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《焼酎》268.綺羅麦 25度 300ml [9940.福岡県の焼酎]

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販売者 アサヒビール株式会社
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
製造場 ニッカウヰスキー株式会社
福岡県北九州市門司区大里元町

本格焼酎
原材料名 麦麹(国内製造)、麦
国産二条大麦使用
アルコール分 25度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




浅草にある、とある角打ちにて入手したものです。
冷蔵庫の中に鎮座ましますお姿を、かなり前から拝見しておりました。
そしてその角打ちへ通うごとに飲んでみたい気持ちが高まり続け、とうとう先週末に入手してまいりました。

販売者が東京都にある会社で、製造場が福岡県というこの焼酎。
どちらの都県産として区分するか迷いましたが、前例に従いました。
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この“綺羅麦(きらむぎ)”なる製品。
販売元のプレスリリース(2004(平成16)年9月14日)では、以下のように紹介されておりました。
すっきりとした後味の焼酎をベースに、麦麹だけを原料にした全麹仕込み焼酎と、ローストした麦を原料にした焙煎焼酎を絶妙にブレンドすることで、コクのある麦の味わい、麦のほのかな香ばしさを実現しています。原料は“国産”にこだわり、醸造用に開発された二条大麦である佐賀県産「ニシノチカラ」を主体としています。粒が大きく精麦しやすいため焼酎づくりに適している国産二条大麦のみを使用することで、麦本来のおいしさを醸し出し、日本の風土に培われた焼酎の魅力を訴求していきます。

同様のことは、ラベルにも書かれておりました。
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品質表示を見ると、麦麹が原材料名の筆頭に表示されておりますね。
ここから、全麹仕込み焼酎の使用量が最も多いことがわかります。
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ところで、この“綺羅麦”。
上記プレスリリースでは、2004(平成16)年10月13日(水)を発売日とする旨が公表されておりました。
製造元は、“アサヒ協和酒類製造(株)(門司工場、福岡県北九州市門司区)”。

ところがこの瓶のラベルには、製造者はニッカウヰスキー株式会社とありました。
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どうやらアサヒ協和酒類製造は、2006(平成18)年1月にニッカウヰスキーに吸収合併され、同時にこの“綺羅麦”が製造された門司工場はニッカウヰスキーの所有となったみたいでした。


何が言いたいのか?


結論の前にもうあと2つ、情報を。

この綺羅麦について調べるべく、アサヒビールさんのWebsiteにアクセスし、商品情報ページを覘いてみたところ、現在(2023年12月29日)は掲載されておりませんでした。

また、とある酒販店さんのWebsiteには、なんと、
2022年3月に終売商品となります。
と、書いてあったのです。

要するにこの商品は、2022(令和4)年3月以前に製造されたものて、その後私が入手するまで少なくとも1年半の間角打ちの冷蔵庫の中で眠っていたものということでしょう。
もしかしたら、2006(平成18)年1月から2022(令和4)年3月までの間のいずれかの日に製造され、数年間も眠っていたのかもしれません。

まあでも、このラベルを見る限り、退色した様子はございません。
それ故、それほど古い商品ではないことでしょう。
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それに、焼酎は蒸留酒ですし、しかも冷蔵庫の中で保存されていたわけですから、瓶の中で適度な熟成を経ているものと考えても問題はないと思います。



話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りは、鼻を近づけるとごくかすかに香ばしい香りを感じるだけ。

スース―の、ピリピリ。
麦の風味をほんのりと感じ、香ばしさはごくかすか。
苦みや雑味、重さや焦げ臭はゼロ。
甘みもほんのりと感じます。

それでいてけっこうスッキリしており、さっぱりとした口当たりでした。


次に、水割り(濃いめ)で試してみました。
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香りは生と同じ。
麦の風味をふんわりと感じ、かつ厚みも少しあるみたいです。
香ばしさはごくかすか。
甘みはほんのりですが、喉を通った後で押してくるみたいです。
でもやっぱり口当たりはさっぱりしています。


最後はロックで試して見ました。
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トロリ感は少ない。
ロックで出がちな苦みがあって、鋭いです。

