SSブログ

明日から出かけてまいります。 [雑感]

 
 
ワタクシの手元には、

2022年春の青春18きっぷが3回分残っております。

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これを使って、

今週末は、

飲んだくれの旅に出かけます。



徘徊する場所のうち一つは初めて訪問する場所なのですが、
そこにある蔵元さんのカップ酒は既出です。
それ故、入手可能なお酒は300ml瓶でしょう。
まあでも、カップ酒は前回の徘徊でたくさん入手できましたから、
今回は300ml瓶狙いで出かけるつもりでございます。



もちろん!

PCR検査を事前に受けて、

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低リスク

の評価を得ておりますよ。

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それ故に、

今週末の更新はございません。


次回の更新は、

4/5(火)

を予定しております。






ごきげんよう!







































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(友情出演)
















うわ!


地震が来た!


震源地、うちの真下じゃん!


震度4、けっこう揺れたわ。


〔泡盛〕22.首里天(すいてん) 25度 100ml [9947.沖縄県の泡盛]

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瑞穂酒造株式会社
沖縄県那覇市首里末吉町4-5-16

琉球泡盛
原材料:米こうじ(タイ産米)
内容量:100ml
アルコール分:25度
(以上、ラベルより転記)




今日いただくこの泡盛ですが、
首里天と書いて、
“すいてん”って読むんだってさ。
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蔵元さんのWebsiteによれば、この名は琉球王朝の王様の尊称である「首里天加那志」に由来するんだってさ。

おしまい!


いやいやいや、
いただいてみましょう。

今日もちょい水足しの水割りでいただきます。
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上立ち香はないね。
でも含むと、香木のような香りを口の中でどっしりと感じます。

米の風味に厚みがしっかりありますね。
黒麹の香ばしさもよくわかります。
軽い苦みがちょっとだけあるみたいですが、角や粗さはありません。

甘みはややはっきりかな。
幅は感じませんね。


米の風味しっかりで飲み応えのあるおいしい泡盛でした。

これは飲み応えバッチリですね!
米の風味と黒麹の香ばしさとが満載でした。
香りも含むとどっしりと感じました。
でも、それでいて角や荒々しさを感じない、洗練された風味でした。

これはうまいね!
泡盛らしさ満載なのに、けっしてしつこくない。
清酒や焼酎に比べるとあたしゃ泡盛の経験はまだまだですけれど、泡盛も面白いね。

〔泡盛〕21.島風 30度 100ml [9947.沖縄県の泡盛]

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(株)石川酒造場
沖縄県西原町字小那覇1438-1

琉球泡盛
内容量:100ml
アルコール分:30度
原材料名:米こうじ(タイ産米)
(以上、ラベルより転記)




石川酒造場さんの泡盛は、かつて19.玉友 25度 100mlをいただいております。

今日いただくこの“南風”なる泡盛は、古酒(クース)を20%ブレンドしたものなんだってさ。
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話のネタがないので、さっさといただきます。
水をちょい足しの水割りでいただきます。
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香ばしさのある香木のような香りをふんわりと感じます。
米の風味には鋭さがあって広がりませんが、同時にどっしりとしていて厚みを感じます。
黒麹の香ばしさも少し感じます。
軽い苦みがありますが、弱めです。
甘みも弱めですが、わかります。


香ばしさを伴う香りふんわりで米の風味がどっしりキリリのおいしい泡盛でした。

香りがありましたが、しつこくはなくていい感じでした。
風味はどっしりとしており、かつ鋭さを伴って引き締まっておりました。

おいしいね。
これは私の予想ですが、脂身のある肉と合うんじゃないかな?
肉の脂をサッと流してくれそうな気がいたします。

【お酒】2107.沢の鶴 蔵出し生貯蔵 カップ [28.兵庫県の酒]

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製造者 沢の鶴株式会社
神戸市灘区新在家南町五丁目1番2号

