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“月不見の池 カップ”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 猪又酒造株式会社
新潟県糸魚川市大字新町71-1
製造場 新潟県糸魚川市大字新町26-1

アルコール分:15度
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)


《初回記事はこちら》
【お酒】14.月不見の池 つきみずのいけ カップ(2013年9月4日)




今日は、このブログの草創期にいただいた“月不見の池(つきみずのいけ)カップ”を、およそ8年9カ月ぶりにいただいてみました。
たしか前回は、名古屋城の近くにあった酒屋さんで見つけたんだっけ。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はかすかに茶色で、透き通っておりました。
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うまみは淡め。
最初に苦みが来て、強くはないものの鋭さを少し感じます。
また少し枯れているようです。
米のうまみは広がらず、弱めながらも舌を突くようです。
キレはよく、透明感を少し感じます。

さんみはややひかえめ。
すっぱさは弱めですが、鋭さを少し感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきり。
かなりさらりとしていて幅を感じないものの、前に出て来ます。


淡麗ちょい苦ちょい枯ちょいスーやや甘口のおいしいお酒でした。

苦みや枯れ具合が強くはないものの最初に来て、透明感がありました。
でも、米のうまみも一応感じるので、けっしてペラペラではありませんでした。
それでいてやや甘口、これは上越の酒らしさでしょうか?

これはきっと、魚と合うでしょうね。
ブリ刺しやメギスフライ、合わせてみたいなぁ。


【お酒】2144.こしのはくせつ きわみ(極)カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 弥彦酒造株式会社
新潟県西蒲原郡弥彦村上泉1830番地1

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 16度
内容量 180ml
(以上、フタより転記)




今日は、弥彦酒造さんが造った“こしのはくせつ きわみ(極)カップ”をいただきます。

品質表示はカップにありました。
どうやら普通酒のようですね。
16度台ということは、ちょい高めでしょうか?
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カップのデザインは、弥彦山と弥彦神社の大鳥居でしょうね。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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アルコールの香りが少し強めかな。

うまみは淡め。
米のうまみが広がらず、舌の上を突く感じがします。
熟成感はなく、酒臭さもありません。
苦みを少し感じて、弱めですが鋭いですね。
キレはよく、透明感がバッチリです。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱めですが、それでも鋭さを感じます。
ちょいスーで、かすかにピリ。

甘みははっきり。
べとつかず、強くはないものの、前に出てきていて幅を感じます。



淡麗ちょい苦ちょいスー甘口のおいしいお酒でした。

かなり淡めでしたが、それでもけっしてペラペラではなく、米のうまみを感じることができました。
それをちょい苦ちょいスーとアルコールの香りとが引き締めて、甘みが味を和らげているようでした。
甘口と書きましたがとても甘いわけではなく、淡麗故に弱めの甘みが際立っている程度でした。

いけると思います。
食事と合いました。

【お酒】2143.越の国 奴奈川姫物語 カップ [15.新潟県の酒]

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販売者 株式会社猪又商店
新潟県糸魚川市横町5-8-2

製造者 田原酒造株式会社
新潟県糸魚川市押上1-1-25

アルコール分15度以上16度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)




田原酒造さんが造り、猪又商店さんが販売しているこのお酒。
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田原酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
274.雪鶴 純米吟醸 カップ
966.雪鶴 お燗純米酒 180ml
1015.雪鶴 精撰カップ

また、猪又商店さんが販売するお酒は、2115.特別本醸造 翡翠 300mlをいただいております。


今日いただくこのお酒は、
奴奈川姫物語だってさ。
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奴奈川姫は、
ハイ、こちら!
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(糸魚川駅前にて)

どうやら普通酒のようでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はやや茶色で、透き通っておりました。
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うまみは濃くはないし、淡くもない。
むしろ熟成感が効いていてけっこう枯れており、角を少し感じます。
米のうまみはほとんどわかりません。
渋みを少し感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
かすかにスーで、ピリはなし。

甘みはややはっきり。
弱めですが、幅を少し感じます。


枯れちょい渋やや甘口のお酒でした。

けっこうな枯れ具合で、その反面うまみをほとんど感じることなくスカスカでした。
それ故か、渋みが強くはないものの目立ちました。
甘みがかろうじてコクを添えてくれているようでした。

奴奈川姫さん。
この味わい、どう思われますかいな?