風味は水割りと同じ。
甘みは苦みに隠れて引くみたい。
それ故か、引き締まった感じがいたしました。


風味も甘みも穏やかで雑味のない麦焼酎でした。

クセや重さ、焦げ臭などがないところから察するに、おそらく減圧蒸留なのではないでしょうか。
しかも風味はさっぱりしていて、飲みやすく感じました。
ただそれ故にか、物足りなさもあるように思いました。
ブレンドされている焙煎焼酎の風味を期待したのですが、ほとんどわかりませんでした。


以上です、編集長!(←大木凡人より)






その綺羅麦と合わせた今日のエサはこちら。

こちらひさびさの、さんまかば焼き缶。
318円+税だとよ!。世も末だな。
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うざくならぬ、さんまざく。
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キャベツ。
これで50円+税は、高いのか安いのか?
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にんにくとバターとで、レンジ蒸し。
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大根の切れ端。
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大根おろしにして、なめ茸とわさびとをのせていただきました。
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ごちそうさまでした。
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★☆おしらせ★☆


2023年の更新は、今回が最後です。
今年も飽きずにお読みいただきまして、にふぇーでーびたん!

明日からは、
行きたくないのに義理で行かねばならない場所へ行くふりをしつつ、
いつもの蕎麦をいただいたり、
いつもの酒場で酩酊したり、
城下を徘徊したりするつもりです。


次回の更新は、
2024年1月の、第一週末か、第二週となる予定です。


コメント欄へは、
今年一年お読みになられたご感想や、
こんなとこがくだらなかったというご感想など、
忌憚なきご意見をご自由にお書きいただければ幸甚です。

ですが、どうか、
「名誉棄損だ」といった脅迫を含んだ匿名での(怖くてご自分の素性を明かせない)誹謗中傷はおやめいただきたく
また虚礼廃止でお願い申し上げます。
<(_ _)>



それでは皆さま。
ごきげんよう!

《焼酎》267.魔界への誘い 25度 180ml [9941.佐賀県の焼酎]

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製造者:合資会社光武酒造場
佐賀県鹿島市浜町乙2421

品目:本格焼酎
原材料:さつま芋、米麹(国産米)
アルコール分:25度
内容量:180ml
蒸留方法:常圧
(以上、ラベルより転記)




佐賀県の銘醸地である“肥前浜宿”に蔵を置く光武酒造場さん。
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そのお酒や焼酎は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】1029.光武(みつたけ) 手造り純米酒 270ml
《焼酎》190.紅さつま 魔界への誘い(まかいへのいざない) 紅さつま 25度 270ml
《焼酎》191.舞ここちブルーボトル 25度 270ml

今日いただくこの“魔界への誘い(まかいへのいざない)”は黒麹仕込みでしたが、紅さつま使用ではないみたいでした。
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品質表示はこちら。
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それではいただきましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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香りは、鼻を近づけると華やかな香りをほんのりと感じます。
含むと、それが口の中でパッと広がりました。

芋の風味が穏やかに効いていて、華やかさを伴います。
クセや重さ、焦げ臭は一切なく、スッキリしています。
甘みははっきりしていますね。


次に、こちらひさびさのお湯割りで試しました。
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華やかな香りが立ちました!
含むと鼻へスーっと抜けて行きましたよ。

芋の風味はやっぱり穏やか。
クセや重さ一切なしで、かなり軽め。
甘みはほんのりと感じる程度に維持されています。
また、酸味というか、塩のような風味をほんの少し感じます。


最後は、残りをロックで試しました。
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トロリとした口当たり。
苦みが出まして、鋭くはないものの、重いね。
甘みは引いて、消えてしまったみたいです。
華やかな香りも引いて、穏やかな芋の風味だけになりました。


生で甘みはっきり、お湯割りで風味豊かで、ロックでキリッと辛口の、おいしい芋焼酎でした。

飲み方で風味が全く異なるところが面白いと感じました。
それでも風味の中心は芋の穏やかな風味で、それはどの飲み方でも維持されておりました。
それに、黒麹仕込みと書かれておりましたが、言われないと黒麹仕込みだとは気づかないほど穏やかでスッキリしておりました。

【お酒】2237.キクマサピン 180ml 紙パック [28.兵庫県の酒]

