米のうまみが来て、淡めなりに厚みを感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)は感じるものの、かなり弱めです。
渋みはわかりますが、ごくかすかです。
キレはよいですが、透明感はわずかです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めです。
深みもないみたいです。
ただちょいスーで、かすかにピリと感じます。

甘みはややはっきりでしょう。
べとつかないものの、幅を少し感じます。


やや淡麗でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

味の要素は金扇本醸造と同じでしたが、こちらのほうが淡めでさっぱりしておりました。
これは私の予想ですが、造りは同じであるものの、アル添量と加水量とがこちらの方が多めなのではないでしょうか?
でも、それ故か、こっちのほうがスッキリしていて飲みやすく感じました。
ワタクシといたしましては、こちらの“銀扇普通酒”のほうが好みでした。

【お酒】1946.霞城壽 金扇本醸造 300ml [06.山形県の酒]

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製造者 本家 寿虎屋酒造株式会社
山形市大字中里字北田93-1

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール
精米歩合65%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




山形市内に蔵を構える寿虎屋酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
222.金扇 霞城壽 本醸造 カップコトブキ
256. 霞城壽 カップコトブキ
782.虎屋のから口 180ml
1931.霞城壽 大吟醸 珠玉 300ml

今日いただくこのお酒は、“金扇”の小印が付された本醸造でした。
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“霞城(かじょう)”ってのは、きっと山形城の別名に由来しているのでしょうね。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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燗をつけると、甘い香りをかすかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
穏やかな酒臭さ(ほめ言葉です)とともに、米のうまみに厚みを少し感じます。
軽い渋みが少しだけあるみたいですが、雑味には感じません。
キレはよく、スッと引いて行きます。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはわかるものの、弱めです。
ただ、酸味自体の深みを少し感じます。
わずかにスースーで、熱いうちはピリピリ感はないものの冷めると少しだけ出てくるみたいです。

甘みはややはっきりです。
べとついた感じはないものの、甘み自体に幅を感じます。


やや濃醇でちょい深スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

酒臭くて(あくまでもほめ言葉です)、米のうまみに厚みがあって、深みが少しあったことから、飲み応え満載でした。
それでいてキレがよいのは、アル添の効果でしょうか?
甘みもいい感じに効いて、コクを添えているようでした。
さらに軽い渋みがいい感じに引き締めてくれておりましたよ。

やまがたの酒、やっぱりうまいね。



そのやまがたの酒に合わせた今日のエサはこちら。

細めのアスパラガスを見つけたので、
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おひたしにしてみました。
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シャキシャキでまいう~!
午前中に作ってだしに浸しておいたので、味がしみておりました。
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おいしそうな新じゃが。
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煮てみました。
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落とし蓋をして弱火で30分ほどかけて煮たことで、ねっとりと仕上がりました。
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ごちそうさまでした。







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今日も「触れ!」のご命令が出されたので、
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仰せの通りにさせていただきました。
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触られている間、しっぽを股に挟んでいる姿がかわいい黒猫のダンナなのでした。
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(友情出演)

2年半ぶりに訪問した場所での酒集め [旅]

今回は、春の青春18きっぷの4回目と5回目とを利用して出かけました。
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今回出かけた場所へは、
およそ2年半ぶりの訪問でした。