アルコール分 13.5度
原材料名 米(日本産)・米麹(日本産米)・醸造アルコール
270ml
(以上、ラベルより転記)




沢の鶴さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
151.沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml
286.沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml
526.沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶 (二回目はこちら
584.沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml
1030.沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒
1327.沢の鶴 純米樽酒 180ml
1442.沢の鶴 生酛造り 純米 カップ 200ml
1498.純米吟醸 瑞兆 山田錦 180ml
1945.沢の鶴 SHUSHU 180ml
2100.特別純米酒 実楽山田錦 300m 

今日いただくこの生貯蔵酒は、
度数が13.5度と低めの270mlカップ酒でした。
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生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度。
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上立ち香はないですね。
含むとフレッシュさをかすかに感じる程度です。

うまみは淡めというか、薄め。
それでも米の風味をふわりと感じます。
苦みかすか。
熟成感はなく、酒臭さもゼロ。
キレはバッチリです。

酸味はひかえめ。
すっぱさはごくかすか。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめ。
弱めですが、わかります。


淡麗スッキリサッパリやや辛薄口のお酒でした。

米のうまみはわかりましたが、それでもやっぱり薄いというか、水っぽさを感じました。
それ故に、軽くて、かつアルコールの感じが少ないので、スイスイと行けてしまいました。

まあでも、こういうのもありでしょう。
夏の暑い日にビールの代わりにがぶがぶと飲めるのではないかと思いました。
というか、薄めでも米のうまみを感じることができたのは、やっぱり沢の鶴さんのお酒だからでしょうか。





その薄口の沢の鶴と合わせた今日のエサはこちら。


きゅうりを食べたかったので、
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練り梅を使って、
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梅和えにいたしました。
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おいしい!
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またしても、
油揚げの賞味期限を徒過してしまいました。
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フライパンでサッと焼いて、
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これに合わせたのは、
新潟で買ってきた、ふきのとう味噌。
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“焼油揚げ ~ふきのとう味噌を添えて~”
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これもおいしい!
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スーパーで買ってきた刺身。
このまま食べてもぜんぜんおいしくない!
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九州の甘い醤油を使って、
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“りゅうきゅう”(大分県の郷土料理)。
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りゅうきゅうって、安い刺身をおいしく食べる方法としてもっと広まってもいいんじゃないかと、あたしゃそう思いますよ。
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


午前中はおねむだった黒猫のダンナでしたが、
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午後になったら部屋の前まで遊びに来てくれましたとさ。
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(友情出演)

“ぽんしゅ館”制覇の旅と酒集めと [旅]

 
ぽんしゅ館。



それは、
旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、


じゃなくて、

新潟県内にある3つの駅に併設されている、
お酒好きの諸兄にとってはたまらなくムフフな施設なのです。


今回は、その3箇所あるぽんしゅ館のすべてを回ってみようと計画し、
青春18きっぷを使って出かけてまいりました。
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もちろん!
事前にPCR検査を受けて、
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「低リスク」の評価を頂戴しておりますよ。
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★☆2022年3月20日(日)★☆



