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【お酒】1844.吟醸生酒 まわる水 300ml [06.山形県の酒]

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製造者 株式会社野沢酒造店
山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町213

要冷蔵
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度
精米歩合50%
300ml
(以上、ラベルより転記)




山形県の西南端に位置し、新潟県と接する小国町。
その小国町に蔵を置く野沢酒造店さんのお酒をいただきます。
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野沢酒造店さんは、数年前に個人経営をやめて株式会社になったみたいですね。
他資本を受け入れたのでしょうか?

その株式会社化される前には、かつて以下のものをいただいております。
294.羽前桜川 カップ
295.羽前桜川 上撰 300ml
1238.羽前桜川 めざみの里20周年記念 激辛 また、めざみの里さござっとごぇな~ +20

今日いただくこのお酒は、吟醸酒生酒でした。
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“まわる水”なる名前のこのお酒。
そりゃ酒なんだから飲めばまわるだろ!、
って思ったのですが、意味がラベルに書かれておりました。
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それではいただいてみたいと思います。
生酒ですし、吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、無色透明でした。
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上立ち香はないですね。
含むと、最初に上等な接着剤のような香りがパッと広がります。
上等な接着剤なんてものがあるのかよ。
生酒のフレッシュさはわかるものの、接着剤香に抑えられているみたいです。

うまみは淡め、いや、やや淡め?
いやいや、けっして淡くはないぞ!
むしろちょい濃いめでしょう。
米のうまみに厚みがありますね。
熟成感や酒臭さはゼロですね。
でも苦みがあって、少し強めで、しかもけっこうな鋭さと重さとを感じます。
この苦みが残るので、キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはほとんどないみたいです。
スースー感はありませんが、けっこうなピリピリですぞ!

甘みはややひかえめでしょう。
けっして甘くはないものの、その存在はわかります。


ちょい濃醇で苦重ピリやや辛口のお酒でした。
米のうまみそのものに厚みがあって、舌の上にどっしりと乗っかって来ます。
これだけならば大歓迎なのですが、苦み、重さ、ピリピリ感、それに接着剤のような香りが共に押し寄せてくるので、飲みにくさを感じてしまいました。

まあ、たしかにこれは“まわる水”でしたわ。




そのまわる水に合わせた今日のエサ。


きゅうり、みょうが、油揚げのごま酢和え。
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冷蔵庫の残り物の炒飯。
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ごちそうさまでした。
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昼間は車の下でのびていた黒猫のダンナ。
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夕方になったら遊んでくれました。
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(友情出演)

【お酒】1838.東光 純米吟醸原酒 180ml [06.山形県の酒]

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製造者 株式会社小嶋総本店
山形県米沢市本町二丁目2-3

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 山形県産米100%使用
精米歩合55%
アルコール分16度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの東光。
かつて以下のものをいただいております。
246.東光 精撰カップ
278.東光 特別本醸造 なせば成る 180ml
302.東光 純米吟醸原酒 カップ
327.東光 上撰 本醸造 カップ
335.東光 純米 180ml
1243.東光 精撰 本醸造 カップ

今日いただくこのお酒は、純米吟醸原酒でした。
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原酒なのに16度台なのね!”って話は、かつて純米吟醸原酒カップをいただいた際にしておりました。
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それではいただきます。
原酒ですし、吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわかりませんでした。
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上立ち香はないですね。
含んでも、フルーティーさはごくかすかかな。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみがしっかりで、厚みを感じます。
吟醸酒にありがちな苦みを感じるものの、わずかです。
酒臭さや熟成感はありません。
原酒ですが、キレはよいですね。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで鋭さを感じます。
でも酸味自体に深みもちょっとあるみたいです。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりかな。
幅を感じるものの、べとついた感じはまったくありません。


やや濃醇でちょいすっぱちょい深旨やや甘口のおいしいお酒でした。
原酒だけあって、うまみがしっかりしており、酸味も効いておりました。
でも、しつこさはまったく感じませんでした。
苦みをわずかに感じたものの、それもいい感じに味わいを引き締めているようでした。