その場所では、酒集めのための徘徊のみならず、
素敵なお店で地酒をたっぷりといただきましたよ。


その顛末を、ここに報告させていただきます。






★☆2021年4月3日(土)★☆


今回は、上野駅から。
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6:08発の東北本線宇都宮行普通527Mに乗車。
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途中の小金井駅で乗り換え。
7:41発の黒磯行普通635Mは、メルヘン顔の205系でした。
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黒磯駅で、9:08発の新白河行普通4129Mに乗りかえ。
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新白河駅。
今日は人が多いな。
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新白河駅からは、9:52発の郡山行普通2129Mに乗りかえ。
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2129Mの車中にて、PCR検査の結果を受信。
月曜日(3/29)に発送したのに、報告がずいぶんと遅いな。
まあでも“低リスク”(高リスクor低リスクで判断)だったからよしとしよう。
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2129Mに40分ほど乗って、着いたのは郡山駅(福島県郡山市)。
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時刻は10:30過ぎ。
この日の朝食は午前3時過ぎだったので、腹が減ってまいりました。
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そこで、郡山駅の立ち食いそば屋で昼食。
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山かけそばをいただきました。
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噛み応えがある麺で、そばの風味も一応感じることができます。
つゆは薄味で、ワタクシ好みでした。
おいしゅうございました。
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歯磨き、雉撃ちを終えたのち、郡山駅からは磐越西線に乗車。
私が乗ったのは、11:39発の会津若松行普通1227Mでした。
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あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ午前中なのに飲み始めるアル中ハイマー型ダメ人間だ!
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郡山駅の周辺では、桜が満開でした。
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磐梯山(1,816m)。
真ん中の割れ目のところにはかつて2,000m超の山が聳え立っていて、それが明治21年の噴火で吹っ飛んでしまったというから驚きですわ。
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こちらは猫魔ヶ岳かな?
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1227Mに1時間20分ほど乗って、着いたのは会津若松駅(福島県会津若松市)。
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およそ2年半ぶりの、
会津若松への訪問でございます。
前回(2018年9月)の様子はこちら。
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駅に併設されていた売店で、榮川(エイセン)の純米吟醸をGET!
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さらにNEWDAYSでは、これらをGET!
開当男山カップは既出ですが、ラベルが東武6050系電車からリバティおおさか、
じゃなくてRevaty(リバティ )に変わっておりました。
(でも相変わらずの糖類添加でした。)
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渡辺宗太商店さんへやってまいりました。
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その渡辺宗太商店さんで、會州一純米カップ(左)と、ラベルが変わっていた廣戸川カップ(中)、それに仁井田本家さんのおだやか純米吟醸カップ?(右)とをGET!
渡辺宗太商店さんには何度も通わせていただいているのですが、まさかの収穫にいささか驚きました。
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気をよくして、次の目的地をめざしたのでした。

それにしても、いい天気!
あたしゃ会津若松には少なからず来ておりましたが、来るたびに毎回毎回雨に降られていたのでした。
こんなに晴れたのは、今回が初めてでしたよ。
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お稲荷さんがありました。
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鶴ヶ城稲荷だってさ。
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蒲生氏郷が会津を治めていた頃からあったのね。
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拝殿にて、二礼二拍手一礼。
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こちらは古峯神社のお札を納める塔。
古峯神社(栃木県鹿沼市)は火伏の神様で、この塔の上の部分に古峯神社のお札を納めてあるのです。
この塔は、形状こそ異なれども、会津のみならず山形県の置賜地方(白鷹町南陽市)でも見たことがありましたよ。
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次なる目的地は、植木屋商店さん。
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目論見どおり、カップ酒5個+奈良萬300ml瓶を無事GETすることがかないました。
會津蔵武のご店主(カズさん)からいただいた情報のおかげでした。
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会津若松の桜。
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まだほとんど咲いていませんでしたよ。
郡山は満開だったのにね。
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私が会津若松で好きな場所の一つがここ。
両脇に立つ商店の奥に、荘厳な会津若松市庁舎がそびえるこの場所の雰囲気が大好きなのです。
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かわいいにゃんこを発見!
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さわらせてくれましたよ。
ありがとうね。
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花春も榮川も、会津では大手筋の蔵。
でも双方とも、身売りしちゃったんだよね。
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七日町(なかまち)通りへとやってまいりました。
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七日町通りには、古い建物が少なからず残っているのです。
それらを眺めることも、会津若松へ来た楽しみの一つなのですよ。
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七日町通りにある、鶴乃江酒造さん。
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にごり酒をGET!
林ゆりさん(平成8年ミス会津)が応対して下さって、緊張しちゃったワタクシでした。
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私が七日町通りで目指していたのは、“もめん絲”さん。
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実はワタクシ、前回会津若松を訪問した際に、もめん絲さんで携帯電話のストラップを買っていたのでした。
会津塗の玉をあしらえたそのストラップ、2年半使用したことで玉の表面が剥げてボロボロになっちゃったのよね。
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そこでもめん絲さんへ2年半ぶりに再訪し、新しいストラップを入手したのでした。
今回は青にしました。
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JR只見線の七日町駅へと辿り着きました。
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七日町駅からは、15:31発の会津若松行普通2316Dに乗車。
やってきたのは、JRではなくて会津鉄道の車両。
でもここ七日町駅はJR只見線の駅なので、青春18きっぷで乗車可能なのです。
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2316Dに一駅だけ乗って、会津若松駅へ戻ってまいりました。
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ホテルにチェックイン。
夕刻を待って、会津若松の街へと繰り出したのでした。
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私がやって来たのは、會津蔵武(あいづくらぶ)さん。
2年半ぶりの訪問です。
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いささかフライング。
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お!
美味しそうなものがあるじゃあ~りませんか!
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程なくして開店。
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會津蔵武には、一つだけルールがあるのです。
それはご主人を「カズさん」とお呼びしなければならないこと。
女性を名前でお呼びするのは男としてはいささか気恥ずかしい気もいたしますが、
“郷に入らば郷に従え”!でしょう。
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最初の一杯は、さっぱりしたものを所望。
勧めていただいたのは会津娘の雪がすみの郷。
たしかにさっぱりしていましたが、米のうまみはしっかりしておいしゅうございました。
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お通しは、大好きなこごみ!。
噛むと青みと爽やかな香りとが鼻へ抜けていく、春らしくておいしい一品でしたよ!
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二杯目は、燗酒を所望。
勧めていただいたのは、会津娘の純米酒。
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米のうまみがキリッと引き締まっていて、舌の上を突く感じ。
冷めるにつれて、酸味と深みとが少し出てくるみたいでした。
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その会津娘純米を、鰊の山椒漬とともにいただきました。
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鰊の山椒漬を食べると、
会津へ来たなぁ!
って思うのは私だけ?
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春アスパラのせいろ蒸し。
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これ、ものすごくまいう~♪
みずみずしくてとてもやわらかい!
それでいて、アスパラのうまみ満載。
こんなにおいしいアスパラを食べたのは初めてかも。
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会津娘を空けて、末廣の山廃純米(燗酒)へと移行。
深みはあるものの、角や雑味のない上品な山廃ですよ。
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アスパラのおひたし。
出荷できない細いものを使用しているとのこと。
やわらかくて、味が滲みていておいしゅうございました。
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クルミ入りのふきみそ。
ふきのとうの苦みとともに、くるみの香ばしさとがいい感じに効いておりました。
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「しっかりした燗酒を飲みたい。」
とカズさんにお願いしたところ、勧めていただいたのがこの“野恩”。
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平成29年醸造年度産。
ということは、口を開けるこの日まで4年間、瓶の中で熟成されていたってこと?
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深みが満載!
熟成感はあるものの穏やかで、角や雑味はまったく感じませんでしたよ!
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その後、龍が澤純米大吟醸滓がらみ生酒2020年醸造年度やら、
(生ひねがあるとのことでしたが、かなりまろやかでした。
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名倉山の会津士魂特別純米をいただいて、
(熟成感があったもののひかえめで、キレがよい。
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※:最後の2本の感想は、酩酊に近い状態でしたので的確ではないかもしれません。
普段からいいかげんじゃないか。


