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【お酒】1860.福無量 アルミ缶 [20.長野県の酒]

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製造者:沓掛酒造株式会社
長野県上田市下塩尻35

アルコール分:15度
内容量:180ml
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
(以上、缶の印刷事項より転記)




沓掛酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
205.福無量 カップ
796.福無量 本醸造 カップ
1851.福無量 300ml

今日いただくこのお酒は、アルミ缶に詰められておりました。
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しかし普通酒ですから、きっと紙カップや300ml瓶と同じ中身でしょう。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、あれ?
少し茶色がかっておりましたよ。
300ml瓶は透明だったのに。
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うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みがあって、酒臭さ(ほめ言葉です)がそれに続きます。
苦みがあって、強くはないものの重さを少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じないくらいです。
ただスースー感が少しあるみたいです。
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
さらっとしているものの、甘み自体に幅を感じます。


やや濃醇でちょい重ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
やっぱりうまみはしっかりしておりましたよ。
苦みに重さを感じるものの、スースー感(アル添の効果か?)がそれを和らげているようでした。
甘みもいい感じでした。

色はちがっても、300ml瓶と同じ味わいだと感じましたとさ。

【お酒】1859.千曲錦 金紋 Chikuma Cup [20.長野県の酒]

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千曲錦酒造株式会社
長野県佐久市長土呂1110

内容量 180ml
アルコール分 15度
原材料名 米(長野県産)・米こうじ(長野県産米)・醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの“千曲錦”。
かつて以下のものをいただいております。
162.千曲錦 純米 藤村のにごり酒 カップ
220.千曲錦 カップちくま
1108.純米原酒 千曲錦 300ml

今日いただくこのお酒は、“金紋”の小印が付された普通酒でした。
金紋ということは、かつての級別制度下における二級酒クラスのお酒でしょうか。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し茶色がかっていて、透き通っておりました。
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うまみはやや濃いめでしょう。
最初に熟成感が来ますが、角や粗さがなくて穏やかです。
それに米のうまみが続いて、広がらずに舌の上を突くように乗っかって来ます。
苦みがあって、弱めですが、鋭さもわずかに感じます。
キレはよく、スッと引きますよ。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めで、鋭さはかすかに感じます。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめかな。
これもかなり弱めですが、幅があることはわかります。


やや濃醇でちょい枯れちょいスーすっきり旨やや辛口のおいしいお酒でした。
熟成感がしっかりなのに、角や粗さがなくて穏やかでした。
それでいて米のうまみもわかって、けっしてペラペラではありませんでした。
酸味や甘みは弱めでしたが、双方ともいい感じに効いておりましたよ。
なかんずくこのキレのよさ!、これはアル添の効果でしょうか?

しっかりなのにキレよくてすっきり。
うまいね!
私の好きな味でした。

“小鹿 25度 200ml”を三たび飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 小鹿酒造株式会社
鹿児島県鹿屋市吾平町上名7312

本格焼酎
原材料名 さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)
アルコール分 25度
内容量 200ml
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
《焼酎》52.小鹿 25度 200ml

《二回目記事はこちら》
“小鹿 25度 200ml”をまた飲んでみましたよ~だ!





今日はね、火野正平、
じゃなくて、小鹿みき、
いやいや、鹿児島の芋焼酎“小鹿”を3回目ですがいただきましたよ。
このボケ、平成生まれにはわかるまい!


いまでこそ株式会社である小鹿酒造さん。
でもその出発は、地域の蔵元さんが合弁で設立した協業組合だったのだとか。
なんでも、「1971年にメーカー4社で組合を設立、88年には2社がこれに加わった。」(※1)とありましたよ。
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しかもその“小鹿”という名称は、「「鹿」屋地区の「小」さなメーカーの集まりという意味で名付けられたという。」(※2)のだとか。


そんな“小鹿”なのに、ラベルのデザインは紅葉。
もしかして、“もみじ=鹿肉”ってこと?
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ところでこの“小鹿”は、鹿児島市内にあったセブンイレブンで入手したのでした。
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というのも、8月の初めに鹿児島市内を徘徊していた際、とある焼酎専門店を訪問してカップやペットボトルの焼酎はないかと尋ねたところ、そのお店のオバハンお姐さんに、
「セブンイレブンへ行け!」
と一喝されたものでね。
北方謙三かよ!って思いましたよ。

でもね、鹿屋から離れた鹿児島市内のコンビニでも入手できることは、この小鹿が鹿児島県内では広く愛飲されていることの証左でしょうよ。
オイラにとっては、コンビニでお手軽に入手できる小鹿で充分!
一升瓶でしか飲めない“幻の焼酎”なんて糞くらえだぜ!



