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“櫻正宗 特撰 吟醸”を8年4カ月ぶりにまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 櫻正宗株式会社
神戸市東灘区魚崎南町五丁目十番一号

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分 14度以上15度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
70.71.櫻正宗 大吟醸カップ&特撰吟醸 飲み比べ




3月中旬だというのに、今日は本当に暑かった!
朝は雨が降っていたけれど、それも8時頃には止んで、その後はかんかん照りで20度超えだってさ。

暑かったので、冷酒を飲みたかったワタクシ。
冷蔵庫を覗いてみたら、この吟醸酒を見つけて選んだ次第でございました。

8年4カ月ぶりにいただくこの“櫻正宗 特撰 吟醸”。
精米歩合60%のアル添吟醸酒でした。
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それではさっさといただきます。
吟醸酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はありません。
含んでもフルーティーさはゼロで、フレッシュさをかすかに感じます。

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みを感じます。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
苦みがあって、少し強めで鋭いですね。
キレはまあまあかな。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。
かすかにスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはひかえめ。
存在はわかるものの、かなり弱めです。


やや濃醇でちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。

「米のうまみだけを味わってみろ!」と飲み手に問いかけているみたい。
それを、苦みが引き締めておりました。
辛口でしたが、けっしてペラペラのドライではありませんでした。

うまいね!
香りではなくて、味だけで勝負するお酒でした。
灘の吟醸酒ってのは、やっぱりこういうやつだよね。

“剣菱 300ml詰”を三たび飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者:剣菱酒造株式会社
兵庫県神戸市東灘区御影本町3-12-5
製造所:剣菱酒造株式会社 浜蔵
兵庫県神戸市東灘区深江浜町53番地

アルコール分:16.5度
内容量:300ml
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
(以上、ラベルより転記)

《初回記事はこちら》
【お酒】72.剣菱 300ml【補足あり】

《2回目記事はこちら》
“剣菱 300ml詰”をひさしぶりに飲んでみましたよ~だ!




今日は、2年半ぶりに“剣菱”をいただきます。

小印のない“剣菱”は、剣菱シリーズの中でも最も安価なお酒。
剣菱ですから、もちろん特定名称は表示されておりません。
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それではいただきます。
もちろん、ぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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燗をつけると、酒臭くて(ほめ言葉です)甘い香りがふわりと立ちました。
でも含むとそれほどでもないのよね。

うまみは濃いめ。
米のうまみしっかりで、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)少し。
熟成感はかすかかな?
苦みや雑味はゼロ!
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱め。
でも酸味自体に深みがありますね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

あまみはややひかえめ、否ややはっきり?
いずれにせよ、前には出て来ません。


濃醇深スッキリ旨口のおいしいお酒でした。

しっかりしていて深みもあって、飲み応えバッチリ!
それでいてキレがよく、ちょいスーで後味スッキリ。
しかも雑味ゼロ!

やっぱり剣菱はうまいね!
辛口・甘口じゃなくて、たしかに“旨口”!
しかもまちがいなく燗がいいね。






そのおいしい剣菱に合わせた今日のエサはこちら。


さば缶。
ときどき食べたくなるのです。
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そのさば缶を、赤だしみそで煮て、
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さば缶の味噌煮。
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しっかりした味わいの剣菱とばっちり!
おいしゅうございました。
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ごちそうさまでした。
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午前中はねむねむだった黒猫のダンナ。
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ありゃ!
午後もねむねむだったがね!
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(友情出演)

でもこの後、いっぱい遊んでいただけましたとさ。

【お酒】2104.吟醸酒 美酒かみのやま 300ml [06.山形県の酒]

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企画元 上山酒づくり会
製造者 米鶴酒造株式会社
山形県東置賜郡高畠町二井宿1076

アルコール分15度
内容量300ml
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 55%
(以上、ラベルより転記)




米鶴酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
299.米鶴 醇成 ファミリーカップ
311.米鶴 吟醸生彩 300ml
447.米鶴 かっぱ 特別純米酒 180ml二回目はこちら
1858.米鶴 180ml

今日いただくこのお酒は、
“美酒かみのやま”と銘打たれた吟醸酒。
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温泉地として名高い山形県上山(かみのやま)市。
しかし市内には蔵元はありません。
それ故、上山の団体が企画立案し、高畠町の米鶴さんに製造を委託しているのでしょう。
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それではいただきます。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュ。
含むとそれがふんわりと広がりますが、フルーティーさはないですね。

うまみは意外にも濃いめ。
米のうまみそのもので、しかも厚みをしっかりと感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
吟醸酒らしい苦みがあって、強くはないものの少し鋭いですね。
キレは、あれ?、アル添なのにそれほどでもないよ!