やっぱりおいしいお酒でした。
それに香りをほとんど感じなかったことから、食事と合わせやすいと思いました。






そのお酒に合わせた粗末なエサはこちら。

みょうが、ねぎ、笹かまぼこを使った、和風ポテトサラダ。
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そして今日はどうしても炒飯。
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ごちそうさまでした。






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今日は雷雨と晴天とのくりかえしでした。

それでもダンナにはいっぱい遊んでいただけましたとさ。
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【お酒】1827.つや姫 なんどでも 純米吟醸酒 300ml [06.山形県の酒]

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東の麓酒造有限会社
山形県南陽市宮内2557番地

原料米 つや姫100%使用
原材料名 米(山形県産)、米麹(山形県産米)
精米歩合 58%
アルコール分 15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




山形鉄道フラワー長井線の宮内駅(山形県南陽市)。
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その宮内駅の近くに蔵を構えるのが、東の麓酒造さん。
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東の麓酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
601.東の麓(あずまのふもと) カップ
1421.東の麓 本醸造酒 生貯蔵 生涼 300ml

今日いただくこのお酒は、山形県産のつや姫を100%使用した純米吟醸酒なのだとか。
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“なんどでも”という手印。
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蔵元さんのWebsiteによれば、「商品名は「どんな温度でも美味しい」「何回飲んでも楽しい」という意味。」で“なんどでも”なのだとか。
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それでは、いただいてみたいと思います。

まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
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上立ち香はっきりですね。
花っぽい香りです。
一口含むと、それが口の中にパッと広がって、鼻へと抜けて行きますよ。
上等な接着剤のような香りもかすかにあるみたいです。
上等な接着剤なんてものがこの世に存在するのかよ!

うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみがしっかりなのに、うまみ自体に透明感がありますよ。
酒臭さ(ほめ言葉です)と熟成感ともかすかに感じます。
吟醸酒にありがちな苦みもちょっとだけあるみたいですが、気にはなりません。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめかな。
すっぱさは弱めで、鋭さは感じません。
でも、酸味自体に深みを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みははっきりしています。
べとついた感じはないものの、厚みのある甘みがありますよ。


やや濃醇で芳香ちょい深スッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。
香りがはっきりしておりましたが、しつこくは感じませんでした。
米のうまみがしっかりなのに、山田錦使用酒のような透明感を感じました。
酸味の深みがコクを添え、厚みのある甘みによって飲みやすく仕上がっているようでした。

これ、かなりうまいね!
香りだけじゃなくて、うまみや深みもしっかりで、飲み応えがありましたよ。



ここで、残りを燗にしてみました。
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ありゃ!
ぜんぜんちがう!

香りは花っぽさが引いて、むしろ酒臭く(あくまでもほめ言葉です)なりましたよ。
それにうまみにも酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が出て、米のうまみと両立して濃さが増しました。
一方で苦みは引いて、スースー感が少し出てまいりました。
酸味は、尖ることなく深みだけが増してきたようです。

燗にすると、濃醇ちょいスー深旨甘口のおいしいお酒になりました。
燗にすると、香りやうまみの透明感が引いて、飲み応えが増しましたよ。
それにちょいスーになりましたが、これは私の好むところでした。


“なんどでも”は、冷やと燗とで味わいがまったく異なりましたが、いずれもおいしくいただくことができました。

あー!、おもしろかったなぁ。






その“なんどでも”に合わせた粗末なエサはこちら。


山形のお酒なので、“山形のだし”。
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木綿豆腐にかけていただきました。
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んめ!
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山形県産の“ゆで干し大根”
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そして、“打ち豆”(これも山形県産です)。
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煮物にいたしました。
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んめ!
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ごちそうさまでした。
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あくびをしたあとで、口を閉じようとしているダンナ。
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(友情出演)