それでは、いただいてみたいと思います。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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最初にピリリと来ます。
でもその直後に、芋のふっくら感が鋭く鼻腔を突いてきます。
甘みもあって、けっこうしっかりしていますね。
重さはまったく感じません。
キレはとてもよく、スッと引いて行きますよ。



次に、お湯割りで。
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これは芋のふっくら感がパッと広がりますね。
甘みは薄まることなくしっかり残っておりますよ。
重さや苦みは、熱いうちは感じませんでしたが、冷めるにつれてちょっと出てくるみたいです。
キレのよさは生と同じで、スッと引いていきますよ。

お湯割りは、風味豊かで甘みしっかりなのに、キレがよくてとてもスッキリでした。
冷めると苦みと重さとがちょっと出たので、熱いうちにズズズッといただいたほうがよいかもしれません
うまいね!



最後は残りをロックで。
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キリッと引き締まっているものの、甘みが角を和らげてくれておりました。
苦みがでましたが、強くはないですね。

これはやっぱり刺身かな。



“小鹿”はスッキリしているものの、風味豊かなおいしい芋焼酎でした。
さつま白波のようなガツンと来る味わいではないものの、芋の風味がしっかりしていて飲み応えがありましたよ。
それでいてキレがよく、また甘みがいい感じに効いておりました。

やっぱり小鹿はうまいね。
だからこそ、あたしゃ鹿児島へ行くたびについつい買っちゃうのですよ。



その小鹿と合わせた今日のエサ。

酢の物を食べたかったので、うざくならぬ“さんまざく”。
うなぎの蒲焼をさんまの蒲焼缶で代用したのでした。
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そして今日は、さつまいも。
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冷蔵庫の残り物と共に煮物にしてみましたよ。
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ふっくらと炊きあがってまいう~でした。
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ごちそうさまでした。








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“ゴロン”は、「触れ!」のご命令。
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仰せの通りにさせていただきましたとさ。
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(友情出演)


(※1)株式会社フード・ビジネス『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.12(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)『庶民価格でうまい! 芋焼酎はこれで決まり』p.152(2005.5 洋泉社ムック045)

“さつま白波 25度 200ml”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者:薩摩酒造株式会社
鹿児島県枕崎市立神本町26

品目:本格焼酎
原材料名:さつまいも(鹿児島県産)、米こうじ(国内産米)
アルコール分:25度
内容量:200ml
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
《焼酎》16.さつま白波 200ml【追記あり】





今日は、およそ3年弱ぶりにさつま白波をいただいてみましたよ。
というのも、これから先、屋久島や種子島で入手した芋焼酎をいただくにあたって、自分にとっての味の基本となる芋焼酎をあらかじめ飲んでおいてその味を確認しておこうと思ったからでした。

ということで、さっそくいただいてみようと思います。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょとだけ。
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芋の風味満載ですね。
それに重さもどっしりとしています。
華やかな香りもフワッと広がりますよ。
それにこれ、甘い!

ピリピリとスースーもちょっとありますが、それほど気にはなりません。



次に、お湯割りで。
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芋の風味とどっしり感は和らぎますね。
甘みも然りでしょう。
一方で、酸味とともに香ばしさが少し出てまいりましたよ。

これはホッとするわ。
夕食と一緒にいただけば、一日の疲れをとりさらってくれますよ。
まさに“ダレヤメ”には最適な飲み方でしょう。



最後は、水割りで。
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苦みがちょっと出ますね。
でも風味はしっかり残っていて、それらを苦みがキリッと引き締めておりますね。

さっぱりしているのに、風味はしっかりしておりました。
刺身には、水割りがいいんじゃないかな。



ああ、
また枕崎へ行って、かつおをつまみながらさつま白波を飲みたいな!

いつかまた枕崎へ行こうと、固く心に決めた、吉宗であった。
(暴れん坊将軍のエンディングより)




そのさつま白波に合わせたのは、冷蔵庫の残り物の野菜炒め(卵入り)。
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今日はカレー粉で味付けました。
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清酒をカレーと合わせると、酒の味がわからなくなっちゃいますね。
でも焼酎、それもさつま白波とは、対等に渡り合っておりましたよ。
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ごちそうさまでした。




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今日も昼間は暑かった。
それでも黒猫のダンナは、車の下から顔だけ出してくれました。
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夕方になったら、一雨降って来やがった。
それで涼しくなったら、出てきて遊んでくださいましたとさ。
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(友情出演)




2021/11/13
三たび飲んでみました。

【お酒】1858.米鶴 180ml [06.山形県の酒]

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製造者 米鶴酒造株式会社
山形県東置賜郡高畠町二井宿1076
内容量180ml
国産米100%使用
(瓶の印刷事項より転記)