治療のため出かけます。 [雑感]

  

あー、

いかんいかん!

手の震えが止まらない!

アル中だからだろ

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あー、

いかんいかん!

寒気がゾクゾクする!

話がさむすぎるからだろ。

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あー、

いかんいかん!

簡単な問題も解けない!

ただバカなだけだろ

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(正解=食)






仕事を辞めたい!

あんなブタ野郎の下では

働きたくない!

それは切実だな。

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バカにされたくない!

誰にも会いたくない!

引きこもりたい!

猫には会いたいくせに

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(↑上の画像を右クリックでYoutubeが開きます↑)




























あ、



そうだ!



これはきっと、

あの病気

再発したにちがいない!























え?






どんな病気かって?

































そりゃアンタ、

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ですよ!













説明しよう!

“山形欠乏症”

とは、

山形へ行って

おいしいものを食べないと、

頭も体も狂ってしまう病気

である!

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(友情出演)













もちろん!



事前に抗原検査(研究用)をして。

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検出なし!

これで山形の皆さまに、

迷惑をかけずに済むかな。

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というわけで、


今週末の更新はございません。


次回の更新は、


6月14日(火)


を予定しておきます。











ごきげんよう!
































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(友情出演)

【お酒】2142.善哉 お燗瓶 [20.長野県の酒]

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製造者 善哉酒造株式会社
長野県松本市大手五丁目四番二四号
内容量 180ml
(瓶より転記)

アルコール分 15.0度以上16.0度未満
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
(王冠より転記)




善哉(よいかな)酒造さんのお酒は、先週に2138.善哉 カップよいかなをいただいております。

今日いただくこのお燗瓶も、同じく普通酒でした。
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蔵元さんのお話では、カップもお燗瓶も中身は同じ菊印(普通酒)なんだってさ。


普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

あれ?
お酒の色は、少し着いている程度。
カップよりちょっと薄いか?。
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うん!
たしかに味はまったく同じ。
やや濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨口のおいしいお酒でした。


ごきげんよう!

【お酒】2141.長者盛 錦鯉図鑑 カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 新潟銘醸株式会社
新潟県小千谷市東栄1丁目8番39号

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量 180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)




新潟銘醸さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
22.長者盛 長者カップ
102.103.越の寒中梅 吟醸生貯蔵酒&純米 TGカップ180飲み比べ
121.越の寒中梅 純米吟醸 カップ
135.長者盛 マイカップ
982. 長者盛 吟醸酒 300ml
2110.越の寒中梅 純米大吟醸カップ

今日いただくこの“錦鯉図鑑”は、普通酒でした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明。
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うまみは淡め。
でも米のうまみに淡めなりに厚みを感じます。
熟成感なし、酒臭さもなし。
軽い苦みをちょっとだけ。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
かなりさらりとしていますが、それでも幅はわかります。


淡麗ちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

淡めなのに米のうまみしっかりで飲み応えがありました。
雑味はほとんどなくてきれいな口当たり。
酸味は冷めると目立ってくるようでした。

これはなんにでも合うお酒でしょうね。
あたかも大手蔵の普通酒のような味わいでしたよ。

【お酒】2140.麒麟山 やわらか カップ [15.新潟県の酒]

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製造者 麒麟山酒造株式会社
新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
(フタより転記)

内容量 180ml
原材料名:米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)、
アルコール分:15度
(以上、ラベルより転記)




麒麟山酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
15.伝辛 麒麟山 カップ
648.麒麟山 特別本醸造 ときかぜ 300ml
939.麒麟山 生酒辛口 300ml
940.麒麟山 伝統辛口 300ml
1831.きりんざん グリーンボトル 純米 カップ
1832.きりんざん ピンクボトル 吟醸 カップ
1833.きりんざん ブラックボトル 吟醸 カップ