山手線に乗って、やって来たのは早朝の上野駅。
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上野駅からは、高崎線に乗車。
5:43発の高崎行普通823Mでした。
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823Mの終点である高崎駅で、上越線に乗りかえ。
7:45発の水上行普通725Mでした。
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赤城の山も今宵かぎりかぁ。
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725Mに終点まで乗って、水上駅で乗り換え。
9:44発の長岡行普通1731Mでした。
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国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
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滑ってる、滑ってる!
オマエの話もスベッてる。
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1731Mは、越後湯沢駅で14分間停車。
と、いうことは?
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あー、ダメ人間だダメ人間だ!
まだ朝の10時半だというのにわざわざ改札を出て買ってきたアル中ハイマー型ダメ人間だ!
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1731Mは、さらに雪景色の中を進んで行きました。
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水上駅から1731Mに2時間ちょっと乗って、
着いたのは長岡駅(新潟県長岡市)。
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この長岡駅に、ぽんしゅ館があるのです。
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ぽんしゅ館のこの利き酒処こそが、お酒好きにとってはたまらなくムフフな場所なのですよ!
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500円を支払うと、お猪口とともにコイン5枚が渡されます。
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このずらりと並ぶ試飲マシーンにコインを入れて、お酒を試飲することができるのです!
(コイン1枚のものが多数ですが、2枚や3枚を要するものもあります。)
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想天坊
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やや淡麗辛口ながらも、米のうまみしっかり。
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伝辛麒麟山原酒
これ、うまいんだよね!
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かなりキリッと引き締まる。
それでいて米のうまみしっかり厚め
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越後長岡藩純吟
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香りはないですね。
さっぱりすっきりで、飲みやすい辛口。
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米百俵純米酒
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どっしり辛口。
酒臭さもあるね!
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舞鶴 鼓
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すっぱ口!
酸味が効いておりました。
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試飲の後、
これらをGET!
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腹が減ったと思ったら、正午を回っておりました。
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“おさかな亭”さんへ突入!
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まずはビールとお通し。
まだ飲むのかよ!
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お通しのホタルイカがまいう~♪
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1,000円(税別)の梅セット。
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1,000円でも、それ以上においしいね!
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ごちそうさまでした。
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お腹も心も満たされたところで、次の場所を目指しました。
長岡駅からは、信越本線に乗車。
13:39発の内野行普通447Mでした。
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あーあ、ビールなんて、
いくら飲んでも酔えやしない!
いくら飲んでも酔えやしない!
なんで2回言うんだよ!
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447Mに1時間10分ほど乗って、着いたのは新潟駅(新潟県新潟市)。
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新潟駅。
すっかり高架になっちゃったのね。
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この新潟駅にも、ぽんしゅ館があるのです!
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利き酒処へ突撃だ!
入場制限がされていましたが、少し待ったら入れていただけました。
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システムは長岡駅と同じ。
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IMA牡蠣のための日本酒
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やや甘口で酸味が効いておりました。
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のぱ
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これも甘めですっぱいわ!
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越後鶴亀ワイン酵母仕込み
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フルーティーで甘め
中越地方の酒はどちらかというと甘めだよね。
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新潟駅のぽんしゅ館には、自動ではない試飲もありました。
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高千代純米吟醸
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米のうまみ厚めでしっかり。
かすかに枯れているかな?
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高千代華吹雪
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これは華やか!
しかも酸味が効いておりました。
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新潟駅のぽんしゅ館では、これらをGET!
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絶賛工事中の新潟駅を後にしたのでした。
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駅の近くにあったコンビニで、白鶴の原酒缶を見つけてGET!
こんなのがあったなんてあ~知らなんだ知らなんだ!
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ホテルにチェックインしたのち、
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夜の街へと繰り出したのでした。
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私が選んだのは、
かもせ屋さん。
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お通し。
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ホタルイカは昼に食べたものよりも小粒。
でもうまみしっかりでした。
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茶碗蒸しは、だしがしっかりと効いていて深みがありました。
こういうのがお通しだと、うれしいね。
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一杯目に選んだのは、“長岡じゃんげ”。
辛口で、かなりキリッと引き締まっておりましたよ。
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これは刺身でしょう!
ということで、4点盛。
これだけ盛られていて、880円(税別)!
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アジ。
おいしいなぁ!
うちの近所にあるスーパーで売っているやつとはぜんぜんちがう!
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この〆サバ、ものすごくまいう~♪
サバのうまみしっかりで、酢に負けてない。
しかも炙ってあって香ばしい!
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“はちめ”はメバルのことなんだって。
ねっとりでおいしい!
メバルって刺身でもおいしいと初めて知りました。
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カツオ。
これも臭みゼロでおいしいわ!
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お刺身がおいしすぎて、お酒があっちゅう間になくなってしもうた!
ということで、二杯目は伝辛麒麟山。
米のうまみしっかりで、スッキリとキレるおいしいお酒。
あたしゃ新潟県の普通酒では一、二を争うほどおいしいと思います。
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目の間に鎮座ましますソラマメ様。
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これを蒸しちゃうんだってさ。
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ホックホク!
それに茹でたときに出る足の裏のニオイみたいな臭みがまったくない!
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煮込みは、かもせ屋さんの名物なんだってさ。
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やわらかっ!
肉が口の中であっという間に溶けて、うまみを残して行方不明になりましたよ。
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菅名岳 本醸造生原酒。
生のフレッシュさ少し。
米のうまみが厚みを伴いつつ鋭くキレました。
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夢想(大洋盛)。
酸味がふんわりと効いていて、米のうまみはキリリ。
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大洋盛 紫雲。
生らしさしっかり。
うまみのキリリで、かなりキレキレ!
透明感も少しありました。
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あー、飲んだ飲んだ!
〆は新潟名物のふのりそば。
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おいしかった!
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かもせ屋さん、堪能させていただきました。