アルコール分15度
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
国産米100%
(フタより転記)




米鶴酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
299.米鶴 醇成 ファミリーカップ
311.米鶴 吟醸生彩 300ml
447.米鶴 かっぱ 特別純米酒 180ml二回目はこちら

今日いただくこのお酒は普通酒ですから、きっと299.米鶴 醇成 ファミリーカップと同じ中身なのでしょう。
ですがそれをいただいたのはもう6年以上も前のことですから、味は完全に忘れてしまいましたよ。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、茶色がかっておりました。
あれ?、米鶴ってこんな色だったっけ?
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入手した際には新鮮でしたが、製造から今日まで4カ月以上のあいだ、拙宅の劣悪な環境の下で放置してしまったこのお酒。
瓶の中で劣化がすすんでしまったのでしょうか?
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ちなみに、買ったときはこんな感じの色でした。
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燗をつけると、アルコールの香りと共に、甘い香りもかすかに漂ってまいりました。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみに厚みがありますね。
酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。
熟成感はないね。
軽い渋みがちょっとあることがわかります。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感は少しはっきりですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりです。
さらっとしていますが、甘み自体に幅を感じます。


やや濃醇でちょい渋ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみがしっかりしていて飲み応えがありましたが、キレがよくて後味はすっきりしておりました。
“ちょい渋ちょいスー”と書きましたが、突出することなく味をうまく引き締めておりましたよ。
甘みは穏やかにコクを添えておりました。

うまいね!
茶色は劣化ではなくて、熟成だったのかな。
お酒の味って本当に難しいわ。

《焼酎》156.アサヒ 17度 200ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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日當山醸造株式会社
鹿児島県霧島市隼人町西光寺649

本格焼酎
正味200ml詰
アルコール分 17度
原材料/さつまいも、米麹
(以上、包装フィルムより転記)




今日は、日當山(ひなたやま)醸造さんの“アサヒ”をいただきますよ。

あたしゃ今日はね、から揚げで冷たい焼酎を飲みたいな!って朝起きた時からずっと思っていたのでした。
だからこの“アサヒ”を冷蔵庫に入れて冷やしておいて、仕事の帰りにスーパーでから揚げを買ってきたのでした。
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ところがここで大チョンボが発覚!
から揚げだと思って手に取ったこれは、“竜田揚げ”だったよ。
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今日いただくこの“アサヒ”は17度ですから、割らずにこのまま飲める、いわゆる“前割り”ってやつですね。
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“アサヒ”は25度のものも入手しておりますので、いろいろな飲み方を試すのは後日それをいただく際までのお楽しみとしておきます。
今日は“冷たい焼酎を飲もう!”と朝から固く心に決めておりましたから、全量を冷蔵庫で冷やしたものでいただきますよ。
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鼻を近づけると、華やかな香りをふんわりと感じることができましたよ。

一口含むと、その華やかな香りが口の中に広がったのちに、鼻へと抜けていきますよ。
芋のふっくらした風味は弱めですが、その存在はわかります。
重さはほとんど感じません。

苦みと酸味とがちょっとありますね。
それにちょいピリです。
甘みはかなり弱めですが、確認できます。


華やかな風味が豊かで苦みと酸味とが引き締める、おいしい前割り芋焼酎でした。
いいじゃん、いいじゃん!
うまいじゃん!

これは香りを特徴とする芋焼酎でしょう。
さつま白波のような重さはありませんでしたが、香りだけで充分に楽しむことができました。
しかもそれが、から揚げ、じゃなかった竜田揚げと合いましたよ!
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25度のものをいただく際には、いろいろな飲み方を試してみようと思います。
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“羽陽一献 カップ”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 株式会社中沖酒造店
山形県東置賜郡川西町大字西大塚1792-3

アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
【お酒】600.羽陽一献 カップ




今日は、およそ5年2カ月ぶりに中沖酒造店さん(山形県東置賜郡川西町)の“羽陽一献”のカップ酒をいただいてみましたよ。

普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は少し茶色がかっていて、透き通っておりました。
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うまみはやや濃いめでしょう。
熟成感が最初に来て、枯れていて荒さも少し感じます。
それに米のうまみが追随し、厚みを少し感じます。
苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
キレはそれほどでもないものの、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感がちょっとありますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめかな。
弱めですけれど、ちょっとだけべとつくみたいです。


やや濃醇でちょい枯ちょい苦ちょいスー旨やや辛口のお酒でした。
少し荒さのある枯れ具合と苦みとで飲みにくさをちょっと感じますが、スースー感がそれらを和らげているように感じました。
それでも米のうまみがしっかりしており、飲み応えがありました。

飲みやすくはないものの、濃いめに味付けられた料理や揚げ物などには合うように思いましたよ。