今日いただくこのお酒は、
“やわらか”だってさ。
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エエ!
純米なの?
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でも、特定名称の表示もなければ、精米歩合も表示されておりません。
米こうじの最後に読点“、”があることから、きっと醸造アルコールの文字が欠落しているのでしょう。
ラベル制作時の校正が甘かったのかな。


普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ごくかすか。
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うまみは淡め。
米のうまみに酒臭さ(ほめ言葉です)、枯れ具合や香ばしさもそれぞれ少しずつ感じます。
軽い苦みをほんの少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめ。
すっぱさはかなり弱めです。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
弱めですが、一応わかります。


淡麗ちょい枯ちょい香ばしちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

米のうまみ、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)、熟成感、香ばしさがそれぞれ突出することなくいい感じに調和しておりました。
軽い苦みがありましたが、それが味わいを引き締めていました。
甘みも弱めながらにわかりました。

おいしいね。
でも、私としては、伝辛のほうが好みかな。

《焼酎》207.れんと 25度 180ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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製造者 奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2

本格焼酎
奄美黒糖焼酎
原材料名/黒糖・米こうじ(タイ産米)
アルコール分/25度
内容量/180ml
(以上、ラベルより転記)




奄美開運酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。
すっきりれんと たんかんフレーバー
《焼酎》162.れんと 16度 300ml

今日いただくこの奄美黒糖焼酎“れんと”は、25度!
れんとはたしか、減圧蒸留でしたね。
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なお、“れんと(Lento)”は、
音楽の用語で「ゆっくりと」の意味だそうだ。
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しかもこのれんと、
3ヵ月間音響振動を与えながら「ゆっくりと」熟成させることで、軽快でほんのり甘口になるんだってさ。
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その辺のことは《焼酎》162.れんと 16度 300mlをいただいた際にまとめておりますので、興味がおありの方はどうかそちらをお読みくださいな。



それではいただきましょう。

まずはちょい水足しの水割りで。
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含むと、さわやかな風味をふんわりと感じます。

米の風味らしきものが最初に来ますね。
黒糖の香ばしさはかなり弱めです。
重さやクセはまったく感じません。
甘みはほんのりと感じます。


ちょいさわやかでスッキリキレイなおいしい黒糖焼酎でした。

クセや重さがまったくなくて、かなり飲みやすく感じました。
というか、黒糖の香ばしさすら弱めで、それでいて米の風味を感じましたよ。
しかも爽やかで、かつスッキリしておりました。

こういう黒糖焼酎もあるのね。
もちろん大歓迎!
でも、これはあらかじめ黒糖焼酎だと言われないと、減圧蒸留の米焼酎とまちがえそうですね。



次に、残りをロックでいただきました。
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トロリとした口当たり。
ちょっとピリッと来るね。
それに焼酎のロックでありがちな苦みが出ます。
風味は水割りと同じ。
でも甘みはロックのほうがはっきりかな。

ロックだと、ちょいピリで苦みが効いた味わいになりました。


水割りのほうが穏やかでいいね。
というか、黒糖焼酎は水割りのほうがおいしいのかな?







そのれんとと合わせた今日のエサはこちら。


またしても賞味期限を徒過してしまった油揚げ。
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お湯で油抜きして、水気を拭きとったもの。
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細切りにして、
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きゅうり、ねぎとともに、
中華風の和え物に。
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おいしい!
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やや大きめのナス。
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味噌炒め。
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これもおいしい!
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ごちそうさまでした。
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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ありがとうね。
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(友情出演)

【お酒】2139.根知男山 本醸造 自社栽培 300ml [15.新潟県の酒]

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製造者 合名会社渡辺酒造店
新潟県糸魚川市大字根小屋1197番地1

アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合60%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




“根知男山(ねちおとこやま)”
市町村合併で今はなくなってしまった旧根知村」(※1)は、「新潟県と長野県に隣接する山あいの小さな谷、根知。標高1487mの駒ヶ岳と1963mの雨飾山、日本百名山に数えられる2つの急峻な山を背景に、ゆるやかな勾配が続く美しい谷を形作っている。民家は両端の山際に点在し、中心には見事に区画が整備された田んぼが見渡す限り広がっている。畦道に立っていると、爽やかな風が谷の底から吹き上がってきて、サワサワサワと稲穂を揺らす。」(※2)とあるとおり、山間に広がる田園地帯だそうです。