こうして、新潟の夜は更けていったのでした。
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★☆2022年3月21日(月祝)★☆



翌日の朝。
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当初の予定では、
この日は十日町へ向かうつもりでした。

十日町へはこのブログの草創期に比較的頻繁に通っておりまして、
毎回、とあるそば屋さんへ立ち寄っておりました。
そのそば屋さんへ久しぶりに行ってみようと目論んだのでした。

しかししかし、
怒るでしかし!

昨日の夜、酔っぱらった状態でそのそば屋さんのWebsiteを見てみたところ、
なんと月曜日が定休日であることが判明したのでした。
完全にオイラの下調べ不足。
トホホ。

そば屋さんに立ち寄れないならば、十日町へ向かう意味がありません。
そこで予定を変更し、十日町へ立ち寄らずにぽんしゅ館の残りの一つへ直行することにいたしました。

それ故に、この日は新潟駅から信越本線に乗って、昨日来た道を引き返したのでした。
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6:46発の長岡行普通424Mに乗車。
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終点の長岡駅で、越乃白雪のカップ酒を見つけてGET!
弥彦のお酒ですね。
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長岡駅からは、上越線。
8:37発の水上行普通1728Mでした。
(サボが長岡のままで撮ってしまってごめんねごめんね~!)
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あー正真正銘のダメ人間だダメ人間だ!
まだ朝の9時前だというのに平気な顔して飲み始めるアル中ハイマー型精神錯乱ダメ人間だ!
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上越線は、昨日に引き続き雪景色でした。
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オトーチャンがかわいそう!
と言って、銅像に屋根を付けさせた真紀子ちゃん。
やーねー!寒っ!
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1728Mに1時間15分ほど乗って、着いたのは越後湯沢駅(新潟県南魚沼郡湯沢町)。
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スキーヤーと思われる人たちで大賑わい。
でもこれらのうち、鉄道利用客はいったいどれだけいることやら。
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時刻はまだ10時前ですが、
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安心してください!
ぽんしゅ館、やっていますから。
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越後湯沢駅のぽんしゅ館へ、
えっつゴー!
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利き酒処へ入って、
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もちろんシステムは同じです。
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雪男本醸造
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うまみしっかりなのにスッキリキレる。
しかも酸味がさわやか!
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謙信特別本醸造
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さらさらで酸味さわやか。
ふんわりフルーティーだね。
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長者盛山廃純米
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酸味が強めで、すっぱやや甘口。
これは燗のほうがいいかも。
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長者盛樽酒
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すっきりしているのに米のうまみしっかりで、やや甘口。
木香はかすかでした。
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最後の一杯は、
スキー正宗復刻版特別本醸造
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香ばしさが穏やかに効いた甘口。
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これで、
新潟県内に3つあるぽんしゅ館を
すべて制覇いたしました!