今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。

【お酒】1818.羽陽辯天 本醸造 カップ [06.山形県の酒]

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合資会社後藤酒造店
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目1462

原材料名
アルコール分15度
米(国産)、米こうじ(国産米使用)、醸造アルコール
精米歩合65%
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)




後藤酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
719.羽陽辯天 カップ
746.辯天 本醸造 山田錦100% 300ml
1800.羽陽辯天 本醸造 300ml
1810.辯天 つや姫 特別純米酒 生酒 300ml

上記のとおり、羽陽辯天のカップ酒は既出です。
しかし今回改めて入手してみて、ラベルに“本醸造”の文字が追記されていることに気づいたのでした。
それにしても、アルコール分を原材料名に含めた表示ってのはどうなのかな?
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品質表示の内容が変更されたら別のお酒としてカウントするのがこのブログのルールですので、こちらひさびさの山形県産カップ酒としていただいてみたいと思います。


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色はかすかで、透き通っておりました。
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燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがかすかに立ちました。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をじんわりと感じ、熟成感がかすかにあるかな?
米のうまみは弱めですが、効いておりますよ。
苦みがあって、強くはないものの少しはっきりです。
キレはよく、透明感がありますね。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感を少し感じます。
ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりでしょう。
弱めではあるものの、その存在はよくわかります。


ちょい濃醇でちょい苦スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみは濃くはないもののしっかりしていて、飲み応えがありました。
それを苦みがいい感じに引き締めておりました。
それでいてキレがとてもよく、透明感もありました。
また甘みがあることで苦みの突出を抑えているようにも感じました。

これさ、うまいんじゃないの!
羽陽辯天の本醸造は300ml瓶でもいただきましたが、むしろこっちのカップ酒のほうがうまいぜよ。
なんでかな?

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(友情出演)





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山形のお酒ですからね、山形の食べ物に合わせましょう。

きゅうり、みょうが、ねぎ。
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きゅうりは熱湯をサッとかけて、青臭さを抑えます。
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スプーンで種を取り除いて(水っぽくなるのを防ぐため)、
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こまかく刻んでおきます。
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ミョウガとねぎとは、きざんだあとで水にサッとさらします。
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味付け。
まずは煮切りみりん(電子レンジにボコボコと泡が出るまでかけました)。
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そして、“味マルジュウ”
山形県民の皆さまが愛してやまないだししょうゆです。
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さらには、練り梅。
これを使うのは、きっと私くらいでしょうよ。
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“山形のだし”を作りましたよ。
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豆腐にかけていただきます。
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んめ!
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ごはんにもかけてみちゃったりなんかしちゃったりして!
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んめ!
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ああ、
また山形へ行きたくなってきちゃったよ!

山形へ行きたいなあ。

山形へ行きたいなあ。

山形へ行きたいなあ。

山形へ行きたいなあ。










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(友情出演)





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ということで、今週末の更新はお休みいたします。

次回の更新は、2020年6月15日(月)を予定しております。

梅雨に入ったばかりだというのに出かけるだなんて、いったいどんな旅になることやら。
雨に降られ、嵐に飛ばされ、あるいは雷に打たれてしまうのか?

その顛末は、来週の“温故知新の酒集め”のこころまで~♪
(小沢昭一的こころより)


【お酒】1816.雪むかえ 純米生酒 300ml [06.山形県の酒]

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樽平酒造株式会社
山形県東置賜郡川西町中小松2886

アルコール分13度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合55%
山形県産ササニシキ100%使用
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの樽平酒造さんのお酒。
これまでに、以下のものをいただいております。
83.特別純米酒 住吉 超辛口+10 カップ
229.一生住吉 カップ
578.特別純米酒 極辛口銀住吉 +7 180ml
711.特別純米酒 金樽平 辛口+3 樽酒 カップ
1255.純米大吟醸 雪むかえ 永楽 カップ

今日いただくこのお酒は、山形県産ササニシキを100%使用したという純米の生酒でした。
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アルコール度数は13度台と、やや低めの設定でした。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかでした。
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上立ち香はないですね。
含んでもわからず、フレッシュな風味も穏やかです。
ただ、わずかながらに上等な接着剤のような香りがあるみたいです。
上等な接着剤ってどんなやつだよ!