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製造者 菊正宗酒造株式会社
神戸市東灘区御影本町1-7-15

日本酒
国産米100%使用
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 14度以上15度未満
180ml
(以上、パックの印刷事項より転記)




灘五郷は御影郷に蔵を置く菊正宗さん。
そのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび)
菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本
菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸
菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml
菊正宗 樽酒 純金箔入カップ
菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら
菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ
菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ
菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造
菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒)
1377.菊正宗 純米樽酒 カップ
2007.菊正宗 上撰 純米 樽酒 720ml
2093.菊正宗 しぼりたてギンカップ
2094.菊正宗 上撰 しぼりたて純米キンカップ
2095.菊正宗 〈超特撰〉 しぼりたて純米大吟醸 300ml
2163.菊正宗 〈超特撰〉 しぼりたて大吟醸ネオカップ 
2164.菊正宗 〈上撰〉 しぼりたて純米酒 (純米・香醸) 300ml

清酒以外にはこれを。
菊正宗 瀬戸内れもん冷酒 ネオカップ

さらに菊正宗さんには、
樽酒カップを55個個も頂戴したり
その熟成具合を試させていただいたりと、
勝手にいろいろと楽しませていただいております。


今日いただくこのお酒は、言わずと知れた、
“キクマサピン”
お値段は150円台とお手頃。
スーパーやコンビニで簡単に入手できてしまうこのお酒。
所謂“安酒”の範疇に属する紙パック酒ですね。
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今まで紹介して来なかったのは、その味を正確に表現できる自信がなかったから。
“安酒”故に、おいしくないと一蹴するのは簡単なこと。
でもそれでは、蔵元さんに失礼です。

「おいしくないならばなぜおいしくないのか」、
「それでも、よいところはないのか」、
それを正確に表現できる自信がなかったのでした。

しかし、そろそろ、そうも言ってはいられなくなったのでした。


2013年8月7日に最初の記事を書いて以来、10年が経過いたしました。
記事の数は、2966本(この記事を除く)。

10年も経過すると、ブログの残り容量がそろそろ上限(5GB)に近づきつつあるのです。
来年にはまちがいなく、終焉を迎えることになりましょう。
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そろそろ、容量が上限に達した以降のことを考えなければなりません。
新たなブログを、SSブログで立ち上げるか?
他のブログへ移行するか?
あるいは、書くことを止めてしまうか。

これはいずれ結論を出さなければならないことです。
その結論を出す前に、心残りにしていたこの“キクマサピン”を、このブログが生きているうちにいただいて感想を書いてみようと思ったのでした。


品質表示はこちら。
特定名称が付されていない、所謂“普通酒”。
アルコール度数は14度台と、それほど低いわけではございません。
それに糖類や酸味料は添加されておりません。
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かつてキクマサピンのシリーズには、糖類添加の三増酒(キクマサピン淡麗仕立)もございました。
しかし今はそれも消え、糖類・酸味料添加なしのものに一本化されているみたいです。
それなのに、どうして150円台で販売することが可能なのか?

これはあくまでも私の推測ですが、
以下のこと(あるいはこれらの組み合わせ)を予想し得ると思います。

(一)使用しているお米が規格外のもの(くず米など)で、安く入手できるから。
(二)醸造アルコールの添加量が多め(搾る前の度数が高め)で、かつ14度台まで(多めに)加水しているから。
(三)液化仕込みを採用していて歩留りが高い(同じ量の米を原料としても、通常の仕込より製品量が多い)から。

まあでも、公表されていないことをいつまでも考えていると、一晩中眠れなくなっちゃいそうですから(←春日三球・照代より)、この辺で講釈を終えていただいてみたいと思います。


普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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香りは、アルコール香と、麹香?とをかすかに感じます。

うまみはやはり淡め。
でも、淡めなりに米のうまみらしきものが口の中でふわりと広がります。
酒臭さ(ほめ言葉です)も少し感じますよ。
熟成感はなし。
苦みや雑味、クセは全く感じません。
キレはよく、スッと引きます。

酸味はややはっきり。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはややひかえめ。
かなり弱くて前には出て来ないものの、その存在は酒が喉を通ったあとでほんのりと感じます。