酸味はややはっきり。
すっぱさが強くはないものの鋭さを少し感じます。
酸味自体に深みも少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはこれも意外にもひかえめ!
存在はわかるものの、かなり弱めです。


ちょい爽快で濃醇ちょい苦ちょい深旨辛口のおいしいお酒でした。

米のうまみそのものが厚めで、飲み応えバッチリ!
それがしっかりで、かつ酸味の深みもあってどっしりとした味わいでした。
それでいて辛口で、かつちょい苦で、キリッと引き締まっておりました。
ですがフレッシュさがちょっとあって、それがいい感じに味わいを和らげてくれているようでした。

これはうまいね!
こういう企画モノは残念な味のものが少なからずあるようですが、この“美酒かみのやま”は別格でした!
やっぱり米鶴はうまいね。

でもさ、これって本当にアル添吟醸酒なのかね?
あたかも純米酒のような味わいに感じてしまったのは、私だけ?
まあでも、ワタクシのようなアル添肯定主義の持ち主は少数派でしょうから、純米酒をわざわざ「アル添でござい!」と称したところでなんの得にもならないことでしょう。









その美酒かみのやまと合わせた今日のエサはこちら。

ちくわとキュウリ。
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ごま酢和えにいたしました。
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春菊。
川鮎くん様がブログで言及なされていた食べ方に挑戦です。
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冷蔵庫の残り物のしいたけと、今日で賞味期限が切れる油揚げも追加しました。
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まずは芯の部分を油で炒めて、
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葉っぱとしいたけ、油揚げを投入し、
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油が回ったら、出し汁(淡口しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味付けてあります)を入れて、
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卵でとじて、
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春菊の卵とじのできあがり。
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シャキシャキ感と、爽やかな青み!
それらが卵といい感じに合う!
春を感じるおいしい一品でございました。
これはいいね!
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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(友情出演)

〔泡盛〕19.玉友 25度 100ml [9947.沖縄県の泡盛]

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(株)石川酒造場
沖縄県西原町字小那覇1438-1

琉球泡盛
原材料.米こうじ(タイ産米)
内容量:100ml
アルコール分:25度
(以上、ラベルより転記)




今日は泡盛をいただきます。
その名は“玉友(ぎょくゆう)”。
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“かめ仕込み製法”なんだってさ。
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このかめ仕込み製法について、文献には蔵元さんのこだわりが記載されておりました。
広々とした酒造場内には、80本のモロミを仕込む甕がずらりと並んでいる。他の酒造所では、ステンレスタンクを使用してモロミを発酵させているが、この酒造所は昔ながらの製法である。小仕込みという一石甕の中のモロミを綿密に温度調整し、繊細な風味に仕上げる。離島・台湾まで泡盛づくりに従事した先代とそれを受け継いだ二代目の大きなこだわりの形である。
 甕仕込みだけでなく甕貯蔵へも大きなこだわりがあり、出来上がった泡盛を2~3ヶ月甕に寝かせ、「にーかじゃー」と言われる新しいにおいを取り去る。甕が泡盛の古酒熟成において、最も早くまろやかに仕上がるのだ。主力商品「玉友ぎょくゆう」「甕仕込み」は、この酒造所ならではの甕の風味漂うまろやかな味わい。」(※1)


それではそのかめ仕込み製法の泡盛、いただいてみましょう。

今日は最初から水ちょい足しの水割りでいただきます。
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香木のような上立ち香がふんわりと漂います。
含むとそれが口の中で深みを伴ってパッと広がって、鼻へと抜けて行きます。

米の風味は広がらず、鋭いですね。
黒麹の香ばしさも少し感じます。
それに枯れた感じもちょっとありますね。
その枯れた感じは苦みを伴いますが、弱めでかつ角を感じません。
甘みは弱めです。


深い香りと枯れた感じとが特徴の、やや辛口のおいしい泡盛でした。

この深い香りは、なかなかのものですぞ!
それでいて風味が鋭く、枯れた感じとやや辛口とでキリッと引き締まっておりました。

これはあくまでも私の感想ですが、いかにも南国のお酒らしい風味の泡盛でした。
一口含むごとに、去年の11月に那覇の街を徘徊した際に浴びた沖縄の風の心地よさを思い出しましたよ。