うまみはやや濃いめ、いや、ちょい濃いめでしょう。
米のうまみに厚みを少し感じます。
苦みが少しあって、少し鋭いかな。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはわかるものの弱めで、鋭さは感じません。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりかな。
弱めでかなりさらっとしておりますが、甘みに幅を感じます。


ちょい爽快のちょい濃醇でちょい苦旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがひかえめで、私としてはちょうどよい感じでした。
13度台ということで薄めかと思ったのですがそんなことはなく、米のうまみに厚みがあって飲み応えを感じました。
苦みがちょっと目立つようですが、これは合わせる食べ物次第で良さにかわることでしょう。
甘みは前に出てくることがなく、まろやかさを添えておりました。

とまあ、こう書きました。
でも、飲み終わる頃には、なぜか不思議なことにうまみが引いて、酸味が少し立ってまいりましたよ。

面白いお酒でした。




そのお酒に合わせた粗末なエサ。


きゅうりとにんじんとの浅漬け。
黄色いのはしょうがです。
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オムレツ。
出来栄えはバッチリでしたが、下手にトマトケチャップで目を書こうとしたことで台無しになってしまいました。
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暑さに弱い黒猫。
体だけでなく、爪まですっかり伸びきっておりました。
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今日もいっぱい遊んでくれてありがとうね。
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(友情出演)

【お酒】1810.辯天 つや姫 特別純米酒 生酒 300ml [06.山形県の酒]

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合資会社後藤酒造店
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目1462

アルコール分15度
原材料名 米(国産)、米こうこ(国産米)
山形県産つや姫100%使用
精米歩合60%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




後藤酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
719.羽陽辯天 カップ
746.辯天 本醸造 山田錦100% 300ml
1800.羽陽辯天 本醸造 300ml

今日いただくこのお酒は、山形県産の食用米“つや姫”を100%使用した特別純米酒生酒でした。
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生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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フレッシュな風味がはっきりしています。
それに、活性感(シュワ)もわずかにあるかな。

最初に酸味を感じます。
すっぱさが強くはないものの、けっこうな鋭さですぞ。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみが軽めでふんわりですが、幅を感じます。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
苦みがあって、弱めですが重さがあることがわかります。
キレはよいですね。

甘みはややはっきりかな。
かなりさらっとしていますが、存在はよくわかります。


やや淡麗で爽快すっぱちょい重旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがはっきりしていて、活性感もわずかながらに残っているようでした。
それに酸味がはっきりで、味の要素の中でもすっぱさが突出しておりました。
それ故に、荒々しさというか、角を少し感じました。
それに弱めの重さも感じ、さらに引き締まった感じがいたしました。
ですが甘みが穏やかに効いていて、それらを和らげてくれているように感じました。

うまいというよりも、面白いね。
暑いときにあっさりした食べ物をつまみながらいただいたら、食事のひとときをさわやかに過ごすことができるのではないでしょうか。



そのお酒に合わせた拙宅の粗末なエサはこちら。

山形のだし。
塩昆布を入れたら黒くなっちゃった。
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木綿豆腐の上に乗せていただきます。
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まいう~♪
お酒に合いました!
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なめ茸。
98円(税別)の一番安いやつ。
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いつもの出汁巻きに入れてみました。
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うまみが増すのみならず、なめ茸の触感がいい感じ。
おいしいね。
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ごちそうさまでした。



ああ、
また山形へ行きたくなってきちゃったよ。

【お酒】1800.羽陽辯天 本醸造 300ml [06.山形県の酒]