淡麗ちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。

淡めではあるものの、うまみが淡めなりに広がることから、けっしてペラペラではありませんでした。
アル添量が多めのお酒で感じるような透明感もありませんでしたね。

酸味があり、かつ弱めの甘みがありましたが、淡めのうまみとのバランスはよいと感じました。
それに雑味がゼロでクセがなく、飲みやすく感じました。

安価なお酒ですけれど、キレイで上品な味わいのお酒でした。
ものすごくうまいというわけではないものの、料理の味を引き立たせる脇役としては十分でしょう。


キクマサ贔屓のワタクシですが、この結論はけっしてお世辞ではございません。
ここまで清酒を2236種類(ただし番外編1つあり)飲み続けてきた私がその経験に基づいて判断した、2237件目の感想でございました。

《焼酎》266.あおちゅう 杜氏広江末博 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 30度
(以上、ラベルより転記)




伊豆諸島最南端の有人島である青ヶ島、
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そこで造られている焼酎が、青酎(あおちゅう)。
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これまでに、以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml
《焼酎》254.麦焼酎 恋ヶ奥 30度 300ml
《焼酎》264.あおちゅう 杜氏広江順子 30度 300ml

今日いただくのは、
“杜氏広江末博”
青酎(あおちゅう)は、青ヶ島酒造に所属する杜氏がそれぞれ独自の製法で独立して製造していることから、杜氏の名前で分類するのだそうです。
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その杜氏広江末博ですが、文献では以下のように評されておりました。
青葉のような香りと酸味、苦みが強く、「あおちゅう」らしい飲み応えを存分に感じられる。(※1)

あたしゃこれまで青酎(あおちゅう)をいただいてきて思ったのは、“風味が洗練されていて飲みやすい。スッキリしている。”という感想でした。
しかし、文献の記載を見る限り、「苦みが強」いとあり、もしかしたら荒々しさを感じ取れるのでしょうか?


それではいただきましょう。

まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
あれ?、色が少し着いていることがおわかりいただけますでしょうか!
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盃にそそいだ瞬間、上立ち香がはっきりしていることがとてもよくわかります。
青草のような香りですよ!
含むとそれが口の中で爆発して、鼻へスッと抜けていきました。
この香りのせいか、爽やかな風味を感じます。

次に、甘みが攻めて来るみたいです。
けっこう厚みのある甘みです。

30度ですからね、やっぱりスース―のピリピリ!
苦みはありますが、この苦みは穀物のような香ばしさを伴っておりますね。
逆に、芋の風味は、華やかさも重さも全く感じませんね。


次は、水割りで試してみました。
これも色が着いていることがわかりました。
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若草のような香りが満載です。
苦みが前に出て来ますが、香ばしさも伴います。
香ばしさは、もしかしたら麹に由来するのかな?
酸味もありますね。強くはなく鋭くもないものの、水割りにすることでよくわかるようになりました。

それでいて爽やかで、かつスッキリしています。
甘みは引くみたいです。


最後は、ロックで試してみました。
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青草の香りとともに、接着剤のような香りを感じます。
口当たりはトロリとしています。
これも結構なスース―ピリピリで、かつ接着剤香があるのでキツめです。
ロックで出がちな苦みが出て、かつそれが香ばしさを伴う苦みと相俟ってけっこう鋭い。


青草のような香りに香ばしさをともない、かつ爽やかでスッキリしているおいしい芋焼酎でした。

香りがすごい!(中条きよしと付き合っていた頃の安西マリアくらい?
香ばしさ効いていて飲み応えバッチリ。
それでいて爽やかで、飲み口が軽い!

飲み方は、水割りが好みでした。
生だと甘みはよくわかるもののスース―ピリピリで、ロックだと接着剤のようなニオイが出てしまうので、水割りが最適かと思いました。


今までにいただいた青酎(あおちゅう)の中では、この“杜氏広江末博”こそが最も個性的で、一番おいしいと感じました。
この青草のような香りと香ばしさ、オイラの好みにバッチリ!

でも、芋焼酎らしい風味は全く感じませんでしたよ。
華やかな香りはないし、重さやクセもゼロでした。
逆に、これを飲んで芋焼酎だとわかる御仁は、いるのかな?