いやぁ~!
飲んだ飲んだ!!
會津蔵武では、カズさんに会津のお酒を堪能させていただきました。

唎酒師のカズさんは、「こういうお酒を飲みたい」と頼めばその通りのものを出してくださるスゴイ御仁。
酒好きならば一度は訪問すべきお店だと、あたしゃ心の底からそう思いますよ。
それにオイラみたいに、2年半も訪問していない例はダメかもね。

ごちそうさまでした。
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こうして、会津若松の夜は更けて行ったのでした。






★☆2021年4月4日(日)★☆


午前6時の会津若松駅。
昨晩あれだけ飲んだのに、寝覚めはスッキリしておりましたよ。
会津の酒は、酔い覚めがいいみたいですね。

それにしても、かなり肌寒いね。
だから桜の開花が遅いのかな?
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会津若松駅から私が乗ったのは、6:36発の磐越西線郡山行普通1224M。
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磐梯山よ、
生きてさえいれば、いつかまた来るぜ!
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1224Mに1時間20分ほど乗って、終点の郡山駅に到着。
駅の売店で榮川の純米にごりをGET!
既出ですけれどね。
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郡山駅からは、9:04発の新白河行普通2128Mに乗車。
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途中の白河駅では、桜に囲まれた小峰城を眺めることができました。
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2128Mに、終点まで乗車。
終点の新白河駅で、9:53発の黒磯行普通4130Mに乗りかえ。
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黒磯駅では、10:21発の宇都宮行普通640Mに乗りかえ。
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あーダメ人間だダメ人間だ!
黒磯駅の売店がコロナ禍で休業中だと知っていて新白河駅で買いこんできたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
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先の記事へのコメント返しをしながら640Mに50分ほど乗って、終点の宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着。
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え?



なんだって?



また「アレ」かって?

