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合資会社後藤酒造店
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目1462

アルコール分15度
原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合65%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの羽陽辯天。
後藤酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
719.羽陽辯天 カップ
746.辯天 本醸造 山田錦100%

今日いただくこのお酒は、精米歩合65%の本醸造でした。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがフワッと漂ってまいりました。
ですが一口含むと、花っぽい香りがかすかに鼻へと抜けていきました。

うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をじんわりと感じます。
それに熟成感も少しあるみたいですが、粗さや角は感じません。
米のうまみが弱めで、じっくりと味わうとわかる程度です。
苦みや雑味は感じません。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭いですね。
スースー感はかすかに感じます。
ピリピリ感はありません。

甘みはややひかえめでしょう。
存在はわかりますが、酸味に負けているようです。


ちょい枯ちょいすっぱスッキリ旨やや辛口のお酒でした。
酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)と穏やかな熟成感とが味の要素でした。
それでいてキレがよく、後味がすっきりしておりました。
また透明感もあったことから、飲み応えはそれほど感じませんでした。

察するに、濃いめに味付けた煮物に合うのではないでしょうか?




一方で拙宅の粗末なエサは、なると巻尽くし。
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冷蔵庫にあったキャベツとにんじんと共に、薄く切りました。
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キャベツとにんじんとは、熱湯でさっと湯通し。
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調味料はこちら。
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全てを和えて、
こんなんでましたけど!
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もう一品。
こちらも冷蔵庫にあったねぎ、しいたけ、油揚げを刻みました。
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淡口しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味付けた合わせだしの中に全量を投入し、しっかりと煮込んで味をしみ込ませます。
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それを卵でとじて、
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できあがり。
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ごちそうさまでした。
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今日も遊んでくれてありがとうね。
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(友情出演)

【お酒】1758.あら玉 純米吟醸 雪若丸 300ml [06.山形県の酒]

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◆製造者:和田酒造合資会社
山形県西村山郡河北町谷地甲17番

◆品目:日本酒
◆原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
◆原材料:雪若丸100%使用
◆アルコール分:15度
◆内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




和田酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
242.あら玉 銀山温泉 300ml
275.あら玉 乾杯カップ二回目はこちら
1116.あら玉 上撰 本醸造 300m
1122.あら玉 からくち本醸造 180ml
1144.あら玉 純米吟醸 出羽燦々 300ml
1318.あら玉 純米吟醸 カップ
1512.あら玉 純米吟醸 山形県産つや姫100%使用 300ml

今日いただくこのお酒は、山形県産の“雪若丸”なるお米だけを使用した純米吟醸酒なんだってさ。
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その雪若丸は、「2003年に山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)において、「山形80号」を母に、「山形90号」を父として人工交配し、その後代から選抜育成した主食用の品種」(※1)で、「2009年2月「山形112号」の地方系統番号を付与」(※2)されたのち、「2015年2月、山形県で奨励品種(優良品種)に採用し、2016年、品種登録出願を行いました。」(※2)という、比較的新しい食用米でした。

この雪若丸が登場する以前、山形県には「はえぬき」と「つや姫」というブランド米が存在しておりました。
ですが、「国内の米の消費量は年々減少しており、複数の米産地において、良食味の新品種を核としたブランディング戦略による市場確保の取組みがみられる」(※3)とあるとおり、日本国内でお米を買ってもらうためには、米の特質や食味・食感を売りにしたブランド化を進める必要があるのだそうです。

そこで雪若丸は、はえぬきやつや姫の育成上の問題点を改善しつつ、かつ食味にも特徴がある山形県における第三のブランド米として育成されたとのこと。

その雪若丸の特性については、「炊飯米は粘りがあり、かつ硬い、これまでの品種にない食感を有する。」(※4)のであって、「表面の細繊維状構造が発達し、中間部では細胞壁の形状が保持される部分が多いことから、硬い食感となる。」(※4)のだとか。
それ故に雪若丸は、“お米って、食感なんだ。”のキャッチコピーを用いてその“食感”を売りにして販売しているのだそうですよ。