なお、
死して屍、拾う者無し!
死して屍、拾う者無し!
これは2回言うセリフやね。2022pon115.JPG

越後湯沢では、これらをGET!
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ふきのとう味噌は、越後湯沢へ来たら必ず買って帰るのがワタクシのお約束なのでした。
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時刻は10:31。
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ですが次の上越線の上り列車は、12:14まで来やしない。
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しかたがない、
金で解決だ!
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11:10発のとき316号に高崎駅まで乗って、
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高崎駅からは、上野東京ラインのグリーン車に乗って、
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サンドウィッチで昼食をとりつつ、ビールを飲んで帰ったとさ。
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以上、
カップ酒22個
一合瓶2本の旅でした。
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え?
わざわざ新幹線に乗ってまでして、はやく帰ってくる必要があったのか
って?



























だって、
黒猫のダンナに一刻もはやく会いたかったんだも~ん。
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2日分を一度に遊んでいただけたのでした。
めでたし、めでたし!
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(友情出演)

【お酒】2106.廣戸川 本醸造 ゆうだい21 カップ [07.福島県の酒]

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製造者 松崎酒造株式会社
福島県岩瀬郡天栄村大字下松本要谷47の1

原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
原料米/ゆうだい21 80%使用、夢の香 20%使用
精米歩合/60%
アルコール分/16度
内容量/180ml
(以上、フタに貼られたラベルより転記)




松崎酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
787.廣戸川 カップ
862.廣戸川 にごり酒 300ml
1958.廣戸川 カップ

今日いただくこのカップ酒は、“ゆうだい21”なるお米を80%使用した本醸造だってさ。
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ゆうだい21は酒造好適米ではなく、2010年に宇都宮大学農学部によって育成された食用米のようですね。
食用米ですから、その代表格であるコシヒカリとの対比でその育成成果が評価されているみたいでした。

それを使用したお酒の味はいかほどか。
試してみようと思います。


本醸造ですが、まずはひや(常温)で試してみます。
お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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うまみはやや淡め。
米のうまみに淡めなりに厚みを少し感じます。
苦みが少しあって、強くはなくかつ鋭くもないものの、重さを少し感じます。
酒臭さはかすかですが、熟成感をちょっと感じます。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはひかえめ。
かなり弱めです。


やや淡麗でちょい重ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
淡めなりに米のうまみに厚みがあって、飲み応えがありました。
ちょい重ちょいすっぱでしたが、それがいい感じに引き締めているようでした。
しかも辛口で、キリリとしておりました。

いけると思います。
山の酒ですが、海のものと合うのではないでしょうか。


次に、残りを燗にしてみました。
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うまみの厚みが引いて、よりいっそう淡めになってしまいました。
苦みの重さも引き、酸味の鋭さも引きました。
キレはより一層よくなりました。
甘みはやはりひかえめです。


燗にすると、淡麗軽快辛口になりました。
燗にしたことで、かなりさっぱりした口当たりとなってしまいました。

これは私の好みですが、ひや(常温)のほうが飲み応えがあってよろしいかな。

【お酒】2105.鷹勇 純米 強力 マイカップ [31.鳥取県の酒]

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製造者 大谷酒造株式会社
鳥取県東伯郡琴浦町浦安268番地

内容量 180ml
アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 70%
(以上、ラベルより転記)




こちら久々の鷹勇(たかいさみ)。
大谷酒造さんのお酒は、かなり前に以下のものをいただいております。
996.鷹勇 雄飛 マイカップ
997.鷹勇 上撰 マイカップ

今日いただくこのお酒は、“強力(ごうりき)”なる酒米を使用した純米酒なんだってさ。
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強力について、手元にあった文献に以下の記述を見つけました。