ああ、
また沖縄へ行きたいな。


(※1)沖縄県酒造組合連合会監修『決定版 泡盛大全』p.45(2000.12 株式会社主婦の友社)

【お酒】2103.純米大吟醸 鮒屋の酒 150ml [26.京都府の酒]

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製造者 株式会社北川本家
京都市伏見区山崎町364

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 49%
アルコール分 14度
内容量 150ml
保存方法 冷暗所に保存
(以上、ラベルより転記)




昨日までに、北川本家さんのお酒は以下のものをいただいております。
199.富翁 上撰 カップトミオー
207.富翁 古都京都の大吟醸純米 300ml
233.富翁大吟醸純米カップ
484.富翁 本醸造 京の町酒カップ
2085.富翁 カップトミオー
2102.富翁 大吟醸純米 京のはないちりん 180ml

今日いただくこの“鮒屋の酒”も、昨日いただいた“京のはないちりん”と同じく純米大吟醸。
鮒屋ってのは、北川本家さんの初代の方の屋号らしいですね。
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アルコール分は14度台とやや低め。
しかも内容量は150mlとやや少なめ。
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それではいただきます。
純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
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上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに淡めながらにも厚みを少し感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少しあって、熟成感もかすかに感じるか感じないか(どっちなんだよ!)。
苦みがあって、少し強めで鋭いですね。
キレはまあまあかな。

酸味はややはっきり。
すっぱさが少し強めで、少し鋭いですね。
スースー感はないものの、かすかにピリがあるみたいです。

甘みはひかえめ。
かなり弱めで、前に出て来ません。


やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。

苦みや酸味がはっきりしていて、京のはないちりんよりも荒々しさを感じました。
それに度数は低いのに、こっちの方が米のうまみがしっかりしているようでした。
それ故に、14度台まで加水して味の角を調整したのかもしれませんね。

まあでも、これはこれでおいしいですね。
しっかりした味の料理には、むしろこっちのほうが合うかもしれません。

でも、わずか30mlの差ではありますが、やっぱり150mlってのは少ないね。
いつもの調子で飲んでいると、残っているはずの最後の一杯がないので、物足りなさを感じてしまいます。

【お酒】2102.富翁 大吟醸純米 京のはないちりん 180ml [26.京都府の酒]

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製造者 株式会社北川本家
京都市伏見区山崎町364

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 49%
アルコール分 15度
内容量 180ml
保存方法 冷暗所に保存
味の特徴 淡麗、やや辛口
(以上、ラベルより転記)




北川本家さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
199.富翁 上撰 カップトミオー
207.富翁 古都京都の大吟醸純米 300ml
233.富翁大吟醸純米カップ
484.富翁 本醸造 京の町酒カップ
2085.富翁 カップトミオー

オーロラボトル?に詰められらこのお酒は、“大吟醸純米”だってさ。
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精米歩合49%とは、刻んできたもんやね。
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それではいただきます。
吟醸酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。

うまみは淡めですが、しっかりしています。
米のうまみがふんわりと広がりますよ。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じます。
苦みをかすかに感じますが、鋭くはないですね。
キレはよく、いい感じに引いて行きます。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱めで、鋭さを感じません。
酸味自体に深みを少し感じます。
スースー感はないものの、かすかにピリリと来るかな。

甘みはややひかえめ。
弱めですが、よくわかります。


淡麗旨やや辛口のおいしいお酒でした。

香りはなくて淡めでしたが、米のうまみふんわりに酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)少しあり、かつ酸味の深みを少し感じたことから、淡めながらも飲み応えがありました。
苦みとピリとをかすかに感じましたが、それがいい感じに引き締めているようでした。
甘みも弱めながらに効いていて、味の角を消してくれているようでした。

うまいね!
食事に合う、おいしい大吟醸純米でした。

【お酒】2101.大吟醸 名刀月山丸 300ml [06.山形県の酒]

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製造者 和田酒造合資会社
山形県西村山郡河北町谷地甲17

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
原料米 山田錦100%
精米歩合35%
アルコール分 16.5度
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




山形県の中部、河北町の谷地(やち)に蔵を置く和田酒造さん。
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そのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
242.あら玉 銀山温泉 300ml
275.あら玉 乾杯カップ二回目はこちら
1116.あら玉 上撰 本醸造 300m
1122.あら玉 からくち本醸造 180ml
1144.あら玉 純米吟醸 出羽燦々 300ml
1318.あら玉 純米吟醸 カップ
1512.あら玉 純米吟醸 山形県産つや姫100%使用 300ml
1758.あら玉 純米吟醸 雪若丸 300ml