米が硬ければ、低精白に耐えることができるでしょう。
それにきっと吸水速度が緩やかでしょうから、適度な吸水率に仕上げやすいのかも。
それ故、雪若丸の特質のうち“硬さ”のみに関して言えば、吟醸造りには適しているのかもしれませんね。

しかし一方で、硬質米の欠点を指摘した記述もございました。
さてこの稿で硬質米とは酒造りにおいて原料処理では吸水不良蒸米に芯ができやすくこうじにして製こうじ中硬化が早くハゼ込み不良のヌリハゼこうじになりやすく酒母において被糖化性が悪く酒母内容が不良もろみでもろみ日数が短期となり粕が多く,ウスイ酒になりやすい米質を指すものとお考え下さい。」(※5)



これらを踏まえておいて、実際に味わってみましょう。
潤間吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いている程度でした。
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上立ち香はないですね。
口に含んでも香りは感じません。

うまみはちょい濃いめでしょうか。
米のうまみがじんわり効いていて、厚みを少し感じます。
酒臭さや熟成感はありません。
苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
キレはよく、後味はさっぱりしております。

酸味はちょいはっきりかな。
すっぱさが弱めですが、これも鋭さを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりでしょうね。
べとつかない甘みですが、幅を少し感じます。


米のうまみを楽しめる、ちょい濃醇でちょい苦ちょいすっぱさっぱり旨やや甘口のおいしいお酒でした。
この味わいは、米のうまみそのものでしょう。
それを苦みと酸味とが引きしめて、そして甘みがコクを添えておりました。
しかもキレがよく、後味はさっぱりしておりましたよ。
一方で酒臭さや熟成感とは無縁で、それ故か深みは感じられませんでした。

食べておいしい雪若丸は、醸してもおいしいお米だと思いましたよ。
もしかしたら米の味だけが出ていたのは、硬質米であるが故のことだったのでしょうか?





その雪若丸に合わせた粗末なエサ。

冷蔵庫の残り物の煮物。
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山形のお酒ですからね、
今日は山形のだし。
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その山形のだしを、豆腐に乗せていただきました。
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そして〆は、なっと~もつ(納豆餅)。
谷地で食べたやつには到底及びませんが、これも山形の味でまいう~!
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ごちそうさまでした。
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っていうか、山形のお酒と食べ物とをいただいたら、また山形へ行きたくなってきちゃいましたよ。


決めた!

オレは山形へ行く!

そう思ったのならそうしろってまで、俺は言う!
俺はこういう人間だ!(ビッグダディより)

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(友情出演)


(※1)中場勝『研究情報 しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した“新食感”水稲新品種「雪若丸」の育成 ~「つや姫」の弟君の誕生~』p.42-43(農産物検査とくほん206号p.42-47中 全国瑞穂食糧検査協会 2018.3)
(※2)(※1)p.43
(※3)後藤元・阿部洋平・松田晃・浅野目謙之・鈴木啓太郎・新田洋司・中場勝『水稲新品種「雪若丸」の食味特性』p.1(山形県農業研究報告 11号 p.1-10中 山形県農業総合研究センター 2019.3)
(※4)(※3)p.8
(※5)大沢欣一『硬質米による酒造り 杜氏の方々のために』p.1037(日本釀造協會雜誌63巻10号 p.1037-1039中 1968.10)

【お酒】1724.初孫 魔斬 生酛純米本辛口 180ml [06.山形県の酒]

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東北銘醸株式会社
山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3

アルコール分16度
原材料名 米・米麹
精米歩合55%
国産米100%使用
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