逆にな!(ごきブラの赤井英和より)





そのあおちゅう杜氏広江末博と合わせた今日のエサはこちら。


今日もやっぱり、にんじんを食べたかったので。
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にんじんときゅうりのサラダ。
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山椒を効かせるとおいしいね。
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肉を食べたかったので、
国産の豚肉。
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ピーマンとしめじとを合わせて。
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炒めました。
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これはまちがいない。
あおちゅうとバッチリでした。
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ごちそうさまでした。
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《焼酎》265.雪洲 カップ [9942.長崎県の焼酎]

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重家酒造株式会社
長崎県壱岐市石田町印通寺浦200番地

本格焼酎
壱岐麦焼酎
アルコール分 25度
原材料 大麦2/3,米麹1/3
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




重家(おもや)酒造さんの壱岐焼酎は、かつて《焼酎》263.雪洲 20度 200mlをいただいております。

今日いただくこの雪洲は、25度でした。
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かめ壷仕込みで、手造りなんだってさ。
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それではいただきましょう。
しかし、25度の焼酎をカップに直接口を付けていただくのはいささか苦しいところでございます。
蔵元さんがカップで販売なさった意図をお察し申し上げることは私の頭ではかなわないところでございますが、まずは盃で、生(き)、すなわちストレートでいただきます。
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香りはなし。

含むとちょいスーでちょいピリ。
風味は米由来と思われるものがきますが、麦の香ばしさは弱いみたいです。
甘みが少しありますね。
重さやクセ、焦げ臭はゼロです。


次に、ちょい水足しの水割りで。
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苦みが少しだけ出るみたいです。
甘みが前に出て来て、よくわかります。
米の風味に、麦の香ばしさをほんのりと感じます。


最後は、残りをロックでいただきました。
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苦みが出て、けっこう鋭い。
でも甘みが前に出て来て、苦みと拮抗しているようです。
風味は米が先、麦の香ばしさは弱めながらも続くようです。


甘みがよくわかる、おいしい麦焼酎でした。
水割りがいいね。
麦の風味がわかり、かつ角も幾分和らぐみたいでした。





ところで、

今年の5月末に壱岐を訪問した際に集めた壱岐焼酎は、これが最後の一個でした。

壱岐の焼酎をいろいろといただいた感想は、常圧蒸留であっても、まるで減圧蒸留の如く角やクセ、焦げ臭さを一切感じないものばかりだったことが驚きでした。
壱岐の麦焼酎は、風味が繊細でかつ甘みをしっかりと感じるものが多かったように思います。

一方で球磨焼酎(熊本県南部で造られている米焼酎)は、常圧モノと減圧モノとでは風味が全く異なっていたのにね。

いつかまた壱岐へ行って、
徘徊しつつ焼酎集めをしてみたいと思う、
吉宗であった。
(暴れん坊将軍のエンディングより)

【お酒】2236.丹誠 上撰 延寿カップ [44.大分県の酒]

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加工者:吉良酒造合資会社
大分県豊後大野市緒方町下自在359

品目:清酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類
アルコール分:15度以上16度未満
内容量:180ml
(以上、ラベルより転記)




吉良酒造さんは、大分県豊後大野市に蔵を置く蔵元さん。
すぐ近くには浜嶋酒造さん(鷹来屋)があって、同じ通り沿いに蔵を構えていらしゃいます。
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今日いただくこの“丹誠”には、“上撰”と“延寿”との小印が付されておりましたよ。
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製造者ではなく“加工者”ってことは、自醸した製品ではないのかな?
それに“糖類”の文字があるということは、いわゆる“三増酒”(糖類や酸味料を添加して製造量を増やしたお酒)でしょうね。
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そういえばかつて、オイラが“三増酒”って書いたら、「現代に三増酒なんてない 誤った知識で名誉毀損しない方が良い」と嚙みついてきた不逞の輩がいたっけ。
その時はまともに対応したけれど、今思えばそんな奴の言うことなんか無視しておけばよかったとつくづくそう思うわ。
本当に名誉棄損だと思うならば、告訴でも告発でもなんでもすればいいのに。
あれから1年以上経過しましたが、未だ警察や検察からは何の連絡もありませんけれど。