由来:鳥取県東伯郡下中山村下甲渡邊信平が,明治24年県内外から21品種を取り寄せ選抜「強力」を選抜命名.1921(大正10)鳥取農試が純系分離した10系統中から好適米として2号を採用.県内最多面積10,255ha(大正13)昭和20年奨励品種廃止.
動機と規模:鳥取市中川酒造の要請を受けた西尾隆雄氏が,鳥取大学に保存されていた種子を増殖.大正時代の栽培試験成績と最新の技術を駆使し,産官学連携で地場産業興しをした.1997,98年6ha,26t,4社で醸造.」(※1)

大正後期に10,000ヘクタールもの栽培実績がありながらも、戦時中の昭和20年に奨励品種廃止されてすたれてしまった強力。
なんでも強力は「晩生,長稈で耐倒伏性が弱く,収量が低い。」(※2)そうですから、多産多収こそ至上命題であったであろう戦時中においては奨励品種としては不適格だったのでしょうかね。

それでも上述の通り、戦後になって復活し、今日に至っているそうです。


話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、
わかるわけないか。
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少し黄色がかっておりました。
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上立ち香は、お酒の甘い香りを少し感じました。

うまみは濃いめ!
米のうまみに渋みを少し伴いつつも舌の上にどっしりと乗っかるようです。
それに酒臭さ(ほめ言葉です)とともに香ばしさもちょっとだけ感じます。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ゼロではないものの、かなり弱めです。


濃醇ちょい渋ちょいすっぱちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。

味わいがかなりしっかりしているものの、キレがよく、かつちょいスーでスッキリしていて、クドさを全く感じませんでした。
ちょい渋とちょいすっぱとがありましたが、辛口であることとともにいい感じに引き締めておりました。

かなりうまいね!
ああ、また鳥取県へ行って徘徊したいなぁ。
ミスターは「何もない」って言っていたけれど。


(※1)前重道雅・小林信也編著『最新 日本の酒米と酒造り』p.148(2000.3 養賢堂)
(※2)副島顕子『酒米ハンドブック 改訂版』p.33(2017.7 文一総合出版)









★☆★予告☆★☆


先週末は、出かけておりました。



雪景色の中を走る列車に乗って、
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わざわざ屋根をとり付けられたセンスの無い銅像を背後から眺めたり、
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こんなシステムの場所で、
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飲んだくれておりました。
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もちろん!
おいしいものもいただきました。
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その顛末は、今週末に報告させていただきます。
 
 

明日から出かける予定でしたけれど・・・。 [雑感]

 
2022/3/19(土)-21(月祝)は、
春の青春18きっぷを使える唯一の三連休。

それ故に、もちろんワタクシも青春18きっぷを使って出かける予定を立てておりました。
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出かける先は、
東北地方!
春の東北へ出かけて、おいしいものをいただこうと算段していたワタクシだったのでした。
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でもでもでも!
直前になって地震が発生!
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鉄道は、
今朝は復旧していたものの、11時過ぎになって再び不通になっちゃった。
しかも再開の見通しなしだってさ。
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それに、
たとえ運転再開したとしても、今月中は乗れないな。
移動手段を必要としている人たちのことを考えると、旅行での利用は憚られるよ。

4月になれば、きっと新幹線の代替輸送が確立するだろうから、それまで待とうホトトギス。









それ故、まことに残念ながら、
東北地方2泊3日旅行は中止!

(伝七さん、キャンセルしちゃってごめんなさい。)

<(_ _)>


明日は自宅で計画を練り直し、
3/20(日)-21(月祝)と、
別の場所へ1泊2日で出かけてまいります。


出かける場所は・・・、

“お酒の聖地”とも言うべき場所(3箇所)へ一度に訪問するとともに、
このブログを始めた頃は比較的頻繁に通っていた街へ、およそ8年ぶりに向かいます。









あ、そうそう。

もちろん!
事前にPCR検査を受けて、
「低リスク」の評価を受けておりますことを申し添えておきます。
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それ故、今週末の更新はございません。

次回の更新は、
3/23(水)を予定しております。



明日は早く寝よっと。
出かける前でもしっかりと寝ないと早起きできなくなっちゃったから。
歳のせいかな?