東北銘醸さんの初孫シリーズは、これまでに以下のものをいただいております。
132.初孫 一徹生酛 純米酒 180ml
240.酒王 初孫 180ml
251.初孫 生酛純米本辛口 魔斬 300ml
261.初孫 マイカップ
262.初孫 生酛純米酒カップ
263.初孫 本醸造 本撰ニューカップ
305.特別本醸造 銀嶺初孫 300ml
376.初孫 吟醸 生酛造り 300ml
597.初孫 生酛純米吟醸 いなほ 300ml
926.初孫 本撰 本醸造 300ml
1486.初孫 は号仕込 本醸造 180ml

蔵元さんのWebsiteで「酒田に伝わる、主に漁師などが使う切れ味の鋭い小刀です。魔を斬ることから、魔除けの縁起物とされています。」と紹介されている“魔斬(まきり)”。
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かつて300mlのものをいただいておりますが、今日のこれは一合ですので、別カウントとさせていただきます。
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おいしいお酒であることはわかっておりますので、楽しみです。
純米酒ですが、今日は冷酒を飲みたい気分ですので、冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、ほぼ透明でした。
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香りはないですね。

うまみは濃くは感じないものの、けっこうしっかりしています。
米のうまみが鋭くて、厚みも少し感じます。
軽い苦みがちょっとだけあって、弱めですが鋭さを感じます。
酒臭さや熟成感はありません。
それに純米なのにキレがよく、スッと引いていきます。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、これも弱めながらに鋭さを感じます。
スースー感はないですが、かすかにピリッとくるみたいです。

甘みはひかえめです。
かなり弱めですがゼロではなく、存在はよくわかります。


キリッと引き締まったスッキリ旨辛口のお酒でした。
米のうまみがしっかりしているもののキレがよく、しつこさがまったくありませんでした。
苦みと酸味とが弱めながらに角なく効いていて、味わいを引き締めておりました。
たしかに辛口でしたが、角がなくて穏やかな口当たりでした。
甘みすらわずかにあって、コクを添えているように感じましたよ。

洗練された(sophisticated)味わいで、食事に合うおいしいお酒でした。





今日のエサ。

今日は、体が酢を欲しておりました。

それ故、まずはもやしとキャベツとの“ナムルのようなもの”。
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そして、“さんまざく”。
本当はうざくが食べたかったのですが、寂しい懐具合を考慮してさんまの蒲焼缶を使いました。
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

今朝は寒かったせいか、遊んでくれなかったダンナ。
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それでも午後になると遊んでくれましたとさ。
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(友情出演)





2021/10/16
また飲んでみました。

【お酒】1611.歩々清風 300ml [06.山形県の酒]

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合資会社杉勇蕨岡酒造場
山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字御備田47の1

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
精米歩合 65%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




日本海と秋田県とに面する山形県最北の町、遊佐町。
そこに蔵を置く杉勇蕨岡酒造場さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。
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杉勇 カップ(普通酒)(二回目はこちら
杉勇(すぎいさみ) 純米酒 出羽の里 300ml
杉勇(すぎいさみ) 本醸造 出羽きらり 300ml
杉勇(すぎいさみ) 300ml(普通酒)
遊佐来(ゆざこい) 純米 300ml


このお酒は、山形県遊佐町にある道の駅鳥海にて入手しました。
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ラベルには“歩々清風”と書かれておりました。
しかもこれは、“金子智一(かねこともかず)”なる人物の自筆なのだとか。
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どうやら山形県遊佐町には金子智一氏の記念碑があるそうですが、察するにこのラベルの文字はその記念碑に刻まれているものと同一のものみたいですね。

この“歩々清風”の意味を解説した記述にあたることはできませんでした。
しかし、
 そして、二〇〇二年十二月二十四日、十五時一分、金子智一は逝きました。享年、八十八歳。
 戒名は「亜州院智行悠歩清風大居士」。
 智一は生前、ウォーキング運動の同志である比叡山延暦寺大僧正小林隆彰に、自分が死んだらこれを参考にして戒名を作ってくれと原案を渡していたのでした。小林は「大」の一字を付け加えただけでした。」(※1)
とあるとおり、どうやらこれは禅の言葉で、金子氏は普段からこの言葉を好んで使用していたのではないかと、私は推測いたします。


では、その金子智一なる御仁はいかなる人物か?