いかんいかん、閑話休題。
酒がまずくなってしまう。

それではいただきましょう。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いておりました。
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香りは、鼻を近づけるとかすかに酒臭い(ほめ言葉です、以下同じ。)香りを感じます。

うまみはやや濃いめ!
酒臭さが効いていて、穏やかながらも厚みを感じます。
また少し枯れていて、かすかに渋みを感じます。
キレは良いですが、アル添酒にありがちな透明感はないみたいです。

酸味はひかえめ。
すっぱさゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みははっきり。
けっこう前に出てきますけれど、べとつきやしつこさはないですね。


やや濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。

酒臭さが穏やかながらもしっかりと効いていて、飲み応えがありました。
枯れ具合も、角や粗さがなく、またうまみがしっかり効いていたので決してスカスカでもありませんでした。
それでいてキレがよく、かつちょいスーでスッキリしておりました。
甘みは前に出て来るものの、まったくしつこくはない。
渋みもかすかに感じましたが、かすかであってむしろうまく味の一部に加わっているようでした。

これ、うまいね!
糖類添加だけれど、くやしいけれどうまいね。
逆に、糖添を廃止した場合に、こういう味わいを出せるのかな。
四段仕込をうまく取り入れれば可能かもしれませんが、そうするとコストがかかってしまうことでしょうね。

【お酒】2235.一の井手 上撰カップ? [44.大分県の酒]

 
製造者 株式会社久家本店
大分県臼杵市大字臼杵413番地
製造場 大分県臼杵市江無田382番地

品目 清酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、フタより転記)




久家本店さんのお酒は、かつて【お酒】1289.上撰 一の井手 カップをいただいております。

今日いただくこのお酒ですが・・・、



カップを見ても、フタを見ても、
手印(酒銘)も小印も、
どこにも書いていない!
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唯一の手掛かりは、久家本店さんが製造者で、かつ普通酒であるというフタの表示だけ。
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それなのに、どうしてこのお酒が“一の井手 上撰カップ”であると判断したのか?


それは、
買った時のレシートにそう書いてあったからでした。
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話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。
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香りは、鼻を近づけるとアルコール香ちょっとだけ、そして枯れた香りもちょっとだけ。

うまみはやや濃いめ、いや、ちょい濃いめかな。
酒臭さ(ほめ言葉です)が効いており、かつ熟成感をちょっとだけ。
軽い渋みをほんの少し感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
ちょいスーですが、ピリはなし。

甘みはややはっきりでしょう。
幅を感じるものの、べとつきやクドさは感じません。


ちょい濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。

透明感とキレの良さとを感じつつも、うまみがしっかりしていて飲み応えがありました。
それ故に、ちょい枯でしたが、決してスカスカではありませんでした。

この透明感とキレの良さは、きっとアル添の効果でしょうね。
おいしいと思います。
こういう味わいの普通酒、好きです。

【お酒】2234.鷹来屋 辛口本醸造 300ml [44.大分県の酒]

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製造者 浜嶋酒造合資会社
大分県豊後大野市緒方町下自在381番地

品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




浜嶋酒造さんのお酒は、かつて【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをいただいております。
このお酒は、大阪にある“山中酒の店”で入手したものでした。
浜嶋酒造さんの紹介は、上記鷹来屋五代目カップの記事をご参照くださいな。


JR九州豊肥本線の緒方駅(大分県豊後大野市)。
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緒方駅には、しいたけ栽培発祥の地の碑がありましたよ。
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そんな緒方駅から高台へ上がって、
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水車が設置されている水路沿いの道を歩いていくと、
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そこにあるのが、浜嶋酒造さんの蔵。
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手印は“鷹来屋(たかきや)”。
その由来は、【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをご参照あれ。
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今日いただくのは、本醸造
しかも“辛口本醸造”だってさ。
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品質表示はこちら。
精米歩合60%なのに特別本醸造を名乗らないところが奥ゆかしいと思うのは私だけでしょうか?
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話のネタが尽きたところで、いただきます。

まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。
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うまみは淡め。
米のうまみをふんわりと感じます。
苦みがあって、鋭くはないものの、重いですね。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレは良いみたいです。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めながらに鋭さを感じます。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはひかえめ。
でもゼロではないみたいです。


淡麗重ちょいすっぱスッキリ辛口のお酒でした。

淡めなのに重さがあったので、スイスイとは行けないかも。


次に、燗にしてみました。
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重さが引いて、苦みそのものに変わりました。
酸味が立って、鋭さが増しつつ、かつ深みも少し出てまいりました。
それにちょいスーも出るね。


燗だと、淡麗苦ちょい深ちょいすっぱちょいスー辛口のお酒になりました。

冷やすと重さがあり、燗にすると苦みに変わりました。
それ故に、飲みやすくはないと感じました。
ただ、食事とは合うと思います。




その鷹来屋辛口本醸造と合わせた今日のエサはこちら。


売れ残りのキャベツに、ちくわときゅうり。
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ごまサラダ。
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ドレッシングにごま油を使い、かつすりごまを合わせたことで、ごまの風味満載になりました。
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卵4個。
最近の卵って、貧乏人のオイラが手を出せる値段のものは、どれもみな小さいね。
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卵にねぎの青い部分を合わせて、
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出汁巻き卵(ねぎ入り)。
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昆布とかつおぶしとで出汁をしっかりとれば、素人が作ってもおいしいわ。
それと、冷めるまで切らないこと!(熱いうちに切ると水分が蒸発してパッサパサになります。)
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ごちそうさまでした。
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《焼酎》264.あおちゅう 杜氏広江順子 30度 300ml [9913.東京都の焼酎]

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製造者 青ヶ島酒造合資会社
東京都青ヶ島村無番地

本格焼酎
青ヶ島焼酎
原材料名 さつま芋(国産)、麦麹(国産)
内容量 300ml
アルコール分 30度
(以上、ラベルより転記)




伊豆諸島最南端の有人島である、青ヶ島。
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そこで造られている焼酎が、青酎(あおちゅう)。
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青ヶ島酒造さんの青酎(あおちゅう)は、これまでに以下のものをいただいております。
《焼酎》242.青酎 池の沢 35度 300ml
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300ml
《焼酎》252.青酎GREEN 杜氏奥山晃 2021 20度 300ml
《焼酎》254.麦焼酎 恋ヶ奥 30度 300ml

今日いただくのは、
“杜氏広江順子”だってさ。
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箱には大きめのシールが貼られておりましたが、
瓶のほうの識別手段はフタに貼られたこれだけ!
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実際に杜氏として製造されているのは、広江清二さんとのこと。
《焼酎》251.あおちゅう 杜氏奥山直子 2022 30度 300mlの例と同じく、広江順子さんの造りを継承なさっているご親族の方なのかな?

品質表示はこちら。
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なお、この“あおちゅう 杜氏広江順子”も、“自然麹”を使用しつつ、“どんぶり仕込み”で仕込んでいるのだとか。

“あおちゅう 杜氏広江順子”について、青ヶ島酒造さんのWebsiteでは、毎年、古い酒に1年寝かせた新酒をブレンドしています。と紹介されておりました。
また文献には青葉のような香りと酸味ほどよくあるのが特徴。サッパリとした飲み口にを心ゆくまで楽しめる。(※1)と書かれておりましたよ。

果たしてそのとおりの風味なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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上立ち香はありますね。
アルコール香とともに、芋の華やかな香り、そしてたしかに若草のような青みのある香りも感じます。
でも、含むとスース―のピリピリで、香りが隠れてしまいます。

風味は、芋の風味が穏やかに効いています。
重さやクセ、焦げ臭さなどは一切なし。
甘みがあって、少しはっきりしています。


次に、スーピリを抑えるべく、水割り(濃いめ)で試してみました。
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やはりスーピリは幾分和らぎました。
そのせいか、芋の華やかな香り、そして若草のような青い香りが立つようになりました。
それに芋の風味もとてもよくわかります。
甘みも薄まることなく、効いておりますよ。


最後は、ロックでいただきました。
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上立ち香は、生よりもはっきりしているみたい。