今日いただくこのお酒は、満を持してのアル添大吟醸!
それも山田錦を35%まで磨いているんだってさ。
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能書がついておりました。
実はこの名刀月山丸、透明の箱に入っていて、それを開けた今日の今日までこの能書の存在に気付かなかったワタクシ。
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あーあ!
ワタクシが文献を取り寄せて調べたことが、全部ここに書いてあったよ!
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それではいただきます。
大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香は、盃に鼻を近づけるとフレッシュさをかすかに感じる程度です。
含むとそれがふんわりと広がりますが、フルーティーさはありません。

うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じ、同時に透明感も分かります。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みがあって、弱めではあるものの鋭いですね。
キレはよく、スッと引いて行きます。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めではあるものの、これも鋭いですね。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなり弱めですが、その存在はわかって幅を感じます。


ちょい爽快のやや濃醇でちょい苦ちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。


名刀の名にふさわしく、キレがよくてスッキリしておりました。
それに苦みや酸味がいい感じに効いていて、味をキリッと引き締めておりました。
うまみには透明感があって、山田錦らしさを感じました。
それにフレッシュさがありましたが、しつこくはなくていい感じでした。

食事に合う、おいしい大吟醸でした。







その名刀月山丸に合わせた今日のエサはこちら。


アメリカ産の豚ロース肉。
安かったので買ってしまいました。
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ピーマンとしいたけ。
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山形県米沢市産の米味噌を使って、
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味噌炒めにいたしました。
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おいしい!
肉はイマイチでしたが、味噌の深みが月山丸のキレのよさとバッチリでした。
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ごちそうさまでした。
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お腹を舐めていらっしゃる黒猫のダンナ。
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草を食べていらっしゃる黒猫のダンナ。
今日はこんなふうに、つれないダンナだったのでした。
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(友情出演)

【お酒】2100.特別純米酒 実楽山田錦 300ml [28.兵庫県の酒]

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製造者 沢の鶴株式会社
神戸市灘区新在家南町五丁目1番2号

原材料名 米(日本産)、米麹(日本産米)
兵庫県三木市吉川町実楽特A地区産山田錦100%使用
精米歩合 70%
アルコール分 14.5度
300ml

■甘辛度/やや辛口
■日本酒度/+2.5(標準値)
■酸度/1.8
■アミノ酸度/1.7
■飲み頃温度/冷:15℃近辺、燗:35~40℃
(以上、ラベルより転記)




灘五郷の西端“西郷(にしごう)”に蔵を置く沢の鶴さん。
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元々は米屋さんで、副業で酒造りをなさっていたのだとか。
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そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
151.沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml
286.沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml
526.沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶 (二回目はこちら
584.沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml
1030.沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒
1327.沢の鶴 純米樽酒 180ml
1442.沢の鶴 生酛造り 純米 カップ 200ml
1498.純米吟醸 瑞兆 山田錦 180ml
1945.沢の鶴 SHUSHU 180ml

今日いただくこのお酒は、生酛造り特別純米酒
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兵庫県吉川町の“実楽(じつらく)”という場所にある特A地区産山田錦を100%使用しているんだってさ。
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仕込み水は、宮水
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でも西郷は、宮水が湧く西宮市とは離れています。
それ故、きっと西宮にある井戸から汲んできているのでしょう。
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精米歩合は70%。
飲み頃温度は、“冷:15℃近辺”。
ということは、今の時期は冷蔵庫で冷やさないほうがよいのかな?
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ということで、まずはひや(常温)でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はないですね。
含んでもフルーティーさはないものの、フレッシュさを少し感じます。

うまみは淡め。
米のうまみに厚みはないものの、透明感を伴ってふんわりと感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
苦みをかすかに感じます。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
ですが酸味自体に深みを少し感じます。
スースー感を少し感じるものの、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
弱めですが、幅を感じます。


爽快淡麗ちょいすっぱちょい深ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

フレッシュさがあって、アル添酒みたいなスースー感があることで、爽やかでした。
うまみは淡めでしたが、透明感を伴ってふんわりと広がりました。
酸味に深みを少し感じましたが、これは生酛で生じた乳酸に由来するものでしょうか?
しかもキレがよく、後味はスッキリしておりました。

うまいね!