1914(大正3)年に遊佐町で生まれた金子氏は、その青年期に、同じく山形県出身の石原莞爾(軍人:満州事変の首謀者)の東亜連盟思想(“アジア人は協力して欧米の侵略に対抗すべし”とする考え方)に感銘を受けたそうです。
その後出版社に入社して『陸軍画報』の編集に携わったことを契機とし、陸軍宣伝班(占領地の人々に日本の考えを伝え、かつ戦況を日本へ報告する部隊)の一員としてジャワ島(インドネシア)へ派遣されたそうです。
その際、オランダの愚民政策で服従させられていたインドネシアの人々を教化して自力で独立させるべく奔走し、その活動を通じてスカルノ(のちの大統領:デヴィ夫人の旦那)やハッタ(のちの副大統領:ジャネット八田とは無関係)と親密になっていったそうです。

金子氏の活動は敗戦と同時に頓挫するのですが、その後スカルノやハッタがオランダとの独立戦争に勝利して政権を取ったことにより、金子氏の願いは実現したのでした。

そして金子氏が戦前にインドネシアで流した汗は、戦後の日本とインドネシアとの友好関係に大きく影響を与えたのだそうです。
このことは、
 そして同じく一九八八年九月十四日、スハルト大統領よりインドネシアの最高功労勲章「ナラリア勲章」を授与されました。この勲章はインドネシアの独立と復興、発展に寄与した人に贈られる最高の栄誉です。金子智一は、インドネシアの独立に寄与したことは無論のことですが、下中弥三郎とともに取り組んだ戦後賠償や留学生の受け入れ、スハルト政権と福田総理の橋渡し役、またジョグジャカルタ郊外にある世界最大の仏教遺跡ボロブドール修復のための募金活動(世界最高の二百三十万ドルも集めました)などにも地道な貢献をしておりましたので、それらを総合的に評価されたものでした。」(※2)
という文献の記述からも推察し得ます。

また戦後、金子氏は出版社に勤務したのち、日本ユースホステル協会や日本ウォーキング協会を立ち上げ、その発展に尽力したそうです。


要するに金子智一氏は遊佐町にとって郷土の偉人であり、このお酒はその記念碑の文字をラベルにいただいたということでしょうね。

ですがこのお酒には特定名称の表示がなく、どうやら普通酒のようでした。
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普通酒でもおいしければよいのです。
“歩々清風”の名の如く、一杯ごとに清々しい風をもたらしてくれるような味わいなのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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ありゃ!
こちらひさびさの、かなりのピリピリですぞ!
やや強めで、鋭さをはっきりと感じるピリピリです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースーもわからないくらいです。

うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらず、舌の上をピンと突く感じがします。
軽い苦みが少しだけあるみたいです。
キレはよくスッと引きますが、透明感はないみたいです。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じません。


やや淡麗でピリ旨辛口のお酒でした。
けっこうなピリで、目が覚めるようでした。
かつ辛口でドライな口当たりでした。
それでもうまみがキリッと効いており、飲み応えを感じました。

これはね、完全に食中酒でしょうよ。
一口含むごとに食べ物の臭みや脂っぽさをサッと流してくれて、口の中が清々しくなりましたよ。
そういう意味で、たしかに歩々清風ならぬ、まさに“盃々清風”なお酒でした。

でもさ、生前の金子さんって、こんなにピリピリした性格だったのかな?


このお酒に合わせたのはこちら。

和風ポテトサラダ。
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カーリーケールのごま味噌和え。
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そして、じゃこ天。
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ごちそうさまでした。
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(※1)佐藤嘉尚『歩々清風 金子智一伝』p.235(2003.11 平凡社)
(※1)(※1)p.214
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