トロリとした口当たり。
ロックで出がちな苦みは強くはないものの、けっこう鋭いですよ。

酸味が出るみたいで、強くもなく鋭くもないものの、少し感じます。
風味はアルコール香に負けています。


爽やかな香りに風味が穏やかな、おいしい芋焼酎でした。

香りがとても爽やか。
風味が穏やかで、芋臭さや重さはゼロ。
かなり洗練されているように感じました。

中でも水割りがおいしくて、スーピリが引いて香りや風味が前に出てまいりましたよ。

というか、自然麹にどんぶり仕込みと言った、旧来の手法で製造しているにもかかわらず、その香りと風味とはとても洗練されているように感じました。
面白いね。






その“あおちゅう 杜氏広江順子”と合わせた今日のエサはこちら。

にんじんときゅうりとで、いつものサラダを作ろうとしているわけですけれど、
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今日は山椒を使ってみようと思いついたのでした。
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にんじんときゅうりのサラダ山椒風味。
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これはおいしい!
山椒の風味が効いていて、かつ酢とみりんとを煮切って使ったので、まろやかでした。
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今日もまた、にら玉を食べるぞ!
なんか文句あるか?
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ですが今日は、“メシ通”で紹介されていたこちらの作り方を参考にしつつ、
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あんかけにら玉(しめじ入り)にしてみました。
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おいしい!
自分といたしましては、水200mlの代わりに、“水+酒+みりんで200ml”としたことで、うまみに幅が出たと思っております。
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ごちそうさまでした。
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(※1)島へ 4月号(通巻110号)p.16(2020.3 海風舎)

【お酒】2233.通潤 のんびり、ゆったり、まぁるい時間。 純米酒 180ml [43.熊本県の酒]

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製造者 通潤酒造株式会社
熊本県上益城郡山都町浜町54

品目 日本酒
原材料名 米(熊本県産)、米麹(熊本県産米)
熊本県産米100%使用
精米歩合65%
アルコール分 15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)





こちら久々の“通潤(つうじゅん)”
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その手印は、江戸時代後期に建設された石造りの水路橋“通潤橋”に由来するわけです。
通潤橋は、中心部分の両側面から放水されている姿が有名ですね。
なんでも通潤橋を建設した人の姪御さんが、蔵元の9代目に嫁いだことも由縁なのだとか。

その通潤酒造さんのお酒は、かつて【お酒】1283.通潤 ソフトカップをいただいております。

今日いただくこのお酒は、
“のんびり、ゆったり、まぁるい時間。”だってさ。
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原料米の全量を熊本県産米とした純米酒なんだってさ。
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品質表示はこちら。
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あげー!
じゃなくて、
へぇー!
常温でもいけるのね。
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それではいただきましょう。
まずは能書きどおり、常温でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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香りはなし。
含むと爽やかな風味をかすかに感じます。

うまみは濃いめ!
米のうまみがかなりしっかりで、厚みを感じます。
酒臭さ(ほめ言葉です)はかなり弱めですが、米のうまみに続くみたいです。
熟成感はなし。
軽い苦みを、これもかすかに感じます。
キレはまあまあでした。

酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めながらも鋭さを感じます。
でも酸味の深みも少しありますね。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはややひかえめ。
わかるものの、前には出て来ません。


濃醇ちょいすっぱちょい深旨やや辛口のおいしいお酒でした。

こめのうまみしっかりで、かつ酸味の深みも少しあって、飲み応えバッチリでした。
それでいてクセや重さなく、かつ枯れた感じも全くなく、それゆえに飲みやすさも感じました。

これ、かなりうまいね!
アル添酒のようなキレのよさはないものの、うまみが濃いめなのに洗練されておりましたよ。


次に、燗で試してみました。
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米のうまみがグイグイと前に押し出されて来ましたよ。
酸味の深みはそのまま。

それでいて、キレが断然良くなりました。
すっぱさは引いて、甘味も引きました。


燗にすると、濃醇ちょい深旨辛口になりました。

これはものすごくうまい!
燗のほうが米のうまみがよりわかりやすく、かつキレがよくなったことで口当たりが軽快になりました。


“通潤 のんびり、ゆったり、まぁるい時間。”は、
常温でも燗でもおいしいお酒でした。