ああそうさ!


例の茶番劇の始まりだぜ!!


なんか文句あるか???











ということで、ここからはいつものお約束どおり進むのです。

まずは、餃子像様に最敬礼!
<(_ _)>
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ごあいさつが済んだら、バスに乗車。
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宇都宮のバスは、やっとICカードが使えるようになったのね。
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バスに乗って、東武駅前へ向かいます。
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目指したのはもちろん、三平食堂さんですよ。
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テーブル席は満席。
すでに酒気帯びの瘋癲は、カウンターに座ったのでした。
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まずはビール。
お通しはかっぱえびせんでした。
オマエさっき飲んだばっかりじゃないか!
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野菜サラダ(単品)。
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乗っかっている野菜がどれもみずみずしくておいしいんですよ!
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ポテトサラダもついとりゃあしたがや!
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そしてもちろん、餃子もいただきますよ。
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野菜が大半を占めるこの餃子の餡が、肉よりも魚よりも野菜を好むワタクシを魅了してやまないのです。
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こちらはしそ餃子。
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しそが入っていることがおわかりでしょうか?
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それらをしょうゆを使わずに、酢とこしょう、ラー油でいただきます。
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モチモチの皮をかじると、中から野菜のエキスが滲み出してくるのでした。
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この餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
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きれいで甘口の十一正宗が、野菜たっぷりの餃子にピッタリなのでした。
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あー、うまかった!
今日もまた、大満足でございました。
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お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて宇都宮駅へ戻りました。
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アーケードが途切れたところにあるのが、二荒山神社。
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桜を眺めながら95段の石段を駆け上がって行きました。
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拝殿で参拝を済ませて振り向くと、そこにも桜の木がありました。
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宇都宮の桜は、散り始めで若葉が出ておりました。
会津若松の桜とはぜんぜんちがうね。
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石段を下りて宇都宮駅へと向かい、
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上野東京ラインのグリーン車に乗って、
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ビールを飲みながら帰ったとさ。
まだ飲むのかよ!
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明るいうちに帰宅できたので、黒猫のダンナに遊んでいただけましたとさ。
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以上、

カップ酒10個(うち再度購入1個、糖添三増酒1個)
300ml瓶4本

の旅でした。

ワタクシは会津若松へはこれまでに何度も訪問しており、それ故にカップ酒に関しては採り尽くした感があったのでした。
しかし今回は、渡辺宗太商店さんでの偶然の出会いや、會津蔵武のカズさんに提供していただいた情報のおかげで、はからずもカップ酒を少なからず入手することが叶っちゃいました。

在庫が潤沢になったことから、これでまたしばらくの間は、このブログを書き続けていけそうです。
会津若松には足を向けて寝られないな。


それに今回の移動は、普通電車だけを利用した範囲だったにもかかわらず、訪問した各所では桜の開花状態にちがいがあって、それがまた面白いところでございました。




こうして、ワタクシの2021年の春は、終わりを告げたのでした。
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“闘竜灘 昔づくり純米酒”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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神結酒造株式会社
兵庫県加東市下滝野474

アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(兵庫県産)・米麹(兵庫県産米)
精米歩合 60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
【お酒】520.闘竜灘 昔づくり純米酒 カップ




今日は、ちょうど6年ぶりにこのカップ酒を再びいただいてみることにいたしましたよ。

純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっていて、少し透き通っておりますね。
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うまみはやや淡めでしょう。
でも、熟成感が穏やかに効いていて、角や荒さを感じません。
酒臭さ(ほめ言葉です)がそれに続くものの、これも穏やかです。
米のうまみは弱いかな。
渋みが少しあって、軽めながらに鋭さを感じます。
純米ですが、キレはよいですね。
透明感が少しあるかな?

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはわかるものの、弱めです。
ただちょいスーでちょいピリでした。

甘みはややはっきりです。
厚みはないものの、少しべとつくみたいです。


やや淡麗でちょい枯ちょい渋ちょいスーちょいピリ旨やや甘口のお酒でした。

淡めなりに枯れ具合と酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)とを感じたことから、飲み応えがありました。
それでいてキレがよく、味わい自体はさっぱりしておりました。
渋みもいい感じに甘みを引き締めておりました。

ただ、ワタクシといたしましては、甘みのべとつきとちょいスー、それにちょいピリが気になりました。
純米酒でも、こういう風味に仕上がるものなのかな?

それがわからないなんて、まだまだ修行が足りないみたいです。