そんな根知谷に蔵を置く渡辺酒造店さんのお酒は、かつて普通酒の814.根知男山(ねちおとこやま) カップをいただいております。

今日いただくこのお酒は本醸造ですが、
“自社栽培”なんだってさ。
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この自社栽培について、同じ文献には以下のような記述がありました。
 谷の中腹に位置する渡辺酒造店は、1868(明治元)年創業。いわゆる地主の家系ではなく、地元の農家から米を分けてもらって、酒造りを始めた。その後も、主に地元の農家の米を農協を経由して仕入れ、地元向きに酒を造ってきた。だが、年々、米の質が低下し、必要な量も確保できなくなってしまった。
 そこで米の栽培と流通に関する規制を緩和する食糧法が施行された1995年を契機に、地元の農家7軒と直接契約栽培を始めた。その結果、米の質が良くなり、酒の質もぐんと良くなくなったことを実感する。酒造りにおける米の重要性を思い知ったという。だが近年、契約農家の高齢化が深刻化していると、渡邉さんは悲痛な顔で言う。
(中略)
 やむなく2003年から自社で、社員とともに栽培を開始した。一枚の小さな田んぼから耕作を始め、離農する農家から田んぼを引き受けながら徐々に作付けを広げていき、2012年現在では10・5ヘクタールで酒米を栽培しているという。3年前に来たときには7ヘクタールほどだったので、年々着実に増えている。その半面(ママ)、7軒からスタートした契約農家は、2軒になってしまった。」(※3)

なお、2019年に発行された文献では「全社員10名が栽培に携わり、今は15ヘクタールまでに拡大。蔵で必要な酒米をほぼ自分たちで生産し、半年は米作り、もう半年は酒造りという1年を送っている。」(※1)とあるとおり、酒造りに必要な酒米のほぼすべてを自社栽培していることが紹介されておりました。

そんな自社栽培のお米を使用した本醸造の精米歩合は60%。
それでも“特別-”を名乗らないところが奥ゆかしいじゃあ~りませんか!
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それではいただきます。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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うまみはやや淡め、いや、ちょい濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
軽い渋みが少しあります。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめ。
それでもじんわりと感じます。


ちょい濃醇でちょい渋ちょいすっぱちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。

濃いわけではないものの、米のうまみしっかりで飲み応えを感じました。
ちょい渋とちょいすっぱとがいい感じに引き締め、キレよくてちょいスーも相俟って後味はスッキリでした。
やや辛口と評したものの、甘みの存在はよくわかり、コクを添えているようでした。

これはうまいね。
食事に合う。
海の物にも山の物にも合うと思います。








その自社栽培の根知男山と合わせた今日のエサはこちら。


たこときゅうりとで、
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酢の物。
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たこは臭みやクセがないから、いかよりも食べやすいね。
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きゅうりもおいしくいただけました。
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卵で、
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出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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やっぱり出汁をこんぶとかつおとでしっかりとったほうがおいしいね。
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ごちそうさまでした。
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(※1)『Book of Sake にいがた日本酒大図鑑』p.107(2019.02 株式会社ニューズ・ライン)
(※2)山同敦子『極上の酒を生む土と人 大地を醸す』p.257(2013.2 講談社+α文庫)
(※3)(※2)p.261-263


























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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけました。
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あなたが友だちでいてくれるかぎり、
オイラはこのつらい世の中をなんとか生きて行けそうです。
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(友情出演)

仕事を休みました [雑感]

今日は、仕事を休みました。




今朝は悪夢のせいで目が覚めた。
なぜだかわからないけれど、会う人会う人から、
「もっと勉強しろ!」
「もっとまじめにやれ!」
「もっと頑張れ!」
「小さい男だ!」
「だからあなたはダメなんですよ!」
って言われ続ける夢。