ごきげんよう!

〔泡盛〕20.龍泉 30度 100ml(喜屋武商店) [9947.沖縄県の泡盛]

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製造元 株式会社龍泉酒造
沖縄県名護市仲尾次222

琉球泡盛
原材料 米こうじ(タイ産米)
アルコール分 30度
内容量 100ml(角)
(以上、ラベルより転記)





今日は、龍泉酒造さんの“龍泉”なる泡盛をいただきます。

龍泉酒造さんでは、“老麹(ひねこうじ)”にこだわっていらっしゃるのだとか。
このことについて、文献には以下のような記載がありました。
緑豊かなやんばるの清冽でおいしい水で仕込んだ泡盛を造り続ける龍泉酒造の主力銘柄「龍泉」。淡麗で芳醇な香りと、後に雑味を残さないマイルドな味のこの酒の最大の特徴は老麹(ひねこうじ)製法だ。黒麹菌を強くはわせて麹を成熟させることにより、特に風味の強い泡盛が生まれるという。できたての泡盛の風味や個性が強ければ強いほど、熟成後の古酒が芳醇な酒になるわけだ。」(※1)


それではその老麹で造られた泡盛、いただいてみたいと思います。

今日ももちろん、ちょい水足しの水割りでいただきます。
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香木のような上立ちがありますが、強くはなくてふんわりです。
含むとそれが穏やかに鼻へと抜けて行きます。

味わいは、最初に香ばしさが来ますね。
黒麹由来と思われるこの香ばしさには鋭さが少しあるみたいですが、粗さは感じません。
米の風味がそれに続きますが、これもけっこうキリッとしています。
甘みは弱めですが、存在はよくわかります。


香ばしさしっかりでスッキリやや辛口のおいしい泡盛でした。

香りがありましたが、しつこくなくていい感じでした。
香ばしさが特徴で鋭さを感じますが、粗さはまったくありませんでした。
風味はスッキリで引き締まっておりましたが、弱めの甘みがいい感じにコクを添えているようでした。

これはうまいね!
これが古酒になると、味わいがどのように変わるのでしょうか?
いつか古酒も試してみたいところでございます。


(※1)田崎聡『泡盛王国』p.20(2006.8 有限会社食の王国社)

“櫻正宗 大吟醸カップ”も8年4か月ぶりにいただいてみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 櫻正宗酒造株式会社
神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
内容量180ml
(フタより転記)

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
山田錦100%使用
アルコール分15度以上16度未満
精米歩合50%
(ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
70.71.櫻正宗 大吟醸カップ&特撰吟醸 飲み比べ





今日は、櫻正宗の大吟醸カップを8年4カ月ぶりにいただきます。


フタは上撰カップと同じ。
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50%と、大吟醸にしては最低限の精米歩合。
しかもアル添です。
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山田錦を100%使用しているんだってさ。
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それではいただきます。
大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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上立ち香はないですね。
含んでもわかりませんし、フレッシュさも感じません。

うまみはちょい濃いめかな?
米のうまみそのもので、透明感を伴いつつ厚みを少し感じます。
酒臭さは感じませんが、熟成感はかすかにあるかな?
苦みがあって、少し強めで鋭いですね。
キレはまあまあ。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。
深みもちょっとだけあるみたいです。
スーかすかですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
ほぼゼロでしょう。


ちょい濃醇で苦旨辛口のお酒でした。

米のうまみそのもので、山田錦らしい透明感を伴ううまみでした。
それ故か、苦みが目立ちました。
しかも辛口で、キリッと引き締まっておりました。

合わせる料理によっては、バッチリになるんじゃないかな(あたりまえか)。
揚げ物とはいい感じでした。