ここで、燗にしてみました。
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酸味の深みが増しました。
それに米のうまみに厚みを少し感じるようになりました。
苦みは消えて、甘みも引きました。
それでいて爽やかさはしっかりと残っております。


燗にすると、爽快やや淡麗で深ちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒になりました。

これは燗がいいね!
深みとうまみとが増し、苦みが引いて、かつ辛口になりました。
それも冷めてくるとひや(常温)の味に戻るので、熱いうちがいい!
それでいて爽やかなので、夏の暑いときでも燗で行けると思いました。







その実楽山田錦と合わせた今日のエサはこちら。

菜の花。
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からし和え。
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予想通りのおいしさでした。
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トマトと魚ソー。
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卵炒め。
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これも予想通り!
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ごちそうさまでした。
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休日の恒例行事。
黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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(友情出演)

【お酒】2099.日本盛 生原酒 純米大吟醸 ボトル缶 [28.兵庫県の酒]

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製造者 日本盛株式会社
兵庫県西宮市用海町4番57号

アルコール分:16度以上17度未満
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
200ml
(以上、缶の印刷事項より転記)




日本盛さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
501.日本盛 生原酒 本醸造 200ml
504.日本盛 生原酒 大吟醸 200ml
1680.日本盛 上撰 サカリカップ 200ml
2003.日本盛 生酒 しぼりたて アルミボトル
2083.日本盛 純米 180ml ボトル缶
2098.日本盛 生原酒 純米吟醸 ボトル缶

今日いただくこのアルミボトルの生原酒は、純米大吟醸。
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度数は昨日いただいた純米吟醸と同じく16度台。
精米歩合は50%でした。
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冷やして飲めと書いてあったので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、純米吟醸と同じくかすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフレッシュさを感じる程度です。
含むとそのフレッシュさがふんわりと広がりますが、フルーティーさはないですね。

うまみは濃いめ。
米のうまみに厚みと共に透明感を感じます。
酒臭さはなく、熟成感もありません。
軽い苦みが少しありますが、弱めです。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めで鋭さはかすかですが、むしろ深みを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みははっきり!
さらりとしているものの、幅をしっかりと感じます。


ちょい爽快で濃醇ちょい深旨甘口のおいしいお酒でした。

味の基本は純米吟醸と同じみたいでしたが、こちらには角や粗さがありませんでした。
ですが酸味自体に深みが少しあって、飲み応えを感じました。
香りはフルーティーではなくてフレッシュで、しかもしつこくなくてちょうどよい感じでした。
ただ、こちらのほうが甘みが目立つようでした。

うまいね!
さすが大吟醸を名乗るだけあって、洗練された味わいでした。

【お酒】2098.日本盛 生原酒 純米吟醸 ボトル缶 [28.兵庫県の酒]

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製造者 日本盛株式会社
兵庫県西宮市用海町4番57号

アルコール分:16度以上17度未満
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:55%
200ml
(以上、缶の印刷事項より転記)




灘の蔵元さんにしてはめずらしく、当初から会社として発足したという日本盛さん。
そのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
501.日本盛 生原酒 本醸造 200ml
504.日本盛 生原酒 大吟醸 200ml
1680.日本盛 上撰 サカリカップ 200ml
2003.日本盛 生酒 しぼりたて アルミボトル
2083.日本盛 純米 180ml ボトル缶

今日いただくこのアルミボトルの生原酒は、純米吟醸。
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度数は16度台。
精米歩合は55%。
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それではいただきます。
冷やして飲めと書いてありましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、かすかに着いていることがわかりました。
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上立ち香は、ふんわりフルーティー!
含むとそれがフワッとひろがって、フレッシュな風味も少し感じます。

うまみは濃いめ!
米のうまみに厚みがあって、酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じます。
苦みがあって、強くはないものの重いね。
キレはまあまあかな。

酸味ははっきり。
すっぱさが強めで鋭いですが、深みも少し感じます。
それにちょいスーで、かつちょいピリです。

甘みはややはっきり。
べとつかずさらりとしておりますが、幅を感じます。


ちょい芳香で濃醇ちょい重ちょいすっぱちょいスーちょいピリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

香りはしつこくはなく、程よい感じでした。
うまみしっかりで、飲み応えバッチリでした。
一方で重さや酸味、ちょいスーちょいピリと、吟醸を名乗るには荒々しすぎるんじゃないの?