自分としては、今の“なれの果て”こそが、一応せいいっぱい生きてきた結果なのに。
それを親からも同級生や同僚からもかつての恋人からも否定され続けるという恐ろしい夢。
もともとダメ人間だから当然の如く負け組になってしまったのだと、自責の念を抱かせる夢。





今朝起きたら、汗びっしょり。
7時間寝たはずなのに寝た気がせず、しかも体が重い。
当然ながら、心はボロボロ。

これはきっと、心が昨日のことを引きずっているにちがいない。
このままじゃ、出勤して仕事をしても心が壊れっぱなしのままだ。

そう思って、今日は仕事を休みました。
そして通院している精神科の先生のところへ行って、昨日の出来事や今朝の悪夢のことを話しました。





だれかに話をするということには、ガス抜き作用があるみたい。
それ故、先生に一通り話したことで、幾分心が楽になったような気がします。
普段も黒猫のダンナに話しかけてはいるけれど、それとはやっぱりちがうね。

でも、話したところで、問題が解決したわけではない。
私の雇い主は、私がいくら改善を求めても“のれんに腕押し”、“ぬかに釘”で、唯我独尊を貫くのみ。
このままじゃ、またいつか私の心が壊れて、同じことを繰り返すだけだ。





先生にはこれまでにも何度も相談している。
それ故、先生は私が今の職場でさんざんストレスを抱えながら働いていることをご存知。
そのためか、今回の診察では、転職も視野に入れたほうがよいのではないかとおっしゃっていました。

そりゃそうよ。
できればそうしたいんだけれどね。
でも、あと数ヵ月で50代に突入するくせになんのスキルもないオッサンを雇ってくれるところなんて、きっとないだろうな。

文章を書くことは嫌いじゃないから、単発のライターのバイトで食いつなぐ手もあるかな。
行政書士の資格は持っているけれど法律は大嫌いだから、開業して手紙の代書や結婚・離婚の証人といった法律にあまり関わらないことを専門にやったらどうだろうか。
それともいっそのこと、給料は安くてもいいから料理人の修行を一からやらせてもらおうか。

なんて考えても、どれもこれも非現実的。
というか、オイラはきっと何をやってもダメで、まちがいなくうまくいかないだろう。
負け組はやっぱり、たとえどんなに屈辱的なことでも甘受して、奴隷のように働くしか術がないのかもしれない。





いかんいかん!

とりあえず、自分が人格的自律の存在であることを確認しよう。
そのためにするのは、料理。

料理は自分で何を作るか考えて、自分で調理して味を決めることができるからね。
そこには、誰の命令も強制も介在しない。
すべて自分の判断と責任とで遂行することができるから、自分が人格的自律の存在であることを一応実感することができるのです。





そこで今日は、いわしを買ってまいりました。
本当は尾頭付きを探していたのですが、処理されたものしか売っていなかったよ。
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血合いの除去が不完全。
このまま使うと臭みが出るね。
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血合いをきれいに洗い流しました。
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しょうが。
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薄切り。
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鍋に酒、水、みりん、しょうゆを合わせて、
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いわしとしょうがとを投入して火にかけ、
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沸騰したら、落としぶた。
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火を弱火にして、
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フタをして、
“大五郎、20分間待つのだぞ!”
“じっと我慢の子であった。”(古っ!
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20分後。
火を止め、フタをとって、30分間放置。
冷める過程で、味がしみるのです。
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30分後。
火をつけて、煮汁をかけながら煮詰めて、
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いわしのしょうが煮のできあがり。
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おいしい!
臭み出てないよ。
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いわしと合わせたのは、
黒糖焼酎の“じょうご”。
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水割りでいただきました。
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黒糖の香ばしい風味がふんわり。
華やかな風味もほんのり。
米の風味も弱めながらに感じます。
それでいて重さやクセがまったくなく、飲みやすい。
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いわしとの相性もバッチリでした。
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ああ、
料理をしておいしいものを作ると、心が幾分落ち着くね。

明日、あさってと、休みだから。
その間になんとか回復しなければ。
こんなくだらないことで、心をかき乱されたくはないからね。

明日は何を作って、どんなお酒を飲もうかな?